猫のこと

猫の頭突きにはどんな意味がある?

猫の頭突きにはどんな意味がある?

目次
  1. 猫の頭突きとは
  2. 頭突きされたらどうすればいい?
  3. まとめ

猫は、飼い主さんの足や、ほかの猫に頭突きをします。何度も頭突きしてくると思えば、あっさりとコツンで終わってしまうときもあるのが不思議ですね。飼い主さんが外出から帰ると、丹念に頭突きをして体を摺り寄せてくることもあります。

また生き物だけでなく、家具や荷物にも、一生懸命頭突きをします。猫の頭突きにはどのような意味があるのでしょうか?猫の頭突きの意味や、注意点を解説します。

猫の頭突きとは

猫の頭突きには、愛情表現や要求、挨拶のほかに、自分のニオイを付けるマーキングの意味があります。そのため、飼い主さんにしてくることもあれば、ほかの猫や同居中の犬にすることもあるのです。家具などに、自分のニオイをこすりつけるための頭突きもあります。

愛情表現の頭突き

飼い主さんへの愛情表現としての頭突きです。「好きです、大切です」という気持ちが込められています。もし保護した猫が頭突きをしてくるようになったら、飼い主さんに心を許した証拠です。

このとき、しっぽがぴんと立てていたり、喉をゴロゴロ鳴らしたりしていたら、飼い主さんに甘えたい気持ちも込められているでしょう。

よく慣れている猫では、飼い主さんから頭突きをすると、頭突きを返してくれることもあります。お互い「大好き」といっているのですね。

愛情表現の頭突きは、猫同士でも見られます。多頭飼いの飼い主さんは、仲のいい猫同士が頭突きをしあっているのを見たことがありませんか?頭突きを丹念にしている猫同士は、親和性が高く、相性がいいと言えます。

要求の意味

鳴きながらしつこく頭突きをしてくる場合は「おなかすいた」「もっと遊んで」「トイレを掃除して」など、飼い主さんへの要求が考えられます。

猫は要求が通るまであきらめず、何度も頭突きをしてくるでしょう。特にご飯の要求のときは、足にまとわりついて頭突きをすることもあります。

ひんぱんにしつこく頭突きをされる場合は、何か満たされていないことがあるのか環境を確認してみましょう。例えば「かまってほしい」「ストレスがある」などの要求がある可能性があります。

挨拶

挨拶の頭突きもあります。飼い主さんへの朝の軽い頭突きは「おはよう」の意味と考えられます。外で猫同士が、軽く頭をくっつけているのは「どう、元気?」と挨拶をしているのかもしれません。頭を付けて挨拶するのは親しい証拠で、仲の悪い猫同士では見られません。

敬意の気持ちの頭突き

立場が弱い猫から、強い猫への敬意の頭突きもあります。例えば、めす猫からおす猫、子猫から母猫、新しく来た猫から先住猫などです。先に住んでいた犬など、猫以外の動物に対しても頭突きをすることがあります。

「マーキング」ニオイ付け

猫の耳の下や頬周辺には、ニオイのあるフェロモンの分泌腺があります。猫は縄張り意識が強いため、頭突きでニオイを付けているのです。頭突きをしてそのまま顔を擦り付けてくるときは、ニオイ付けだと考えていいでしょう。

飼い主さんが外出から帰ったときやお風呂上りに、やたらと頭突きをしてくる場合は、甘えや要求よりもニオイを付けたがっているのかもしれません。自分のニオイを付けて安心する意味もありますし、「私のもの」と主張の意味もあります。もちろん、愛情のある相手にしかしない行為です。

ほかにも家具やキャットタワー、飼い主さんの荷物などにもニオイを付けます。この場合も、自分のニオイを付けることで安心しているのです。愛猫が、どのようなものにニオイを付けているのか観察するのも楽しいですね。

頭突きされたらどうすればいい?

頭突きは猫の愛情表現です。お返しにやさしく撫でてあげると喜ぶでしょう。あごの下など、猫が気持ちよい場所を撫でると猫もうっとりします。このとき、声をかけたり、名前を呼んだりすると絆も深まります。

咬まれないように注意

しかしあまりにしつこく撫でるのは要注意です。撫でていて、いきなりガブリと咬む行為には、「いいかげんにしろしつこいぞ」の意思表示が考えられます。

撫でている最中に、猫がしっぽをパタンパタンと振り出したら「もういらない」のサインです。咬まれる前に、撫でるのをやめましょう。

咬まれたらどうする?

咬まれても反応せずに、離れるのが正解です。叱る、怒鳴るなどは猫との信頼関係が崩れる原因になるのでやめましょう。大騒ぎするのも禁物です。

子猫や活発な猫では、撫でられているうちに興奮して噛んでくる場合もあります。かわいいからといって、騒いだり、手をひらひらさせたりすると、ますます興奮するため注意が必要です。

狩猟本能が刺激され、咬む癖がつくかもしれません。ひとり遊びができるおもちゃなどで、ストレス解消をしてあげましょう。

まとめ

猫の頭突きには、愛情表現や要求、挨拶、敬意のほかに、ニオイ付けの意味があります。いずれにしても、飼い主さんへの親しみを込めて頭突きをしているのには間違いがありません。

しかししつこい頭突きには要求もあります。たびたびしつこく頭突きをしてくるときは、何か不満がないか確認してみましょう。日頃から、愛猫の頭突きを観察してみてください。

 

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猫は完全室内飼いに!安全・快適に暮らすには?

猫は完全室内飼いに!安全・快適に暮らすには?

目次
  1. 室内飼いのメリット「危険から守る」
  2. 室内飼いのデメリット
  3. 室内で猫を満足させるには
  4. まとめ

猫を完全室内飼いにしていますか?「お散歩に出るから」「元野良だから」と、半外飼いの方もいるかもしれません。「外に出たがるのに、出さないのはかわいそう」と思う方もいます。
しかし、室内で飼うことはたくさんのメリットがあります。猫が安心して暮らせる室内飼いについてデメリットと対策も含めて解説します。

室内飼いのメリット「危険から守る」

外は猫にとって危険なことがたくさんあります。交通事故や感染症、猫同士のけんかによるケガもあります。

交通事故に遭わない

室内で過ごせば、当然交通事故に遭うリスクはほぼなくなります。猫が交通事故に遭いやすいのは、車が来てもフリーズしてしまい、来た道を引き返さない習性があるためです。春先などは発情で興奮した猫が、飛び出して事故に遭うこともあります。
「沖縄タイムス」2016年4月12日付の報道によると、2015年度に沖縄県内で交通事故によって死んだ猫はなんと2,684件。1日あたり7匹の猫が交通事故で死んだことになるのです。命に別状がなくても、交通事故に遭えばなんらかの傷を負ってしまうリスクは高いと言えるでしょう。

