ペットの豆知識

犬と人が暮らすたくさんのメリットって?

犬と人が暮らすたくさんのメリットって?

犬を飼うと毎日の散歩が必要ですし、ご近所迷惑にならないように気をつけなくてはいけません。旅行に行くのも大変な時があります。家の中が、毛だらけになることもあれば、クッションがバラバラにされる日も。しかしどんなに手間がかかったとしても犬が一緒にいるメリットの方が上回る、そう思っている飼い主さんは多いのではないでしょうか。

規則正しい生活ができる

毎日のお世話や散歩があるため、生活が規則正しくなります。特に朝の散歩は必須。会社帰りに外で一杯飲んだとしても、「明日の朝、散歩があるな」「ご飯あげなくちゃ」と早めに切り上げることもあるのではないでしょうか。必然的に早く起きるようになり、早く寝るようになり、結果規則正しい生活をするようになります。

散歩の効果

何といっても散歩の効果は絶大。健康面だけにとどまらず、たくさんのメリットがあります。

運動ができるメリット

歩くのが健康にいいといわれても、手ぶらで近所を歩くのはどこか気が引ける、という方も犬が一緒なら安心です。犬を飼っていない人よりは、確実に歩く時間が長いでしょう。気分転換にもなりますね。

散歩で発見

散歩で住んでいる町を歩くことで、思いがけない発見をすることがあります。「もう○○の花が咲いている」とか「新しいカフェができた」などは、ささやかながら心弾む発見ではないでしょうか?季節の移り変わりも実感できますね。

知り合いが増える

同じように犬を連れている人に出会うことが多くなります。話題も犬のこと中心で、気が楽です。犬が高齢になった場合など、介護経験者がいるとアドバイスが貰えるというメリットもあります。1人暮らしで犬を飼っている方にとっては、犬仲間はやはり心強い味方になってくれるでしょう。

家族の会話が増える

犬がいることで、「今度あそこのドッグランに行こう」とか「そろそろフードを買わないとね」など家族の会話が自然と増えていきます。反抗期のお子さんも、犬のことなら話すということもあるようです。

夫婦喧嘩の仲裁をする犬もいるので、仲良くなっていくのも必然ですね。たとえ険悪なムードになっていても、愛犬のユーモラスなしぐさや表情につい笑いが起きて、一転なごやかになるというメリットもあります。

オキシトシンホルモンの効果

温かい愛犬の体、ふわふわとした毛を触っているだけで、つらいことがあった日でも、どことなく落ち着くという飼い主さんも多いのではないでしょうか。実際、犬に触れると心拍数や血圧が安定するという研究結果がでています。ストレスが減少したり、気持ちが落ち着いたりする効果も実際に証明されています。

これは「オキシトシン」というホルモンの働きが大いに関係しています。オキシトシンは、犬を撫でたり、またアイコンタクトを取ったりすることで、犬と人双方に分泌されることが分かっています。オキシトシンはしあわせホルモンとも呼ばれ、心を落ち着かせ、絆を深めるという作用があります。

病気の回復が早い

犬を飼っている人は、飼っていない人より病気の回復が早いというデータがあります。風邪や胃腸炎も治りやすいそうです。また心臓疾患で入院した人も、生存率が高くなっています。
散歩で歩くことや、撫でることで気持ちが落ち着くのも関係しているのかもしれません。

子どもへの影響

犬がいると、子供たちの相手を思いやる気持ちがはぐくまれると考えられています。心の支えになり、癒しにもなるでしょう。

子供が犬に本を読み聞かせるという「READプログラム」という活動があります。犬は子供が読み聞かせの最中つかえても間違えても決して笑ったりなじったりしません。クラスメイトに笑われて自信をなくしていた子供も安心して読むことができるため、自信を取り戻すという効果があります。アメリカで始まった訓練を受けたセラピードッグへの読み聞かせですが、日本でも最近実施するところが増えています。

読み聞かせまでいかなくても、黙って話を聞いてくれる犬の存在は大きいものです。話しを聞いて「なんだそんなことか」なんて決して言わずじっと見つめてくれる、顔を舐めてくれるでしょう。とてもありがたく心強い存在ですね。

高齢の方へのメリット

高齢の方へのメリットもたくさんあります。犬がいることで、気持ちが前向きになり、外にも出かけるようになります。また生活そのものにもメリハリができるのも大きなメリットでしょう。寝たきりの予防になるということもあります。

ある老人ホーム施設の認知症が始まっている高齢女性。記憶も途絶えており、ほとんど周囲の人と口も利かなかったそうです。ところが犬と同居することで、話をするようになりました。また、自分が昔やっていたことを思い出したり、先の楽しみができてきたりと活発になったという研究結果があります。

犬と暮らす日々を大切に

犬と一緒にいる毎日は、かけがえのないもの。私たちにたくさんの喜びを与えてくれます。残念ながら、寿命の長さが違うため多くの場合は犬を見送ることになります。愛犬との1日1日を大切に過ごしたいですね。

参考文献
「オキシトシンによるヒトとイヌの関係性」
菊水健史 動物心理学研究 2017 年 67 巻 1 号 p. 19-27

笑顔あふれる、ペットとの幸せな暮らし 一般社団法人ペットフード協会 

「痴呆老人に対するコンパニオンアニマルの役割」
横田広夫他 順天堂医学1994 年 40 巻 3 号 p. 355-358

 

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猫を動物病院好きにさせたい!飼い主さんができること

猫を動物病院好きにさせたい!飼い主さんができること

猫を動物病院に連れて行こうと思ってキャリーバッグを用意していたら、家のどこかに隠れてしまった、病院に行くまでに粗相をしてしまった、病院で暴れたなどで、なるべく連れて行きたくないと思っている飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
しかし猫の健康管理のためにも、動物病院に連れて行くことは大切です。少しでも動物病院を好きになる工夫をしてみましょう。

動物病院が好きだと得をする?

