ペットの豆知識

犬が体にニオイをこすりつけるのはなぜ?

犬が体にニオイをこすりつけるのはなぜ?

目次
  1. 犬はもともと臭いものが好き
  2. 獲物に気付かれないため
  3. 他の犬へのアピールやコミュニケーション
  4. 体に付いた「変なニオイ」を取りたい
  5. 猫とは違う体臭の取り方
  6. 楽しくてうれしいときも
  7. まとめ

散歩中、犬がミミズの死骸に体をこすりつける様子に驚いた経験はありませんか?
シャンプーのあと、わざわざ泥の上を転げまわってニオイを付ける犬もいます。飼い主さんは「せっかく洗ったのに」とがっかりしますよね。しかも犬は体に付いた汚れを、猫のように舐めてきれいにしません。

なぜ犬は、わざわざ変なニオイを体にこすりつけるのでしょうか?なぜ、自分できれいにしないのでしょうか?犬の不思議な習性を解説します。

犬はもともと臭いものが好き

犬が臭いものの上を転げまわり、体をこすりつけるのは生まれつきの習性です。決して異常な行動ではありません。
とくにミミズの死骸は犬の好みのようです。他にも猫の糞や生ごみ、泥などにも惹かれます。

飼い主さんは困惑するかもしれませんが。犬はもともと「臭いもの」が大好きです。狩った大型動物の腐肉を食べていた犬にとって、腐ったニオイはごちそうの香り。人間にとっては耐え難い悪臭でも、犬にとっては魅力的ですてきな香りだと理解してあげましょう。

人間が好きな香水を身にまとうように、犬も自分の好きなニオイを体につけたいのです。

飼い主さんの服の上で、ゴロゴロ転がる場合もあります。この行動も、大好きな飼い主さんのニオイを自分の体に付けたい思いから来るようです。自分の服に愛犬が体をこすりつけていたら、「大好き」の意味。これはうれしいですね。

体にニオイを付けるのは、「好き」以外にも説があります。

獲物に気付かれないため

犬は本来狩りをする動物です。群れで狩りをする際、獲物に気付かれないために、ニオイを体に付けていたと考えられています。獲物の糞のニオイを体に付けていれば、近づいても「仲間が来た」と思うでしょう。泥や草のニオイなら、獲物も油断するはずです。

その習性が今も残っていると考えられています。ただし狩りのニオイ付けが本当に効果があったのかどうかは、確証が得られていないそうです。

他の犬へのアピールやコミュニケーション

他の犬に「俺はここにいるぞ」アピールしているともいえます。芝や草の上でゴロゴロ転がって、芝や草に自分のニオイが付けるのです。芝や草は倒れるため、ニオイだけでなく見た目にも犬が転がったあとだとわかるでしょう。

ニオイと視覚でわかる痕跡が、他の犬へのアピールやコミュニケーションになるのです
散歩中、草が倒れているところを丹念に嗅いでいるのを見た経験はありませんか?おそらく他の犬が、転がってニオイを付けた跡を確認しているのでしょう。

そのときは急いで引っ張らず、思う存分嗅がせてあげましょう。そのあと、愛犬が転がって自分のニオイを付ける様子が見られるかもしれません。

体に付いた「変なニオイ」を取りたい

体に付いた「犬にとって変なニオイ」を取りたいときも、地面に体をこすりつけます。シャンプーのあとに、地面や草に体をこすりつける愛犬はいませんか?せっかくきれいに洗ったのに、どうしてわざわざ汚すのかとがっかりしますよね。

実はシャンプーなどの人間にとってのいい香りは、犬にとってはあまりうれしくないようです。自分のニオイも消してしまうためと考えられています。「変なニオイ」を取りたくて、地面に体をこすりつけるのですね。

シャンプーのたびに激しく体をこすりつける場合、香りがきつすぎるのかもしれません。犬を怒らずに、無臭タイプなどに変えてみてください。人間にとって快適だとしても、香水の使用も控えてあげましょう。

猫とは違う体臭の取り方

ニオイを取るなら、「猫のように体をなめればいいのでは」と思いませんか?しかし犬は、自分の体をなめて手入れをしません。せいぜい汚れた足先をなめる程度でしょう。

犬は群れで生活していたため、外敵に襲われる心配もあまりありません。そのため丹念にニオイを消す必要がないのです。舌もツルツルしていてお手入れには向いていません。

猫は、自分の体をザラザラの舌で丹念になめています。これには、お手入れだけでなく自分のニオイを消す意味があります。猫は犬と異なり単独行動です。誰も狩りを手伝ってくれませんし、敵からも守ってもらえません。

獲物に自分のニオイを察知されると、取り逃してしまいます。そして、自分より強い動物に襲われる危険もあるのです。そのため、ていねいになめて自分のニオイを消すのです。

楽しくてうれしいときも

散歩中や散歩から帰ったあと、飼い主さんと遊んだあとに、地面の上を転がって体をこすりつける犬もいます。

ニオイを付けるというよりも、嬉しさのあまりやってしまうようです。幸せな気持ちでいるので見守ってあげましょう。

まとめ

地面に体をこすりつけてニオイを付ける、犬の不思議な習性を解説しました。人間にとっては、悪臭でも犬にとってはたまらなくいい香りという場合もあるのですね。

狩りのためだったり、他の犬とのコミュニケーション手段だったりと、ニオイを付ける行動には、他の意味もあるようです。
シャンプーのあと地面にこすりつける場合は、シャンプーの香りを取り除いていると考えられます。

いずれにしても、変なニオイを体にこすりつけるのは犬の生まれつきの習性です。叱らずに見守ってあげましょう。

 

ペットシッターってどんなサービス?

あなたの近くのペットシッター店舗

猫が狭い場所が好きなのはなぜ?習性を生かすコツと注意点

猫が狭い場所が好きなのはなぜ?習性を生かすコツと注意点

目次
  1. 狭いところが好きな理由
  2. 狭いところを環境に取り入れる
  3. 猫が狭い場所に入るときの注意点
  4. まとめ

猫は狭いところが好きです。猫の飼い主さんなら、紙袋や段ボールの中、押し入れやクローゼットなどに入り込む愛猫を見た経験があると思います。

実は、猫が狭い場所に入りたがる習性を生かすと、爪切りや診察も楽になるのです。しかし狭い場所に入りっぱなしは体調不良の可能性もあります。この記事では、猫が狭い場所が好きな理由と、習性を生かすコツや注意点を解説します。

狭いところが好きな理由

猫は狭いところに入ると安心します。単独行動をする猫ならではの理由です。

安全安心な狭いところ

猫にとって狭いところは、安全で安心できる場所なのです。邪魔も入らないので安心して眠れるのですね。

狭いところに入れば、外敵から襲われる可能性も少なくなります。猫はネズミなどを食べる動物である一方、大型肉食動物には襲われる動物でもあるのです。

単独行動をするため、自分だけで身を守る必要があります。体がすっぽりおさまる穴などに入って身を隠しつつ、外の様子を伺うのです。そして、異変があればすぐに逃げ出せる体勢を整えています。

室内で飼われている猫は、大型肉食動物に襲われる危険はありません。しかし見慣れないお客さんが来たときなどは、安全な狭い場所に入って自分の身を守るのですね。

隠れている獲物を探す「狩猟本能」

猫の祖先リビアヤマネコは、穴などの狭いところで暮らすネズミ類や昆虫などの生き物を襲っていました。そのため、穴のような狭い場所には「何か獲物がいるのかも?」と確認したくなるようです。勢いよく袋や箱に入って遊んでいる場合は「何かいる!」と思っている可能性があります。