感染症にかかるリスクが減る

室内は、感染症にかかるリスクも減らすことが可能です。外に出ると、ウイルスや細菌感染する機会がどうしても増えてしまいます。感染症にかかった野良猫と接触することもあるでしょう。
予防注射をしていれば、もし感染しても軽く済むことがほとんどです。しかし未接種の場合は、命を落とす危険性もあります。多頭飼いの場合は、ウイルスを持って帰った猫から他の猫が感染することもあるかもしれません。

ノミ・ダニに刺されにくい

家の中にいれば、ノミやダニに寄生されにくくなるのもメリット。ノミもダニも人間を刺します。特にマダニは、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など命に関わる病気を媒介するので注意が必要です。

体が汚れない

砂ほこりや泥汚れなど、外に出る猫は体が汚れがち。そのたびにシャンプーが必要になり、シャンプー嫌いな猫は大変です。家の中で過ごせば、汚れはあまりつきません。

猫同士のけんかや他の動物とのトラブルを避けられる

他の猫とのトラブルやけんかがなくなります。外に出れば、野良猫に遭遇することは避けられません。テリトリーに入れば、怒られて傷を負ってしまう可能性も高くなります。もし、相手の猫が、感染症にかかっていた場合移ってしまうかもしれません。
けんかまで至らなくても、追いかけられて、逃げているうちに迷子になったというリスクもなくなります。他にも放し飼いの犬や、野生動物に襲われる危険から身を守れます。

虐待や連れ去りのリスクがなくなる

残念ながら、動物を虐待する人はいます。室内にいれば、虐待をする人に遭遇する危険はありません。野良猫と勘違いされて、連れ去られるリスクもなくなります。

予定外の繁殖リスクがなくなる

家にいれば、他の猫と交尾する機会はありません。去勢や避妊をしない状態で、外に出した場合、繁殖してしまう確率が高くなります。お家の猫がオスならば野良の子猫を増やすことになり、メスならば子猫を家で飼うか、もらい手を探すことになるでしょう。妊娠・出産でメスの体にダメージを負うかもしれません。

ご近所への迷惑がなくなる

隣のおうちの庭で排泄をした、植木鉢を倒したなどご近所トラブルもなくなります。猫が苦手な方はいるので、考慮することは大切です。室内飼いなら家の中で排泄するので、そういった心配もなくなります。

室内飼いのデメリット

室内で飼うからといって、すべての危険から猫を守れるわけではありません。そしてデメリットもあります。少しでも安全に快適に過ごせるようにしましょう。
身のこなしがしなやかで身軽な猫。家具に飛び乗ったり、隙間に入り込んだりすることで、思いがけないケガをしてしまうことも。好奇心旺盛で、危険なものを口に入れるリスクは室内の方が高いかもしれません。よくあるリスクをご紹介します。

押し入れやクローゼットに入る

押し入れ、クローゼットなど狭い場所に入るのが大好きな猫がいます。飼い主さんが開けた隙に入り、猫が入ったのを築かないまま飼い主さんが扉を閉めてしまう、というトラブルも。特に夏は熱中症になるリスクが高まり危険です。そのほか洗濯機に入っていたのに気づかなかった、などの事例もあります。

お風呂の残り湯

冬は暖かく、夏は涼しいせいか、お風呂場で過ごすこと好きな猫がいます。特に、ほんのり温かい残り湯があると、温もりを求めてふたに乗る猫もいるでしょう。万が一、猫が落ちてしまった場合、最悪の場合おぼれてしまいます。お湯はすぐ捨てるか、ドアを閉めて入れないようにしておきます。

誤食誤飲リスクが高まる

室内には、猫にとって危険なものが意外と多くあり、誤飲誤食のリスクが高まります。「荷造りのビニール紐にじゃれていて、飲み込んでしまった」「床に落ちていた人間の薬で遊んでいて飲み込んでしまった」など思いがけないトラブルに発展する可能性も。きちんと片付ける癖をしっかり付けておきましょう。

室内で猫を満足させるには

今まで時々外にお出かけしていたのに、突然家の中だけで過ごすとなれば、ストレスを感じる猫もいます。室内でも楽しく過ごせる工夫も必要です。

遊べる場所とくつろぐ場所

キャットタワーを新しく置いたり、猫が安心してくつろげる場所を作ったりしましょう。ハンモックを付ける、外を眺められるスペースを作るのもいいでしょう。
転がすとフードが出てくるおもちゃを用意して、狩猟本能を刺激すると退屈も解消されるのでおすすめです。

触れ合う時間を増やす

猫と触れ合い時間を、今まで以上に増やします。猫じゃらしで遊ぶ、マッサージをするなど絆を深めましょう。

トイレをもっと快適に

外に出ていた猫は、外出先で排泄していた可能性があります。おそらく快適な排泄場所だったことが予想されます。室内でも気持ちよく排泄できるトイレを設置しましょう。大きめ(猫の体長1.5倍がめやす)のトイレ、好みの砂を用意します。小まめに掃除して清潔を保つことが大切です。

まとめ

今まで外に気ままに出ていた猫は、室内飼いに不満を覚えるかもしれません。しかし猫の室内飼いはメリットがたくさんあります。特に不慮の事故に遭うリスクが減ることは重要です。家の中でも猫が満足できる環境を作って、室内飼いに変更していきましょう。

 

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猫に薬を飲ませるコツとは?

猫に薬を飲ませるコツとは?

目次
  1. あらかじめ準備しておきたいもの
  2. 薬を与えるときの注意点
  3. 薬の飲ませ方
  4. うまくいかないときは動物病院に相談を

猫に薬を飲ませるのに苦労していませんか?フードに混ぜてもそこだけ残す、口に入れたのに吐き出すこともありますよね。薬を出しただけで、キャットタワーや押し入れなどに逃げてしまう子もいるかもしれません。

しかし体調不良の際は、薬の服用は重要です。今回は猫に薬を飲ませることがなかなかうまくいかない飼い主さんへコツを解説します。

あらかじめ準備しておきたいもの

薬を飲ませる前に、いくつか準備をしておきましょう。

大きなバスタオルや袋を用意する

抱きかかえると暴れる猫や怖がる猫は、大きめのバスタオルで身体をすっぽりくるんであげると落ち着きやすくなります。洗濯ネットや、クッションカバーなどでも代用できます。

とっておきのおやつやフードを用意しておく

猫が大好きなおやつやフードがあると飲ませやすくなります。投薬用の液状おやつもあるので動物病院に相談してみましょう。

シリンジ

液体の注入に用いる注射器のようなスポイトがあると、少量水を飲ませたり、粉薬を溶いた水を飲ませるに便利です。シリンジを手で握り、親指で押す方が力を調節しやすいです。お水を入れて静かに押し出す練習をしておいてください。

薬を与えるときの注意点

できれば2人で行う

1人が猫を保定する、1人が薬を飲ませるというように役割を分担する方がうまくいきます。

身構えない

「絶対薬を飲ませよう」と気合を入れすぎたり、「飲んでくれなかったらどうしよう」と心配しすぎたりすると、猫に「いつもと違う」と警戒されてしまい逆効果です。普段と変わらない態度でいましょう。

