猫のこと

怖がり猫と仲良くしたい!コツはある?

怖がり猫と仲良くしたい!コツはある?

目次
  1. 猫が怖がりになった原因は?
  2. 飼い主さんの行動が猫の負担になることも
  3. 対策は猫を構わないこと
  4. 猫が安心して過ごせるようにする
  5. 一緒に遊ぶことも
  6. 猫の個性を認めて焦らずに

かわいい猫がせっかく家に来たのに、怖がってちっとも慣れてくれないということがあります。抱っこもできないとなると、たとえいろいろな性格の猫がいるとわかっていても、ちょっと悲しいですよね。

怖がっている猫が慣れるよう、少しずつ心をほぐしてあげましょう。構い過ぎないこと、環境を整えることがポイントです。

猫が怖がりになった原因は?

もともと臆病な性格の猫もいますが、多くは猫の社会化期、2~9週齢に人と接する機会がなかった場合も臆病で怖がりになることが多いようです。

ずっと野良だった保護猫など、いままで怖い思いをしてきた猫も怖がりになりやすいでしょう。他の飼い主さんから譲り受けた猫も、新しい環境に慣れることができず怖がることがあります。

飼い主さんの行動が猫の負担になることも

猫のために必死になってやっていることが、実は猫にとって負担になることもあります。こんなにかわいがっているのに?とショックを受けるかもしれませんが、あまりに構われるといやになる猫もいます。

猫をかまい過ぎていませんか?

かわいい猫と一日も早く仲良くなりたい、怖がるのを取り除いてあげたい、その一心で常に猫をかまっていませんか?

こんな行動していないでしょうか。もしかしたら結果的に猫が怖がることになっているかもれません。飼い主さんだけでなく、ご家族や同居人の方の行動も見直してみましょう。

嫌がっているのに無理に抱っこする。
●いつも猫のことを見つめてしまう
猫が寝ている姿がかわいくて触ってしまう
猫が何をするか気になって後をつけてしまう
小さなお子さんが猫を追いかけてしまう
●かわいい写真が撮りたくて、騒いでしまう
猫が押し入れなどに隠れるのがイヤで引っ張りだしてしまう
いたずらはしっかり叱る主義なので、大きな声を出す
言うことを聞かないと鼻を指ではじく
寂しいだろうから、猫のトイレはみんなが集まるリビングに置いた

対策は猫を構わないこと

猫はしつこく構われるのが好きではありません。これらの行動は猫をますます怖がらせてしまいます。叱っても猫には効果はなく、かえって信頼がなくなってしまいます。鼻づらをはじくのも大変なショックを受けます。

「猫が苦手な人になぜか猫が近づく」という経験をしたことがありませんか?あれは猫が苦手な人が取る「猫に構わないようにしよう、目が合わないようにしよう」という態度が猫にとっては好意の現れなのです。

ですから猫が近づいてくるまで、知らんぷりという態度でいることがおすすめです。猫が近づいてきたときも、そっぽを向いているくらいのほうが効果的でしょう。

猫が安心して過ごせるようにする

環境づくりも怖がりの猫のために必要です。落ち着いて安心して過ごせるようにしてあげましょう。

落ち着く場所作り

狭くて暗い隠れられる場所を作ってあげましょう。クレートや猫の身体がすっぽりはまるドーム型のベッドがおすすめです。キャットタワーの上の方に、ハンモックが付いたタイプも喜ぶ猫がいます。

不要なダンボールを置いて、中に敷物を敷くだけでも大丈夫です。ケージに猫を入れる場合は、布をかけて外から見えないようにするだけでも落ち着きます。

食器や水入れは静かな場所に

猫が落ち着いて、安心して食事ができる場所を作ります。食器や水入れは、家の静かな場所に置いてあげましょう。テレビの音や、洗濯機の音が響く場所はよくありません。

トイレの場所も要チェック

猫は静かな場所で排泄したいもの。それなのにバタバタ歩く音がしたり、ドアの開け閉め音がうるさい場所では怖くてゆっくり排泄ができません。怖がりで粗相が多い猫は、トイレの場所を確認してください。

猫が好きなおやつを手から与える

猫が好むおやつを、手から与えてみましょう。手から食べたことをきっかけに、仲良くなれることがあります。静かに待つことがポイントです。

くれぐれも「早く食べて!」「食べてくれた!」と大騒ぎしないようにしましょう。無理やり食べさせることもやめましょう。

一緒に遊ぶことも

無理のない範囲で、一緒に遊んであげるのもおすすめです。猫じゃらしなど、狩りの気分を味わえるおもちゃを使って誘ってみましょう。ただしおもちゃになかなか反応してくれない猫もいるので、がっかりしないでください。

いくつかおもちゃを用意して、好みのものを探ってみるのも手です。しつこく誘わないようにしてください。

猫の個性を認めて焦らずに

怖がりの猫はこれが個性だと認め、期待をかけすぎないことも大切です。一刻も早く仲良くなりたいと、猫を無理に抱っこしようとしたりちょっかいを出したりしないようにしましょう。

また猫が静かに食事や排泄ができるようにする、落ち着いて過ごせる場所を作ってあげるなど、環境面を整えることも大切です。

「大好きだよ」ということを心に秘めて、淡々とお世話をする、そして知らんぷりをすることで猫の方から近づいてくることもあります。

ただ怖がる度合がひどい、粗相がおさまらないなどが続く場合は、一度かかりつけの動物病院を受診してください。

 

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猫の運動会で眠れない!夜行性だから我慢するしかない?

猫の運動会で眠れない!夜行性だから我慢するしかない?

目次
  1. 猫に起こされて困っていませんか?
  2. 猫は本当に夜行性なの?
  3. 夜中に騒ぐ理由があった
  4. 夜中に起こされるのを防止する対策
  5. 猫の誘いに反応しない
  6. 猫との暮らしを再確認

毎晩のように繰り広げられる愛猫の運動会。多頭飼いでは、騒がしさも倍です。近所迷惑も気になるけれど、猫は夜行性だから、騒ぐのも仕方ないとあきらめていませんか?夜更けに騒ぐ理由を知って対策を取れば運動会もなくなります。愛猫も飼い主さんも一緒にぐっすり眠れるようにしましょう。

猫に起こされて困っていませんか?

飼い主さんが眠りについたころ、猫が起きてきて「ニャーニャー」鳴いて騒いで困るということありませんか?