狭いところを環境に取り入れる

狭い場所に入るのは、猫の習性です。猫が過ごす部屋には、箱やクレート、体がすっぽりおさまるベッドなどをいくつか置いてあげましょう。

このように、動物が持つ習性に合わせて環境を整えることを「環境エンリッチメント」といいます。環境エンリッチメントは動物が幸せに暮らすために欠かせません。

隠れる場所を作って安心

いつでも好きなときに狭い場所に入れる環境なら、猫は安心して暮らせます。段ボールやかご、ベッドなどを部屋のあちこちに置いてあげましょう。

中には、猫の好きな敷物を入れておきます。クレートやキャリーバッグなら、猫を入れたまま持ち出せるので通院や災害時の避難にも使えます。

猫は高い場所も好きなので、隠れ家付きのキャットタワーもおすすめです。見慣れないお客さんが来たときでも落ち着けるでしょう。

遊び場にも

段ボールの中におもちゃなどを隠して、猫の狩猟本能を刺激しましょう。転がすとフードが出てくるおもちゃなどは特に喜びます。室内で過ごす猫にとって、運動やストレス解消になるでしょう。

触るとガサガサ音がする紙袋もおすすめです。紙袋や段ボールをつなげてトンネルを作ると、猫はワクワクして遊ぶでしょう。

猫には狩猟本能があります。狩りや狩りのような体験ができないと、猫はストレスがたまってしまうのです。実際に狩りをさせるのは困難ですが、狭い場所やおもちゃを利用すると狩猟本能を満たせます。いたずらや過度のじゃれつきなど問題行動の予防にも役立つのでおすすめです。

通院や診察にも利用

多くの猫が苦手なのが動物病院。通院時はクレートやキャリーバッグに入れ、布などをかけて外が見えないようにします。診察時は、洗濯ネットや布袋に猫を入れるといいでしょう。

大きなバスタオルでくるむだけで落ち着く猫もいます。暴れて袋に入れるのが困難な際は試してみてください。

爪切りやお手入れのときも

体をバスタオルで包んで落ち着かせてから、前足だけ出せば爪切りも楽です。1人では大変なので、2人でやるとやりやすいでしょう。歯磨きや目薬をさす際も、バスタオルですっぽり包んでみてください。

猫が狭い場所に入るときの注意点

安全に暮らすためにも、次の点に注意してください。

無理やり入れない

猫を無理に箱やクレートやキャリーバッグに入れないでください。怖がって二度と入らなくなる可能性があります。猫の好きなようにさせましょう。入ってほしい場合は、おやつや好きなおもちゃを入れて誘ってみてください。

紐に注意

紙袋についた紐は必ず取り除いておきましょう。首が引っかかったり、紐を噛んで飲み込んだりする恐れがあります。糸がほつれた袋や敷物も危険です。ビニール袋を好む猫もいますが、誤飲の危険性があるので与えないようにしましょう。飲み込むと腸閉塞などの原因になるので、紐や糸、ビニールには十分注意してください。

押し入れの奥に行かない工夫を

押し入れが好きな猫もいますが、奥や天井などには行けないようにしておきましょう。震災や雷などで驚くと、どんどん奥に入り込んで出てこない場合もあります。避難をしなくてはいけないときに、猫を出すのに時間がかかる可能性もあるのです。

隠れたままのときは受診を

体調不良のとき、猫は安心できる場所で過ごしたがります。狭いところから出てこない、隠れたまま食事もとらない場合体調が悪い可能性があります。引っ張り出さずにトイレなど出てきたところを捕まえ、動物病院を受診しましょう。

まとめ

箱など狭いところに入りたがるのは、猫の習性です。猫が安心して暮らせるように、部屋には箱やクレートなど猫が入り込める狭い場所を用意してあげましょう。狭いところが好きな習性は、遊びに利用するとストレス解消にもなります。通院や受診、お手入れにも役立つので、取り入れてみましょう。

誤飲や事故を避けるためにも、紐やほつれた糸は必ず取り除いてください。狭い場所に入ってなかなか出てこない場合は、体調不良の場合もあります。動物病院を受診しましょう。

 

ペットシッターってどんなサービス?

あなたの近くのペットシッター店舗

犬が穴掘りをする理由とは?気を付けたい穴掘りも解説

犬が穴掘りをする理由とは?気を付けたい穴掘りも解説

目次
  1. 穴を掘るのは「本能」
  2. 気を付けたい穴掘りとは?
  3. まとめ

犬は穴掘りが大好き。庭を掘ってできた穴に体を入れるかと思えば、次々と穴を掘り返してほったらかしにするときもあります。土だけでなく、ベッドや敷物を掘るのに夢中になる犬もいます。掘ってはくるくる回って寝床を確かめる姿はかわいいですよね

しかし、足先を傷めるくらい掘り続ける場合は注意が必要です。犬が穴を掘る理由や、気を付けたい穴掘りについて解説します。

穴を掘るのは「本能」

犬が穴を掘るのは本能から来る行動です。オオカミや野生時代の犬も穴を掘っていました。

食べ物を隠すため

大切な食べ物を隠すためです。おやつを与えても、食べないで庭に穴を掘って埋めるときがあります。家の中でも敷物などを掘って、隠すような動作をするのです。

野生の犬やオオカミは、シカなど大きな獲物を群れで狩って食べていました。そのとき、おなかいっぱいになって食べきれない食料を、土に埋めて隠していていた習性が残っているのです。

これは餌となる獲物がなくなるときに備えていたと考えられます。自然界では、いつでも狩りが成功するわけではありません。また、餌となる獲物がたくさんいるシーズンと、あまりいないシーズンがあります。

冷たくなった肉やフード、腐った肉でも喜んで食べるのは、犬が土に埋めた食料を食べる習性があるからなのですね。ちなみに、小動物を狩ってすぐに食べる猫は、温かい食べ物を好みます。

穴を掘りまくるのは狩りの名残

犬は単独で狩りもしました。その際、穴を掘って土の中に潜むネズミなどを捕まえていたのです。

今も、その習性は残っています。あちこちに穴を掘るのは、土の中に潜む生き物の気配を感じているでしょう。狩りの名残の場合、食料を隠すわけではないため犬は掘った穴を埋めようとはしません。

好奇心に駆られて掘る

「土の中に何かありそう」と感じとると犬は好奇心に駆られ、穴を掘って確認しようとします。地中からは、人間にはわからないさまざまなニオイが漂っているのです。狩りをするまでもないけれどミミズや昆虫、モグラの気配などを感じ取っています。

家の中でも、敷物の下におもちゃやフードを隠してみてください。掘るようなしぐさをして、探すはずです。

土で体を冷やしたり温めたりするため

夏の暑い日など、犬は土を掘って体を冷やします。土は、深く掘るにしたがって湿気を含んで冷たく、気持ちがいいのでしょう。寒い日は、冬の冷たい風から身を守るために穴を掘る場合もあるようです。

ただ、最近は多くの犬が室内飼いになっているため、土に穴を掘って涼んだり温まったりする姿は見たことがない飼い主さんもいるかもしれません。

もし外で飼っている犬が穴を掘って体を入れていたら、暑さや寒さを感じています。寒暖が体の負担になるだけではなく、フィラリア症など感染の危険も高まります。家族とのコミュニケーションも取りにくくなるのもデメリットです。なるべくなら、室内で飼ってあげましょう。

気を付けたい穴掘りとは?