うまくいかなくても怒らない

薬を嫌がったり吐き出したりしても、怒鳴ったり、叩いたりしないでください。大騒ぎするのもやめましょう。「いやなこと」の印象が強くなり、今後薬を飲んでくれなくなる可能性もあります。飼い主さんとの信頼関係も崩れてしまうかもしれません。

薬の飲ませ方

錠剤やカプセル

フードにくるむ
猫の好きなウエットフードでくるんで与えてみてください。ドライフードをふやかしたなかに埋め込んでもいいでしょう。

錠剤はピルカッターなどで細かく砕くとくるみやすく、飲みやすくなります。しかし砕くと苦味がでる薬もあるので、動物病院であらかじめ確認しておきましょう。

カプセルは胃や腸で溶けることを計算して処方されることがあります。カプセルを開けて、勝手に中身を出さないでください。

投薬専用おやつを使う
薬を入れる穴があいている、投薬専用のおやつを使うのもいい方法です。わざわざウエットフードに埋め込む手間も省けますし、猫の好きなチキン味や魚味がついているので飲ませやすいでしょう。投薬専用の液状おやつもおすすめです。どちらも動物病院に販売されているので、相談してみてください。

そのまま飲ませる
食欲不振でおやつやフードの効果がない場合は、そのままお薬を飲ませましょう。
まずは利き腕でない方の手で猫の頬骨を保定し、斜め上を向かせます。このときギュッと力を入れてつかまないように注意してください。

上を向くとそのまま猫は口を開けてくれるので、利き手で喉の奥に薬を入れます。薬を投げ込まないように注意してください。

そっと顔を戻しながら喉をやさしくなでて、飲み込むのを確認します。猫が鼻をなめたら、飲み込んだと考えていいでしょう。鼻をなめない場合は、ウエットフードなどを少しだけ鼻に塗ってみてください。なめると同時に薬も飲みこんでくれます。

あとでお水を飲ませる
「薬を飲み込んだら終わり」ではなく、小さじ一杯(約5ml)程度のお水を飲ませてあげましょう。薬が喉や食道に張り付いていることがあるのと、胃に薬が届くまで時間がかかるためです。シリンジで、犬歯(一番尖った大きな歯)の後ろにあるすきまから少しずつ入れてあげます。

粉薬の飲ませ方

こぼさないように気を付けて取り扱ってください。

粉薬はお水や液体おやつに溶く
粉薬をそのまま猫のほっぺたの内側に入れ、外側から軽く指でもみこみ唾液と混ぜて飲ませる方法がシンプルですが、これはなかなか大変です。

粉薬は少量のお水に溶き、シリンジを使って服用させる方法がおすすめです。ただし溶く水の量が多いと、猫が飲み切れない可能性があるので注意が必要です。お水を飲ませる場合と同様、勢いよくシリンジを押し出さないように気を付けてください。

苦味がない粉薬なら、ウエットフードや液状タイプのおやつに混ぜてもいいでしょう。苦味があると、味の変化に気付いてしまう可能性があるので気を付けてください。また猫がお腹いっぱいだと、食べきれずに残してしまうかもしれません。

食後に服用という指示がない限り、空腹時を狙うと薬ごと食べきってくれる可能性が高くなります。もし食後に飲ませなくてはいけない場合は、フードの量をちょっと少なめに調整してください。

液体の薬の飲ませ方

お水やお水に粉薬を溶いたときと同様に、犬歯の後ろにあるすき間から少しずつ飲ませます。シリンジで飲ませるときは、猫の顔を心もち上に向かせると飲ませやすくなりますし、猫も飲みやすいようです。

うまくいかないときは動物病院に相談を

猫によってどうしても薬を飲んでくれず、暴れまわったり、パニックになったりすることもあります。飼い主さんも指を噛まれる危険があるので、無理やり押さえつけるのはやめましょう。

まずは動物病院に早めに相談することが大切です。他の薬に変えてもらったり、うまく飲ませる方法を教えてもらいましょう。

 

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怖がり猫と仲良くしたい!コツはある?

怖がり猫と仲良くしたい!コツはある?

目次
  1. 猫が怖がりになった原因は?
  2. 飼い主さんの行動が猫の負担になることも
  3. 対策は猫を構わないこと
  4. 猫が安心して過ごせるようにする
  5. 一緒に遊ぶことも
  6. 猫の個性を認めて焦らずに

かわいい猫がせっかく家に来たのに、怖がってちっとも慣れてくれないということがあります。抱っこもできないとなると、たとえいろいろな性格の猫がいるとわかっていても、ちょっと悲しいですよね。

怖がっている猫が慣れるよう、少しずつ心をほぐしてあげましょう。構い過ぎないこと、環境を整えることがポイントです。

猫が怖がりになった原因は?

もともと臆病な性格の猫もいますが、多くは猫の社会化期、2~9週齢に人と接する機会がなかった場合も臆病で怖がりになることが多いようです。

ずっと野良だった保護猫など、いままで怖い思いをしてきた猫も怖がりになりやすいでしょう。他の飼い主さんから譲り受けた猫も、新しい環境に慣れることができず怖がることがあります。

飼い主さんの行動が猫の負担になることも

猫のために必死になってやっていることが、実は猫にとって負担になることもあります。こんなにかわいがっているのに?とショックを受けるかもしれませんが、あまりに構われるといやになる猫もいます。

猫をかまい過ぎていませんか?

かわいい猫と一日も早く仲良くなりたい、怖がるのを取り除いてあげたい、その一心で常に猫をかまっていませんか?

こんな行動していないでしょうか。もしかしたら結果的に猫が怖がることになっているかもれません。飼い主さんだけでなく、ご家族や同居人の方の行動も見直してみましょう。

嫌がっているのに無理に抱っこする。
●いつも猫のことを見つめてしまう
猫が寝ている姿がかわいくて触ってしまう
猫が何をするか気になって後をつけてしまう
小さなお子さんが猫を追いかけてしまう
●かわいい写真が撮りたくて、騒いでしまう
猫が押し入れなどに隠れるのがイヤで引っ張りだしてしまう
いたずらはしっかり叱る主義なので、大きな声を出す
言うことを聞かないと鼻を指ではじく
寂しいだろうから、猫のトイレはみんなが集まるリビングに置いた

対策は猫を構わないこと

猫はしつこく構われるのが好きではありません。これらの行動は猫をますます怖がらせてしまいます。叱っても猫には効果はなく、かえって信頼がなくなってしまいます。鼻づらをはじくのも大変なショックを受けます。

「猫が苦手な人になぜか猫が近づく」という経験をしたことがありませんか?あれは猫が苦手な人が取る「猫に構わないようにしよう、目が合わないようにしよう」という態度が猫にとっては好意の現れなのです。

