ペットの豆知識

愛犬のケガ予防!おうちのなかの安全を確認しよう

愛犬のケガ予防!おうちのなかの安全を確認しよう

家の中ではしゃいだり、くつろいだりする愛犬の姿を見るのはうれしいですよね。でも家の中は犬にとって安全ですか?危険な場所はありませんか?思いがけないケガやトラブルを防止するためにも、本当に安全かどうか犬の目線になって確認してみましょう。

床は滑りませんか?

フローリングで犬が滑っていないかチェックしましょう。若い犬の場合は、家の中で走り回ってフローリングで滑る危険があります。高齢になると筋力が弱って踏ん張ることができず、足が滑りがちです。どちらも関節を傷めてケガをする危険があるので、滑りにくいカーペットを敷いてあげましょう。

タイルタイプの洗濯可能なペット用カーペットは、汚れた部分だけ洗うことができて便利です。カーペットが敷けない場合は、犬が舐めても安全な滑り止めワックスなどを塗っておきましょう。

階段など段差は大丈夫?

家の中の急な階段や高さのある玄関は、落下したり飛び降りたりしたときにケガをする危険性が高くなります。階段用の滑り止めカーペットを敷くか、階段を上り下りできないようにガードを取り付けましょう。ジャンプ力のある犬は、飛び越えることができることもあるので気を付けてください。高さのある玄関には、ステップを置くと安心です。

愛犬の顏の高さに障害物はありませんか?

見落としやすいのが、愛犬の目の高さにあるいすやローテーブルの角などの家具、観葉植物などです。ぶつかったときに目をケガしてしまう危険があります。犬の高さにかがんで、危ない箇所はないか確認しましょう。

目が少し出ているタイプのパグやチワワ、シーズーなどの犬種は特に注意が必要です。また高齢で目がよく見えなくなっている子、認知症になっている子もぶつかる危険が高まります。緩衝材などを付けて、ぶつかっても危険のないようにしましょう。庭で遊ばせるおうちでは、尖った枝や固い葉がないかチェックします。危険があった場合は、剪定しておきましょう。

齧るの大好きな愛犬はコードを片付けて

なんでもカミカミしてしまう子は、電気コードが危険です。特に歯がムズムズする子犬は、ほどよい柔らかさである電気コードを噛みたがることがあります。カバーを付けるなどして、予防しましょう。

噛むと苦い味のする、ペット誤飲用カバーも販売されています。また犬の嫌いな味のする、ペット用誤飲防止スプレーを塗っておくのもいいですね。

ゴミ箱にはフタが付いていますか?

ゴミ箱はフタができて、しかも簡単に開けられないものがおすすめです。犬は好奇心旺盛な動物。おいしそうなおやつが入っていた袋、食べ残しなどをゴミ箱に捨てているのを見ると、誰もいないのを見計らってゴミ箱チェックをするかもしれません。

また犬が食べると危険な食品が捨てられている可能性があります。玉ねぎの皮やぶどうの皮、チョコレート、鶏の骨、焼き鳥の串など、犬が食べると危険なものはたくさん。十分気を付けてあげましょう。

テーブルや棚の上は大丈夫?

テーブルの上にあるから大丈夫、と思っていても油断はできません。ジャンプしたり、いすを使ったりと犬がテーブルに届いてしまうことがあります。特におやつや食べ残しなどがあるときは要注意です。お酒やコーヒーなどの飲み物も犬にとっては危険なもの。人間用の薬や電池も、犬が届かない場所にしっかり片づけておきましょう。

料理中はサークルに!

お料理中の愛犬はどう過ごしていますか?お料理をする飼い主さんの足元にいると、思いがけないトラブルが生じやすくなります。床に落ちた玉ねぎを食べてしまう、熱いお湯をこぼしてしまう、飼い主さんが犬をよけようとして転んでしまうなどどれも危険なことばかり。刃物や火を使うことの多い料理中は、サークルやケージで待っていてもらいましょう。

愛犬のベッドの周囲に大きな家具は?

万が一、大きな地震が起きたときのことも考えておきましょう。愛犬が眠るベッドの周りには、背の高い家具がありませんか?なるべく家具のない部屋で眠るのが理想的ですが、そうもいかない場合もあります。家具の転倒防止グッズを取り付けたり、扉が開かないようにしたりしておきましょう。ガラスが近くにある場合は、飛散防止フィルムを貼っておくと安心ですね。

玄関からの飛び出しにも注意

元気いっぱいの子や早く散歩に行きたい子の場合など、玄関ドアが開いたとたん、飛び出してしまうことがあります。迷子になったり、事故にあったりする危険があるので、玄関にはゲートを付けておくといいでしょう。工事が不要な、突っ張り棒タイプや置くだけタイプもあるので、家の状況や愛犬の大きさや性格で選んでください。ベランダやサッシの窓にも付けておくと安心です。

定期的に家の中の安全チェックを!