穴掘りは本能とはいえ、ずっと掘ってばかりいる場合はストレスを感じているのかもしれません。

退屈やストレス

散歩が少ない、遊びや運動が少ないなどは犬にとってストレスです。退屈のあまり穴を掘る犬もいます。

外飼いの場合、庭や犬小屋の周囲が穴だらけ、室内飼いの場合はソファや敷物を常に掘り続けている場合は何らかのストレスがあるのかもしれません。日中、留守番が長い犬は特に退屈を感じやすいでしょう。

散歩の時間を増やす、コースを変えて刺激を与えるなど工夫をしてみましょう。休日や、出かける前は時間をなるべく取って、たくさん遊ぶようにします。マッサージなどの触れ合い時間も増やすといいでしょう。

構ってほしくて掘る

飼い主さんに構ってほしくて穴を掘る犬もいます。穴を掘ると飼い主さんが叱られるとわかれば、ひたすら掘るのです。飼い主さんが自分の方を向いて声をかけてくれるなら、叱られてもとしてもうれしく思っています。

庭を掘られるのがいやな飼い主さんや、掘ってばかりの犬が気になる飼い主さんは、叱るのを我慢しましょう。犬が穴掘りをやめたときに声をかけます。穴を掘っている間は相手にされないとわかると、だんだん掘らなくなるはずです。

構って欲しいのは、退屈や寂しさを感じているのかもしれません。飼い主さんは、なるべく犬と接する時間を増やしてみてください。

カーミングシグナル

穴を掘るわけではないのに、前足で床を掘るようなしぐさをしたら「カーミングシグナル」の可能性があります。カーミングシグナルは、自分や相手の気持ちを落ち着かせるサインです。

特にしつけやトレーニング中に見られる場合があります。「疲れました」「もう怒らないで」などを訴えているのかもしれません。一度休憩してリラックスさせましょう。

寝床や敷物が気に入らない

寝床を掘ってばかりで寝ようとしない場合は、寝床が好みでないのかもしれません。寝床が硬すぎる、または柔らかすぎる、素材が気に入らないなどが考えられます、また、寝床の位置が寒すぎたり暑すぎたりするのかもしれません。寝床や寝床の位置を見直してみましょう。

ループタイプのじゅうたんに注意

ループタイプのじゅうたんは、穴を掘る動作をすると爪がひっかかってケガをする恐れがあります。カーペットなどに変更してください。

掘りすぎて血が出たら動物病院へ

土や敷物を掘りすぎると、前足の先を傷めてしまう恐れがあります。出血したり、前足を気にしたりしている場合は動物病院を受診しましょう。いろいろ試しても穴を掘るのをやめない場合も獣医師に相談するといいでしょう。

まとめ

犬の穴掘りは本能です。残った食料や大切なものを埋めたり、狩りのために掘ったりします。庭だけでなく、室内でも敷物などを掘るしぐさをします。寒さや暑さを凌ぐために掘る場合もあるのです。

しかし、退屈過ぎて穴を掘ってばかりいたり、飼い主さんに構ってほしいために掘ったりする犬もいます。穴ばかり掘っていると感じたら、遊びや散歩の時間を増やしましょう。寝床が気に入らないなどでも、掘り続ける場合があります。掘りすぎて足を傷めた場合は、動物病院を受診してください。

 

ペットシッターってどんなサービス?

あなたの近くのペットシッター店舗

困った猫の爪とぎ!壁やカーペット、家具でとぐのをやめさせるには?

困った猫の爪とぎ!壁やカーペット、家具でとぐのをやめさせるには?

目次
  1. 猫が爪をとぐ理由
  2. 壁やカーペット、家具での爪とぎをやめさせる対策
  3. まとめ

猫が壁やカーペット、家具で爪とぎをして困っていませんか?家がボロボロになってしまうのは困りますよね。賃貸住宅などでは、壁で爪とぎをされて悩んでいる飼い主さんもいるかもしれません。爪とぎを用意しているのに見向きもしないケースもあります。

そもそも猫はなぜ爪をとぐのでしょうか。爪とぎの理由や壁やカーペット、家具などで爪をとぐ行動を改善する方法を解説します。

猫が爪をとぐ理由

爪とぎはお手入れのためだけではありません。マーキングやストレス解消もあります。ちなみに猫がとぐのは、前足の爪だけです。

爪の手入れ

猫の爪は、たまねぎのように層になっています。外側の爪は古くなっていくので、取り除く必要があるのです。外にいる猫は、狩りなどのために木に上ったり、地面を走り回ったりしているうちに自然にはがれていきます。しかし室内飼いの猫は、屋外で狩りをする機会がないので爪とぎ用品が必要です。

マーキング

爪の間にはニオイを分泌する腺があり、爪をといで対象物に自分のニオイを付けて縄張りを主張します。ひっかいた傷を他の猫などに見せて、視覚的に自分の縄張りを主張する意味もあるようです。

不安やストレスの解消「転位行動」

不安を覚えたり、ストレスを感じたりしたとき、全く別の行動である爪とぎで自分の気持ちを落ち着かせます。人間のやけ食いやヤケ酒も、転位行動のひとつです。

体を伸ばしてストレッチ

猫はストレッチのためにも爪をとぎます。起き抜けに伸びをしながら爪をとぐ猫を見たことがあるのではないでしょうか。前足を伸ばしながら爪をといで、体も思い切り伸ばしています。

これらの理由からもわかるように、爪とぎは猫の本能です。爪とぎそのものをやめさせるのは困難でしょう。

壁やカーペット、家具での爪とぎをやめさせる対策

猫に「やめなさい」といっても爪とぎはやめさせられません。まずは猫の様子を観察して、ストレスがないかチェックしてください。さらに猫の好みにあった適切な爪とぎ用品を用意し、動かないようにしっかり固定します。

叱らない

猫が大切な家具で爪とぎをしていても、叱らないでください。大声を出したり、叩いたりするのも絶対にやめましょう。ストレスでますます爪をといでしまう可能性があります。爪とぎをしそうになったら、フードや遊びで猫の関心をそらしてみてください。

ストレスがないかチェック

多頭飼いなどでは、弱い猫が強い猫にいじめられるなどでストレスを感じているケースもあります。縄張り争いで、爪をといでいるかもしれません。窓の外にやってくる野良猫にストレスを感じる猫もいます。トイレが汚れていないか、落ち着いて食事ができるかなども確認しましょう。

キャットタワーを設置して、落ち着ける場所を作るのも大切です。フードを入れられるおもちゃを利用した遊びは、狩りの本能を満たすのでストレス解消になるでしょう。

爪をとがれて困る場所にはカバー

壁にはつるつるした素材のシートを貼っておきましょう。「猫の爪とぎ予防」として保護シートが販売されています。

爪とぎ用品の「素材」と「形状」

段ボールや麻縄、木、カーペット、綿など爪とぎ用品の素材には、猫それぞれ好みがあります。段ボールは多くの猫が好みますが、やわらかい綿タイプを好む猫もいます。いくつか置いて様子を見てみましょう。

形状も重要です。立ち上がってとぎたい猫もいれば、床と水平にとぎたい猫もいます。立ってとげるタイプ、床に置くタイプどちらも用意してあてましょう。体をしっかり伸ばしてとげる、十分な大きさがある爪とぎ用品を選んでください。

爪とぎ用品はしっかり固定

垂直に置く場合も、床に置く場合もしっかり固定してください。グラグラ動くと、猫は爪をとぎません。段ボールの爪とぎ用品をフローリングに置いているだけでは、滑ってしまうので猫はいやがるはずです。