ですから猫が近づいてくるまで、知らんぷりという態度でいることがおすすめです。猫が近づいてきたときも、そっぽを向いているくらいのほうが効果的でしょう。

猫が安心して過ごせるようにする

環境づくりも怖がりの猫のために必要です。落ち着いて安心して過ごせるようにしてあげましょう。

落ち着く場所作り

狭くて暗い隠れられる場所を作ってあげましょう。クレートや猫の身体がすっぽりはまるドーム型のベッドがおすすめです。キャットタワーの上の方に、ハンモックが付いたタイプも喜ぶ猫がいます。

不要なダンボールを置いて、中に敷物を敷くだけでも大丈夫です。ケージに猫を入れる場合は、布をかけて外から見えないようにするだけでも落ち着きます。

食器や水入れは静かな場所に

猫が落ち着いて、安心して食事ができる場所を作ります。食器や水入れは、家の静かな場所に置いてあげましょう。テレビの音や、洗濯機の音が響く場所はよくありません。

トイレの場所も要チェック

猫は静かな場所で排泄したいもの。それなのにバタバタ歩く音がしたり、ドアの開け閉め音がうるさい場所では怖くてゆっくり排泄ができません。怖がりで粗相が多い猫は、トイレの場所を確認してください。

猫が好きなおやつを手から与える

猫が好むおやつを、手から与えてみましょう。手から食べたことをきっかけに、仲良くなれることがあります。静かに待つことがポイントです。

くれぐれも「早く食べて!」「食べてくれた!」と大騒ぎしないようにしましょう。無理やり食べさせることもやめましょう。

一緒に遊ぶことも

無理のない範囲で、一緒に遊んであげるのもおすすめです。猫じゃらしなど、狩りの気分を味わえるおもちゃを使って誘ってみましょう。ただしおもちゃになかなか反応してくれない猫もいるので、がっかりしないでください。

いくつかおもちゃを用意して、好みのものを探ってみるのも手です。しつこく誘わないようにしてください。

猫の個性を認めて焦らずに

怖がりの猫はこれが個性だと認め、期待をかけすぎないことも大切です。一刻も早く仲良くなりたいと、猫を無理に抱っこしようとしたりちょっかいを出したりしないようにしましょう。

また猫が静かに食事や排泄ができるようにする、落ち着いて過ごせる場所を作ってあげるなど、環境面を整えることも大切です。

「大好きだよ」ということを心に秘めて、淡々とお世話をする、そして知らんぷりをすることで猫の方から近づいてくることもあります。

ただ怖がる度合がひどい、粗相がおさまらないなどが続く場合は、一度かかりつけの動物病院を受診してください。

 

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猫の運動会で眠れない!夜行性だから我慢するしかない?

猫の運動会で眠れない!夜行性だから我慢するしかない?

目次
  1. 猫に起こされて困っていませんか?
  2. 猫は本当に夜行性なの?
  3. 夜中に騒ぐ理由があった
  4. 夜中に起こされるのを防止する対策
  5. 猫の誘いに反応しない
  6. 猫との暮らしを再確認

毎晩のように繰り広げられる愛猫の運動会。多頭飼いでは、騒がしさも倍です。近所迷惑も気になるけれど、猫は夜行性だから、騒ぐのも仕方ないとあきらめていませんか?夜更けに騒ぐ理由を知って対策を取れば運動会もなくなります。愛猫も飼い主さんも一緒にぐっすり眠れるようにしましょう。

猫に起こされて困っていませんか?

飼い主さんが眠りについたころ、猫が起きてきて「ニャーニャー」鳴いて騒いで困るということありませんか?

どうやら猫は、

●ご飯が欲しい
●トイレが汚いから掃除してほしい
●水を入れ替えてほしい
●寝床が気に入らない
●構ってほしい、遊んでほしい
●多頭飼いの場合は、ヒマだから他の猫と遊びたい

などいろいろな要求をしているようです。「猫のためなら」とたいていの飼い主さんは起きて、猫の要求に対応してしまうのではないでしょうか。たとえ猫たちが飼い主さんの身体の上を走っていっても、我慢して鎮まるのを待っているのではないでしょうか。

たまにならほほえましいのですが、毎晩ともなれば寝不足になって、仕事や家事にも影響してしまいます。

猫は本当に夜行性なの?

「猫は夜行性だから仕方ない」と思いがちですが、実はそうではありません。猫は夕暮れや明け方に活動する薄明薄暮性の「クリパスキュラ―」なのです。なぜなら、獲物のねずみや鳥たちが活発になるのが、夕暮れや明け方だからです。

そのため本来、猫は狩りをするために、夕暮れや明け方に走り回ります。真夜中は寝ているけれど猫が明け方に起こしにきたら、猫本来の生活リズムを送っているということになります。

夜中に騒ぐ理由があった

ではなぜ夜中に騒ぐ猫がいるのでしょうか。さまざまな理由が考えられます。

昼間ヒマだった

最も大きな理由として考えられるのが、昼間寝てばかりだったから。例えば飼い主さんが仕事で昼間長時間留守なのに、何も遊ぶものがなかったらどうでしょう。猫は独立心旺盛な生き物といっても、退屈はつらいものです。ただ寝るしかありません。

夜帰ってきた飼い主さんに構ってほしくて、有り余ったパワーで夜中騒いでしまうことが考えられます。

一度飼い主さんを起こしたら起きたから

猫は飼い主さんの行動をよく見ています。「こうすれば起きてくれる」ということを学ぶと、何度も同じことをやって起こそうとします。

顔をつついてくる、パソコンの上に乗ってみる、物を落としてみるなど、いろいろなことをやっているはずです。つい起きてしまったことありませんか?

トイレが汚れている

汚れたトイレが苦手な猫。なんとしてでも飼い主さんに起きてもらい、きれいにしてほしいのです。

お腹がすいた

お腹がすけば、夜中でも飼い主さんを起こします。

夜中に起こされるのを防止する対策

昼間の遊びを充実させる

昼間は一緒に遊べなくても、猫の退屈を解消することはできます。まずは猫の本能である「狩りの欲求」を満たしてあげましょう。
おやつを入れられる知育おもちゃを、あちこちに置いて出かけるだけでもかなり効果的。どこかに隠すのもおすすめです。

留守の間は、置いていっても安全なおもちゃを、猫がよく遊びエリアの椅子の足やキャットタワーにぶら下げておくだけでも効果があります。定期的におもちゃを変更したり、おもちゃを設置する場所そのものを変更したりして、飽きさせないようにしましょう。

ご飯を寝る前に用意

夜中にお腹がすいてしまう子には、自動給餌器がおすすめ。時間を設定できるタイプなら、明け方も食べさせることができます。餌の量は、1日で食べる量を計算し、食べすぎないように気を付けてください。
ただ、やたらと食欲がある、興奮しすぎるという場合、病気が隠れている可能性もあります。動物病院を必ず受診しましょう。

お水はきれいなものを複数用意

水入れがもし倒れてしまっても、いくつかあれば安心です。もしやたらと水の消費量が増えた場合も、病気が隠れていることがあります。ご飯をねだる猫同様、動物病院を受診しましょう。