一見安全に見える家の中も、よく見渡すと犬にとっては危険な場所やモノがあります。犬の目線になって、周囲を見渡してみると、今まで気づかなかった危険な箇所を見つけることができますよ。犬はとても好奇心旺盛で、飼い主さんのことをよく見ています。飼い主さんが何気なくテーブルの上におやつを置いたことも見ているかもしれません。定期的に安全チェックをして、犬を危険から守ってあげましょう。

 

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猫のお留守番で気を付けたいことって?

猫のお留守番で気を付けたいことって?

ペットホテルに預けるほど長期でもないけれど、1日中でかけなくてはいけないときなど、猫に長時間留守番させるのは心配になることがありますよね。フードやお水、トイレ、お部屋の環境のことなど、猫の留守番で注意したいことやポイントを解説します。

基本的には留守番可能だが環境を整えて

猫にもよりますが、基本的には1泊2日程度ならの留守番ができる動物です。フードを好きなときに食べ、お水を飲み、心地よく眠れる環境なら静かに飼い主を待てるでしょう。安心して待てるように、お出かけ前に飼い主さんは環境をしっかり整えてください。

ただし離乳前、直後の子猫、療養中の猫がいる場合は、長時間の留守番は避けましょう。また2泊以上になる場合は、ペットシッターやペットホテル、動物病院に預けることを検討してください。

ドライフードと水を多めに置いておく

ドライフードや水は、猫が好きなだけ食べて飲めるように用意しておきます。1ヶ所だけでなく、何ヵ所かに分けて置いておくのがおすすめです。水入れは、猫が触っても倒れない安定したものを使いましょう。ウェットフードは腐敗しやすいので、やめましょう。どうしても、という場合は保冷剤で冷やしておきます。

フードをあればあるだけ食べてしまう、という猫にはタイマー付きの自動給餌機が便利です。設定した時間が来るとフタが開いて食べられますが、びっくりする猫もいるので普段から慣れさせておくことをおすすめします。

トイレは複数あると安心

留守中はどうしてもトイレ掃除ができません。猫はきれいなトイレが好きなので、いつまでも排泄物があるとストレスになることもあります。粗相を予防するためにも、トイレはできれば2個用意しておきましょう。特に多頭飼育の場合は、猫の数プラス1個は置いておくようにします。

部屋の中の安全性をチェック!

留守中は何かあってもすぐに対応ができません。安全に過ごせるように、猫の目線になって部屋の中をチェックしましょう。

誤飲の可能性があるものを片付ける

猫は何かを食べようとして口に入れるのではなく、じゃれているうちにどんどん飲みこんでしまうことがあります。消化しきれず腸閉そくになったり、腸に絡んだりする恐れがあるので注意してください。

特に危険なものが、輪ゴムや糸、毛糸玉、ティッシュ、ビニール袋などです。退屈しないようにおもちゃを置いていく場合は、猫じゃらしのようなひも状のおもちゃや、布のおもちゃはやめましょう。

食いしん坊の猫の場合は、人間の食べ残しや残飯などを食べないようにきちんと片付けてください。特に玉ねぎやネギが入ったものを食べると危険です。

部屋の温度調節に注意

風を通そうと、窓をほんの少しでも開けるのはやめましょう。防犯上危険であることはもちろんですが、少しのすきまでも猫が外に出る可能性があります。夏や冬はエアコンを入れたままにして、室温を調整しましょう。エアコンの風が、猫が過ごす場所に直接当たらないように設定することも重要です。

万が一停電してエアコンが止まることも考え、夏は体が冷えるマットを、冬は温かいベッドを用意しておきましょう。意外に困るトラブルが、猫がエアコンのリモコンの上を歩いたり、落としたりして止めてしまうこと。猫が触れない場所にリモコンを置いておきましょう。

お風呂の水は抜いておく

冬にお風呂のふたに乗って温まる猫や、夏はお風呂場のタイルで体を冷やす猫もいます。猫が誤って落下しないよう、浴槽の中の水は抜いておくと安心です。トイレのふたも閉めておいてください。

猫の留守番、もっと安心したいから

いろいろと環境を整えても、「1匹でどうしているかな」「けんかしていないかな」と心配になりますよね。便利なグッズを使うほか、ペットシッターに頼むのがおすすめです。

ライブカメラ機能を利用

外出先から猫の様子が確認できる、ライブカメラ機能が付いた自動給餌機やアプリもあります。ときどき猫の様子をチェックしたい方は、そういった機能を利用するのもおすすめです。

大きなケージを使う

「うちの猫はいたずらが好きだから心配」という方は、ケージに猫を入れておくのもいいでしょう。小さなケージだと、運動不足になってストレスがたまります。3段くらいになったケージなら、広々と使えて上下運動も可能です。