猫も歳を取ると、体調不良になることが増えてきます。特に老猫は歯周病になったり、腎臓が悪くなったりしやすいもの。動物病院に行く機会も増えるでしょう。

病気がないとしても、老猫になって爪が太くなり、飼い主さんでは切るのが困難になることも。嫌がるからと、動物病院に行くのをためらっていると、病気の発見や治療が遅れる危険性も高くなります。

動物病院に行くのが負担にならなければ、日頃のちょっとした体調不良でもすぐ連れて行くこともできますし、定期的な健康診断も受けやすくなります。メリットがたくさんあるので、ぜひ工夫してみましょう。

キャリーバッグやクレートに慣れさせて

キャリーバッグやクレートを出したとたん、どこかに逃げるのはいやな思い出と結びついているからです。「バッグに入れられて、騒々しい乗り物に乗り、他の動物の匂いがするところに連れて行かれ、無理やり口をこじ開けられた、痛かった」など動物病院に行くまでと、行ってからの思い出が猫に刻まれてしまっているのかもしれません。

その思いを断ち切るためにも、キャリーバッグやクレートを、動物病院に結びつけないようにします。それにはキャリーバッグやクレートを、寝床にするのが一番効果的です。しかし無理矢理入れても、猫はますます拒絶するでしょう。最初は猫の匂いが付いた敷物を入れ、おやつを食べさせるなど安心できるスペースとして提供します。

移動中のポイント

犬と異なり、散歩などであまり外に出る機会のない猫にとって、外に出ることすらストレスになりかねません。

刺激に注意

キャリーバッグやクレートにせっかく慣れたのに、移動中グラグラ揺れる、大きな音がするなどはストレスになります。バイクや自転車の荷台に乗せるのは、揺れるだけでなく大変危険なのでやめましょう。

電車やバスは音が大きく、不特定多数の人がいるので猫の移動にはあまり適切ではありません。知らない人に覗きこまれるのも、ストレスになります。「猫を見せて」と声をかけられても断るようにしましょう。やむを得ず電車やバスで行く場合は、布をかけるなどして周囲が見えないようにします。

できれば徒歩か、自家用車での移動が適しています。車の運転が難しい場合は、ペットタクシーなどを利用しましょう。

粗相に備えておく

キャリーバッグやクレートの中には、必ずペットシーツを敷いて粗相に備えておきます。ビニール袋やウエットティッシュも必須です。

道中励ますのはNG

「あとちょっとだよ」「がんばれ」などとつい声をかけたくなりますが、励ましは猫を不安にさせるだけです。また「静かに!」などキャリーバッグやクレートを外から叩くこともやめましょう。

脱走には十分注意を

「扉が開いて逃げてしまった」などトラブルがないよう、十分注意してください。ハーネスや首輪に固定できるタイプもあるので、利用してもいいですね。その際は、首に負担がかからないように気を付けてください。

動物病院に着いたら

待合室で猫を出してしまうと、他のペットとのトラブルになりますし、迷惑もかかります。なにより猫が怖がるので、呼ばれるまで出さないようにします。

むやみに話しかけないで

待合室でも猫に話しかけるのは、不安を強くするだけです。静かに待ちましょう。できれば予約制で、すぐに診察してもらえるような体制になっている病院だと、待ち時間のストレスが減ります。猫専門の動物病院もあるので、相談してみてもいいでしょう。

とっておきのおやつを用意

猫の大好きなおやつを用意します。獣医師の許可を取り、診察台などで与えましょう。病気の場合は、おやつが悪影響になることもあるので必ず相談してからにしてください。
緊張の度合いが激しい場合は、おやつも受け付けない場合があります。無理に食べさせないようにしてください。

動物病院で相談を

なかなかうまくいかない場合は、動物病院に相談してみましょう。

練習をさせてもらう

動物病院に頼んで、通院の練習をするのもおすすめです。特に体調不良でなくても、動物病院に行ってスタッフからおやつを与えてもらいます。何度か繰り返すと「動物病院=おいしいものがもらえる」と覚えてくれるでしょう。おやつを食べながら、体を触る練習などもしてもらいます。特に子猫のうちは効果的です。

合成フェロモンの利用

おびえが激しい場合は、猫の合成フェロモン剤スプレーを利用することも検討します。合成フェロモン剤スプレーを、キャリーバッグやクレート内に噴霧することでも興奮を抑えることができます。自己判断で使用せず、まずは獣医師に相談してからにします。

焦らないこと

猫の性格によっては、動物病院になかなか慣れない場合もあります。「動物病院が大好き」まで行かなくても、「動物病院はおやつがもらえる」「怖くない」を目指し、飼い主さんが焦らないようにしましょう。

 

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犬の留守番 吠えない、寂しがらない、いたずらしない

犬の留守番 吠えない、寂しがらない、いたずらしない

日中仕事に行く、買い物に出かけるなどで、愛犬に留守番をさせることがありますよね。家に帰ってきたら、いたずらでクッションがボロボロになっていた、ずっと吠えていたと近所の人に言われた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

飼い主さんは留守番中の愛犬が心配、愛犬も留守番が苦痛となると、出かけるのもままならなくなります。愛犬の留守番が苦痛にならないコツを解説します。

犬は群れで過ごす生き物

犬はもともと群れで生活する生き物。飼い主さんやその家族は、犬にとって群れの一員ですからいきなり一匹になって不安になるのも無理はありません。しかし四六時中愛犬と過ごすわけにもいきまんよね。

犬は飼い主さんたちが、「ちゃんと帰ってくる」ことがわかれば安心して待っていることができます。犬がよく活動する時間は朝と夕方。昼間は寝ているか、ぼんやりしている動物です。留守番中に犬が夢中になれる楽しみがあれば、いたずらしたり吠えたりすることもなく過ごせるでしょう。

留守番が苦痛にならないコツ

犬が留守番中に何かに夢中になり、そのあと寝てしまえば、いたずらや無駄吠えを防ぐことができます。それには、事前に運動をさせておくことと、退屈にならないようにすることです。

留守番前は運動を

留守番の前は、散歩で運動をたっぷりさせておきましょう。ストレス解消にもなります。ただ歩くだけでなく、公園で犬と引っ張りっこなどゲームをして遊ぶのもおすすめです。いつもと違うコースを歩くなど、刺激を与えるのもいいですね。

おもちゃにおやつやフードを

犬は食べることが好きですから、おやつを置いて出かける飼い主さんは多いでしょう。ただそのままおやつを与えても、あっという間に食べてしまいますよね。遊びながら夢中になって食べられるよう、ゴム製の食べ物を入れられるおもちゃを利用します。

専用のペーストも販売されているので、中に好きな味を塗るとよろこぶでしょう。おやつを詰めたら、簡単に食べられないように、固めの犬用ビスケットでふたをします。中のおやつを食べようと夢中になって、そのうち疲れて寝てしまいます。おもちゃは犬の体の大きさに合ったものを使用してください。

パターンを読まれない工夫

犬は飼い主さんの行動をよく観察しています。そのため、「あのバッグを持ったら出かけるぞ」とか、「帽子をかぶると出かけるぞ」と飼い主さんの出かける行動パターンを把握してしまうことがあります。