爪とぎ用品を買ったらニオイ付け

いつも爪をといでいる場所に、新しい爪とぎ用品をこすりつけてニオイを付けます。直接こすりつけるのが難しい場合、布でこすって新しい爪とぎ用品に付けてもいいでしょう。

視覚で縄張りを主張する習性を利用し、新しい爪とぎ用品に猫の爪あとに似せた傷を付けておくのもおすすめです。

おすすめの爪とぎ用品置き場

縄張りを主張するために、猫は爪をとぎます。猫がいつも通る場所に爪とぎ用品を設置しましょう。ポイントは部屋のドアや出入り口、階段、廊下などです。

そのほか、猫が爪をといでしまう場所にも設置しておきます。壁や家具に爪とぎ用品を取り付けられない場合は、すぐ近くに置くのもいいでしょう。その場合、爪をとがれて困る場所には保護シートなどを貼っておいてください。

まとめ

爪の手入れやマーキング、ストレス解消、ストレッチなど、猫にとって爪とぎは本能です。そのため、爪とぎそのものをやめさせるのは不可能です。しかし家の壁や大切なカーペットでとがれるのは困ります。

不適切な場所で爪をとぐのは、ストレスなどのほか爪とぎ用品が不安定などの理由もあるかもしれません。ストレスがある場合は、環境を見直してストレスを解消します。猫の好みの素材や形状の爪とぎ用品を選び、しっかり固定してあげましょう。

 

ペットシッターってどんなサービス?

あなたの近くのペットシッター店舗

犬にとってのごほうびはおやつだけ?ごほうびの種類や与え方も解説

犬にとってのごほうびはおやつだけ?

目次
  1. 犬にとってごほうびとは
  2. 犬の大好きなものを見つけよう
  3. ごほうびの種類と注意点
  4. ほめ言葉もごほうびにしよう
  5. まとめ

犬をほめるとき、多くの飼い主さんはごほうびとしておやつを与えるのではないでしょうか?しかし散歩や遊びはもちろんニオイを嗅ぐ行為も、犬にとってごほうびになるのです。

この記事では犬にとってのごほうびの意味や、おやつ以外のごほうび、与える際の注意点について解説します。ごほうびを上手に使って、犬とたくさんコミュニケーションを取りましょう。

犬にとってごほうびとは

「犬にとって望ましい行動が将来にわたってもできるように教え、できたときに与える」ものがごほうびです。例えば「おすわり」を教えて、うまくできたらごほうびを与えます。「おすわり→ごほうび」を繰り返しているうちに、おすわりがずっとできるようになるのです。

「ごほうび」はもともと、「ほめて与える品物」という意味です。そのため何かを頑張ったごほうびに報酬として与えるものと思いがちですが、犬に与える場合は多少意味が異なるのですね。

犬の大好きなものを見つけよう

犬に新しいしつけを教えたい、もっとコミュニケーションを取りたいと思う飼い主さんは、犬の好きなものを見つけましょう。

おやつやフードでも、犬には好みがあるはずです。ものすごく好きなおやつなら、しつけやコミュニケーションの際に利用すると効果もアップするでしょう。

他にも「犬が行きたがる公園がある」「頭のてっぺんを撫でられるのが特に好き」などもごほうびに活用できるのです。

ごほうびの種類と注意点

犬にとってのごほうびは、おやつだけではありません。状況や犬の性格に合わせて上手に利用しましょう。

おやつ・フード

ごほうびといえば、おやつやフード。犬のモチベーションも上がりやすく、しつけなどにも最も使いやすいごほうびです。大人が付いていれば、小さなお子さんでも犬にごほうびを与える経験ができます。

注意点「普段は食べられないおやつやフードを空腹のときに利用する」
ごほうびに使用するおやつやフードは「特別感」が大切です。ごほうび用のおやつやフードを普段のおやつ用とは区別しておきましょう。

普段のおやつタイムに食べられるおやつは、犬が努力しなくても手に入ります。犬にとってはいつでも手に入るおやつやフードは、ごほうびとしては価値があまりありません。

ただし、ごほうびとしておやつやフードを使うのは、犬が空腹のときにしましょう。犬がいくらそのおやつやフードが好きでも、お腹がいっぱいだと効果は半減します。ケーキが大好きな人でも、お腹いっぱいのときにもらってもあまりうれしくないはずです。

散歩

散歩が大好きな犬には効果的なごほうびです。朝晩の散歩の前に、「フセをさせる」「アイコンタクトを取る」などを教えましょう。

注意点「あらかじめリードを着けておく」
フセができてから、のんびりリードを着けて出かけるのでは散歩のごほうび効果がほとんどありません。すぐに出かけられるよう、あらかじめリードを着けておきましょう。玄関先などでしつけを行うと、すぐに出発できます。

ニオイを嗅ぐ

犬は本能的にニオイを嗅ぐ行為が大好き。好き勝手ニオイを嗅がせるよりも、まずは「フセ」「オスワリ」「アイコンタクト」などを行ってからにしましょう。

注意点「ニオイを嗅ぐ場所の安全性を確認」
公園など公共の場所では、食べ物の包み紙や食べ残しなどの誤飲の危険性があります。ニオイを嗅ぐ場所に危険なものがないかチェックをしておきましょう。

草むらなどは、ダニが潜んでいる可能性もあります。ダニ予防を行った上で、草むらにはむやみに入らないようにしましょう。帰宅後は体全身をチェックしてください。夏場はフィラリアを媒介する蚊に刺される危険性もあるので、フィラリア予防を必ず行っておきましょう。

遊び

遊ぶのが大好きな犬にぴったりのごほうびです。「オスワリをしたらフリスビーを投げる」「フセをしたら、おもちゃを与える」など遊びの前に指示に従わせます。引っ張りっこ遊びで興奮しすぎたときも、「口から離せば遊びを再開」もごほうびになるでしょう。

注意点「安全なおもちゃを選ぶ」
犬の体サイズに合った、壊れにくいおもちゃを選びましょう。小さすぎるおもちゃは、誤飲の危険性があります。ゴルフボールや人間の子ども用おもちゃも飲み込むと危険です。与えないようにしましょう。

コングなど食べ物を詰められるおもちゃは、犬が集中しやすくおすすめです。遊び終わったあとは、おもちゃを必ず回収してください。

撫でる、抱っこする

撫でたり、抱っこされたりが好きな犬へのごほうびになります。道具がいらないのもメリットです。撫でる飼い主さんも、犬のぬくもりに癒されます。「耳の後ろが好き」「あごの下が好き」など、好きな場所をチェックしておきましょう。

注意点「撫でられるのが苦手な子にはやらない」
虐待された経験のある犬や、怖がりな犬の中には、愛撫が苦手な子もいます。無理に撫でるのは逆効果なので行わないでください。

ほめ言葉もごほうびにしよう

ごほうびに「いい子」などほめ言葉をプラスしましょう。繰り返すと、ほめ言葉もごほうびになります。おやつがすぐに用意できない場合でも、好ましい行動の直後にごほうびが与えられるので便利です。

犬は最初、「いい子」と言われても意味がわかりません。しかし、おやつなどをもらいながら「いい子」と言われていくうちに「いい子と言われるといいことがある」と犬は理解します。

「いい子」と声をかけて犬が喜ぶ様子を見せたら、ほめ言葉として理解できたと判断できるでしょう。

まとめ

ごほうびは犬の望ましい行動を強化するために必要です。ごほうびがあると、犬は楽しみが増えてモチベーションもアップ。飼い主さんとのコミュニケーションや、絆を深めるのにも役立ちます。

ごほうびはおやつやフードだけではありません。散歩や遊ぶもごほうびになります。効果をアップさせるためにも、犬の好みを見つけましょう。

 

ペットシッターってどんなサービス?