ペットシッターを頼む

ペットホテルは環境が変わってしまうため、猫にとっては大きなストレスになることもあります。できれば落ち着いて過ごせる自宅にいさせてあげたいもの。しかし猫だけで長時間過ごさせるのは心配という方には、やはりペットシッターに頼むのがおすすめです。特に持病のある猫や高齢の猫がいる場合は、プロに面倒を見てもらいましょう。

家に帰ってきたら猫の様子をチェック

まずは猫に体調の変化がないか確認します。そのあと、猫がいたずらしたり、荒らしたりした形跡はないかチェックしてください。ほとんどの猫は留守番が平気ですが、飼い主さんに強い愛着を持っている猫は留守番が大きなストレスになる場合もあります。粗相やいたずらの跡があったら、一度獣医師に相談しましょう。

あとはたっぷり猫と遊んで、留守番をねぎらってくださいね。

 

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犬に正しいデンタルケアをして歯周病予防!

犬に正しいデンタルケアをして歯周病予防!

犬のデンタルケア、していますか?「歯みがきは苦手で…」「うちの子は歯がきれいだから大丈夫」と何もしないでいると、歯周病になってしまう危険性があります。歯周病は口の中だけの問題ではありません。体のさまざまな部位に悪影響を及ぼします。正しいデンタルケアで、愛犬を歯周病から守りましょう。

犬の歯周病はどんな病気?

歯周病はどのような病気なのでしょうか。歯周病は「歯」ではなく、歯肉や骨などの病気のです。歯ぐきと歯のすき間にある歯周ポケットなど、歯の周囲に付いた歯垢に細菌に感染することで生じます。

そのまま放っておくと、口の中だけでなく細菌が血液から全身に及んで、心臓や肝臓、腎臓にまで病気を引き起こすこともある病気です。

犬の歯周病のさまざまな症状

歯周病になると、まず口の臭いが強くなってきます。他にも次のような症状がみられます。
・歯ぐきからの出血
・歯の周囲から膿がでる
・口の中を痛がる
・痛みでフードが食べられない、食欲不振になる
・歯がグラグラする
・歯が抜け落ちる
・顎の骨が折れる
・鼻腔に化膿が広がる(くしゃみをする)

歯周病は口の中だけにとどまりません。血液中に歯周病の細菌が入ることで、全身に大きな影響を与えます。心臓病や腎臓病などを引き起こす危険性も多くなります。変だな、口が臭いなと思ったら早めに受診することが重要です。

かかりやすい年齢

3歳以上の犬の80%以上が歯周病にかかっているとも言われています。特に小型犬は歯周病にかかりやすいので注意が必要です。歯周病は子犬のうちからしっかり予防してあげたいですね。もちろん高齢犬になっても、ケアは大切です。今まで歯磨きをやったことのない飼い主さんも、少しずつ始めましょう。

歯みがきとデンタルグッズで歯周病予防を

具体的にはどうすれば歯周病を予防できるでしょうか?犬の歯を磨くのが一番有効ですが、他にもさまざまなグッズがあります。

効果的なのは歯ブラシ

歯をきれいにしようとガーゼなどで拭いている方もいらっしゃるでしょう。ガーゼは確かに歯の表面の汚れを落とすことはできますが、歯周ポケットに入り込んだ歯垢を取り除くことはできません。やはり歯ブラシを使って、しっかり歯周ポケットの汚れを落とすことが重要です。
とはいえ歯ブラシで歯を磨くことを喜ぶ犬はなかなかいません。またいきなり歯ブラシを口の中に入れると、犬が歯ブラシや歯みがきそのもの嫌いになってしまう恐れもあります。根気よく、少しずつ進めて行きましょう。

歯みがきの練習方法

ポイントは焦らないこと、ごほうびを使うこと、犬を怒らないことです。口周辺に触られることを嫌がる犬も多いので、最初は触ることに慣れさせましょう。

1.ごほうびを最初に見せます。ごほうびはおやつ、おもちゃ、遊びなど犬の大好きなものを選んでください。まず口の周囲や口に触る練習します。ごほうびを見せたあと、「マテ」をするとうまくいきやすいでしょう。

2.口に触ることができたら、とっておきのおやつやおもちゃなどごほうびを与えます。できなかったら与えません。

3.できなかった場合は、ちょっと間をあけて再びチャレンジしましょう。上手にできたらごほうびを与えます。

4.口の周囲や口に触れたら、次のステップ口の中に指を入れて歯や歯ぐきを触ります。このときも、最初にごほうびを見せてからです。口のなかを触るときは、指に犬の好きなウエットフードなど、味があるものをつけておくと抵抗が少なくなります。

5.口の中に指を入れても大丈夫になったら、歯ブラシです。しかしいきなりすべての歯を磨くのは大変。犬歯など磨きやすい歯を、ほんの数秒磨くところから始めます。徐々に範囲を広げてブラッシングをしていきます。