そうすると「また留守番だ」とそれだけでソワソワしてしまうことも。その対策として、行動パターンを読まれない工夫をしましょう。

「バッグを持っても出かけない」「出かけたと思ったらまたすぐ戻ってくる」「帽子をかぶって家にいる」などやってみてください。

留守番の注意点

飼い主さんが良かれと思ってやっていることが、逆効果のこともあります。また留守番の犬の安全には十分気をくばりましょう。

ごめんね!行ってくるね!など声をかけないで

「かわいいうちの子を置いて出かけるなんて、かわいそう、ゴメンね」と言って出かけていませんか?これは、犬に不安を与えるだけです。いつもと同じように接してください。声もかける必要はありません。帰宅後も「ごめんね、寂しかったね」など慰めず、愛犬が落ち着いてから、かわいがってあげましょう。

カミナリがなりそうな日はカーテンを閉めて

留守番中にカミナリがなると、犬は不安になります。カミナリが多いシーズンや、予報が出ているときは、雨戸やカーテンを閉めておきます。音楽やラジオをかけておくのもいいでしょう。

サークルに入れておく

ゴミ箱をあさる癖がある愛犬、クッションを噛んでバラバラにするのが好きな愛犬。誤飲誤食の元です。サークルに入れておきましょう。さらにその中にクレートを入れて、安心して眠れるようにしておきます。広いサークルなら、トイレを置いておくと安心ですね。
自由じゃなくてかわいそうと思いがちですが、犬は狭くて暗い場所があるほうが落ち着きます。

フードと水を用意

おもちゃにフードを入れておくだけでは、足りなくなりそうな場合は、自動給餌器などを置いて食べられるようにしておきましょう。お水はたっぷり入れておいてください。ひっくり返さないよう安定した食器に入れておきます。2ヶ所くらいあると安心です。

室温調節に注意

室温調節は重要です。夏は必ず冷房を入れ、熱中症対策をしてください。またひんやりするマットを敷いておくなどもいいでしょう。冬も暖房を入れ、温かいベッドを用意してください。

子犬の留守番は避けて

食事の時間が頻回な子犬や、離乳食を食べている子犬は、長時間の留守番には向いていません。誰かが面倒をみる体制を整えてください。どうしてもという場合は、ペットシッターさんに来てもらう、動物病院やペットホテルに預けるようにしましょう。

宿泊の場合は預ける

宿泊する場合は、留守番時間が長すぎ危険です。子犬の場合と同様、ペットシッターさんに来てもらったり、動物病院やペットホテルに預けたりしてください。

次のような場合は相談を

留守番中に、前足など体の同じところをずっと舐める、下痢や嘔吐をしてしまう、興奮しすぎる、などがあったら獣医師に相談しましょう。他にも気になることがあったら、相談するようにします。

帰宅後はたくさん触れ合って

飼い主さんが帰宅後、犬が落ち着いたら、たくさん触れ合いましょう。外に連れ出さなくても、ちょっとしたゲームでもマッサージでも大丈夫です。絆がしっかり深まれば、留守番も負担にならなくなりますよ。

 

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猫の食事で大切なこと 猫の習性を理解して与えよう

猫の食事で大切なこと 猫の習性を理解して与えよう

「猫がフードを残す」「食べムラがある」「勢いよく食べてしまう」など「猫の食事」に悩みはありませんか?まずは普段のフードの与え方を見直してみましょう。「数回に分けて少しずつ食べる」「狩りをしたい」という猫の習性を理解して与えることが大切です。

一度にたくさん与えない

猫は少量の食べ物を、1日に何度も食べる動物です。「小動物を狩っては食べる」という食事の習性があると理解してあげましょう。そのためフードを一度にたくさん与える方法は、猫には向いていません。

一度にたくさんフードを与えられた場合、多くの猫は、自分で調節して少しずつ食べます。その場合、猫は狩りができずいつでもフードが食べられることに、不満や退屈な気持ちを抱きがちです。

またあればあるだけ食べてしまう猫もいて、その場合は胃腸に負担をかけたり、肥満を招いたりする恐れがあります。猫の消化器官は、一度に大量の食べ物を消化するのに向いていません。

1日数回の食事にする

ではどのように食べさせればいいのでしょうか?1日に5回程度に分けて食べさせるのが、理想的です。多忙な方や、仕事などで日中留守にする飼い主さんは、数回に分けて食べられる自動給餌器や、フードを入れられるおもちゃを利用するのがおすすめです。

狩りの気分を

フードを与えられるまま食べるだけでは、実は猫の気持ちが満たされていません。猫は狩りをしたい生き物です。もちろん実際に狩りをさせる必要はなく、「狩りの気分を味わう」ことで満足させることができます。

フードを家のあちこちに置く

毎回同じ場所ではなく、家のあちこちにフードを置きます。自動給餌器を数か所に設置して、時間をずらして食べられるようにする方法もおすすめです。

フードを入れるおもちゃを置く

フードの入ったおもちゃを前足で転がしたり、鼻先でつついたりすることで、狩りをしたい気持ちが満たされます。多頭飼いの場合は、猫の数だけ用意してください。強い猫が全部食べてしまうことのないようにします。

夜中や明け方にごはんをせがまれて寝不足になってしまう飼い主さんは、夜寝る前に自動給餌器やおもちゃにフードを入れておきましょう。そうすると、猫が自分で食べてくれるので、起こされる心配も少なくなります。

食器にも気を配ろう

「フードをかき出して食べる」「お腹が空いているはずなのに、なかなか食べない」「フードの前で鳴いている、何か怒っているみたい」という場合は、食器が猫の好みではない可能性があります。特にヒゲが食器にあたるのを猫は大変嫌がるので、食器の形状を変えてみましょう。

また首輪が食器にカチャカチャ当たる音や、プラスチック製の食器が臭う、などでも食欲が落ちることがあります。

多くの猫は、平たい形状の陶器製の食器を好むようですが、猫によって食器の好みが異なります。いくつか用意して、猫に選んでもらうのが最もわかりやすいでしょう。

食事の場所にも気を配る

静かで清潔な場所で、食べさせるようにします。例えば猫のトイレの近くは、食事場所として適していません。猫は嫌がって食べなくなってしまいます。またテレビの隣、洗濯機の大きな音がする場所なども避けましょう。

できれば水飲み場とも離す方が、猫にとってはストレスになりません。「ワンルームで場所がない」という場合は、できる限りトイレと音がする家電製品から離れた場所に置いてください。

多頭飼いは別のところで

猫たちたが並んで食べている様子がかわいくて楽しい、と思いがちです。写真に撮りたくなりますよね。しかし実は猫たちにとってはストレスになっている可能性が高いです。人間のように、みんなで食事をするのを楽しむ生きものではないということを理解しておきましょう。

集まって同じ場所で食べることは、「他の猫に食事を盗られてしまう」「強い猫が見張っていて食べられない」などの強いストレスを感じます。実際取り合いになっていることもあるでしょう。