どうやら猫は、

●ご飯が欲しい
●トイレが汚いから掃除してほしい
●水を入れ替えてほしい
●寝床が気に入らない
●構ってほしい、遊んでほしい
●多頭飼いの場合は、ヒマだから他の猫と遊びたい

などいろいろな要求をしているようです。「猫のためなら」とたいていの飼い主さんは起きて、猫の要求に対応してしまうのではないでしょうか。たとえ猫たちが飼い主さんの身体の上を走っていっても、我慢して鎮まるのを待っているのではないでしょうか。

たまにならほほえましいのですが、毎晩ともなれば寝不足になって、仕事や家事にも影響してしまいます。

猫は本当に夜行性なの?

「猫は夜行性だから仕方ない」と思いがちですが、実はそうではありません。猫は夕暮れや明け方に活動する薄明薄暮性の「クリパスキュラ―」なのです。なぜなら、獲物のねずみや鳥たちが活発になるのが、夕暮れや明け方だからです。

そのため本来、猫は狩りをするために、夕暮れや明け方に走り回ります。真夜中は寝ているけれど猫が明け方に起こしにきたら、猫本来の生活リズムを送っているということになります。

夜中に騒ぐ理由があった

ではなぜ夜中に騒ぐ猫がいるのでしょうか。さまざまな理由が考えられます。

昼間ヒマだった

最も大きな理由として考えられるのが、昼間寝てばかりだったから。例えば飼い主さんが仕事で昼間長時間留守なのに、何も遊ぶものがなかったらどうでしょう。猫は独立心旺盛な生き物といっても、退屈はつらいものです。ただ寝るしかありません。

夜帰ってきた飼い主さんに構ってほしくて、有り余ったパワーで夜中騒いでしまうことが考えられます。

一度飼い主さんを起こしたら起きたから

猫は飼い主さんの行動をよく見ています。「こうすれば起きてくれる」ということを学ぶと、何度も同じことをやって起こそうとします。

顔をつついてくる、パソコンの上に乗ってみる、物を落としてみるなど、いろいろなことをやっているはずです。つい起きてしまったことありませんか?

トイレが汚れている

汚れたトイレが苦手な猫。なんとしてでも飼い主さんに起きてもらい、きれいにしてほしいのです。

お腹がすいた

お腹がすけば、夜中でも飼い主さんを起こします。

夜中に起こされるのを防止する対策

昼間の遊びを充実させる

昼間は一緒に遊べなくても、猫の退屈を解消することはできます。まずは猫の本能である「狩りの欲求」を満たしてあげましょう。
おやつを入れられる知育おもちゃを、あちこちに置いて出かけるだけでもかなり効果的。どこかに隠すのもおすすめです。

留守の間は、置いていっても安全なおもちゃを、猫がよく遊びエリアの椅子の足やキャットタワーにぶら下げておくだけでも効果があります。定期的におもちゃを変更したり、おもちゃを設置する場所そのものを変更したりして、飽きさせないようにしましょう。

ご飯を寝る前に用意

夜中にお腹がすいてしまう子には、自動給餌器がおすすめ。時間を設定できるタイプなら、明け方も食べさせることができます。餌の量は、1日で食べる量を計算し、食べすぎないように気を付けてください。
ただ、やたらと食欲がある、興奮しすぎるという場合、病気が隠れている可能性もあります。動物病院を必ず受診しましょう。

お水はきれいなものを複数用意

水入れがもし倒れてしまっても、いくつかあれば安心です。もしやたらと水の消費量が増えた場合も、病気が隠れていることがあります。ご飯をねだる猫同様、動物病院を受診しましょう。

トイレを複数用意しておく

1つ汚れても他のトイレが使えるように複数用意しておけばトイレで起こされることはほぼなくなります。特に多頭飼いはあっという間に汚れてしまうので、最低でも飼育頭数+1個は用意してください。

猫の誘いに反応しない

なかなか難しいのですが、猫の誘いにいちいち乗らないことも大切です。飼い主さんを起こしても起きないことがわかれば、猫はいろいろなことを試してくるはず。例えば、大切なものが置いてある棚の上に乗ったり、キッチンにのぼったり。

そこで大騒ぎして起きてしまうと「こうすれば起きてくれる」と学習してしまいます。パソコンのキーボードに乗ってくる猫、読んでいる新聞の上に乗ってくる猫、これらは人間の反応を学習した「たまもの」です。
予防するには、まず猫に乗られると困るものは片付けること。落としてしまいそうなもの、割れそうなものは安全な場所にしまいましょう。

遊んだり触れ合ったりする時間を取る

猫も飼い主さんも起きている時間に、触れ合う機会を増やします。5分でもいいので、おもちゃで一緒に遊びましょう。それだけでも猫は満足します。撫でられるのが好きな猫には、マッサージタイムを作るのもおすすめです。

猫との暮らしを再確認

猫の夜中の運動会には、さまざまな理由が隠されています。ちょっとしたケアや工夫で、夜は大人しく寝てくれるようになるはずです。快適に暮らせるように、猫との暮らしを再確認してみてください。

 

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猫にお水を飲ませよう!

猫にお水を飲ませよう!

水は人間にとっても猫にとっても大切です。水がないと生きていくことはできません。しかし、猫は意外と水を飲まない動物です。これは猫の祖先が砂漠原産であるため、水があまりない環境での生活に適応しているためです。しかし健康維持には水が不可欠。FLUTD(猫下部尿路疾患)予防のためにも、猫に水を飲ませる工夫をして、健康を維持しましょう。

水のメリット

猫が水を飲むメリットはたくさんあります。

尿路疾患予防

尿路結石症や特発性膀胱炎には、水分摂取が有効であるといわれています。特に気温が低下する秋や冬は、お水を飲む量が減るため、尿路結石が増える傾向にあるというデータもあります。

便秘予防

便器気味の猫には、水分を与えましょう。水分が排便を促します。

熱中症対策

体温調節のためにも水分補給は欠かせません。水を飲むことで、体内の熱を逃すことができます。熱中症予防のためにも、水を飲ませましょう。

体の弾力性を保つ

皮膚の弾力性を保ちます。また眼球、関節の軟骨がなめらかに動くようになります。

水を飲ませよう

「うちのコはあまりお水を飲まない」という飼い主さんは、水を飲ませる工夫をしてみましょう。

容器の好みを探る

猫には容器の好みがあることも。ヒゲが当たる容器は嫌うので注意してみてください。浅めの広いタイプがおすすめです。ガラス、陶器、セラミック、プラスチックなどさまざまな素材で用意して様子を観察してください。プラスチックは安くて軽く扱いやすいですが、傷がつきやすいので、定期的に容器そのものを取り替えるほうがいいでしょう。
流れる水が好きな猫には、循環して水が流れる容器で与えてみるのも手です。興味を持って飲んでくれることがあります。