デンタルグッズを上手に使おう

歯みがき効果のあるガムやフードを食べさせるのも有効です。ガムは身体の大きさにあったものを選びます。体に対して小さすぎると、飲み込んでしまうことがあり危険です。また誤飲防止のため、ガムは飼い主さんが手に持って食べさせましょう。

他にもデンタルジェルやスプレー、サプリメントも売っています。歯ブラシと併用すると効果的です。

歯みがきロープは、清潔を保つことに注意してください。犬が噛んだものを放置しておくと、雑菌が繁殖してしまいます。

犬の性格や歯肉の状態に合ったグッズを獣医師から教えてもらうのがおすすめです。獣医師に与え方を教えてもらいましょう。

動物病院でチェックしてもらう

歯みがきできるようになったとしても、磨き残しや気づかない汚れが付いていることがあります。必ず動物病院を定期的に受診して獣医師にチェックしてもらいましょう。

固いおやつやおもちゃ、スケーラーは使わない

噛み応えのある固いおやつやおもちゃは、歯が折れる危険があります。歯や歯ぐきがきれいになるような気がしますが、与えないようにしましょう。もし折れてしまった場合は、すぐに動物病院を受診します。

また犬用スケーラー(歯科用の器具)が販売されていますが、自己判断で使用するのは大変危険です。スケーラーでの手入れはやめましょう。

正しいデンタルケアを楽しく

犬の寿命が伸びていることもあり、歯周病にかかる犬も多くいます。正しいデンタルケアで、歯周病を予防しましょう。飼い主さんの気合が入りすぎると、犬も不安になってしまいます。ごほうびを使って、ほめながら楽しくケアをすることが大切です。

わからないことや、うまく磨けないときは、動物病院に相談します。口が臭うときは、歯周病になりかけている可能性があります。早めに受診して、治療を受けるようにしましょう。

 

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猫の多頭飼い「平和に仲良く暮らす」ポイントは?

猫の多頭飼い「平和に仲良く暮らす」ポイントは?

猫を飼っていると「もう1匹飼うとうちの子が喜ぶのでは」とか「保護した子猫を見捨てられない」と、複数の猫を飼う機会があるかもしれません。多頭飼いで猫たちが仲良くくっついて眠る様子は、幸せそのもの。しかし猫同士にももちろん相性があります。すでに多頭飼いをしている方も、これから多頭飼いをしたいと思っている方にも多頭飼いのポイントを解説します。

猫同士をいきなり一緒にしない

猫は環境の変化が苦手です。今まで1匹で過ごしていた猫に「新しいお友達だよ」といきなり新しい猫を会わせることは避けましょう。

会わせる前には避妊・去勢手術をしておく

多頭飼いをする際は、猫が増えすぎることを避けるためにも必ず避妊・去勢手術をしておきましょう。避妊・去勢をしておくと、おだやかに過ごせるメリットもあります。子猫の場合は、いつ手術をするか獣医師に相談しましょう。

新しい猫は別の部屋でケージに入れる

最初は別の部屋に新しい猫をケージに入れて様子をみてください。ワンルームの場合は大きめの布でケージを覆っておくといいでしょう。猫は慣れない場所では怖がることもあるので、外が見えない方が落ち着きます。

新しい猫の姿を遠くから見せる

なんとなくお互いに存在を感じ始めたなと思ったら、姿を見せてあげます。できれば少し距離を置いた場所で見せてあげると安心です。その際にどちらの猫にもほめながら「とっておきのおやつ」を食べさせます。するとどちらの猫も「この猫といるといいことがある」と思ってくれるようになります。
威嚇せず落ち着いているようでしたら、ケージから出してみてください。そのときも「とっておきのおやつ」を与えましょう。

猫グッズは猫の数だけ揃える

猫同士仲良く使ってほしいと思うかもしれませんが、トイレ・食器・おもちゃ・ベッド・爪とぎ・キャリーバッグなど猫グッズは猫の数だけ揃えてください。猫それぞれのリラックスできるグッズと空間を与えてあげることが、猫のストレスを減らすことにもつながります。

くつろぐスペースも猫の数だけ用意

特に相性があまりよくない猫たちの場合は、それぞれの猫たちが適度な距離を置いて過ごせる場所を確保してあげたいもの。そこにはお気に入りのベッドを置いてあげましょう。部屋の広さに余裕があれば、キャットタワーも複数あるといいかもしれません。

トイレは特に重要

1つのトイレを複数の猫で使うと、清潔を保つのも難しくなります。猫たちもストレスが溜まるでしょう。また血尿が出ている、下痢をしているなど体調不良の猫を見つけにくくなることもあるので、猫の数プラス1個は用意してあげましょう。それでも人気のあるトイレが出てきやすいようです。猫たちに人気のないトイレは、何らかの原因があるので置き場所などを見直してください。

飼い主さんと遊ぶ時間もとる

猫同士が遊んでいるから一緒に遊ばなくてもいいと思わず、飼い主さんも一緒に遊ぶ時間をとりましょう。

仲良しはくっついて寝る?