また犬も飼っている場合は、犬が猫の食事に興味を持ちやすいもの。犬がちょっかいを出してくる、近くでワンワン吠えるということも、猫にとってはストレスです。それぞれの猫が落ち着いて食べられるよう、別々の場所に設置するようにしましょう。

食べている最中、飼い主さんは静かに

猫が食べている最中、「おいしいね」「たくさん食べなさい」とずっと声をかけていませんか?「なんでこぼすの!」と叱っていませんか?ついついやりがちですが、猫にとってはこれもストレスです。

「高いフードを奮発して買ったのだから絶対食べてほしい」など過剰な期待から、無理に食べさせるのもやめましょう。

フードを食べている横で、掃除機をかけるなども嫌悪感を抱く原因となります。猫が食べているときは、静かにそっとしておきましょう。

食欲がない場合は動物病院に

食欲の低下の他にも、「元気がない」「よだれを垂らしている」「嘔吐や下痢がある」という場合は何らかの病気の可能性もあります。動物病院を受診しましょう。

まとめ

飼い主さんは、猫の食事の習性を理解してあげることが大切です。まとめてどっさり与えたりせず、5回程度に分けてあげましょう。また「狩りの気分」を満たすことで猫はとても満足します。食器や食事場所も配慮し、1匹で落ち着いて食べられるようにしましょう。食欲不振が続いたときは、早めに動物病院を受診してくださいね。

 

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子犬お散歩デビュー!少しずつ慣れさせてお散歩大好きに

子犬お散歩デビュー!少しずつ慣れさせてお散歩大好きに

子犬が家に来たら、「一緒に散歩をすることが楽しみ」という飼い主さんも多いでしょう。散歩に出ることは、子犬の社会化期にも大変重要です。とはいえいきなり連れ出してあちこち歩き回ると、散歩が苦手になってしまうことも。お散歩大好き犬にするためには、きちんと手順を踏んで少しずつ慣れされることが大切。今回は、子犬のお散歩デビューについて解説します。

お散歩デビュー前にやること

子犬はワクチンプログラムが終了してから、外に出すことになりますが、その前からでも散歩の準備は可能です。

抱っこして外を見せる

抱っこして、ベランダから外を眺めます。犬が小鳥を見たら「いい子だね」木を見つめていたら「いいこだね」とほめてあげましょう。抱っこの状態で、庭を歩くのもおすすめです。ただし下に落とさないように注意してくださいね。

首輪やハーネス、リードを用意

子犬にぴったりな首輪やハーネス、リードを用意しておきます。散歩に行く日に初めて付けるのでは、犬も飼い主さんも戸惑います。犬によっては嫌がって暴れてしまうかもしれません。あらかじめ慣れさせて練習しておきましょう。

首輪やハーネスリード選びのポイント

子犬にはバックルタイプの首輪や、ハーネスが向いています。ハーネスは1日中つけっぱなしにはできないので、注意してください。いずれも成長に伴って合わなくなったり、傷んだりしてきたら、すぐ取り換えるようにしましょう。

引っ張ることで首が締まるチョークタイプの首輪は、衝撃で首を傷めることもあり、子犬には大変危険です。またスパイクが付いた首輪も、ケガの恐れがあるので使用しないようにしましょう。

リードは、革製や布、ナイロン製などが手頃で使いやすいでしょう。手元で調整して伸びるタイプは広々とした場所で使うもの。道路での散歩では、拾い食いや交通事故などトラブルの元になることもあり、子犬の散歩には向いていません。

首輪やハーネス、リードに慣れさせる

いきなり首輪やハーネス、リードを見ると、子犬は驚いてしまうかもしれません。子犬の目に付く場所に置いて、「怖いものではない」と認識させておきます。匂いを嗅ぐなど、興味をもったらほめてあげましょう。

子犬が首輪やハーネス、リードに慣れたら装着して家の中を歩いてみます。装着する際は、子犬におやつを与えながら練習をしましょう。おやつを詰められるコングなどのおもちゃを使いながら、練習するのもおすすめです。

たとえうまくいかなくても決して怒らず、ほめながら楽しく練習することがコツ。首輪やハーネス、リードをつけるとうれしいことがある、ということを子犬に覚えさせることが大切です。

最初は家の近くから

さて、いよいよ外にお散歩に行けるようになりました。張り切ってあちこちに連れて行きたくなりますよね。しかし最初は、家の周りを歩く程度にしておきましょう。子犬にとっては、突然遠くに行くことは不安です。

見慣れないものが多く、大きな音がしてびっくりすることもあります。他の犬に会って、怖がる子もいるかもしれません。すると散歩が苦手になることもあるので、十分注意しましょう。

家の周りが平気になったら、少しずつ距離を伸ばします。しばらくは人や犬が少ない、交通量も少ない時間を狙って出かけてください。その後徐々に騒がしいところにも連れて行きます。

歩いている時は、子犬をリードで無理に引っ張らないでください。子犬が興奮して引っ張ったときは、引っ張り返さず立ち止まって戻ってくるのを待ちます。

しばらくはおやつを持って

散歩の練習で役立つのが「おやつ」。そのため、散歩には少し空腹のときに出かけるとさらに効果的です。子犬が飼い主のそばをリードがゆるんだ状態でちゃんと歩けたらおやつ、リードがゆるんだ状態で立ち止まり、飼い主と目があったらおやつなど、「リードがゆるんだ状態」になるとおやつがもらえると覚えさせます。そうすると、散歩で無理やり引っ張らないようになるでしょう。

注意したいのが、地面におやつを置いて与えないこと。地面に落ちたものを食べる癖をつけると、拾い食いをする可能性が高くなります。必ず、飼い主さんの手からもらうようにしてください。またおやつを食べた分は、食事の量を調節して食べ過ぎにならないようにしてください。

持っておくと便利なもの

水を持って行きましょう。ペットボトルの水が飲めるように折り畳みのコップがあると便利です。犬の散歩の携帯に便利な水入れも販売されています。水があればおしっこをしてしまった際、洗い流すことにも使えます。

ペットシーツ

ペットシーツでおしっこを受け止めると、道路を汚さずにすみます。ペットシーツでおしっこをする癖をつけておくと、家の中でもおしっこができるようになります。

ビニール袋

うんちをした場合は、ビニール袋に入れて必ず持ち帰ります。

おやつケース

おやつを入れておくケースやウエストポーチがあると、便利です。

外で遊べるおもちゃ

犬を遊ばれてよい広場があれば、おもちゃで遊びましょう。ただしリードを放して勝手に遊ばせるのは危険です。リードの範囲内で遊びましょう。

パピークラスに入れるのもおすすめ

動物病院では、子犬と飼い主さんを対象にしたパピークラスを開催しているところがあります。正しい散歩の仕方も教えてもらえるので、ひとりでやるのは自信がない場合はパピークラスを受講してみましょう。

まとめ

犬と散歩することは、犬の運動や気分転換になるだけでなく、飼い主さんにとっても歩く機会になりメリットがいっぱいです。だからこそ、子犬のうちから散歩が好きな子にすることが大切です。

いきなり子犬を外に連れ出すのではなく、徐々に外に慣れさせるようにします。動物病院のパピークラスを受講すると散歩の方法も教えてもらえるのでおすすめです。散歩して、犬も飼い主さんも散歩を楽しんでくださいね。

 

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ぽっちゃり?かわいい?猫の肥満に注意!

