2022年03月

いつからが高齢犬?気を付けたい兆候や今から準備しておきたいこと

いつからが高齢犬?気を付けたい兆候や今から準備しておきたいこと

目次
  1. 7歳くらいから注意!大型犬はもう少し早く
  2. 7歳になる前からやっておきたいこと
  3. 高齢化のサインが出たら動物病院へ
  4. 犬をとりまく環境を見直そう
  5. まとめ

元気いっぱいの愛犬も、いつかは年を取ります。どのような兆しが見えたら、老化が始まっているのでしょうか。飼い主さんはどう対応したらいいでしょうか。

近年は犬の高齢化が進んでいます。高齢になっても愛犬が安心して過ごすために、やっておきたい準備やケアを解説します。すでに愛犬がシニアになった飼い主さんも、ぜひお役立てください。

7歳くらいから注意!大型犬はもう少し早く

犬は一般的に7歳くらいから中年に差し掛かると言われています。7歳になるころ、そろそろ高齢化の入り口にたったと意識したほうがいいでしょう。大型犬はもう少し早めです。大型犬8歳、小型犬・中型犬11歳になると、人間では60歳に換算されます。

もちろん、この換算がすべての犬に当てはまるわけではありません。品種や育ってきた環境などさまざまな要因に左右されます。

「うちの犬は中年だけれど元気だから大丈夫」という飼い主さんもいるかもしれません。しかし人間でも中年になると、健康と言われていても食事を見直したり、人間ドックを受けたりするのではないでしょうか?それと同じように考えるとわかりやすいと思います。

7歳になる前からやっておきたいこと

高齢に備えて早めに準備しておきましょう。もちろんすでに高齢になっている愛犬でも大丈夫です。

健康診断を受ける

愛犬も7歳になる前から、動物病院で健康診断を受けておきましょう。若い犬を飼っている飼い主さんもぜひ毎年の習慣にしてください。愛犬のお誕生日に受診すると、忘れないのでおすすめです。

血液検査や尿、便検査などさまざまな検査で得たデータが揃っていると、高齢になって現れた変化やシニアに多い病気を発見しやすくなります。高齢になった犬の飼い方を獣医師に相談できますし、病気の早期治療が可能です。

高齢化のサインが出たら動物病院へ

「高齢になったから仕方ない」と思っていたら、実は病気だったというケースもあります。次のような変化が見られたらまずは受診しましょう。

歩き方がおぼつかない、よろよろする

高齢になると、足腰の筋力が衰えてきます。若いときのようにジャンプをしなくなったり、階段を駆け上ったりしなくなるでしょう。ちょっとした段差でよろけることもあります。
しかし、関節や骨、神経の病気も否定できません。変形性関節症や椎間板ヘルニアの可能性もあります。

散歩であまり歩きたがらない

足腰が弱って、長距離を歩くのが困難になってきます。しかし上記のような、変形性股関節症や椎間板ヘルニアでも、歩くのを嫌がる場合があるので受診しましょう。

家具にぶつかるのは、老眼?

緑内障、白内障など目の病気で見えづらくなっているかもしれません。

なんだかやせてきたみたい?

高齢になると、筋肉が落ちてやせて見える場合もあります。ただし、心不全や肝臓の病気、糖尿病でもやせて体重が減るので、放置しないで受診しましょう。

トイレが近くなった、おもらしをする

膀胱炎や前立腺肥大など泌尿器の病気があります。

食が細くなった

加齢に伴い、嗅覚が衰えると食が細くなりがちです。食器の高さが低すぎて、食べにくいのも原因かもしれません。しかし食が細くなる背景には病気が隠れている場合もあります。

食べているとき口からポロポロこぼれる

歯や口の中に痛みがあるかもしれません。歯周病や口内炎などができている可能性もあります。お口のチェックをしてもらいましょう。

口が臭うようになった

口臭も、加齢ではなく歯周病の可能性があります。

夜鳴きをする

認知症になりかけて、夜中に吠える子もいます。しかし実はどこか痛みがあって鳴いているのかもしれません。

若返ったみたいで食欲旺盛で活発

一見よさそうに見えますが、甲状腺機能亢進症かもしれません。この病気は、食欲が増して活発になります。食べている割に太らないのも特徴です。急に若返ったように見える場合は、必ず受診してください。