身体をくっつけて寝ていれば、かなりの仲良し。相性も抜群といったところでしょう。
ただ飼い主さんご自身、いくら家族で仲がよくても四六時中しょっちゅうくっついて過ごすことはほとんどないでしょう。猫も同じように考えてみるとわかりやすいです。ケンカはしないけれど寝るときは別々、という猫同士でも決して相性は悪くありません。お互いが快適な距離をとって過ごしていると理解してあげましょう。

仲が悪い場合は…

猫同士で威嚇してしまう、本気でケンカを始めてしまいそうなどという場合、残念ながら相性はよくないと言えます。お互いの存在がストレスになってしまうと、被毛を舐めすぎたり、食欲が落ちたりしてしまう危険性もあります。次のような対策をとってみてください。

猫同士が過ごすスペースを離す

相性があまりに悪い場合は、なるべく猫同士が顔を合わせないよう環境づくりをしてあげましょう。複数の部屋がある場合は、別の部屋で過ごすようにスペースを作ります。

1階と2階で過ごす場所を分けるのもいいでしょう。ワンルームなど別の部屋で過ごすのが困難な場合では、ケージに布をかけるなどして落ち着くスペースを作ります。

行動にくわしい獣医師に相談する

いろいろ環境づくりをしてもストレスが溜まっている、体調不良になったという場合は動物病院を受診しましょう。隠れた病気がある可能性もあります。また猫の行動学にくわしい獣医師に相談することもおすすめです。

猫たちに過度な期待をしない

猫同士がくっついて寝たり、一緒に仲良く遊ぶ姿には癒されます。しかし猫は犬と異なり、もともと単独行動をする生き物。相性が悪いのは、どちらかの猫が悪いのではありません。

猫たちに過度な期待をかけないようにしましょう。ぴったりくっつかなくても、猫同士があまりケンカもせず、楽しく元気に暮らすことができれば十分と思っておくと意外とうまくいきます。多頭飼いではどの猫にも飼い主さんがたっぷり愛情を注ぐこと、責任をもってしっかり飼うこと、これが最も大切なことです。

 

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犬に薬を飲ませるコツは?

犬に薬を飲ませるコツは?

犬に薬を飲ませるのに苦労していませんか?薬を出すところを見ただけで逃げたり、おやつに仕込んでも薬だけを吐き出したりするともあるのではないでしょうか。犬は感染症予防薬などを飲む機会も多いため、薬をうまく飲ませることは重要なことです。犬への薬の飲ませる方法やコツをお伝えします。

錠剤やカプセルを飲ませるコツ

錠剤やカプセルをそのまま飲ませるには?

片手で犬のあごを持ちながら、そっと上を向かせてあげます。犬の後ろに回ると、やりやすいでしょう。次にもう一方の手で口を開けて、薬を入れます。そのあとは数秒上を向いたままにさせながら、喉を上下に優しく撫でてください。犬が薬をごくんと飲んで、ぺろぺろと口を舐めたら大丈夫です。

オブラートに包む
ペット用のオブラートもおすすめです。オブラートに包むと薬の嫌な味を感じることなく、すんなりと服用できる可能性が高くなります。オブラートには犬が好きな甘みがほんのりと付いています。

薬をフードやおやつに埋め込む
ウエットフードや犬が好きなおやつをお団子状にし、中に薬を埋め込む方法もやりやすいでしょう。動物病院で売っている「投薬用おやつ」もおすすめです。与えるときには、ちょっとしたコツがあります。

・薬を入れるところは犬に見せない
薬を入れるところは犬に見せないようにします。「飼い主さんがソワソワしながら、おやつを触っている、なんだか変だぞ」と警戒されてしまいます。
犬は飼い主さんが思っている以上に、飼い主さんのことを見ているもの。「飼い主さんの様子がいつもと違う」と悟られないようすることが大切です。

・薬を入れる団子は小さめに
犬が噛まずに丸呑みできる程度の小さなお団子にします。大きいお団子を作って中に薬を入れると、犬が噛んでしまう可能性があるためです。

・最初はダミーのおやつやフードお団子を与える
最初は薬を入れていないお団子を与えます。そのあと薬を入れたものを与えると、警戒されにくくなります。投薬用おやつも最初は何も入れていないものをあげましょう。

・薬を仕込んだことを知らない人に与えてもらう
さらに効果的なのが、おやつやフードに薬が入っていることを知らないご家族などに頼むこと。飼い主さんはどうしても「薬を飲んでくれるかな」「吐き出したらどうしよう」と思いがち。こうした飼い主さんの不安や心配は犬に伝わりやすいものです。その点薬が入っていることを知らない人から与えられると、犬は警戒しないで食べてくれます。