ぽっちゃり?かわいい?猫の肥満に注意!

丸々とした猫は、見た目もかわいらしく、ついそのまましてしまいがち。ネットにも、ふっくらした猫がアップされて人気になることがありますよね。しかし猫の肥満は、高血圧や関節炎など、さまざまな病気にかかるリスクを高めます。適正体重をチェックして、太りすぎないように注意してあげましょう。

猫の肥満のリスクは

人間も猫も肥満には、さまざまなリスクが伴います。
・糖尿病、高血圧、脂肪肝などの病気を招きやすい
・ジャンプなどでケガをしやすい
・毛づくろいができなくなる
・心臓に負担をかける
・脂肪が気管を圧迫してしまう
・体重が重く、関節や腰に大きな負担をかける
など猫の健康を脅かす大きなリスクがたくさんあります。

体重何キロからが肥満?

目安として、適正体重15%超えると肥満とされています。ただ、品種によっても適正体重が異なりますし、年齢や性別でも異なります。測定した数字だけにとらわれず、まずは動物病院で獣医さんに相談するのが一番いいでしょう。

肥満かどうか体型でわかる?

「ボディコンディションスコア(BCS)」で、愛猫が肥満になっていないか確認する方法があります。ボディコンディションスコアは、猫の見た目と体に触れることで、適正体型の判断基準となるものです。

猫の体型は、「BCS1 :痩せ」「BCS2:やや痩せ」「BCS3:理想体重」「BCS4:やや肥満」「BCS5:肥満」の5段階に分かれています。

環境省の「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~」にくわしい図と説明が出ています。愛猫の体型チェックの参考にしてください。
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide_1808/pdf/6.pdf

ただ飼い主さんが、猫を触ってみてもわかりにくいことがあります。肥満ではないけれど、お腹がタプタプしている老猫もいますよね。見た目も、長毛種だとなかなか判断しづらく、そもそも触られることを嫌う猫もいます。目安として考え、正確な状態は動物病院で確認してもらいましょう。

肥満の原因って?

食べすぎ

年齢にあった食事量を超えてしまっている、おやつを与えすぎていることが原因です。きちんと量らず、餌皿にザーッとフードを入れていませんか?またねだる姿がかわいくて、ついついおやつをたくさん与えてしまうことも太る原因です。
また、成長期を過ぎたのにいつまでもカロリーの高い子猫用のフードを与えることも、カロリーオーバーの原因となります。

避妊・去勢手術

避妊去勢手術によるホルモンのアンバランスが食べすぎを招き、太りやすくなることがあります。

運動不足

家でのんびりと過ごす猫は、おいしいご飯が出て来て好きなだけ食べられます。自分で餌を狩る必要もなく、運動量が低下しがち。それにおやつが加わると、あっという間に太ってしまいます。

太ってくると、動くのが億劫になります。するとさらに運動不足になり、また太るという悪循環に。太りすぎで関節に負荷かがかかり、痛みなどを生じるようになると、さらに動かなくなってしまいます。

ダイエットと称して絶食はさせない

どうもうちの子は太っているかも?と思ったらまずは動物病院で相談しましょう。いきなり飼い主の自己判断で食事を減らすことは危険です。特に食事を抜くと、猫は「肝リピドーシス」という肝機能障害を起こしやすくなります。命に関わる危険があるので、食事抜きや絶食は行わないでください。

獣医師に相談

まずはかかりつけの獣医師に愛猫の体をしっかり診察してもらい、病気などがないかを確認してもらうことが大切です。そこで愛猫に合ったダイエット方法を相談し、指導してもらいましょう。減量用の療法食を処方してもらったり、ダイエットによいフードや与え方を教えてもらったりすることがおすすめです。

また体重の増減だけでなく、全身を診てもらうことで病気の早期発見も可能になるので、定期的な健康診断をおすすめします。

運動は少しずつ取り入れる

猫は上下運動を好むので、キャットタワーを利用して運動させるのがおすすめです。少しずつ取り入れ、無理のないようにしましょう。いきなりジャンプが必要な大きなキャットタワーではなく、踏み台がたくさんある安全なものを設置してください。

飛び降りたことで、ケガをしてしまう危険があります。特にすでに関節に痛みがある場合は、かえって負担になるので注意が必要です。最初はちょっとした段差や、小さなキャットタワーで遊ばせるようにしてください。

おもちゃで遊ぶ時間を増やすのもおすすめです。狩猟本能を刺激するようなおもちゃを用意してあげましょう。長時間行うのではなく、2,3 分程度を1日数回など負担にならないように遊んでください。

お手入れを手伝う

毛づくろいしたいのに、太ると舌が届かなくなることがあります。毛づくろいができないと、汚れが落ちづらくなり、長毛種では毛が絡んでしまうことも。こまめにブラッシングをしたり、身体をペット用ウエットティッシュなどで拭いたりしてあげましょう。お尻周辺のお手入れができなくなることもあるので、こまめにチェックしてください。

愛猫のために肥満を防ぎましょう

肥満は、人間にとっても猫にとっても犬にとっても、好ましい状態ではありません。一見かわいく見えても、身体には大きな負担をかけています。愛猫が太ったと思った飼い主さんも、大丈夫と思った飼い主さんも、動物病院で一度チェックをしてもらいましょう。適正体重を知っておくこと、体型を知っておくことも大切です。

もし「肥満です」と言われたら、獣医師にダイエット方法を指導してもらいましょう。飼い主さんは愛猫の健康のためにも頑張ってください。

 

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犬のシャンプーですっきり お家で洗うコツ

犬のシャンプーですっきり お家で洗うコツ

ブラッシングだけでは、どうしても落としきれない汚れがあるもの。愛犬が健康に、そして清潔にすごすためにも定期的にシャンプーをしてあげましょう。おうちでシャンプーする際のコツを解説します。

基本的な回数は月に1~2回

頻度はだいたい月に1~2回が目安です。あまり頻繁に洗うと、皮脂を落としすぎてしまい皮膚が乾燥してしまいます。皮膚病などで、病気治療中の愛犬は必ず獣医師の指示に従ってください。