トイレを複数用意しておく

1つ汚れても他のトイレが使えるように複数用意しておけばトイレで起こされることはほぼなくなります。特に多頭飼いはあっという間に汚れてしまうので、最低でも飼育頭数+1個は用意してください。

猫の誘いに反応しない

なかなか難しいのですが、猫の誘いにいちいち乗らないことも大切です。飼い主さんを起こしても起きないことがわかれば、猫はいろいろなことを試してくるはず。例えば、大切なものが置いてある棚の上に乗ったり、キッチンにのぼったり。

そこで大騒ぎして起きてしまうと「こうすれば起きてくれる」と学習してしまいます。パソコンのキーボードに乗ってくる猫、読んでいる新聞の上に乗ってくる猫、これらは人間の反応を学習した「たまもの」です。
予防するには、まず猫に乗られると困るものは片付けること。落としてしまいそうなもの、割れそうなものは安全な場所にしまいましょう。

遊んだり触れ合ったりする時間を取る

猫も飼い主さんも起きている時間に、触れ合う機会を増やします。5分でもいいので、おもちゃで一緒に遊びましょう。それだけでも猫は満足します。撫でられるのが好きな猫には、マッサージタイムを作るのもおすすめです。

猫との暮らしを再確認

猫の夜中の運動会には、さまざまな理由が隠されています。ちょっとしたケアや工夫で、夜は大人しく寝てくれるようになるはずです。快適に暮らせるように、猫との暮らしを再確認してみてください。

 

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猫にお水を飲ませよう!

猫にお水を飲ませよう!

水は人間にとっても猫にとっても大切です。水がないと生きていくことはできません。しかし、猫は意外と水を飲まない動物です。これは猫の祖先が砂漠原産であるため、水があまりない環境での生活に適応しているためです。しかし健康維持には水が不可欠。FLUTD(猫下部尿路疾患)予防のためにも、猫に水を飲ませる工夫をして、健康を維持しましょう。

水のメリット

猫が水を飲むメリットはたくさんあります。

尿路疾患予防

尿路結石症や特発性膀胱炎には、水分摂取が有効であるといわれています。特に気温が低下する秋や冬は、お水を飲む量が減るため、尿路結石が増える傾向にあるというデータもあります。

便秘予防

便器気味の猫には、水分を与えましょう。水分が排便を促します。

熱中症対策

体温調節のためにも水分補給は欠かせません。水を飲むことで、体内の熱を逃すことができます。熱中症予防のためにも、水を飲ませましょう。

体の弾力性を保つ

皮膚の弾力性を保ちます。また眼球、関節の軟骨がなめらかに動くようになります。

水を飲ませよう

「うちのコはあまりお水を飲まない」という飼い主さんは、水を飲ませる工夫をしてみましょう。

容器の好みを探る

猫には容器の好みがあることも。ヒゲが当たる容器は嫌うので注意してみてください。浅めの広いタイプがおすすめです。ガラス、陶器、セラミック、プラスチックなどさまざまな素材で用意して様子を観察してください。プラスチックは安くて軽く扱いやすいですが、傷がつきやすいので、定期的に容器そのものを取り替えるほうがいいでしょう。
流れる水が好きな猫には、循環して水が流れる容器で与えてみるのも手です。興味を持って飲んでくれることがあります。

容器はこまめに洗う

猫はきれい好き。ぬるぬるした容器や水に汚れがあると飲みません。「水だけだからそんなに汚れない」と油断せず、毎日きれいに洗ってくださいね。

器をあちこちに置く

猫がくつろぐベッドの近く、猫の通り道などあちこちに置いておきます。飲む回数がぐっと増えます。特に多頭飼いの場合は、必ず複数個所においてください。

トイレの近くに水を置かない

トイレ近くの水を、猫は大変嫌がります。トイレからは遠ざけておいてください。「臭い」と感じたらおそらく二度と飲まないでしょう。

餌の横もやめましょう

餌皿の横に水を置いている飼い主さんは、多いのではないでしょうか。しかし実は猫はなぜか餌の横にある水はあまり飲まず。むしろある程度離れているほうがよく飲む傾向があります。餌皿の横に水を置いている場合は、離しておいてみてください。

ぬるま湯が好きな猫もいる

冷たい水が嫌いで、ぬるま湯なら飲むという猫もいるので試してみてください。ただしアツアツのお湯は危険なので与えないでくださいね。

水に風味をプラス

なかなか飲まないという猫には、魚や鶏肉のゆで汁を混ぜてみてください。風味が増すので、喜んで飲む猫もいます。塩やしょうゆで味付けをする必要はありません。特に食欲の落ちやすいシニア猫にはおすすめです。

ウエットフードも水分補給になる

ウエットフードを与えることが、水分補給になります。絶対にカリカリじゃないとダメという猫以外は、ウエットフードを与えてみてください。ふやかしたドライフードは食べないけれど、ウエットフードなら食べるという猫も多くいます。ウエットフードはパウチや缶が多く、開封前は保存がききます。万が一災害が生じたときの食事プラス水分補給になるので、ストックしておくといいでしょう。ただし開封したウエットフードは傷みやすいので、食べ残しは放置せずすぐに片づけてください。

寝たきりになったシニア猫には

体を起こして水を飲むのが困難になったシニア猫には、シリンジ(注射器のようなもの。針はつけない)で少しずつ飲ませるようにします。なめらかになったウエットフードや、味付けしていない魚や肉の煮汁でもいいでしょう。
特に、薬を飲ませたあとの水分は欠かせません。尖った歯の後ろにシリンジを差し込んで、少しずつ飲ませます。このとき勢いよく飲ませると、むせてしまうので注意してください。

こんな場合は受診を

そもそも水を飲ませる工夫をするまでもなく「うちの猫は水をガブガブ飲む!」というケースは要注意です。糖尿病や腎臓疾患など、病気が隠れていることがあります。水を大量の飲む場合は、必ず受診してください。
また水を飲んでもすぐ吐く、という場合は無理に飲ませてはいけません。急いで動物病院を受診しましょう。重症の熱中症で意識がない場合も、水を飲ませず大至急動物病院に連れて行くようにします。

水は大切!猫に上手に飲ませよう

水分は猫にとって、大変大切です。健康維持のためにも工夫して飲ませるようにしましょう。
容器を見直す、水の置き場をチェックする、そして水置き場を増やす。これらの工夫だけでも飲水量は増えるはずです。ただし「水を飲みすぎる」「飲んでもすぐ吐く」という場合は、動物病院を受診してくださいね。

参考文献
徳本一義 「猫における水分摂取の重要性」ペット栄養学会誌16(2):96-98, 2013
猫の飲水療法について 三鷹獣医科グループ
http://www.pet-hospital.org/manyu-insui_cat.html

 

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猫を動物病院好きにさせたい!飼い主さんができること

猫を動物病院好きにさせたい!飼い主さんができること

猫を動物病院に連れて行こうと思ってキャリーバッグを用意していたら、家のどこかに隠れてしまった、病院に行くまでに粗相をしてしまった、病院で暴れたなどで、なるべく連れて行きたくないと思っている飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
しかし猫の健康管理のためにも、動物病院に連れて行くことは大切です。少しでも動物病院を好きになる工夫をしてみましょう。

動物病院が好きだと得をする?