犬をとりまく環境を見直そう

犬が高齢になってきたら、そろそろ環境を見直します。家の中やトイレ、食器などをチェックしましょう。

家の中の見直しをする

・段差にステップを
ソファに飛び乗っていた犬も、上り下りが少しずつつらくなってきます。ケガをしないうちに、ステップを置いておきましょう。玄関の段差もスロープがあると安心です。

・フローリングにはマットを
フローリングは踏ん張りにくく、滑ってしまいます。関節にも負担を与えるため、マットを敷いてあげましょう。毛足の長いループタイプのじゅうたんは、爪が引っかかって危険です。
爪や肉球周囲の毛が伸びていたら、カットしてあげましょう。

・家具の角にクッションを付ける
緩衝材やクッション材を家具の角に付けておくと安心です。犬は目や足が弱り、家具にぶつかりやすくなります。特にパグなど、目が飛び出している犬種は特に目を毛がしやすく危険です。人間の赤ちゃん用グッズでも代用できます。

食事環境を見直す

特に病気でないとわかったら、食事環境もチェックします。食が細くなった場合は、与え方を見直しましょう。

・高さのある食器を使う
犬は首を下げて食べるのがだんだんつらくなってきます。お皿は、高さのあるタイプに変えましょう。しっかりした台に乗せるのもおすすめです。

・フードを温める
電子レンジでほんのりとフードを温めてあげましょう。香りが立って食欲がアップします。アツアツを与えないように気を付けてください。

体のケア

・スキンシップを増やして体調管理
マッサージやブラッシングタイムを意識して増やします。かたまりやすくなった筋肉や関節をほぐし、血行がよくなります。腫瘍など皮膚の異変にも気付きやすくなるでしょう。

散歩は続ける

散歩は、犬の脳を刺激します。足腰の衰えなど状況に応じてコースを変更しながら、連れて行ってあげましょう。無理をせずに体を動かすように心がけます。

まとめ

犬も年を取ります。シニアになったときに備え、7歳になる前から動物病院で健康診断を受けましょう。足腰が弱る、よろめくなど高齢化のサインは病気の症状と似ている場合もあるので、注意が必要です。気付いたら受診してください。

ケガ予防のためもソファや玄関にステップを置いたり、フローリングにマットを敷いたりなど環境面の見直しも大切です。また、食器は高さのあるタイプに変更して食べやすくします。マッサージやブラッシングで筋肉をほぐして、血行を促してあげましょう。散歩は犬の状況に応じ、無理せず続けてください。

 

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知っておきたい!猫の食性と栄養学

知っておきたい!猫の食性と栄養学

目次
  1. 猫の食性って?犬とは違う?
  2. 猫の食性を生かしたフードの与え方
  3. まとめ

猫はどのような食性の動物でしょうか?必要とする栄養素は、人や犬と異なるのでしょうか?今回は猫の食性や栄養学について解説します。フード選びや与えるときの参考にしてください。

猫の食性って?犬とは違う?

食性とは、動物たちが食べ物を摂取する習性を意味します。食べるときの行動や、どのようなものを食べるかのなどを表すものです。では、猫はどのような食性なのでしょうか?

猫は完全肉食動物

猫は、「完全肉食動物」です。実は、犬も猫も同じ「食肉目」に属するのですが、犬は肉が多めの雑食。そのため肉や魚だけでなく、パンや野菜なども喜んで食べるのですね。野菜を食べる猫もたまにいますが、ほとんどの場合肉や魚を好むのではないでしょうか。

そのため犬と猫では、消化管の構造も異なります。小腸の長さを比べると、猫の小腸は犬の半分しかありません。

必要な栄養も犬と異なる

肉食の猫にとって、タンパク質を取ることは大変重要です。食事などから摂る必要がある「必須アミノ酸」は猫の場合は11種。ロイシン・イソロイシン・アルギニン・ヒスチジン・リジン・メチオニン・トリプトファン・フェニルアラニン・スレオニン・バリン・タウリンです。

タウリンが不足すると、目や心臓に影響が出てしまいます。キャットフードには適切な量のタウリンが配合されていますが、ドッグフードには配合されていません。「猫にドッグフードを与えないで」と言われるのは、このためです。もちろん、犬にキャットフードを与えるのもよくありません。