粉薬を飲ませるコツ

粉薬をそのまま与える方法

口周囲を触ることに抵抗のない犬なら、口の端をそっと横にひっぱり、ほほと歯の間に粉薬を入れます。ほほを外から軽くもむと、唾液と混ざるのでそのまま飲ませることができます。

子犬や老犬、病気治療中の犬など飲み込む力が弱い犬の場合は、このあと口の端からシリンジやスポイトで少し水を入れて飲ませてあげましょう。

少量の水で溶く
粉の状態では難しいようでしたら、少量のお水に粉薬を溶かしてシリンジやスポイトで飲ませます。犬歯(尖った歯)の後ろに空間があるので、そこに差し込んで少しずつ飲ませましょう。あまりお水の量が多いと、飲ませるのが大変です。水の量はほんの少しにしてください。

ウエットフードに混ぜる
大好きなウエットフードがあれば、混ぜるのもいいでしょう。ただ粉薬の味が苦いと、ウエットフードそのものも食べなくなる可能性があるので注意してください。

投薬ゼリーを使う
犬用の投薬用ゼリーがあります。粘度か高めで混ぜやすく、犬が好きな味で作られているので与えやすいでしょう。

オブラートに包む
粉薬もペット用オブラートに包んで与えることができます。

シロップ薬の飲ませ方

シロップ薬をシリンジやスポイトに入れて、犬歯の後ろにあるすき間に差し込んで飲ませるとうまくいきます。気を付けたいことはほんの少しずつ飲ませること。一気に入れるとむせたり、気管に入ったりする恐れがあります。

犬に薬を飲ませるときに気を付けたいこと

犬に薬を飲ませる際は獣医師の指示に従うことが重要です。勝手な判断で飲ませる前に、わからないことは獣医師に聞きましょう。

おやつやフードに混ぜていいか、獣医師にまずは確認

大好きなおやつやフードに埋め込んだり混ぜたりする前に、獣医師に確認してからにしましょう。食べ合わせなどが影響することがあります。

薬を砕いたり、カプセルを割ったりする場合も確認

薬を砕いたり、カプセルを割ったりすることで、期待している薬の作用が変化する可能性があります。事前に確認しましょう。

うまくいかなくても叱らない

せっかくいろいろと工夫したのに、吐き出されてしまった…ショックですよね。しかし大きな声で怒ったり叩いたりしないようにしましょう。薬を飲まなくなることはもちろん、飼い主さんと犬との信頼関係も崩れてしまいます。

飲み忘れたときは2回分与えず獣医師に相談

薬を飲み忘れたときは、どうしたらよいか獣医師に相談します。朝飲ませるのを忘れてしまったから、昼に一度に2錠与えようなどとするのは大変危険です。

どうしても飲ませられないときは

いろいろ試しても抵抗される、吐き出してしまうというときは早めに獣医師に相談しましょう。犬の健康を守るためにも大切な薬。犬も飼い主さんもストレスになりすぎないよう、リラックスして服用できるようにしたいですね。

 

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猫が爪とぎする理由は?爪とぎ選びと置き方工夫でいたずら防止

 

猫のために爪とぎ器を用意しているのにちっとも使ってくれない、そればかりか家具や壁、ソファなどでバリバリ爪をといで困っていませんか?ちゃんと爪とぎを使ってもらうコツや爪とぎ器設置のコツなども詳しく解説します。

猫はどうして爪とぎをするの?その理由とは

猫にとって爪とぎは欠かせない行動です。「爪とぎ」という言葉から「鋭くとがらせる」と思いがちですが、実はとがらせているだけではありません。爪とぎをする理由はほかにもあります。

古い爪をはがす「お手入れ」

猫が爪をといだあとに、古い爪が落ちているのを見てびっくりしたことはありませんか?猫は自分で爪をといで管理し、古くなった爪を取り除いてお手入れをしています。落ちていた爪はすでに古くなったもの。新しい爪は、木に登ったり、獲物をしとめたりすることができるよう鋭くとがっています。

臭いと傷のマーキング

猫の前足の裏には「臭腺」があります。爪をとぐことで、自分の臭いをつけています。やたらとお気に入りのソファや椅子で爪をとぐ行為の裏には「飼い主さんの匂いがするぞ、自分の匂いをつけておこう」という理由があるのかもしれません。

臭いだけでなく、ひっかき傷をつけることもマーキングです。視覚的なマーキングは猫の縄張りの主張や飼い主さんや他の猫へのメッセージもあるようです。

ストレス解消として

イライラやストレスを感じると、猫は爪をといでストレス発散することも。爪とぎをすることで、自分自身を落ち着かせようとしています。多頭飼いなどで他の猫とケンカしたあと、爪をとぐ猫の姿を見たことがあるかもしれませんね。