容器はこまめに洗う

猫はきれい好き。ぬるぬるした容器や水に汚れがあると飲みません。「水だけだからそんなに汚れない」と油断せず、毎日きれいに洗ってくださいね。

器をあちこちに置く

猫がくつろぐベッドの近く、猫の通り道などあちこちに置いておきます。飲む回数がぐっと増えます。特に多頭飼いの場合は、必ず複数個所においてください。

トイレの近くに水を置かない

トイレ近くの水を、猫は大変嫌がります。トイレからは遠ざけておいてください。「臭い」と感じたらおそらく二度と飲まないでしょう。

餌の横もやめましょう

餌皿の横に水を置いている飼い主さんは、多いのではないでしょうか。しかし実は猫はなぜか餌の横にある水はあまり飲まず。むしろある程度離れているほうがよく飲む傾向があります。餌皿の横に水を置いている場合は、離しておいてみてください。

ぬるま湯が好きな猫もいる

冷たい水が嫌いで、ぬるま湯なら飲むという猫もいるので試してみてください。ただしアツアツのお湯は危険なので与えないでくださいね。

水に風味をプラス

なかなか飲まないという猫には、魚や鶏肉のゆで汁を混ぜてみてください。風味が増すので、喜んで飲む猫もいます。塩やしょうゆで味付けをする必要はありません。特に食欲の落ちやすいシニア猫にはおすすめです。

ウエットフードも水分補給になる

ウエットフードを与えることが、水分補給になります。絶対にカリカリじゃないとダメという猫以外は、ウエットフードを与えてみてください。ふやかしたドライフードは食べないけれど、ウエットフードなら食べるという猫も多くいます。ウエットフードはパウチや缶が多く、開封前は保存がききます。万が一災害が生じたときの食事プラス水分補給になるので、ストックしておくといいでしょう。ただし開封したウエットフードは傷みやすいので、食べ残しは放置せずすぐに片づけてください。

寝たきりになったシニア猫には

体を起こして水を飲むのが困難になったシニア猫には、シリンジ(注射器のようなもの。針はつけない)で少しずつ飲ませるようにします。なめらかになったウエットフードや、味付けしていない魚や肉の煮汁でもいいでしょう。
特に、薬を飲ませたあとの水分は欠かせません。尖った歯の後ろにシリンジを差し込んで、少しずつ飲ませます。このとき勢いよく飲ませると、むせてしまうので注意してください。

こんな場合は受診を

そもそも水を飲ませる工夫をするまでもなく「うちの猫は水をガブガブ飲む!」というケースは要注意です。糖尿病や腎臓疾患など、病気が隠れていることがあります。水を大量の飲む場合は、必ず受診してください。
また水を飲んでもすぐ吐く、という場合は無理に飲ませてはいけません。急いで動物病院を受診しましょう。重症の熱中症で意識がない場合も、水を飲ませず大至急動物病院に連れて行くようにします。

水は大切!猫に上手に飲ませよう

水分は猫にとって、大変大切です。健康維持のためにも工夫して飲ませるようにしましょう。
容器を見直す、水の置き場をチェックする、そして水置き場を増やす。これらの工夫だけでも飲水量は増えるはずです。ただし「水を飲みすぎる」「飲んでもすぐ吐く」という場合は、動物病院を受診してくださいね。

参考文献
徳本一義 「猫における水分摂取の重要性」ペット栄養学会誌16(2):96-98, 2013
猫の飲水療法について 三鷹獣医科グループ
http://www.pet-hospital.org/manyu-insui_cat.html

 

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猫を動物病院好きにさせたい!飼い主さんができること

猫を動物病院好きにさせたい!飼い主さんができること

猫を動物病院に連れて行こうと思ってキャリーバッグを用意していたら、家のどこかに隠れてしまった、病院に行くまでに粗相をしてしまった、病院で暴れたなどで、なるべく連れて行きたくないと思っている飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
しかし猫の健康管理のためにも、動物病院に連れて行くことは大切です。少しでも動物病院を好きになる工夫をしてみましょう。

動物病院が好きだと得をする?

猫も歳を取ると、体調不良になることが増えてきます。特に老猫は歯周病になったり、腎臓が悪くなったりしやすいもの。動物病院に行く機会も増えるでしょう。

病気がないとしても、老猫になって爪が太くなり、飼い主さんでは切るのが困難になることも。嫌がるからと、動物病院に行くのをためらっていると、病気の発見や治療が遅れる危険性も高くなります。

動物病院に行くのが負担にならなければ、日頃のちょっとした体調不良でもすぐ連れて行くこともできますし、定期的な健康診断も受けやすくなります。メリットがたくさんあるので、ぜひ工夫してみましょう。

キャリーバッグやクレートに慣れさせて

キャリーバッグやクレートを出したとたん、どこかに逃げるのはいやな思い出と結びついているからです。「バッグに入れられて、騒々しい乗り物に乗り、他の動物の匂いがするところに連れて行かれ、無理やり口をこじ開けられた、痛かった」など動物病院に行くまでと、行ってからの思い出が猫に刻まれてしまっているのかもしれません。

その思いを断ち切るためにも、キャリーバッグやクレートを、動物病院に結びつけないようにします。それにはキャリーバッグやクレートを、寝床にするのが一番効果的です。しかし無理矢理入れても、猫はますます拒絶するでしょう。最初は猫の匂いが付いた敷物を入れ、おやつを食べさせるなど安心できるスペースとして提供します。

移動中のポイント

犬と異なり、散歩などであまり外に出る機会のない猫にとって、外に出ることすらストレスになりかねません。

刺激に注意

キャリーバッグやクレートにせっかく慣れたのに、移動中グラグラ揺れる、大きな音がするなどはストレスになります。バイクや自転車の荷台に乗せるのは、揺れるだけでなく大変危険なのでやめましょう。

電車やバスは音が大きく、不特定多数の人がいるので猫の移動にはあまり適切ではありません。知らない人に覗きこまれるのも、ストレスになります。「猫を見せて」と声をかけられても断るようにしましょう。やむを得ず電車やバスで行く場合は、布をかけるなどして周囲が見えないようにします。

できれば徒歩か、自家用車での移動が適しています。車の運転が難しい場合は、ペットタクシーなどを利用しましょう。

粗相に備えておく

キャリーバッグやクレートの中には、必ずペットシーツを敷いて粗相に備えておきます。ビニール袋やウエットティッシュも必須です。

道中励ますのはNG

「あとちょっとだよ」「がんばれ」などとつい声をかけたくなりますが、励ましは猫を不安にさせるだけです。また「静かに!」などキャリーバッグやクレートを外から叩くこともやめましょう。