猫は動物タンパクのほかに、ビタミンAやナイアシンも多く必要とする動物です。雑食性の人間や犬は、緑黄色野菜に含まれるカロチンをビタミンAに体内で転換することができますが猫はできません。そのためビタミンAそのものを食べ物から取る必要があるのです。ただし、キャットフードをきちんと食べていれば不足したり過剰になったりする心配はありません。

猫は夕方と明け方に活動するハンター

猫は1匹で狩りをする動物です。獲物は主に、小さなネズミ類、小鳥、ウサギ、は虫類や昆虫。狩って、すぐその場で食べます。

小さなネズミや鳥から摂れるカロリーは約30キロカロリー。体重4キロの猫の場合、必要なカロリーは約320キロカロリーなので1日10回は狩りをする必要があります。セミなどの小さな昆虫なら、もっと頻回に狩らなくてはいけません。

ドライフードを置き餌しておくと、少しずつ食べるのは猫の特徴といえるでしょう。胃も小さいため、一度にたくさん食べることができません。

お母さん猫に教えてもらった味が好き

猫は、子猫時代にお母さん猫に食べさせてもらった味を好み、いつまでも覚えています。お母さん猫が狩ってきたネズミや小鳥などの獲物を食べさせれば、子猫はネズミや小鳥の味が好きになります。

お母さん猫が野良猫なら、獲物だけでなく残飯も持ってくるでしょう。唐揚げをよく持って帰れば、唐揚げの味を覚えるのです。人間に育てられた子猫は、そのときに食べたキャットフードの味が好きになります。

猫の食性を生かしたフードの与え方

猫の食性を生かしてフードを与えてみましょう。猫のストレスも軽減されるようになります。問題行動などトラブルが起きたときにも役立つので、試してみてください。

フードは総合栄養食を選ぶ

猫のご飯は、総合栄養食と表記されたキャットフードを選びます。総合栄養食のキャットフードは、猫の健康に配慮した栄養バランスになっています。栄養素の過不足の心配がありません。

ドライフードで狩りの疑似体験

フードを仕込むことができるおもちゃを利用して、猫に狩りの気分を味わってもらいましょう。おもちゃは複数用意します。それぞれにドライフードを少量入れ、部屋のあちこちに隠すだけです。

1日に与えるフードの量を計算して入れれば、太る心配もありません。わざわざおもちゃを買わなくても、穴を開けたペットボトルでも代用できます。

本来なら1日に何度も狩りをする猫。ねだればフードが出てくる、またはいつもフードが置いてある状態は少々退屈です。留守番をしている猫なら、なおさら刺激が少ないでしょう。フードを入れたおもちゃをあちこちに置くだけで、狩りをしたい気分が満たされてストレス解消になります。

ウエットフードで水分補給

ウエットフードは、水をあまり飲まない猫の水分補給に適しています。ネズミなどの獲物は、体の約60%が水分です。ウエットフードは獲物の食感にも似ているので、嗜好性も高く喜んで食べるでしょう。ほんの少し温めると、食いつきもよくなります。

レトルトパウチや缶詰入りなので、開封前なら保存にも適しています。水が貴重になる災害時の水分補給にもなるので、ストックしておくと安心です。

子猫時代にいろいろな味を経験

いろいろな味を経験しておくと、大人の猫になってからが楽です。災害、入院、病気などでフードが変わっても、すんなり受け入れてくれる可能性が高まります。

子猫を飼っている方は、さまざまなフードを今のうちに経験させておきましょう。ドライフードもウエットフードもどちらも経験させます。フードはいきなり切り替えるとお腹を壊すので、ほんの少しずつにしてください。

まとめ

完全肉食動物であり、ハンターでもある猫。必要とする栄養がバランスよく配合された、キャットフードを食べさせることは猫の健康維持に欠かせません。

また、1日に何度も狩りをする習性にあったドライフードの与え方をすることで、ストレス解消にもなります。ウエットフードは水分補給になるので、水を飲まないときなどに活用しましょう。

猫の食性や栄養学に合わせて、フード選びや与え方を工夫してみてください。

 

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