体調不良やワクチン接種のあとはやらない

シャンプーは、犬にとって体の負担になることもあります。体調のいい日を選び、無理せず行うことが大切です。

お腹を壊しているなど体調不良のときは、避けましょう。またワクチン接種のあとも、シャンプーはしません。どうしても気になる汚れがある場合は、ドライシャンプーやホットタオルで拭きましょう。老犬は、お尻だけ洗ったり、ドライシャンプーやホットタオルを使って負担を減らします。

用意するグッズ

事前に使うグッズを準備しておきましょう。

ペット専用シャンプー・リンス

人間用は刺激が強すぎるので使わないでください。

スポンジ・洗面器

洗面器にお湯をはって、シャンプーを泡立てるのに便利です。

ペット用バスタブ

バスタブがあると洗いやすくなります

バスマット

お風呂場で犬が滑らないためにも、敷いておくと安心です。

タオル

数枚、吸水性のよいものを用意しておきましょう。マイクロファイバーのタオルは吸水性もよく、肌に優しいのでおすすめです。

ドライヤー

スタンドタイプが便利ですが、人が普段使っているもので十分です。

おもちゃのじょうろや小さな洗面器

小型犬など、シャワーの音や水圧を嫌がる子には、子ども用のじょうろや小さな洗面器でお湯をかけると大人しくなることがあります。

シャンプーのコツ

シャンプーが苦手な子も多いでしょう。たくさん褒めながら、洗ってあげましょう。

シャンプーは、泡立てておく

洗面器の中でスポンジを使ってあらかじめ泡立てておくことがコツ。犬に直接シャンプーをかけて泡立てないようにします。

お湯はぬるめ

「冷たい」と思うかもしれませんが、夏では30℃前後、冬でも36℃くらいが適温です。様子を見ながら調節してください。

顔や頭は最後に濡らす

全身を濡らしますが、頭や顔は嫌がる子が多いので最後にします。

スポンジで泡をつける

スポンジで優しく全身にシャンプー泡をつけていきます。その後優しく体と足を洗います。

お腹を洗うときは立たせる

お腹部分は、前足を持って犬を立たせて洗うと、しっかり洗うことができます。すすぐときも同様です。後ろ足だけで立つので、ツルツル滑ってケガをしないように必ずマットを敷いてあげましょう。

汚れやすい足先、肛門周囲は念入りに

指と指の間、肛門の周囲は汚れやすいところ。念入りに洗いましょう。

顔は最後に洗う

シャンプーの泡が目や耳に入らないように、十分注意してください。意外と洗い忘れがちなのが、あごの下です。結構汚れているので忘れずに洗ってあげましょう。

泡を残さないようにていねいにすすぐ

シャンプーを残さないように、ていねいにすすぎます。このときも顔が最後です。顔にはシャワーをかけず、湿らせてたスポンジで洗い落としてあげましょう。

顔から念入りに拭き取る

シャンプーが終わったら、しっかり水分を拭き取ります。ただしゴシゴシとこすると、毛が絡んだり、皮膚を傷めたりする原因になるので、押さえるようにして拭き取ります。拭くときは顔からです。このとき耳、鼻、目にしずくや水がが入らないように注意してください。

ドライヤーで乾かす

ドライヤーは温風に設定しますが、やけどしないよう犬から20cmは離してください。ブラシときながら、根元を出すようにしながら乾かすと早く乾きます。

1人でシャンプーした場合、片手でドライヤーを持って、もう片方の手でブラシとなります。そのため、ドライヤーを嫌がる犬は、どこかに逃げてしまうかもしれません。その場合はリードでつないでおくといいでしょう。

またはドライヤーをエプロンの胸ポケットや、上着の胸元に固定してみてください。そうすると両手があくため、作業がはかどります。ヤケドには十分注意してくださいね。

顔に温風を当てると、犬は大変嫌がります。目も乾いてしまうので、弱い冷風に設定して、顔のサイドから当てて乾かします。

湿ったままにしないで

いつまでも濡れているところがあると、長毛種の場合皮膚トラブルを起こすことも。乾き残しのないようにしましょう。

シャンプー嫌いな子は

シャンプーと聞いただけで暴れる、噛もうとするという子もいるかもしれません。まずはお風呂場を犬にとって好きな場所に変えるところから始めます。お風呂場にいって、とっておきのおやつを食べるなどを繰り返します。

お風呂場に行くと、いいことがあるぞと覚えさせましょう。お風呂場に抵抗が少なくなったら、ちょっとだけ足を濡らして、ほめるということを繰り返し、少しずつステップアップしていきます。

ドライシャンプーや濡れタオルを利用

「なかなかお風呂場に慣れない」「シャンプーを嫌がるが汚れがひどい」という場合、無理にシャンプーせず、市販のペット用ドライシャンプーできれいにしてあげましょう。または、お湯につけて絞ったタオルで拭くときれいになります。適温は人肌程度で、冷めてきたらまた温め直します。毛は湿ってしまうので、ドライヤーで乾かしてください。

愛犬はいつも清潔に

愛犬の体は清潔にしてあげたいもの。上手にシャンプーをして、きれいにしてあげましょう。ドライシャンプーやホットタオルも利用して、愛犬に負担をかけないよう工夫することも大切です。

 

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猫との引っ越し ストレスをかけないことが大切!

猫との引っ越し ストレスをかけないことが大切!

猫は環境の変化が苦手です。特に引っ越しは、大きなストレスになりかねません。とはいえ飼い主さんは、仕事やライフスタイルなどの変化でどうしても引っ越ししなければならないときがあります。猫になるべくストレスを与えないように、引っ越しをしましょう。

動物病院で受診を

引っ越し前に、体調をチェックしておきましょう。特に持病のある猫は、お薬も処方してもらうと安心です。車酔いする猫は、酔い止めをもらっておきましょう。

慣れない新しい家での暮らしや、移動の疲れで体調不良になることも。あらかじめ引っ越し先の動物病院を探しておきましょう。かかりつけの動物病院に相談して、紹介してもらうという方法もあります。

クレートやキャリーに慣れさせておく

徒歩で行ける距離でも、電車や車を利用するとしても、移動にクレートやキャリーバッグは欠かせません。普段からクレートやキャリーバッグに慣れさせておきましょう。中でとっておきのおやつを食べさせる、大好きな敷物を入れておくなどがおすすめです。

猫用グッズは新調しない

新調せず、使っている家具を持って引っ越す方が猫は安心します。特に猫用グッズは我慢してください。たとえぼろぼろになった爪とぎでもそのまま持って行きます。自分の匂いの付いたグッズを残すことが大切です。特にトイレの新調は避けてください。抵抗があるかもしれませんが、使っていた猫砂も一部残したまま新居に持っていきましょう。