脱走には十分注意を

「扉が開いて逃げてしまった」などトラブルがないよう、十分注意してください。ハーネスや首輪に固定できるタイプもあるので、利用してもいいですね。その際は、首に負担がかからないように気を付けてください。

動物病院に着いたら

待合室で猫を出してしまうと、他のペットとのトラブルになりますし、迷惑もかかります。なにより猫が怖がるので、呼ばれるまで出さないようにします。

むやみに話しかけないで

待合室でも猫に話しかけるのは、不安を強くするだけです。静かに待ちましょう。できれば予約制で、すぐに診察してもらえるような体制になっている病院だと、待ち時間のストレスが減ります。猫専門の動物病院もあるので、相談してみてもいいでしょう。

とっておきのおやつを用意

猫の大好きなおやつを用意します。獣医師の許可を取り、診察台などで与えましょう。病気の場合は、おやつが悪影響になることもあるので必ず相談してからにしてください。
緊張の度合いが激しい場合は、おやつも受け付けない場合があります。無理に食べさせないようにしてください。

動物病院で相談を

なかなかうまくいかない場合は、動物病院に相談してみましょう。

練習をさせてもらう

動物病院に頼んで、通院の練習をするのもおすすめです。特に体調不良でなくても、動物病院に行ってスタッフからおやつを与えてもらいます。何度か繰り返すと「動物病院=おいしいものがもらえる」と覚えてくれるでしょう。おやつを食べながら、体を触る練習などもしてもらいます。特に子猫のうちは効果的です。

合成フェロモンの利用

おびえが激しい場合は、猫の合成フェロモン剤スプレーを利用することも検討します。合成フェロモン剤スプレーを、キャリーバッグやクレート内に噴霧することでも興奮を抑えることができます。自己判断で使用せず、まずは獣医師に相談してからにします。

焦らないこと

猫の性格によっては、動物病院になかなか慣れない場合もあります。「動物病院が大好き」まで行かなくても、「動物病院はおやつがもらえる」「怖くない」を目指し、飼い主さんが焦らないようにしましょう。

 

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猫の食事で大切なこと 猫の習性を理解して与えよう

猫の食事で大切なこと 猫の習性を理解して与えよう

「猫がフードを残す」「食べムラがある」「勢いよく食べてしまう」など「猫の食事」に悩みはありませんか?まずは普段のフードの与え方を見直してみましょう。「数回に分けて少しずつ食べる」「狩りをしたい」という猫の習性を理解して与えることが大切です。

一度にたくさん与えない

猫は少量の食べ物を、1日に何度も食べる動物です。「小動物を狩っては食べる」という食事の習性があると理解してあげましょう。そのためフードを一度にたくさん与える方法は、猫には向いていません。

一度にたくさんフードを与えられた場合、多くの猫は、自分で調節して少しずつ食べます。その場合、猫は狩りができずいつでもフードが食べられることに、不満や退屈な気持ちを抱きがちです。

またあればあるだけ食べてしまう猫もいて、その場合は胃腸に負担をかけたり、肥満を招いたりする恐れがあります。猫の消化器官は、一度に大量の食べ物を消化するのに向いていません。

1日数回の食事にする

ではどのように食べさせればいいのでしょうか?1日に5回程度に分けて食べさせるのが、理想的です。多忙な方や、仕事などで日中留守にする飼い主さんは、数回に分けて食べられる自動給餌器や、フードを入れられるおもちゃを利用するのがおすすめです。

狩りの気分を

フードを与えられるまま食べるだけでは、実は猫の気持ちが満たされていません。猫は狩りをしたい生き物です。もちろん実際に狩りをさせる必要はなく、「狩りの気分を味わう」ことで満足させることができます。

フードを家のあちこちに置く

毎回同じ場所ではなく、家のあちこちにフードを置きます。自動給餌器を数か所に設置して、時間をずらして食べられるようにする方法もおすすめです。

フードを入れるおもちゃを置く

フードの入ったおもちゃを前足で転がしたり、鼻先でつついたりすることで、狩りをしたい気持ちが満たされます。多頭飼いの場合は、猫の数だけ用意してください。強い猫が全部食べてしまうことのないようにします。

夜中や明け方にごはんをせがまれて寝不足になってしまう飼い主さんは、夜寝る前に自動給餌器やおもちゃにフードを入れておきましょう。そうすると、猫が自分で食べてくれるので、起こされる心配も少なくなります。

食器にも気を配ろう

「フードをかき出して食べる」「お腹が空いているはずなのに、なかなか食べない」「フードの前で鳴いている、何か怒っているみたい」という場合は、食器が猫の好みではない可能性があります。特にヒゲが食器にあたるのを猫は大変嫌がるので、食器の形状を変えてみましょう。

また首輪が食器にカチャカチャ当たる音や、プラスチック製の食器が臭う、などでも食欲が落ちることがあります。

多くの猫は、平たい形状の陶器製の食器を好むようですが、猫によって食器の好みが異なります。いくつか用意して、猫に選んでもらうのが最もわかりやすいでしょう。

食事の場所にも気を配る

静かで清潔な場所で、食べさせるようにします。例えば猫のトイレの近くは、食事場所として適していません。猫は嫌がって食べなくなってしまいます。またテレビの隣、洗濯機の大きな音がする場所なども避けましょう。

できれば水飲み場とも離す方が、猫にとってはストレスになりません。「ワンルームで場所がない」という場合は、できる限りトイレと音がする家電製品から離れた場所に置いてください。

多頭飼いは別のところで

猫たちたが並んで食べている様子がかわいくて楽しい、と思いがちです。写真に撮りたくなりますよね。しかし実は猫たちにとってはストレスになっている可能性が高いです。人間のように、みんなで食事をするのを楽しむ生きものではないということを理解しておきましょう。

集まって同じ場所で食べることは、「他の猫に食事を盗られてしまう」「強い猫が見張っていて食べられない」などの強いストレスを感じます。実際取り合いになっていることもあるでしょう。

また犬も飼っている場合は、犬が猫の食事に興味を持ちやすいもの。犬がちょっかいを出してくる、近くでワンワン吠えるということも、猫にとってはストレスです。それぞれの猫が落ち着いて食べられるよう、別々の場所に設置するようにしましょう。

食べている最中、飼い主さんは静かに

猫が食べている最中、「おいしいね」「たくさん食べなさい」とずっと声をかけていませんか?「なんでこぼすの!」と叱っていませんか?ついついやりがちですが、猫にとってはこれもストレスです。

「高いフードを奮発して買ったのだから絶対食べてほしい」など過剰な期待から、無理に食べさせるのもやめましょう。

フードを食べている横で、掃除機をかけるなども嫌悪感を抱く原因となります。猫が食べているときは、静かにそっとしておきましょう。

食欲がない場合は動物病院に

食欲の低下の他にも、「元気がない」「よだれを垂らしている」「嘔吐や下痢がある」という場合は何らかの病気の可能性もあります。動物病院を受診しましょう。

まとめ

飼い主さんは、猫の食事の習性を理解してあげることが大切です。まとめてどっさり与えたりせず、5回程度に分けてあげましょう。また「狩りの気分」を満たすことで猫はとても満足します。食器や食事場所も配慮し、1匹で落ち着いて食べられるようにしましょう。食欲不振が続いたときは、早めに動物病院を受診してくださいね。

 

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ぽっちゃり?かわいい?猫の肥満に注意!