猫も歳を取ると、体調不良になることが増えてきます。特に老猫は歯周病になったり、腎臓が悪くなったりしやすいもの。動物病院に行く機会も増えるでしょう。

病気がないとしても、老猫になって爪が太くなり、飼い主さんでは切るのが困難になることも。嫌がるからと、動物病院に行くのをためらっていると、病気の発見や治療が遅れる危険性も高くなります。

動物病院に行くのが負担にならなければ、日頃のちょっとした体調不良でもすぐ連れて行くこともできますし、定期的な健康診断も受けやすくなります。メリットがたくさんあるので、ぜひ工夫してみましょう。

キャリーバッグやクレートに慣れさせて

キャリーバッグやクレートを出したとたん、どこかに逃げるのはいやな思い出と結びついているからです。「バッグに入れられて、騒々しい乗り物に乗り、他の動物の匂いがするところに連れて行かれ、無理やり口をこじ開けられた、痛かった」など動物病院に行くまでと、行ってからの思い出が猫に刻まれてしまっているのかもしれません。

その思いを断ち切るためにも、キャリーバッグやクレートを、動物病院に結びつけないようにします。それにはキャリーバッグやクレートを、寝床にするのが一番効果的です。しかし無理矢理入れても、猫はますます拒絶するでしょう。最初は猫の匂いが付いた敷物を入れ、おやつを食べさせるなど安心できるスペースとして提供します。

移動中のポイント

犬と異なり、散歩などであまり外に出る機会のない猫にとって、外に出ることすらストレスになりかねません。

刺激に注意

キャリーバッグやクレートにせっかく慣れたのに、移動中グラグラ揺れる、大きな音がするなどはストレスになります。バイクや自転車の荷台に乗せるのは、揺れるだけでなく大変危険なのでやめましょう。

電車やバスは音が大きく、不特定多数の人がいるので猫の移動にはあまり適切ではありません。知らない人に覗きこまれるのも、ストレスになります。「猫を見せて」と声をかけられても断るようにしましょう。やむを得ず電車やバスで行く場合は、布をかけるなどして周囲が見えないようにします。

できれば徒歩か、自家用車での移動が適しています。車の運転が難しい場合は、ペットタクシーなどを利用しましょう。

粗相に備えておく

キャリーバッグやクレートの中には、必ずペットシーツを敷いて粗相に備えておきます。ビニール袋やウエットティッシュも必須です。

道中励ますのはNG

「あとちょっとだよ」「がんばれ」などとつい声をかけたくなりますが、励ましは猫を不安にさせるだけです。また「静かに!」などキャリーバッグやクレートを外から叩くこともやめましょう。

脱走には十分注意を

「扉が開いて逃げてしまった」などトラブルがないよう、十分注意してください。ハーネスや首輪に固定できるタイプもあるので、利用してもいいですね。その際は、首に負担がかからないように気を付けてください。

動物病院に着いたら

待合室で猫を出してしまうと、他のペットとのトラブルになりますし、迷惑もかかります。なにより猫が怖がるので、呼ばれるまで出さないようにします。

むやみに話しかけないで

待合室でも猫に話しかけるのは、不安を強くするだけです。静かに待ちましょう。できれば予約制で、すぐに診察してもらえるような体制になっている病院だと、待ち時間のストレスが減ります。猫専門の動物病院もあるので、相談してみてもいいでしょう。

とっておきのおやつを用意

猫の大好きなおやつを用意します。獣医師の許可を取り、診察台などで与えましょう。病気の場合は、おやつが悪影響になることもあるので必ず相談してからにしてください。
緊張の度合いが激しい場合は、おやつも受け付けない場合があります。無理に食べさせないようにしてください。

動物病院で相談を

なかなかうまくいかない場合は、動物病院に相談してみましょう。

練習をさせてもらう

動物病院に頼んで、通院の練習をするのもおすすめです。特に体調不良でなくても、動物病院に行ってスタッフからおやつを与えてもらいます。何度か繰り返すと「動物病院=おいしいものがもらえる」と覚えてくれるでしょう。おやつを食べながら、体を触る練習などもしてもらいます。特に子猫のうちは効果的です。

合成フェロモンの利用

おびえが激しい場合は、猫の合成フェロモン剤スプレーを利用することも検討します。合成フェロモン剤スプレーを、キャリーバッグやクレート内に噴霧することでも興奮を抑えることができます。自己判断で使用せず、まずは獣医師に相談してからにします。

焦らないこと

猫の性格によっては、動物病院になかなか慣れない場合もあります。「動物病院が大好き」まで行かなくても、「動物病院はおやつがもらえる」「怖くない」を目指し、飼い主さんが焦らないようにしましょう。

 

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猫の食事で大切なこと 猫の習性を理解して与えよう

猫の食事で大切なこと 猫の習性を理解して与えよう

「猫がフードを残す」「食べムラがある」「勢いよく食べてしまう」など「猫の食事」に悩みはありませんか?まずは普段のフードの与え方を見直してみましょう。「数回に分けて少しずつ食べる」「狩りをしたい」という猫の習性を理解して与えることが大切です。

一度にたくさん与えない

猫は少量の食べ物を、1日に何度も食べる動物です。「小動物を狩っては食べる」という食事の習性があると理解してあげましょう。そのためフードを一度にたくさん与える方法は、猫には向いていません。

一度にたくさんフードを与えられた場合、多くの猫は、自分で調節して少しずつ食べます。その場合、猫は狩りができずいつでもフードが食べられることに、不満や退屈な気持ちを抱きがちです。

またあればあるだけ食べてしまう猫もいて、その場合は胃腸に負担をかけたり、肥満を招いたりする恐れがあります。猫の消化器官は、一度に大量の食べ物を消化するのに向いていません。

1日数回の食事にする

ではどのように食べさせればいいのでしょうか?1日に5回程度に分けて食べさせるのが、理想的です。多忙な方や、仕事などで日中留守にする飼い主さんは、数回に分けて食べられる自動給餌器や、フードを入れられるおもちゃを利用するのがおすすめです。

狩りの気分を

フードを与えられるまま食べるだけでは、実は猫の気持ちが満たされていません。猫は狩りをしたい生き物です。もちろん実際に狩りをさせる必要はなく、「狩りの気分を味わう」ことで満足させることができます。

フードを家のあちこちに置く

毎回同じ場所ではなく、家のあちこちにフードを置きます。自動給餌器を数か所に設置して、時間をずらして食べられるようにする方法もおすすめです。

フードを入れるおもちゃを置く

フードの入ったおもちゃを前足で転がしたり、鼻先でつついたりすることで、狩りをしたい気持ちが満たされます。多頭飼いの場合は、猫の数だけ用意してください。強い猫が全部食べてしまうことのないようにします。