引っ越し作業は見せないほうが〇

引っ越し業者の人が、家の中に入ってどんどん荷物を運び出す、これは猫にとって自分の縄張りを荒らす行為に見えてしまうようです。ストレスになるので、見せないようにしましょう。猫が慣れているペットホテルや動物病院があれば、そこに預けるのもおすすめです。

そういった場所がない場合は、荷物を運び出すことの少ない部屋など安全な場所で過ごすようにします。間違って開けてしまわないよう、「猫がいます。開けないでください」という張り紙をドアに貼っておくと安心です。猫を家から出すのは、作業がすべて終わった最後にしましょう。

移動中は外の景色を見せない

車や電車乗った場合、クレートやキャリーバッグに布カバーや風呂敷をかけて、外を見せないようにしたほうが猫は安心します。抱っこは危険なのでやめましょう。びっくりして排泄することがあるので、ペットシーツやビニール袋、ウエットティッシュを必ず用意しておきましょう。

「日光が当たる」「風通しが悪い」など四季を問わず、猫が熱中症になる危険があります。温度が上昇しないように、十分注意してください。

ときどき休憩をはさんで、お水を飲ませてあげましょう。真夏はクレートやキャリーバッグの中にクールマットを敷いておくのもおすすめです。猫を車の中に入れたまま、買い物などに行くのは危険なので絶対にやめてください。

公共交通機関を使う場合は

猫を連れて電車やバスに乗る際は、別途小荷物の料金が必要になる場合もあります。前もって、鉄道会社やバス会社に問い合わせておきましょう。飛行機移動の場合も、猫を運ぶにはどうしたらいいか航空会社に事前に問い合わせてください。

荷物を入れてから、部屋に入れる

引っ越しの荷物を全部入れ終わってから最後に猫を入れるようにします。家具の配置など再現すると猫は安心します。間取りが変わったり、部屋の大きさが変わったりすると難しいかもしれませんが、心がけてみてください。

怖がってクレートやキャリーバッグから出てこない場合は、無理に猫を出さずに放っておきます。猫が出てきたら、その後は好きなように部屋の中を探検させます。事前にフェロモンスプレーで匂いをつけておくのもおすすめです。フェロモンスプレーについては、動物病院で相談してみましょう。

押し入れや家具のすき間など、狭いところに入ってしまうことがあるので、危険のないように注意してください。

外には出さないで

慣れない土地での猫の捜索は大変です。ドアを開けた瞬間に、飛び出すこともあるので、迷子札をつけておくようにしましょう。窓の開け締めにも十分注意しましょう。

また好きなときに外に出る習慣があった猫は、新居でも出たがるかもしれません。しかし新居では外に出さないでください。ボス猫に追いかけられて帰れなくなる、犬に吠えられて驚いて遠くに行ってしまうなど迷子になる可能性が高くなります。

猫が外に出ると、交通事故にあう危険性も高くなります。引っ越しを機に、外に出す習慣は止めさせるといいでしょう。

体調管理をしっかり

引っ越した直後は猫も落ち着きません。ご飯を食べない、食欲が落ちた、下痢をするなど体調を崩す可能性がいつもより高くなります。しばらくは、猫の体調に気を配りましょう。いつもと違うと思ったら、早めに動物病院を受診してください。マイクロチップを入れている猫は、データ変更を忘れないようにしましょう。

引っ越しは飼い主さんも大変ですが、猫にとっても大変なストレスです。「猫ファースト」という気持ちで、準備をしっかりして引っ越すようにしましょう。

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意外と気づかない愛犬の肥満。原因やダイエット方法は?

意外と気づかない愛犬の肥満。原因やダイエット方法は?

愛犬が太り気味かも?と思ったことはありませんか?「丸々していてかわいい」「たくさん食べるのは元気な証拠」と思いがちです。しかし肥満は犬にとってメリットはありません。太っているかも?と思ったら食生活や運動量を見直してみましょう。

犬の肥満のリスクとは?

犬の肥満は、人間同様さまざまな病気のリスクの原因になります。例えば、足や腰の関節を傷めたり、皮膚病や糖尿病にかかりやすくなったりします。心臓にも負担がかかりがちです。
また、パグなど短頭種では、首回りの脂肪が気道を圧迫して、呼吸困難になりやすくなります。

肥満になって、足腰の関節に痛みが出ると、運動を嫌がるようになります。家でじっとして退屈になりフードをねだる、そしてまた肥満を招くという悪循環になってしまいがちです。

肥満の原因は?

もっとも多い原因が「食べすぎ」です。フードを量らずに欲しがるままに与えている、シニアに近いのに、成長期の犬向けの高カロリーフードを与えているなども肥満を招きます。

またよくありがちなのが、おやつや間食の与えすぎ。きちんとフードは量って適量を与えているのに、おやつになるとどうしても甘くなってしまう、という飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。おやつは、犬とのコミュニケーションやしつけに活躍しますが、食べすぎは肥満の原因になります。

またいつも人間のそばにいる愛犬には、人間用の食べものをつい与えてしまうことも。特に甘いパンやお菓子、アイスは犬が喜びます。せがまれるまま与えていると、カロリーが高すぎるためどんどん太ってしまいます。

犬はおいしい味を一度覚えると、フードを食べなくなる、ということにもつながってしまいます。食べさせてはダメだとわかっていても、吠え続けたり、騒いだりする姿に根負けして与えてしまう、ということもあるかもしれません。

また運動不足も肥満の大きな原因です。散歩の時間が短い、運動することがないという犬は、消費カロリーが少なくなるので、どうしても太りやすいと言えるでしょう。特に室内で飼っている小型犬では、お散歩に出かけないということもあるかもしれません。

避妊・去勢手術もホルモンの関係で肥満になりやすいと言われています。特にめすは、体重が増加しやすい傾向にあるようです。

肥満かどうかどうすればわかる?