ぽっちゃり?かわいい?猫の肥満に注意!

丸々とした猫は、見た目もかわいらしく、ついそのまましてしまいがち。ネットにも、ふっくらした猫がアップされて人気になることがありますよね。しかし猫の肥満は、高血圧や関節炎など、さまざまな病気にかかるリスクを高めます。適正体重をチェックして、太りすぎないように注意してあげましょう。

猫の肥満のリスクは

人間も猫も肥満には、さまざまなリスクが伴います。
・糖尿病、高血圧、脂肪肝などの病気を招きやすい
・ジャンプなどでケガをしやすい
・毛づくろいができなくなる
・心臓に負担をかける
・脂肪が気管を圧迫してしまう
・体重が重く、関節や腰に大きな負担をかける
など猫の健康を脅かす大きなリスクがたくさんあります。

体重何キロからが肥満?

目安として、適正体重15%超えると肥満とされています。ただ、品種によっても適正体重が異なりますし、年齢や性別でも異なります。測定した数字だけにとらわれず、まずは動物病院で獣医さんに相談するのが一番いいでしょう。

肥満かどうか体型でわかる?

「ボディコンディションスコア(BCS)」で、愛猫が肥満になっていないか確認する方法があります。ボディコンディションスコアは、猫の見た目と体に触れることで、適正体型の判断基準となるものです。

猫の体型は、「BCS1 :痩せ」「BCS2:やや痩せ」「BCS3:理想体重」「BCS4:やや肥満」「BCS5:肥満」の5段階に分かれています。

環境省の「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~」にくわしい図と説明が出ています。愛猫の体型チェックの参考にしてください。
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide_1808/pdf/6.pdf

ただ飼い主さんが、猫を触ってみてもわかりにくいことがあります。肥満ではないけれど、お腹がタプタプしている老猫もいますよね。見た目も、長毛種だとなかなか判断しづらく、そもそも触られることを嫌う猫もいます。目安として考え、正確な状態は動物病院で確認してもらいましょう。

肥満の原因って?

食べすぎ

年齢にあった食事量を超えてしまっている、おやつを与えすぎていることが原因です。きちんと量らず、餌皿にザーッとフードを入れていませんか?またねだる姿がかわいくて、ついついおやつをたくさん与えてしまうことも太る原因です。
また、成長期を過ぎたのにいつまでもカロリーの高い子猫用のフードを与えることも、カロリーオーバーの原因となります。

避妊・去勢手術

避妊去勢手術によるホルモンのアンバランスが食べすぎを招き、太りやすくなることがあります。

運動不足

家でのんびりと過ごす猫は、おいしいご飯が出て来て好きなだけ食べられます。自分で餌を狩る必要もなく、運動量が低下しがち。それにおやつが加わると、あっという間に太ってしまいます。

太ってくると、動くのが億劫になります。するとさらに運動不足になり、また太るという悪循環に。太りすぎで関節に負荷かがかかり、痛みなどを生じるようになると、さらに動かなくなってしまいます。

ダイエットと称して絶食はさせない

どうもうちの子は太っているかも?と思ったらまずは動物病院で相談しましょう。いきなり飼い主の自己判断で食事を減らすことは危険です。特に食事を抜くと、猫は「肝リピドーシス」という肝機能障害を起こしやすくなります。命に関わる危険があるので、食事抜きや絶食は行わないでください。

獣医師に相談

まずはかかりつけの獣医師に愛猫の体をしっかり診察してもらい、病気などがないかを確認してもらうことが大切です。そこで愛猫に合ったダイエット方法を相談し、指導してもらいましょう。減量用の療法食を処方してもらったり、ダイエットによいフードや与え方を教えてもらったりすることがおすすめです。

また体重の増減だけでなく、全身を診てもらうことで病気の早期発見も可能になるので、定期的な健康診断をおすすめします。

運動は少しずつ取り入れる

猫は上下運動を好むので、キャットタワーを利用して運動させるのがおすすめです。少しずつ取り入れ、無理のないようにしましょう。いきなりジャンプが必要な大きなキャットタワーではなく、踏み台がたくさんある安全なものを設置してください。

飛び降りたことで、ケガをしてしまう危険があります。特にすでに関節に痛みがある場合は、かえって負担になるので注意が必要です。最初はちょっとした段差や、小さなキャットタワーで遊ばせるようにしてください。

おもちゃで遊ぶ時間を増やすのもおすすめです。狩猟本能を刺激するようなおもちゃを用意してあげましょう。長時間行うのではなく、2,3 分程度を1日数回など負担にならないように遊んでください。

お手入れを手伝う

毛づくろいしたいのに、太ると舌が届かなくなることがあります。毛づくろいができないと、汚れが落ちづらくなり、長毛種では毛が絡んでしまうことも。こまめにブラッシングをしたり、身体をペット用ウエットティッシュなどで拭いたりしてあげましょう。お尻周辺のお手入れができなくなることもあるので、こまめにチェックしてください。

愛猫のために肥満を防ぎましょう

肥満は、人間にとっても猫にとっても犬にとっても、好ましい状態ではありません。一見かわいく見えても、身体には大きな負担をかけています。愛猫が太ったと思った飼い主さんも、大丈夫と思った飼い主さんも、動物病院で一度チェックをしてもらいましょう。適正体重を知っておくこと、体型を知っておくことも大切です。

もし「肥満です」と言われたら、獣医師にダイエット方法を指導してもらいましょう。飼い主さんは愛猫の健康のためにも頑張ってください。

 

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猫との引っ越し ストレスをかけないことが大切!

猫との引っ越し ストレスをかけないことが大切!