あなたの近くのペットシッター店舗

猫にブラッシングをしたい!少しずつ慣れさせるのがコツ

猫にブラッシングをしたい!少しずつ慣れさせるのがコツ

目次
  1. どうしてブラッシングが嫌い?
  2. 猫にとってのブラッシングの効果
  3. ブラシの種類
  4. ブラッシングに慣れさせる手順
  5. まとめ

愛猫にブラッシングしようとすると逃げられたり、威嚇されたりして困っていませんか? また、「猫は自分で毛をなめているからブラッシングは必要ない」と思っていませんか?

猫のブラッシングは、抜け毛を取り除き、毛玉を予防するためにも大切なケア。スキンシップとしても欠かせません。少しずつ慣れさせてお手入れしてあげましょう。この記事では、猫をブラッシングに慣れさせるコツを解説します。

どうしてブラッシングが嫌い?

道具としての「ブラシ」そのものや、人に触られることに慣れていないと猫はブラッシングを嫌がります。過去にブラッシングのために無理に押さえつけられた、痛い思いをした経験も原因になります。

母猫や兄弟猫と早く引き離されたなど、社会化が不足している猫はブラッシングをいやがる傾向が高めです。そのため、少しずつ慣れさせていく必要があります。

猫にとってのブラッシングの効果

ブラッシングは、猫にとってさまざまな効果があります。

抜け毛を取り除く

抜け毛を取り除き、飲み込むのを防ぐ効果があります。猫は自分の舌で毛づくろいをしていくうちに、どんどん抜け毛を飲み込んでしまうのです。抜け毛のほとんどは便と一緒に排泄されますが、吐き出す場合もあります。

しかし、力が弱った高齢の猫や病中病後の猫は排泄や掃き出しがうまくできません。そのため、毛玉がお腹で固まる「毛球症(もうきゅうしょう)」になる恐れがあります。

もつれを防ぐ

定期的なブラッシングは、毛がもつれるのを防ぎます。長毛種の猫は毛がもつれやすいので、ブラッシングに加えてコーミングも必要です。

血行をよくする

適切な力で皮膚に刺激を与えるので、血行がよくなります。

スキンシップに

抱っこしながらブラッシングするなど、飼い主さんとのスキンシップにもなります。触れ合ってお互い体温を感じると、猫も飼い主さんも心がリラックスするでしょう。

ブラシの種類

猫用ブラシは主に次の種類が販売されています。猫の毛や目的によって使い分けましょう。

コーム(くし)

長毛種の毛を整え、もつれを取り除きます。短毛種は仕上げに使いましょう。

スリッカーブラシ

先が針のように曲がった金属製のピンが並んだブラシです。長毛種の毛玉を取るのに向いています。先端が皮膚に当たると痛いので、使う際は注意が必要です。

ピンブラシ

金属製のピンの先が球形になったブラシです。長毛種の絡んだ毛をほぐしやすいでしょう。力を入れると毛が引っ張られてしまうのでそっとほぐすのがコツです。

ラバーブラシ

ラバー他、シリコンタイプもあります。抜け毛をごっそり取り除いてくれるブラシです。ほどよい柔らかさで、マッサージ効果もあります。手の感覚でブラシができるグローブタイプは、力加減を調節しやすいでしょう。

ブラッシングに慣れさせる手順

猫の好きなおやつとブラシを用意します。大きなブラシに慣れていない猫は歯ブラシから始めましょう。多くの猫が好む液状のおやつを利用すると便利です。

人触られることに慣れさせる

ブラッシングに恐怖心を抱かせないために、まず「人に触られる」ことに慣れさせます。この時点ではブラシは必要ありません。

飼い主さんは床に座って、猫の近くでおやつを見せます。近づいてきたら、おやつを食べさせながらそっと体を触ります。猫が膝の上に乗ってくれればベストです。

注意!
大声で呼ばず、静かに行ってください。騒ぐと驚いてしまうので気を付けましょう。

道具に慣れさせる

ブラシを猫の過ごす場所近くに置いておきます。猫がブラシに近づいて匂いを嗅いだり、顔を擦り付けたりしたらおやつを食べさせましょう。このときのブラシは、歯ブラシでも普通のブラシでもどちらでもかまいません。

なかなか来ない場合は、ブラシそのものにおやつを塗り付けておきましょう。猫の方から舐めにきます。決して無理にこちらから押し付けず、猫が興味を持つのを待ってください。

ブラッシングしてみる

猫がブラシに興味を持つようになったら、おやつを片方の手に持った状態で少しだけブラッシングしてみましょう。頭など、猫が好む場所から始めます。体全体をブラシする必要はありません。ブラッシングしたらおやつをあげてください。

少しずつブラッシング範囲を広げる

猫は、自分の舌が届かない頭、頬、顎周辺などをブラシしてもらうと喜びます。最初は顔周辺だけをブラッシングしましょう。

次の日は背中だけをブラッシング、その翌日は前脚だけをブラッシングと範囲を広げながら進めます。毛並みにそって、ブラッシングするのがコツです。

本物のブラシを使ってみる

歯ブラシに慣れたら、猫用ブラシを使ってみましょう。ブラシによっては力を入れると痛いものもあるので注意してください。

このサインが出たら中止

ブラッシング中に、耳が前後に動いたり、しっぽをパタンパタン揺らしたりしたら「もうやめて」のサインです。ブラッシングは中止しましょう。「嫌がればすぐ解放される」と誤った学習をさせないためにも、猫をすぐ自由にせず少し間を置いてから離すのがコツです。

ひどい毛玉ができたら動物病院へ

長毛種の猫など、毛玉ができているときは無理に引っ張ると痛い思いをさせてしまいます。動物病院やトリミングサロンに連れて行きましょう。

まとめ

猫のブラッシングは抜け毛を取り除き、お腹に毛玉が溜まるのを防ぐ効果があります。血行もよくなり、飼い主さんとのスキンシップにも役立つでしょう。

猫をブラッシングに慣れさせるには、少しずつ進めるのがコツです。最初は歯ブラシでかまいません。おやつも上手に利用しながらブラッシング大好き猫にしましょう。

 

ペットシッターってどんなサービス?

あなたの近くのペットシッター店舗

いつからが高齢犬?気を付けたい兆候や今から準備しておきたいこと

いつからが高齢犬?気を付けたい兆候や今から準備しておきたいこと

目次
  1. 7歳くらいから注意!大型犬はもう少し早く
  2. 7歳になる前からやっておきたいこと
  3. 高齢化のサインが出たら動物病院へ
  4. 犬をとりまく環境を見直そう
  5. まとめ

元気いっぱいの愛犬も、いつかは年を取ります。どのような兆しが見えたら、老化が始まっているのでしょうか。飼い主さんはどう対応したらいいでしょうか。

近年は犬の高齢化が進んでいます。高齢になっても愛犬が安心して過ごすために、やっておきたい準備やケアを解説します。すでに愛犬がシニアになった飼い主さんも、ぜひお役立てください。

7歳くらいから注意!大型犬はもう少し早く

犬は一般的に7歳くらいから中年に差し掛かると言われています。7歳になるころ、そろそろ高齢化の入り口にたったと意識したほうがいいでしょう。大型犬はもう少し早めです。大型犬8歳、小型犬・中型犬11歳になると、人間では60歳に換算されます。