伸びと同時に爪とぎ

寝起きに伸びをして、そのまま爪とぎをしていることもあります。これから活動するぞ!という気持ちの表れかもしれませんね。

飼い主さんの注目を浴びたい

飼い主さんの注目を浴びようと爪とぎをすることもあります。猫が爪とぎをするたびに「かわいくてつい見てしまう」「いい子だねと声をかける」ということを繰り返していると「爪とぎをすると飼い主さんがこちらを見てくれる、注目してくれる」と猫は学習します。

家具や壁で爪とぎをする猫には

せっかく用意した爪とぎを使わず、どうして家具や壁で爪を研いでしまうのでしょうか。爪とぎは猫の本能です。そのため爪とぎをやめさせることはできません。無理に爪とぎをさせないことは、猫の正常な行動を侵害していることにもなってしまいます。家具や壁で爪とぎをするたびに、怒ったり叩いたりすることも絶対にしないでください。

どうしても爪を研いでほしくない場所は「ツルツル」に

猫の爪とぎ防止シートを貼って、爪をとげないようにしておきます。いつも爪をといでいた場所を「ツルツル」にして爪が引っかからないようにすることがコツです。

カーテンやソファには合成フェロモンも

布類にはシートを張ることができません。猫用の合成フェロモンスプレーがあるので、スプレーしておくと効果が出る可能性があります。かかりつけの動物病院で相談してみましょう。

様々な爪とぎを複数設置する

爪とぎをする家具や壁周辺に爪とぎを複数設置します。1個ではなくいくつか用意しておきましょう。また普段猫がくつろぐ場所、部屋から部屋への移動のたびに通るドア近くの壁なども爪とぎポイントです。

市販の爪とぎには
・ダンボール
・麻縄を巻いたもの
・木でできたもの
などいくつか種類があります。猫よって好みがあるので、数種類用意してみてください。

爪とぎ設置のコツ「壁に掛ける」「床に置く」

爪とぎスタイルも猫によってさまざま。床に置いただけでは、満足しないこともあります。立って爪をとぐのが好きな猫には、壁に掛けられる爪とぎ器を用意します。体を伸ばして爪をとぎやすい高さに設定してあげましょう。

床に置いた爪とぎ器の場合、爪をとぐたびにずれてしまうと猫が嫌がります。固定して動かないようにしましょう。

爪とぎのたびに騒がない

爪をとぐたびに「ダメ!」「やめて!」など騒ぐことは、猫に「爪とぎは飼い主さんの注目を浴びる行動でもある」と学習させてしまいます。「普通の爪とぎでは静かなのに、壁で爪をとぐと飼い主さんがすっ飛んでくる」となると、やたらと壁で爪をといでしまう可能性も。ぐっとこらえて、知らんぷりをすることも大切です。爪とぎ中の猫を見るのも我慢します。

猫を観察してみよう

あちこちにいろいろなスタイルで爪とぎを設置したら、そっと猫の行動を観察してみましょう。「ダンボールタイプが好きだと思っていたのに、麻縄爪とぎの方がよく爪をとぐ」「玄関近くの爪とぎをよく使う」など思いがけないことがわかるかもしれません。

ストレスによる爪とぎに注意

いらいらして爪とぎをする猫については、原因となるストレスを解消してあげることも重要です。飼い主さんとの遊びが少なくないか、多頭飼いで他の猫にいじめられていないかなど確認してみてください。

爪とぎは爪とぎ器で思う存分やらせてあげよう

爪とぎは猫の本能なので、いつも好きな時に爪とぎができるように飼い主さんが設定してあげる必要があります。不適切な場所での爪とぎは、爪とぎ器へ移行させましょう。対策をしても治らない場合は、何かストレスが隠されているかもしれません。かかりつけの動物病院で相談しましょう。

参考文献
「猫が幸せならばそれでいい」入交眞巳著 小学館
犬と猫の問題行動の予防と対応 水越美奈監修 緑書房

 

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犬を動物病院大好きな子にしたい!ストレスなく通院するには?

犬を動物病院大好きな子にしたい!ストレスなく通院するには?

犬が動物病院嫌いで困っていませんか?フィラリア予防やワクチン接種はもちろん、病気やケガには欠かせない動物病院。高齢になると動物病院に行く機会も増えます。動物病院が好きになってくれれば犬も飼い主さんもストレスがなく、獣医さんやスタッフの方も安心です。犬の動物病院嫌いを解消するコツを解説します。

どうして動物病院嫌い?