猫は環境の変化が苦手です。特に引っ越しは、大きなストレスになりかねません。とはいえ飼い主さんは、仕事やライフスタイルなどの変化でどうしても引っ越ししなければならないときがあります。猫になるべくストレスを与えないように、引っ越しをしましょう。

動物病院で受診を

引っ越し前に、体調をチェックしておきましょう。特に持病のある猫は、お薬も処方してもらうと安心です。車酔いする猫は、酔い止めをもらっておきましょう。

慣れない新しい家での暮らしや、移動の疲れで体調不良になることも。あらかじめ引っ越し先の動物病院を探しておきましょう。かかりつけの動物病院に相談して、紹介してもらうという方法もあります。

クレートやキャリーに慣れさせておく

徒歩で行ける距離でも、電車や車を利用するとしても、移動にクレートやキャリーバッグは欠かせません。普段からクレートやキャリーバッグに慣れさせておきましょう。中でとっておきのおやつを食べさせる、大好きな敷物を入れておくなどがおすすめです。

猫用グッズは新調しない

新調せず、使っている家具を持って引っ越す方が猫は安心します。特に猫用グッズは我慢してください。たとえぼろぼろになった爪とぎでもそのまま持って行きます。自分の匂いの付いたグッズを残すことが大切です。特にトイレの新調は避けてください。抵抗があるかもしれませんが、使っていた猫砂も一部残したまま新居に持っていきましょう。

引っ越し作業は見せないほうが〇

引っ越し業者の人が、家の中に入ってどんどん荷物を運び出す、これは猫にとって自分の縄張りを荒らす行為に見えてしまうようです。ストレスになるので、見せないようにしましょう。猫が慣れているペットホテルや動物病院があれば、そこに預けるのもおすすめです。

そういった場所がない場合は、荷物を運び出すことの少ない部屋など安全な場所で過ごすようにします。間違って開けてしまわないよう、「猫がいます。開けないでください」という張り紙をドアに貼っておくと安心です。猫を家から出すのは、作業がすべて終わった最後にしましょう。

移動中は外の景色を見せない

車や電車乗った場合、クレートやキャリーバッグに布カバーや風呂敷をかけて、外を見せないようにしたほうが猫は安心します。抱っこは危険なのでやめましょう。びっくりして排泄することがあるので、ペットシーツやビニール袋、ウエットティッシュを必ず用意しておきましょう。

「日光が当たる」「風通しが悪い」など四季を問わず、猫が熱中症になる危険があります。温度が上昇しないように、十分注意してください。

ときどき休憩をはさんで、お水を飲ませてあげましょう。真夏はクレートやキャリーバッグの中にクールマットを敷いておくのもおすすめです。猫を車の中に入れたまま、買い物などに行くのは危険なので絶対にやめてください。

公共交通機関を使う場合は

猫を連れて電車やバスに乗る際は、別途小荷物の料金が必要になる場合もあります。前もって、鉄道会社やバス会社に問い合わせておきましょう。飛行機移動の場合も、猫を運ぶにはどうしたらいいか航空会社に事前に問い合わせてください。

荷物を入れてから、部屋に入れる

引っ越しの荷物を全部入れ終わってから最後に猫を入れるようにします。家具の配置など再現すると猫は安心します。間取りが変わったり、部屋の大きさが変わったりすると難しいかもしれませんが、心がけてみてください。

怖がってクレートやキャリーバッグから出てこない場合は、無理に猫を出さずに放っておきます。猫が出てきたら、その後は好きなように部屋の中を探検させます。事前にフェロモンスプレーで匂いをつけておくのもおすすめです。フェロモンスプレーについては、動物病院で相談してみましょう。

押し入れや家具のすき間など、狭いところに入ってしまうことがあるので、危険のないように注意してください。

外には出さないで

慣れない土地での猫の捜索は大変です。ドアを開けた瞬間に、飛び出すこともあるので、迷子札をつけておくようにしましょう。窓の開け締めにも十分注意しましょう。

また好きなときに外に出る習慣があった猫は、新居でも出たがるかもしれません。しかし新居では外に出さないでください。ボス猫に追いかけられて帰れなくなる、犬に吠えられて驚いて遠くに行ってしまうなど迷子になる可能性が高くなります。

猫が外に出ると、交通事故にあう危険性も高くなります。引っ越しを機に、外に出す習慣は止めさせるといいでしょう。

体調管理をしっかり

引っ越した直後は猫も落ち着きません。ご飯を食べない、食欲が落ちた、下痢をするなど体調を崩す可能性がいつもより高くなります。しばらくは、猫の体調に気を配りましょう。いつもと違うと思ったら、早めに動物病院を受診してください。マイクロチップを入れている猫は、データ変更を忘れないようにしましょう。

引っ越しは飼い主さんも大変ですが、猫にとっても大変なストレスです。「猫ファースト」という気持ちで、準備をしっかりして引っ越すようにしましょう。

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猫のデンタルケアで歯周病予防を!

猫のデンタルケアで歯周病予防を!

愛猫のデンタルケア、できていますか?かなり苦戦している方が多いのではないでしょうか。猫にも歯周病があります。歯周病を放っておくと、口の中はもちろん全身の病気の原因となる危険が高くなります。お口が気になる愛猫はまずは動物病院に行きましょう。トラブルのない愛猫も、今日からさっそくデンタルケアを始めましょう。

歯周病とは

人間の病気というイメージが強い歯周病ですが、猫も犬もかかります。特に猫は歯周病になりやすいと言われ、3歳を過ぎるとかなり多くの猫が歯周病になりかけています。

歯周病は歯垢や歯石についた細菌が増殖することで、歯周組織や歯肉に炎症が生じます。歯の汚れのほかにも、感染症や慢性の病気にかかって免疫が低下している猫は、歯周病になりやすいようです。

歯周病のトラブルは口の中にとどまりません。血流にのって細菌が全身にいってしまうことがあります。そうなると、肝臓や腎臓、心臓にまで悪影響を及ぼし、重い病気の原因になることも。愛猫のためにも次のような症状が見られたら、まずは動物病院に連れて行きましょう。

口臭・よだれに注意

歯周病などトラブルが起こっているサインとしてわかりやすいのが、「口臭」です。口の中に痛みがある場合、よだれも出やすくなります。口の周りが汚れている、濡れているというときは要注意です。ベッドがよだれで濡れていることもあります。

歯がグラグラしている

歯周病が進行すると、歯周の組織が弱って歯をしっかり支えられなくなります。

食欲がない

歯周病が進行することで、痛みが生じると食欲がなくなりがちです。また食欲がある場合でも、ドライフードが噛めなくなってうまく食べられないこともあります。ふやかすかウエットフードを食べさせてあげましょう。

くしゃみや鼻水も?