もちろん、この換算がすべての犬に当てはまるわけではありません。品種や育ってきた環境などさまざまな要因に左右されます。

「うちの犬は中年だけれど元気だから大丈夫」という飼い主さんもいるかもしれません。しかし人間でも中年になると、健康と言われていても食事を見直したり、人間ドックを受けたりするのではないでしょうか?それと同じように考えるとわかりやすいと思います。

7歳になる前からやっておきたいこと

高齢に備えて早めに準備しておきましょう。もちろんすでに高齢になっている愛犬でも大丈夫です。

健康診断を受ける

愛犬も7歳になる前から、動物病院で健康診断を受けておきましょう。若い犬を飼っている飼い主さんもぜひ毎年の習慣にしてください。愛犬のお誕生日に受診すると、忘れないのでおすすめです。

血液検査や尿、便検査などさまざまな検査で得たデータが揃っていると、高齢になって現れた変化やシニアに多い病気を発見しやすくなります。高齢になった犬の飼い方を獣医師に相談できますし、病気の早期治療が可能です。

高齢化のサインが出たら動物病院へ

「高齢になったから仕方ない」と思っていたら、実は病気だったというケースもあります。次のような変化が見られたらまずは受診しましょう。

歩き方がおぼつかない、よろよろする

高齢になると、足腰の筋力が衰えてきます。若いときのようにジャンプをしなくなったり、階段を駆け上ったりしなくなるでしょう。ちょっとした段差でよろけることもあります。
しかし、関節や骨、神経の病気も否定できません。変形性関節症や椎間板ヘルニアの可能性もあります。

散歩であまり歩きたがらない

足腰が弱って、長距離を歩くのが困難になってきます。しかし上記のような、変形性股関節症や椎間板ヘルニアでも、歩くのを嫌がる場合があるので受診しましょう。

家具にぶつかるのは、老眼?

緑内障、白内障など目の病気で見えづらくなっているかもしれません。

なんだかやせてきたみたい?

高齢になると、筋肉が落ちてやせて見える場合もあります。ただし、心不全や肝臓の病気、糖尿病でもやせて体重が減るので、放置しないで受診しましょう。

トイレが近くなった、おもらしをする

膀胱炎や前立腺肥大など泌尿器の病気があります。

食が細くなった

加齢に伴い、嗅覚が衰えると食が細くなりがちです。食器の高さが低すぎて、食べにくいのも原因かもしれません。しかし食が細くなる背景には病気が隠れている場合もあります。

食べているとき口からポロポロこぼれる

歯や口の中に痛みがあるかもしれません。歯周病や口内炎などができている可能性もあります。お口のチェックをしてもらいましょう。

口が臭うようになった

口臭も、加齢ではなく歯周病の可能性があります。

夜鳴きをする

認知症になりかけて、夜中に吠える子もいます。しかし実はどこか痛みがあって鳴いているのかもしれません。

若返ったみたいで食欲旺盛で活発

一見よさそうに見えますが、甲状腺機能亢進症かもしれません。この病気は、食欲が増して活発になります。食べている割に太らないのも特徴です。急に若返ったように見える場合は、必ず受診してください。

犬をとりまく環境を見直そう

犬が高齢になってきたら、そろそろ環境を見直します。家の中やトイレ、食器などをチェックしましょう。

家の中の見直しをする

・段差にステップを
ソファに飛び乗っていた犬も、上り下りが少しずつつらくなってきます。ケガをしないうちに、ステップを置いておきましょう。玄関の段差もスロープがあると安心です。

・フローリングにはマットを
フローリングは踏ん張りにくく、滑ってしまいます。関節にも負担を与えるため、マットを敷いてあげましょう。毛足の長いループタイプのじゅうたんは、爪が引っかかって危険です。
爪や肉球周囲の毛が伸びていたら、カットしてあげましょう。

・家具の角にクッションを付ける
緩衝材やクッション材を家具の角に付けておくと安心です。犬は目や足が弱り、家具にぶつかりやすくなります。特にパグなど、目が飛び出している犬種は特に目を毛がしやすく危険です。人間の赤ちゃん用グッズでも代用できます。

食事環境を見直す

特に病気でないとわかったら、食事環境もチェックします。食が細くなった場合は、与え方を見直しましょう。

・高さのある食器を使う
犬は首を下げて食べるのがだんだんつらくなってきます。お皿は、高さのあるタイプに変えましょう。しっかりした台に乗せるのもおすすめです。

・フードを温める
電子レンジでほんのりとフードを温めてあげましょう。香りが立って食欲がアップします。アツアツを与えないように気を付けてください。

体のケア

・スキンシップを増やして体調管理
マッサージやブラッシングタイムを意識して増やします。かたまりやすくなった筋肉や関節をほぐし、血行がよくなります。腫瘍など皮膚の異変にも気付きやすくなるでしょう。

散歩は続ける

散歩は、犬の脳を刺激します。足腰の衰えなど状況に応じてコースを変更しながら、連れて行ってあげましょう。無理をせずに体を動かすように心がけます。

まとめ

犬も年を取ります。シニアになったときに備え、7歳になる前から動物病院で健康診断を受けましょう。足腰が弱る、よろめくなど高齢化のサインは病気の症状と似ている場合もあるので、注意が必要です。気付いたら受診してください。

ケガ予防のためもソファや玄関にステップを置いたり、フローリングにマットを敷いたりなど環境面の見直しも大切です。また、食器は高さのあるタイプに変更して食べやすくします。マッサージやブラッシングで筋肉をほぐして、血行を促してあげましょう。散歩は犬の状況に応じ、無理せず続けてください。

 

ペットシッターってどんなサービス?

あなたの近くのペットシッター店舗

知っておきたい!猫の食性と栄養学

知っておきたい!猫の食性と栄養学

目次
  1. 猫の食性って?犬とは違う?
  2. 猫の食性を生かしたフードの与え方
  3. まとめ

猫はどのような食性の動物でしょうか?必要とする栄養素は、人や犬と異なるのでしょうか?今回は猫の食性や栄養学について解説します。フード選びや与えるときの参考にしてください。

猫の食性って?犬とは違う?

食性とは、動物たちが食べ物を摂取する習性を意味します。食べるときの行動や、どのようなものを食べるかのなどを表すものです。では、猫はどのような食性なのでしょうか?

猫は完全肉食動物

猫は、「完全肉食動物」です。実は、犬も猫も同じ「食肉目」に属するのですが、犬は肉が多めの雑食。そのため肉や魚だけでなく、パンや野菜なども喜んで食べるのですね。野菜を食べる猫もたまにいますが、ほとんどの場合肉や魚を好むのではないでしょうか。

そのため犬と猫では、消化管の構造も異なります。小腸の長さを比べると、猫の小腸は犬の半分しかありません。

必要な栄養も犬と異なる

肉食の猫にとって、タンパク質を取ることは大変重要です。食事などから摂る必要がある「必須アミノ酸」は猫の場合は11種。ロイシン・イソロイシン・アルギニン・ヒスチジン・リジン・メチオニン・トリプトファン・フェニルアラニン・スレオニン・バリン・タウリンです。

タウリンが不足すると、目や心臓に影響が出てしまいます。キャットフードには適切な量のタウリンが配合されていますが、ドッグフードには配合されていません。「猫にドッグフードを与えないで」と言われるのは、このためです。もちろん、犬にキャットフードを与えるのもよくありません。