夜中や明け方にごはんをせがまれて寝不足になってしまう飼い主さんは、夜寝る前に自動給餌器やおもちゃにフードを入れておきましょう。そうすると、猫が自分で食べてくれるので、起こされる心配も少なくなります。

食器にも気を配ろう

「フードをかき出して食べる」「お腹が空いているはずなのに、なかなか食べない」「フードの前で鳴いている、何か怒っているみたい」という場合は、食器が猫の好みではない可能性があります。特にヒゲが食器にあたるのを猫は大変嫌がるので、食器の形状を変えてみましょう。

また首輪が食器にカチャカチャ当たる音や、プラスチック製の食器が臭う、などでも食欲が落ちることがあります。

多くの猫は、平たい形状の陶器製の食器を好むようですが、猫によって食器の好みが異なります。いくつか用意して、猫に選んでもらうのが最もわかりやすいでしょう。

食事の場所にも気を配る

静かで清潔な場所で、食べさせるようにします。例えば猫のトイレの近くは、食事場所として適していません。猫は嫌がって食べなくなってしまいます。またテレビの隣、洗濯機の大きな音がする場所なども避けましょう。

できれば水飲み場とも離す方が、猫にとってはストレスになりません。「ワンルームで場所がない」という場合は、できる限りトイレと音がする家電製品から離れた場所に置いてください。

多頭飼いは別のところで

猫たちたが並んで食べている様子がかわいくて楽しい、と思いがちです。写真に撮りたくなりますよね。しかし実は猫たちにとってはストレスになっている可能性が高いです。人間のように、みんなで食事をするのを楽しむ生きものではないということを理解しておきましょう。

集まって同じ場所で食べることは、「他の猫に食事を盗られてしまう」「強い猫が見張っていて食べられない」などの強いストレスを感じます。実際取り合いになっていることもあるでしょう。

また犬も飼っている場合は、犬が猫の食事に興味を持ちやすいもの。犬がちょっかいを出してくる、近くでワンワン吠えるということも、猫にとってはストレスです。それぞれの猫が落ち着いて食べられるよう、別々の場所に設置するようにしましょう。

食べている最中、飼い主さんは静かに

猫が食べている最中、「おいしいね」「たくさん食べなさい」とずっと声をかけていませんか?「なんでこぼすの!」と叱っていませんか?ついついやりがちですが、猫にとってはこれもストレスです。

「高いフードを奮発して買ったのだから絶対食べてほしい」など過剰な期待から、無理に食べさせるのもやめましょう。

フードを食べている横で、掃除機をかけるなども嫌悪感を抱く原因となります。猫が食べているときは、静かにそっとしておきましょう。

食欲がない場合は動物病院に

食欲の低下の他にも、「元気がない」「よだれを垂らしている」「嘔吐や下痢がある」という場合は何らかの病気の可能性もあります。動物病院を受診しましょう。

まとめ

飼い主さんは、猫の食事の習性を理解してあげることが大切です。まとめてどっさり与えたりせず、5回程度に分けてあげましょう。また「狩りの気分」を満たすことで猫はとても満足します。食器や食事場所も配慮し、1匹で落ち着いて食べられるようにしましょう。食欲不振が続いたときは、早めに動物病院を受診してくださいね。

 

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ぽっちゃり?かわいい?猫の肥満に注意!

ぽっちゃり?かわいい?猫の肥満に注意!

丸々とした猫は、見た目もかわいらしく、ついそのまましてしまいがち。ネットにも、ふっくらした猫がアップされて人気になることがありますよね。しかし猫の肥満は、高血圧や関節炎など、さまざまな病気にかかるリスクを高めます。適正体重をチェックして、太りすぎないように注意してあげましょう。

猫の肥満のリスクは

人間も猫も肥満には、さまざまなリスクが伴います。
・糖尿病、高血圧、脂肪肝などの病気を招きやすい
・ジャンプなどでケガをしやすい
・毛づくろいができなくなる
・心臓に負担をかける
・脂肪が気管を圧迫してしまう
・体重が重く、関節や腰に大きな負担をかける
など猫の健康を脅かす大きなリスクがたくさんあります。

体重何キロからが肥満?

目安として、適正体重15%超えると肥満とされています。ただ、品種によっても適正体重が異なりますし、年齢や性別でも異なります。測定した数字だけにとらわれず、まずは動物病院で獣医さんに相談するのが一番いいでしょう。

肥満かどうか体型でわかる?

「ボディコンディションスコア(BCS)」で、愛猫が肥満になっていないか確認する方法があります。ボディコンディションスコアは、猫の見た目と体に触れることで、適正体型の判断基準となるものです。

猫の体型は、「BCS1 :痩せ」「BCS2:やや痩せ」「BCS3:理想体重」「BCS4:やや肥満」「BCS5:肥満」の5段階に分かれています。

環境省の「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~」にくわしい図と説明が出ています。愛猫の体型チェックの参考にしてください。
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide_1808/pdf/6.pdf

ただ飼い主さんが、猫を触ってみてもわかりにくいことがあります。肥満ではないけれど、お腹がタプタプしている老猫もいますよね。見た目も、長毛種だとなかなか判断しづらく、そもそも触られることを嫌う猫もいます。目安として考え、正確な状態は動物病院で確認してもらいましょう。

肥満の原因って?

食べすぎ

年齢にあった食事量を超えてしまっている、おやつを与えすぎていることが原因です。きちんと量らず、餌皿にザーッとフードを入れていませんか?またねだる姿がかわいくて、ついついおやつをたくさん与えてしまうことも太る原因です。
また、成長期を過ぎたのにいつまでもカロリーの高い子猫用のフードを与えることも、カロリーオーバーの原因となります。

避妊・去勢手術

避妊去勢手術によるホルモンのアンバランスが食べすぎを招き、太りやすくなることがあります。

運動不足

家でのんびりと過ごす猫は、おいしいご飯が出て来て好きなだけ食べられます。自分で餌を狩る必要もなく、運動量が低下しがち。それにおやつが加わると、あっという間に太ってしまいます。

太ってくると、動くのが億劫になります。するとさらに運動不足になり、また太るという悪循環に。太りすぎで関節に負荷かがかかり、痛みなどを生じるようになると、さらに動かなくなってしまいます。

ダイエットと称して絶食はさせない

どうもうちの子は太っているかも?と思ったらまずは動物病院で相談しましょう。いきなり飼い主の自己判断で食事を減らすことは危険です。特に食事を抜くと、猫は「肝リピドーシス」という肝機能障害を起こしやすくなります。命に関わる危険があるので、食事抜きや絶食は行わないでください。

獣医師に相談

まずはかかりつけの獣医師に愛猫の体をしっかり診察してもらい、病気などがないかを確認してもらうことが大切です。そこで愛猫に合ったダイエット方法を相談し、指導してもらいましょう。減量用の療法食を処方してもらったり、ダイエットによいフードや与え方を教えてもらったりすることがおすすめです。