意外ですが、くしゃみや鼻水も歯周病の症状として出ることがあります。鼻の中まで炎症が広がるためです。

歯みがきをしよう

「早く磨かなくては」とあせってしまうかもしれませんが、一度嫌がられてしまうとなかなか大変です。歯ブラシを見たとたん、高いところに逃げられたり、噛まれたりしてしまうかもしれません。焦らずに少しずつ進めて行きましょう。

まずはお口のタッチから

もともと口を触られるのが嫌いな猫も多いかもしれません。やさしく一瞬タッチしてすぐに終わらせます。あまり嫌がらなければ、ちょっとだけ唇をめくってみましょう。

おいしいウエットフードやおやつをつかう

とっておきの愛猫の大好きなおやつを利用すると、やりやすいでしょう。そのおやつを与えるのは歯みがきタイムと決めておくと、がんばってくれる可能性も高くなります。

触っても抵抗しなくなったら

次は愛猫の歯や歯ぐきを触ってみましょう。指にウエットフードや液状のおやつを塗っておくと、あまり抵抗しません。猫用のおいしい味がする歯みがき粉を利用するのもおすすめです。このとき、指を噛まれないように十分注意してください。嫌がるそぶりを見せたら、すぐにストップします。

いつも歯ブラシを置いておく

愛猫の歯ブラシを、いつも目に付くところに置いておきましょう。いきなり歯ブラシを見せるよりも抵抗が減らすことができます。匂いを嗅いだり、触ったりしていたら、やさしくほめてあげましょう。

歯を触れるようになったら

指で歯を触れるようになったら、歯ブラシを一瞬歯に当てます。くれぐれもゴシゴシこすらないようにしてください。歯ブラシにおいしい味のものをつけておくといいでしょう。

犬歯(尖った大きな歯)が一番当てやすいので、抵抗しないようなら少しだけ磨いててみてください。歯と歯茎の間に汚れが付きやすいので、ちょっとこすってみます。嫌がったらすぐにやめましょう。

奥歯は汚れが溜まりやすい部分です。もしここまで順調に来たら、奥歯も当てるところから始めて、ちょっとずつ磨いてみましょう。

どうしてもだめならガーゼやスプレーを

ただし、どうしてもやらせてくれない愛猫もいるでしょう。激しく暴れると危険なので無理は禁物です。猫用の歯を拭くガーゼを使って、少しでも汚れを落としてあげましょう。それでもダメな場合は、液体歯みがきやスプレーなどを使います。使い方がわからない、不安だという場合は、動物病院を受診しましょう。

スケーラーは使わない

スケーラーは使わないでください。歯垢や歯石取り用に、スケーラー(先端がとがったステンレス製の歯のお手入れ道具)が販売されています。スケーラーはとがっているため、歯ぐきなどに傷をつける危険が高く、飼い主さんが使うのは大変危険です。

動物病院で定期的にチェック

うまく磨けたとしても、汚れがとれていないことがあります。歯の汚れ具合や、歯周病チェックのためにも、動物病院で定期的なチェックをしましょう。口臭やよだれが心配な飼い主さんも、まだ大丈夫という飼い主さんも獣医師にお口のチェックをしてもらってください。愛猫が元気で長生きするためにも、デンタルケアはしっかり行いましょう。

 

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猫のお留守番で気を付けたいことって?

猫のお留守番で気を付けたいことって?

ペットホテルに預けるほど長期でもないけれど、1日中でかけなくてはいけないときなど、猫に長時間留守番させるのは心配になることがありますよね。フードやお水、トイレ、お部屋の環境のことなど、猫の留守番で注意したいことやポイントを解説します。

基本的には留守番可能だが環境を整えて

猫にもよりますが、基本的には1泊2日程度ならの留守番ができる動物です。フードを好きなときに食べ、お水を飲み、心地よく眠れる環境なら静かに飼い主を待てるでしょう。安心して待てるように、お出かけ前に飼い主さんは環境をしっかり整えてください。

ただし離乳前、直後の子猫、療養中の猫がいる場合は、長時間の留守番は避けましょう。また2泊以上になる場合は、ペットシッターやペットホテル、動物病院に預けることを検討してください。

ドライフードと水を多めに置いておく

ドライフードや水は、猫が好きなだけ食べて飲めるように用意しておきます。1ヶ所だけでなく、何ヵ所かに分けて置いておくのがおすすめです。水入れは、猫が触っても倒れない安定したものを使いましょう。ウェットフードは腐敗しやすいので、やめましょう。どうしても、という場合は保冷剤で冷やしておきます。

フードをあればあるだけ食べてしまう、という猫にはタイマー付きの自動給餌機が便利です。設定した時間が来るとフタが開いて食べられますが、びっくりする猫もいるので普段から慣れさせておくことをおすすめします。

トイレは複数あると安心

留守中はどうしてもトイレ掃除ができません。猫はきれいなトイレが好きなので、いつまでも排泄物があるとストレスになることもあります。粗相を予防するためにも、トイレはできれば2個用意しておきましょう。特に多頭飼育の場合は、猫の数プラス1個は置いておくようにします。

部屋の中の安全性をチェック!

留守中は何かあってもすぐに対応ができません。安全に過ごせるように、猫の目線になって部屋の中をチェックしましょう。

誤飲の可能性があるものを片付ける

猫は何かを食べようとして口に入れるのではなく、じゃれているうちにどんどん飲みこんでしまうことがあります。消化しきれず腸閉そくになったり、腸に絡んだりする恐れがあるので注意してください。

特に危険なものが、輪ゴムや糸、毛糸玉、ティッシュ、ビニール袋などです。退屈しないようにおもちゃを置いていく場合は、猫じゃらしのようなひも状のおもちゃや、布のおもちゃはやめましょう。

食いしん坊の猫の場合は、人間の食べ残しや残飯などを食べないようにきちんと片付けてください。特に玉ねぎやネギが入ったものを食べると危険です。

部屋の温度調節に注意

風を通そうと、窓をほんの少しでも開けるのはやめましょう。防犯上危険であることはもちろんですが、少しのすきまでも猫が外に出る可能性があります。夏や冬はエアコンを入れたままにして、室温を調整しましょう。エアコンの風が、猫が過ごす場所に直接当たらないように設定することも重要です。

万が一停電してエアコンが止まることも考え、夏は体が冷えるマットを、冬は温かいベッドを用意しておきましょう。意外に困るトラブルが、猫がエアコンのリモコンの上を歩いたり、落としたりして止めてしまうこと。猫が触れない場所にリモコンを置いておきましょう。

お風呂の水は抜いておく

冬にお風呂のふたに乗って温まる猫や、夏はお風呂場のタイルで体を冷やす猫もいます。猫が誤って落下しないよう、浴槽の中の水は抜いておくと安心です。トイレのふたも閉めておいてください。