猫は動物タンパクのほかに、ビタミンAやナイアシンも多く必要とする動物です。雑食性の人間や犬は、緑黄色野菜に含まれるカロチンをビタミンAに体内で転換することができますが猫はできません。そのためビタミンAそのものを食べ物から取る必要があるのです。ただし、キャットフードをきちんと食べていれば不足したり過剰になったりする心配はありません。

猫は夕方と明け方に活動するハンター

猫は1匹で狩りをする動物です。獲物は主に、小さなネズミ類、小鳥、ウサギ、は虫類や昆虫。狩って、すぐその場で食べます。

小さなネズミや鳥から摂れるカロリーは約30キロカロリー。体重4キロの猫の場合、必要なカロリーは約320キロカロリーなので1日10回は狩りをする必要があります。セミなどの小さな昆虫なら、もっと頻回に狩らなくてはいけません。

ドライフードを置き餌しておくと、少しずつ食べるのは猫の特徴といえるでしょう。胃も小さいため、一度にたくさん食べることができません。

お母さん猫に教えてもらった味が好き

猫は、子猫時代にお母さん猫に食べさせてもらった味を好み、いつまでも覚えています。お母さん猫が狩ってきたネズミや小鳥などの獲物を食べさせれば、子猫はネズミや小鳥の味が好きになります。

お母さん猫が野良猫なら、獲物だけでなく残飯も持ってくるでしょう。唐揚げをよく持って帰れば、唐揚げの味を覚えるのです。人間に育てられた子猫は、そのときに食べたキャットフードの味が好きになります。

猫の食性を生かしたフードの与え方

猫の食性を生かしてフードを与えてみましょう。猫のストレスも軽減されるようになります。問題行動などトラブルが起きたときにも役立つので、試してみてください。

フードは総合栄養食を選ぶ

猫のご飯は、総合栄養食と表記されたキャットフードを選びます。総合栄養食のキャットフードは、猫の健康に配慮した栄養バランスになっています。栄養素の過不足の心配がありません。

ドライフードで狩りの疑似体験

フードを仕込むことができるおもちゃを利用して、猫に狩りの気分を味わってもらいましょう。おもちゃは複数用意します。それぞれにドライフードを少量入れ、部屋のあちこちに隠すだけです。

1日に与えるフードの量を計算して入れれば、太る心配もありません。わざわざおもちゃを買わなくても、穴を開けたペットボトルでも代用できます。

本来なら1日に何度も狩りをする猫。ねだればフードが出てくる、またはいつもフードが置いてある状態は少々退屈です。留守番をしている猫なら、なおさら刺激が少ないでしょう。フードを入れたおもちゃをあちこちに置くだけで、狩りをしたい気分が満たされてストレス解消になります。

ウエットフードで水分補給

ウエットフードは、水をあまり飲まない猫の水分補給に適しています。ネズミなどの獲物は、体の約60%が水分です。ウエットフードは獲物の食感にも似ているので、嗜好性も高く喜んで食べるでしょう。ほんの少し温めると、食いつきもよくなります。

レトルトパウチや缶詰入りなので、開封前なら保存にも適しています。水が貴重になる災害時の水分補給にもなるので、ストックしておくと安心です。

子猫時代にいろいろな味を経験

いろいろな味を経験しておくと、大人の猫になってからが楽です。災害、入院、病気などでフードが変わっても、すんなり受け入れてくれる可能性が高まります。

子猫を飼っている方は、さまざまなフードを今のうちに経験させておきましょう。ドライフードもウエットフードもどちらも経験させます。フードはいきなり切り替えるとお腹を壊すので、ほんの少しずつにしてください。

まとめ

完全肉食動物であり、ハンターでもある猫。必要とする栄養がバランスよく配合された、キャットフードを食べさせることは猫の健康維持に欠かせません。

また、1日に何度も狩りをする習性にあったドライフードの与え方をすることで、ストレス解消にもなります。ウエットフードは水分補給になるので、水を飲まないときなどに活用しましょう。

猫の食性や栄養学に合わせて、フード選びや与え方を工夫してみてください。

 

ペットシッターってどんなサービス?

あなたの近くのペットシッター店舗

犬を抱っこに慣れさせよう!診察や緊急時も安心

犬を抱っこに慣れさせよう!診察や緊急時も安心

目次
  1. 犬を抱っこに慣れさせるメリット
  2. 抱っこに慣れさせるコツ
  3. 抱っこの注意点「こんな抱っこはNG」
  4. グッズを利用する
  5. まとめ

愛犬は抱っこを嫌がりますか?抱き上げようとすると、ジタバタ暴れて抱っこなんてできないといる飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。基本的に、犬は抱っこのような拘束が苦手なので、ある意味嫌がるのも当然です。

しかし抱っこ慣れさせると、犬にとっても人にとってもメリットがたくさん。この記事では、犬を抱っこに慣れされるメリットとコツを解説します。

犬を抱っこに慣れさせるメリット

犬が抱っこに慣れていると、次のようなメリットがあります。

お手入れがしやすい

抱っこをした状態でマッサージや爪切りなどができるため、お手入れがしやすくなります。お口や目のチェックなどもスムーズです。

診察台に乗せやすい

動物病院の診察台に乗せやすくなります。診察台に乗せる際は、どうしても抱っこが必要です。しかし、ここで苦労している飼い主さんは多いのではないでしょうか。動物病院での緊張も加わって、嫌な抱っこをされることで大暴れする子もいます。
しかし、すんなり抱っこができると、診察もスムーズ。抱っこになれていると、飼い主さんの体温を感じて安心するメリットもあります。

危険な状態を回避できる

散歩中など、外出先での予想外の危険を回避しやすくなります。例えば「道路にガラスの破片が飛び散っていた」「狭い道で、車や自転車が来た」ときも抱っこができれば安心です。
とくに災害発生時は、とっさに抱っこして逃げなくてはいけないときもあります。避難場所で、抱っこして待機するときも安心です。

トラブル予防

公園で遊ばせているときなど、ほかの犬や、犬が苦手な人とのトラブル予防にもなります。ペット可の賃貸住宅などでは、公共のスペースの移動は抱っこが必要な場合が多いようです。

ペット可のお店に入りやすい

最近は、ペットも一緒に入れるお店が増えています。その場合も、抱っこで入店すれば迷惑をかける心配もありません。

抱っこに慣れさせるコツ

抱っこの練習は少しずつ慣れさせましょう。抱っこが苦手な愛犬をいきなり抱きかかえても、ますます嫌がってしまいます。飼い主さんも腰を傷める可能性があるので、気を付けてください。
好きなおやつやフードがあると、練習しやすくなります。食べさせ過ぎないように、量を調節してください。

小型犬

飼い主さんは膝をついた状態で、犬のお腹の下に手を入れます。犬はリードをつけた首輪かハーネスを装着しておきましょう。

飼い主さんは手を大きめに開いて、犬の胸の下を支えます。もう片方の手で、お尻を支えると安定します。犬が落ち着くように、身体を抱き寄せてあげましょう。静かにできたら、ほめてごほうびをあげてください。

犬が慣れてきたら、立ち上がってみましょう。首輪やハーネスに指をかけておくと、犬が暴れても落とさないですみます。

中型犬・大型犬

重いので、飼い主さんの腰などに負担をかけないよう気を付けてください。

①飼い主さんは、犬のサイドで膝を立てた状態になります。
②前足の後ろに片手を差し入れて胸を抱え、もう一方の手でお尻を支えます。
③飼い主さんは、片膝になって前かがみになった姿勢を正してください。