「ボディコンディションスコア(BCS)」を利用して、愛犬が肥満になっていないか確認してみましょう。ボディコンディションスコアは、見た目と犬に触れた状態から適正体型の判断基準となるものです。犬の体型は、「BCS1 :痩せ」「BCS2:やや痩せ」「BCS3:理想体重」「BCS4:やや肥満」「BCS5:肥満」の5段階に分かれています。

目指す体型は、BCS3。BCS3については次の説明があります。

触った時に、脂肪がつきすぎていない

肋骨に触れる

上からみると、肋骨の後ろに腰のくびれが確認できる

横からみたとき、腹部のつりあがりがみられる

となっています。

環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~」にくわしく出ているので、参考にしてみてください。
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide_1808/pdf/6.pdf

ただ飼い主さんが自分で触ってみても、いまひとつわからない、ピンとこないということもあります。動物病院を受診して、体型や体重をチェックしてもらうことがおすすめです。さらに肥満による病気になっていないか、関節の状態なども診てもらうと安心です。

ダイエットは獣医師の指示に従う

ダイエットをさせよう!と食事量を減らすことはOKですが、いきなり急激に食事量を減らしすぎるのは危険です。動物病院で、安全で効果的なダイエット方法を指導してもらいましょう。減量用の療法食を処方してもらうと、コントロールしやすくなります。

運動させることも大切です。しかし、いきなり走らせたりジャンプさせたりなど激しい運動は犬の体の負担になります。足腰の関節に痛みがあることも考えられるため、自己判断で運動させず、獣医師の指導に従いましょう。

朝晩の散歩は理想的です。飼い主さん自身の運動やストレス解消にもなるため、毎日散歩しましょう。犬との大切なコミュニケーションの時間にもなります。徐々に距離を伸ばすのもいいですね。

フードを与えるときの注意

おやつを含めて、1日に与えるフード量を決めましょう。動物病院で指導された場合は、その量を守ります。

家族で接し方がバラバラだと犬が混乱するので、意思を統一することも大切です。「お母さんは与えないようにしているのに、お父さんがみんなの見ていないところでこっそりおやつを食べさせている」ということのないようにしましょう。

1日に1回だと早食いが心配です。犬が食べる楽しみも増えるので、フードを与える回数は分けましょう。フードを入れられるおもちゃを利用すると、遊びながら食べることになり、退屈からくるおねだりも解消できます。

大切な愛犬が健康に過ごすためにも、肥満には十分注意してあげましょう。

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猫のデンタルケアで歯周病予防を!

猫のデンタルケアで歯周病予防を!

愛猫のデンタルケア、できていますか?かなり苦戦している方が多いのではないでしょうか。猫にも歯周病があります。歯周病を放っておくと、口の中はもちろん全身の病気の原因となる危険が高くなります。お口が気になる愛猫はまずは動物病院に行きましょう。トラブルのない愛猫も、今日からさっそくデンタルケアを始めましょう。

歯周病とは

人間の病気というイメージが強い歯周病ですが、猫も犬もかかります。特に猫は歯周病になりやすいと言われ、3歳を過ぎるとかなり多くの猫が歯周病になりかけています。

歯周病は歯垢や歯石についた細菌が増殖することで、歯周組織や歯肉に炎症が生じます。歯の汚れのほかにも、感染症や慢性の病気にかかって免疫が低下している猫は、歯周病になりやすいようです。

歯周病のトラブルは口の中にとどまりません。血流にのって細菌が全身にいってしまうことがあります。そうなると、肝臓や腎臓、心臓にまで悪影響を及ぼし、重い病気の原因になることも。愛猫のためにも次のような症状が見られたら、まずは動物病院に連れて行きましょう。

口臭・よだれに注意

歯周病などトラブルが起こっているサインとしてわかりやすいのが、「口臭」です。口の中に痛みがある場合、よだれも出やすくなります。口の周りが汚れている、濡れているというときは要注意です。ベッドがよだれで濡れていることもあります。

歯がグラグラしている

歯周病が進行すると、歯周の組織が弱って歯をしっかり支えられなくなります。

食欲がない

歯周病が進行することで、痛みが生じると食欲がなくなりがちです。また食欲がある場合でも、ドライフードが噛めなくなってうまく食べられないこともあります。ふやかすかウエットフードを食べさせてあげましょう。

くしゃみや鼻水も?

意外ですが、くしゃみや鼻水も歯周病の症状として出ることがあります。鼻の中まで炎症が広がるためです。

歯みがきをしよう

「早く磨かなくては」とあせってしまうかもしれませんが、一度嫌がられてしまうとなかなか大変です。歯ブラシを見たとたん、高いところに逃げられたり、噛まれたりしてしまうかもしれません。焦らずに少しずつ進めて行きましょう。

まずはお口のタッチから

もともと口を触られるのが嫌いな猫も多いかもしれません。やさしく一瞬タッチしてすぐに終わらせます。あまり嫌がらなければ、ちょっとだけ唇をめくってみましょう。

おいしいウエットフードやおやつをつかう

とっておきの愛猫の大好きなおやつを利用すると、やりやすいでしょう。そのおやつを与えるのは歯みがきタイムと決めておくと、がんばってくれる可能性も高くなります。

触っても抵抗しなくなったら

次は愛猫の歯や歯ぐきを触ってみましょう。指にウエットフードや液状のおやつを塗っておくと、あまり抵抗しません。猫用のおいしい味がする歯みがき粉を利用するのもおすすめです。このとき、指を噛まれないように十分注意してください。嫌がるそぶりを見せたら、すぐにストップします。

いつも歯ブラシを置いておく

愛猫の歯ブラシを、いつも目に付くところに置いておきましょう。いきなり歯ブラシを見せるよりも抵抗が減らすことができます。匂いを嗅いだり、触ったりしていたら、やさしくほめてあげましょう。

歯を触れるようになったら

指で歯を触れるようになったら、歯ブラシを一瞬歯に当てます。くれぐれもゴシゴシこすらないようにしてください。歯ブラシにおいしい味のものをつけておくといいでしょう。

犬歯(尖った大きな歯)が一番当てやすいので、抵抗しないようなら少しだけ磨いててみてください。歯と歯茎の間に汚れが付きやすいので、ちょっとこすってみます。嫌がったらすぐにやめましょう。

奥歯は汚れが溜まりやすい部分です。もしここまで順調に来たら、奥歯も当てるところから始めて、ちょっとずつ磨いてみましょう。

どうしてもだめならガーゼやスプレーを

ただし、どうしてもやらせてくれない愛猫もいるでしょう。激しく暴れると危険なので無理は禁物です。猫用の歯を拭くガーゼを使って、少しでも汚れを落としてあげましょう。それでもダメな場合は、液体歯みがきやスプレーなどを使います。使い方がわからない、不安だという場合は、動物病院を受診しましょう。

スケーラーは使わない

スケーラーは使わないでください。歯垢や歯石取り用に、スケーラー(先端がとがったステンレス製の歯のお手入れ道具)が販売されています。スケーラーはとがっているため、歯ぐきなどに傷をつける危険が高く、飼い主さんが使うのは大変危険です。

動物病院で定期的にチェック

うまく磨けたとしても、汚れがとれていないことがあります。歯の汚れ具合や、歯周病チェックのためにも、動物病院で定期的なチェックをしましょう。口臭やよだれが心配な飼い主さんも、まだ大丈夫という飼い主さんも獣医師にお口のチェックをしてもらってください。愛猫が元気で長生きするためにも、デンタルケアはしっかり行いましょう。

 

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