猫の留守番、もっと安心したいから

いろいろと環境を整えても、「1匹でどうしているかな」「けんかしていないかな」と心配になりますよね。便利なグッズを使うほか、ペットシッターに頼むのがおすすめです。

ライブカメラ機能を利用

外出先から猫の様子が確認できる、ライブカメラ機能が付いた自動給餌機やアプリもあります。ときどき猫の様子をチェックしたい方は、そういった機能を利用するのもおすすめです。

大きなケージを使う

「うちの猫はいたずらが好きだから心配」という方は、ケージに猫を入れておくのもいいでしょう。小さなケージだと、運動不足になってストレスがたまります。3段くらいになったケージなら、広々と使えて上下運動も可能です。

ペットシッターを頼む

ペットホテルは環境が変わってしまうため、猫にとっては大きなストレスになることもあります。できれば落ち着いて過ごせる自宅にいさせてあげたいもの。しかし猫だけで長時間過ごさせるのは心配という方には、やはりペットシッターに頼むのがおすすめです。特に持病のある猫や高齢の猫がいる場合は、プロに面倒を見てもらいましょう。

家に帰ってきたら猫の様子をチェック

まずは猫に体調の変化がないか確認します。そのあと、猫がいたずらしたり、荒らしたりした形跡はないかチェックしてください。ほとんどの猫は留守番が平気ですが、飼い主さんに強い愛着を持っている猫は留守番が大きなストレスになる場合もあります。粗相やいたずらの跡があったら、一度獣医師に相談しましょう。

あとはたっぷり猫と遊んで、留守番をねぎらってくださいね。

 

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猫の多頭飼い「平和に仲良く暮らす」ポイントは?

猫の多頭飼い「平和に仲良く暮らす」ポイントは?

猫を飼っていると「もう1匹飼うとうちの子が喜ぶのでは」とか「保護した子猫を見捨てられない」と、複数の猫を飼う機会があるかもしれません。多頭飼いで猫たちが仲良くくっついて眠る様子は、幸せそのもの。しかし猫同士にももちろん相性があります。すでに多頭飼いをしている方も、これから多頭飼いをしたいと思っている方にも多頭飼いのポイントを解説します。

猫同士をいきなり一緒にしない

猫は環境の変化が苦手です。今まで1匹で過ごしていた猫に「新しいお友達だよ」といきなり新しい猫を会わせることは避けましょう。

会わせる前には避妊・去勢手術をしておく

多頭飼いをする際は、猫が増えすぎることを避けるためにも必ず避妊・去勢手術をしておきましょう。避妊・去勢をしておくと、おだやかに過ごせるメリットもあります。子猫の場合は、いつ手術をするか獣医師に相談しましょう。

新しい猫は別の部屋でケージに入れる

最初は別の部屋に新しい猫をケージに入れて様子をみてください。ワンルームの場合は大きめの布でケージを覆っておくといいでしょう。猫は慣れない場所では怖がることもあるので、外が見えない方が落ち着きます。

新しい猫の姿を遠くから見せる

なんとなくお互いに存在を感じ始めたなと思ったら、姿を見せてあげます。できれば少し距離を置いた場所で見せてあげると安心です。その際にどちらの猫にもほめながら「とっておきのおやつ」を食べさせます。するとどちらの猫も「この猫といるといいことがある」と思ってくれるようになります。
威嚇せず落ち着いているようでしたら、ケージから出してみてください。そのときも「とっておきのおやつ」を与えましょう。

猫グッズは猫の数だけ揃える

猫同士仲良く使ってほしいと思うかもしれませんが、トイレ・食器・おもちゃ・ベッド・爪とぎ・キャリーバッグなど猫グッズは猫の数だけ揃えてください。猫それぞれのリラックスできるグッズと空間を与えてあげることが、猫のストレスを減らすことにもつながります。

くつろぐスペースも猫の数だけ用意

特に相性があまりよくない猫たちの場合は、それぞれの猫たちが適度な距離を置いて過ごせる場所を確保してあげたいもの。そこにはお気に入りのベッドを置いてあげましょう。部屋の広さに余裕があれば、キャットタワーも複数あるといいかもしれません。

トイレは特に重要

1つのトイレを複数の猫で使うと、清潔を保つのも難しくなります。猫たちもストレスが溜まるでしょう。また血尿が出ている、下痢をしているなど体調不良の猫を見つけにくくなることもあるので、猫の数プラス1個は用意してあげましょう。それでも人気のあるトイレが出てきやすいようです。猫たちに人気のないトイレは、何らかの原因があるので置き場所などを見直してください。

飼い主さんと遊ぶ時間もとる

猫同士が遊んでいるから一緒に遊ばなくてもいいと思わず、飼い主さんも一緒に遊ぶ時間をとりましょう。

仲良しはくっついて寝る?

身体をくっつけて寝ていれば、かなりの仲良し。相性も抜群といったところでしょう。
ただ飼い主さんご自身、いくら家族で仲がよくても四六時中しょっちゅうくっついて過ごすことはほとんどないでしょう。猫も同じように考えてみるとわかりやすいです。ケンカはしないけれど寝るときは別々、という猫同士でも決して相性は悪くありません。お互いが快適な距離をとって過ごしていると理解してあげましょう。

仲が悪い場合は…

猫同士で威嚇してしまう、本気でケンカを始めてしまいそうなどという場合、残念ながら相性はよくないと言えます。お互いの存在がストレスになってしまうと、被毛を舐めすぎたり、食欲が落ちたりしてしまう危険性もあります。次のような対策をとってみてください。

猫同士が過ごすスペースを離す

相性があまりに悪い場合は、なるべく猫同士が顔を合わせないよう環境づくりをしてあげましょう。複数の部屋がある場合は、別の部屋で過ごすようにスペースを作ります。

1階と2階で過ごす場所を分けるのもいいでしょう。ワンルームなど別の部屋で過ごすのが困難な場合では、ケージに布をかけるなどして落ち着くスペースを作ります。

行動にくわしい獣医師に相談する

いろいろ環境づくりをしてもストレスが溜まっている、体調不良になったという場合は動物病院を受診しましょう。隠れた病気がある可能性もあります。また猫の行動学にくわしい獣医師に相談することもおすすめです。

猫たちに過度な期待をしない

猫同士がくっついて寝たり、一緒に仲良く遊ぶ姿には癒されます。しかし猫は犬と異なり、もともと単独行動をする生き物。相性が悪いのは、どちらかの猫が悪いのではありません。

猫たちに過度な期待をかけないようにしましょう。ぴったりくっつかなくても、猫同士があまりケンカもせず、楽しく元気に暮らすことができれば十分と思っておくと意外とうまくいきます。多頭飼いではどの猫にも飼い主さんがたっぷり愛情を注ぐこと、責任をもってしっかり飼うこと、これが最も大切なことです。

 

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