①から③までを何度か繰り返し、抱っこに慣れてきたら立ち上がってみましょう。犬の身体と密着させると安定します。

超大型犬は無理をする必要はありません。動物病院の診察では、かかりつけの獣医師に相談しましょう。

抱っこの注意点「こんな抱っこはNG」

犬を後ろ足で立たせ、前足の付け根を持って抱きかかえる方法は、犬が腰を傷める恐れがあります。とくに、ウェルシュ・コーギー・ペンブローク、ミニチュアダックスフンドなど胴が長く、足が短い犬種はヘルニアになりやすいので要注意です。

犬が立ち上がって抱っこをせがんでも、いったん落ち着かせてから正しい方法で抱き上げてください。

グッズを利用する

抱っこは疲れる、腕が痛いなどお困りの飼い主さんは、犬専用のスリングやリュックを使ってみてはいかがでしょうか。

スリングやリュックを用意しておくと、災害が起きたときの避難にも使えます。犬がパニックになって、クレートに入れられないときも安心です。

犬用スリング

肩ひもも太く、袋は犬の体をすっぽり包むような作りになっているので、安心感があります。
飛び出し防止のナスカンやループが付いたタイプを選ぶといいでしょう。
犬の体重が重いと肩への負担が大きくなるため、小型犬の抱っこに向いています。顔が出てしまうスリングは、公共交通機関では使えないので気を付けてください。

犬用リュック

飼い主さんの両手が開くのが大きなメリットです。スリングと異なり、両肩で支えるので楽になります。顔も隠せるので、公共交通機関でも使えるので便利です。犬の様子がわからない点が、ちょっと心配かもしれません。

まとめ

犬が抱っこに慣れておくとさまざまなメリットがあります。お手入れがしやすくなり、動物病院の診察台に乗せるのもスムーズ。外出時の危険やほかの犬や人とのトラブルを避けたりできるでしょう。体を密着させるため、犬と飼い主さんのスキンシップにもなります。

しかし抱っこが苦手な犬は、いきなり抱きかかえられると驚いてしまいます。少しずつ慣れさせるようにしましょう。

 

ペットシッターってどんなサービス?

あなたの近くのペットシッター店舗

猫の頭突きにはどんな意味がある?

猫の頭突きにはどんな意味がある?

目次
  1. 猫の頭突きとは
  2. 頭突きされたらどうすればいい?
  3. まとめ

猫は、飼い主さんの足や、ほかの猫に頭突きをします。何度も頭突きしてくると思えば、あっさりとコツンで終わってしまうときもあるのが不思議ですね。飼い主さんが外出から帰ると、丹念に頭突きをして体を摺り寄せてくることもあります。

また生き物だけでなく、家具や荷物にも、一生懸命頭突きをします。猫の頭突きにはどのような意味があるのでしょうか?猫の頭突きの意味や、注意点を解説します。

猫の頭突きとは

猫の頭突きには、愛情表現や要求、挨拶のほかに、自分のニオイを付けるマーキングの意味があります。そのため、飼い主さんにしてくることもあれば、ほかの猫や同居中の犬にすることもあるのです。家具などに、自分のニオイをこすりつけるための頭突きもあります。

愛情表現の頭突き

飼い主さんへの愛情表現としての頭突きです。「好きです、大切です」という気持ちが込められています。もし保護した猫が頭突きをしてくるようになったら、飼い主さんに心を許した証拠です。

このとき、しっぽがぴんと立てていたり、喉をゴロゴロ鳴らしたりしていたら、飼い主さんに甘えたい気持ちも込められているでしょう。

よく慣れている猫では、飼い主さんから頭突きをすると、頭突きを返してくれることもあります。お互い「大好き」といっているのですね。

愛情表現の頭突きは、猫同士でも見られます。多頭飼いの飼い主さんは、仲のいい猫同士が頭突きをしあっているのを見たことがありませんか?頭突きを丹念にしている猫同士は、親和性が高く、相性がいいと言えます。

要求の意味

鳴きながらしつこく頭突きをしてくる場合は「おなかすいた」「もっと遊んで」「トイレを掃除して」など、飼い主さんへの要求が考えられます。

猫は要求が通るまであきらめず、何度も頭突きをしてくるでしょう。特にご飯の要求のときは、足にまとわりついて頭突きをすることもあります。

ひんぱんにしつこく頭突きをされる場合は、何か満たされていないことがあるのか環境を確認してみましょう。例えば「かまってほしい」「ストレスがある」などの要求がある可能性があります。

挨拶

挨拶の頭突きもあります。飼い主さんへの朝の軽い頭突きは「おはよう」の意味と考えられます。外で猫同士が、軽く頭をくっつけているのは「どう、元気?」と挨拶をしているのかもしれません。頭を付けて挨拶するのは親しい証拠で、仲の悪い猫同士では見られません。

敬意の気持ちの頭突き

立場が弱い猫から、強い猫への敬意の頭突きもあります。例えば、めす猫からおす猫、子猫から母猫、新しく来た猫から先住猫などです。先に住んでいた犬など、猫以外の動物に対しても頭突きをすることがあります。

「マーキング」ニオイ付け

猫の耳の下や頬周辺には、ニオイのあるフェロモンの分泌腺があります。猫は縄張り意識が強いため、頭突きでニオイを付けているのです。頭突きをしてそのまま顔を擦り付けてくるときは、ニオイ付けだと考えていいでしょう。

飼い主さんが外出から帰ったときやお風呂上りに、やたらと頭突きをしてくる場合は、甘えや要求よりもニオイを付けたがっているのかもしれません。自分のニオイを付けて安心する意味もありますし、「私のもの」と主張の意味もあります。もちろん、愛情のある相手にしかしない行為です。

ほかにも家具やキャットタワー、飼い主さんの荷物などにもニオイを付けます。この場合も、自分のニオイを付けることで安心しているのです。愛猫が、どのようなものにニオイを付けているのか観察するのも楽しいですね。

頭突きされたらどうすればいい?

頭突きは猫の愛情表現です。お返しにやさしく撫でてあげると喜ぶでしょう。あごの下など、猫が気持ちよい場所を撫でると猫もうっとりします。このとき、声をかけたり、名前を呼んだりすると絆も深まります。

咬まれないように注意

しかしあまりにしつこく撫でるのは要注意です。撫でていて、いきなりガブリと咬む行為には、「いいかげんにしろしつこいぞ」の意思表示が考えられます。

撫でている最中に、猫がしっぽをパタンパタンと振り出したら「もういらない」のサインです。咬まれる前に、撫でるのをやめましょう。

咬まれたらどうする?

咬まれても反応せずに、離れるのが正解です。叱る、怒鳴るなどは猫との信頼関係が崩れる原因になるのでやめましょう。大騒ぎするのも禁物です。

子猫や活発な猫では、撫でられているうちに興奮して噛んでくる場合もあります。かわいいからといって、騒いだり、手をひらひらさせたりすると、ますます興奮するため注意が必要です。

狩猟本能が刺激され、咬む癖がつくかもしれません。ひとり遊びができるおもちゃなどで、ストレス解消をしてあげましょう。

まとめ

猫の頭突きには、愛情表現や要求、挨拶、敬意のほかに、ニオイ付けの意味があります。いずれにしても、飼い主さんへの親しみを込めて頭突きをしているのには間違いがありません。

しかししつこい頭突きには要求もあります。たびたびしつこく頭突きをしてくるときは、何か不満がないか確認してみましょう。日頃から、愛猫の頭突きを観察してみてください。

 

ペットシッターってどんなサービス?

あなたの近くのペットシッター店舗

2022年7月
« 6月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31