また体重の増減だけでなく、全身を診てもらうことで病気の早期発見も可能になるので、定期的な健康診断をおすすめします。

運動は少しずつ取り入れる

猫は上下運動を好むので、キャットタワーを利用して運動させるのがおすすめです。少しずつ取り入れ、無理のないようにしましょう。いきなりジャンプが必要な大きなキャットタワーではなく、踏み台がたくさんある安全なものを設置してください。

飛び降りたことで、ケガをしてしまう危険があります。特にすでに関節に痛みがある場合は、かえって負担になるので注意が必要です。最初はちょっとした段差や、小さなキャットタワーで遊ばせるようにしてください。

おもちゃで遊ぶ時間を増やすのもおすすめです。狩猟本能を刺激するようなおもちゃを用意してあげましょう。長時間行うのではなく、2,3 分程度を1日数回など負担にならないように遊んでください。

お手入れを手伝う

毛づくろいしたいのに、太ると舌が届かなくなることがあります。毛づくろいができないと、汚れが落ちづらくなり、長毛種では毛が絡んでしまうことも。こまめにブラッシングをしたり、身体をペット用ウエットティッシュなどで拭いたりしてあげましょう。お尻周辺のお手入れができなくなることもあるので、こまめにチェックしてください。

愛猫のために肥満を防ぎましょう

肥満は、人間にとっても猫にとっても犬にとっても、好ましい状態ではありません。一見かわいく見えても、身体には大きな負担をかけています。愛猫が太ったと思った飼い主さんも、大丈夫と思った飼い主さんも、動物病院で一度チェックをしてもらいましょう。適正体重を知っておくこと、体型を知っておくことも大切です。

もし「肥満です」と言われたら、獣医師にダイエット方法を指導してもらいましょう。飼い主さんは愛猫の健康のためにも頑張ってください。

 

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猫との引っ越し ストレスをかけないことが大切!

猫との引っ越し ストレスをかけないことが大切!

猫は環境の変化が苦手です。特に引っ越しは、大きなストレスになりかねません。とはいえ飼い主さんは、仕事やライフスタイルなどの変化でどうしても引っ越ししなければならないときがあります。猫になるべくストレスを与えないように、引っ越しをしましょう。

動物病院で受診を

引っ越し前に、体調をチェックしておきましょう。特に持病のある猫は、お薬も処方してもらうと安心です。車酔いする猫は、酔い止めをもらっておきましょう。

慣れない新しい家での暮らしや、移動の疲れで体調不良になることも。あらかじめ引っ越し先の動物病院を探しておきましょう。かかりつけの動物病院に相談して、紹介してもらうという方法もあります。

クレートやキャリーに慣れさせておく

徒歩で行ける距離でも、電車や車を利用するとしても、移動にクレートやキャリーバッグは欠かせません。普段からクレートやキャリーバッグに慣れさせておきましょう。中でとっておきのおやつを食べさせる、大好きな敷物を入れておくなどがおすすめです。

猫用グッズは新調しない

新調せず、使っている家具を持って引っ越す方が猫は安心します。特に猫用グッズは我慢してください。たとえぼろぼろになった爪とぎでもそのまま持って行きます。自分の匂いの付いたグッズを残すことが大切です。特にトイレの新調は避けてください。抵抗があるかもしれませんが、使っていた猫砂も一部残したまま新居に持っていきましょう。

引っ越し作業は見せないほうが〇

引っ越し業者の人が、家の中に入ってどんどん荷物を運び出す、これは猫にとって自分の縄張りを荒らす行為に見えてしまうようです。ストレスになるので、見せないようにしましょう。猫が慣れているペットホテルや動物病院があれば、そこに預けるのもおすすめです。

そういった場所がない場合は、荷物を運び出すことの少ない部屋など安全な場所で過ごすようにします。間違って開けてしまわないよう、「猫がいます。開けないでください」という張り紙をドアに貼っておくと安心です。猫を家から出すのは、作業がすべて終わった最後にしましょう。

移動中は外の景色を見せない

車や電車乗った場合、クレートやキャリーバッグに布カバーや風呂敷をかけて、外を見せないようにしたほうが猫は安心します。抱っこは危険なのでやめましょう。びっくりして排泄することがあるので、ペットシーツやビニール袋、ウエットティッシュを必ず用意しておきましょう。

「日光が当たる」「風通しが悪い」など四季を問わず、猫が熱中症になる危険があります。温度が上昇しないように、十分注意してください。

ときどき休憩をはさんで、お水を飲ませてあげましょう。真夏はクレートやキャリーバッグの中にクールマットを敷いておくのもおすすめです。猫を車の中に入れたまま、買い物などに行くのは危険なので絶対にやめてください。

公共交通機関を使う場合は

猫を連れて電車やバスに乗る際は、別途小荷物の料金が必要になる場合もあります。前もって、鉄道会社やバス会社に問い合わせておきましょう。飛行機移動の場合も、猫を運ぶにはどうしたらいいか航空会社に事前に問い合わせてください。

荷物を入れてから、部屋に入れる

引っ越しの荷物を全部入れ終わってから最後に猫を入れるようにします。家具の配置など再現すると猫は安心します。間取りが変わったり、部屋の大きさが変わったりすると難しいかもしれませんが、心がけてみてください。

怖がってクレートやキャリーバッグから出てこない場合は、無理に猫を出さずに放っておきます。猫が出てきたら、その後は好きなように部屋の中を探検させます。事前にフェロモンスプレーで匂いをつけておくのもおすすめです。フェロモンスプレーについては、動物病院で相談してみましょう。

押し入れや家具のすき間など、狭いところに入ってしまうことがあるので、危険のないように注意してください。

外には出さないで

慣れない土地での猫の捜索は大変です。ドアを開けた瞬間に、飛び出すこともあるので、迷子札をつけておくようにしましょう。窓の開け締めにも十分注意しましょう。

また好きなときに外に出る習慣があった猫は、新居でも出たがるかもしれません。しかし新居では外に出さないでください。ボス猫に追いかけられて帰れなくなる、犬に吠えられて驚いて遠くに行ってしまうなど迷子になる可能性が高くなります。

猫が外に出ると、交通事故にあう危険性も高くなります。引っ越しを機に、外に出す習慣は止めさせるといいでしょう。

体調管理をしっかり

引っ越した直後は猫も落ち着きません。ご飯を食べない、食欲が落ちた、下痢をするなど体調を崩す可能性がいつもより高くなります。しばらくは、猫の体調に気を配りましょう。いつもと違うと思ったら、早めに動物病院を受診してください。マイクロチップを入れている猫は、データ変更を忘れないようにしましょう。

引っ越しは飼い主さんも大変ですが、猫にとっても大変なストレスです。「猫ファースト」という気持ちで、準備をしっかりして引っ越すようにしましょう。

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