動物病院に行くとどうしても犬にとっては「怖い」「痛い」経験がつきもの。検査だけといっても、血液検査があったり、お尻に体温計を入れられたりとなかなか犬にとってはハードです。血液検査は人間でも苦手な人もたくさんいますし、病院が怖い人もいますよね。人間ならなぜ「検査が必要か」「今我慢すればすぐ終わる」などなんとか理解することもできますが、犬ではなかなかそうもいきません。

獣医さんやスタッフが優しくしてくれても「痛いことをした人」と認識してしまうのも困ったところです。

犬が動物病院が嫌いであるデメリット

「うちの犬は動物病院が苦手で足を踏ん張って動かない」などが笑い話ですんでいるうちはいいのですが、動物病院が嫌いのままでは犬にとっても飼い主さんにとってもデメリットが生じます。

一番大きなデメリットは、具合が悪いときに適切な治療を受けにくくなってしまうことです。飼い主さん自身も、動物病院に行くたびに犬が大騒ぎをすると連れて行くことがなんとなく気が引けたり、苦痛になったりするのではないでしょうか。飼い主さんが制御できないくらい暴れるようになると、実際連れて行くこともできなくなってしまいます。

状態が悪化してからどうにか連れて行くころには、病状が進み治療費もかさむということになりかねません。「もっと早く連れて行けばよかった」とならないようにする必要があります。

動物病院が好きなメリット

獣医さんは診察がしやすく、動物病院で騒がないのでスタッフの方も安心です。なにより犬のストレスを減らすことができます。飼い主さんも、気持ちが楽になるのもメリット。健康診断に行く機会も増え、結局犬のためにもなるでしょう。

動物病院を楽しい場所に

動物病院を「嫌なことをするところ」から「うれしいことがある」場所に変えましょう。動物病院の協力が必要なものは、事前に相談してくださいね。

散歩の途中に動物病院に寄る

楽しい散歩の途中に、おやつを持っていて動物病院に寄るコースを作ります。最初は動物病院の外や玄関でごほうびのおやつを与えましょう。

動物病院からOKが出れば、スタッフから犬におやつを与えてもらいます。いつもは嫌なことをする動物病院の人が、おいしいおやつをくれるとだんだん印象も変わってくるはずです。またそのまま何もせず帰るので、動物病院は必ずしも嫌なことをする場所ではないことも理解できるようになります。

他の患者さんや、動物病院の迷惑にならないように注意してくださいね。

ネガティブな言葉はかけない

犬はネガティブな言葉に敏感です。注射や治療のたびに「痛いね」「ごめんね」「かわいそうに」などの言葉をかけないようにしましょう。 声を出すと診察の邪魔にもなるので、気を付けたいですね。すべて終わってからほめてあげましょう。

飼い主さんが緊張しない

「吠えたらどうしよう」「騒いだらどうしよう」など飼い主さんの緊張は犬に伝わります。飼い主さんは、落ちついて毅然とした態度でいることが大切です。リーダーの飼い主さんがいるから安心だ、と犬に思わせるようにしましょう。獣医さんやスタッフの方とも、にこやかに楽しそうに対応することもポイントです。

治療や検査のときもごほうびを

食べても差支えなければ、治療や検査後におやつを与えてもらうのも手です。ただし病状や検査の内容によっては、食べられない場合もあります。獣医さんと相談してからにしましょう。好きなおもちゃを持って見せるのもいい方法です。

車で動物病院に行くなら

車で出かけるのが動物病院だけ、またはほとんどが動物病院という場合は「車=動物病院」と思っている犬もいます。車で公園に出かけたり、ドッグランに出かけたりしてみてください。「車に乗ってもいつも動物病院に行くわけではない、楽しいことあるんだな」ということを犬に認識させるのもポイントです。

子犬ならパピークラスに入れるのがおすすめ

子犬のうちなら、動物病院が主催するパピークラスに入れることがおすすめです。パピークラスでは子犬の社会化のためにさまざまなプログラムが組まれています。そのなかには、 動物病院に慣れるための練習時間をとっていることが多く「動物病院は楽しいところ」と覚えてくれるようになります。

動物病院好きはいいこといっぱい

犬が動物病院好きだと、犬も飼い主さんも、獣医さんもスタッフの方にもいいことがたくさんあります。すでに動物病院が嫌いになっている犬には、少しずつ印象を変えて行くようにしましょう。動物病院に相談して、もし可能ならおやつを渡してもらうなどの協力をお願いするのもいい方法です。

参考文献
犬と猫の問題行動の予防と対応 水越美奈監修 緑書房

 

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通院にも便利!キャリーバッグ大好き猫にしよう

 

通院にも便利!キャリーバッグ大好き猫にしよう

動物病院に愛猫を連れて行こうとキャリーバッグを出したら、どこかに隠れてしまった、入れようとしたら激しく抵抗された、ということはありませんか?猫は犬に比べて外出する機会も少ないので、いざというときに困ってしまうことがあります。通院だけでなく、自然災害など避難が必要なときのためにも、キャリーバッグが好きな猫にしましょう。

キャリーバッグの選び方

キャリーバッグは猫が家に来る時点で購入しておくことが理想ですが、あとからでも大丈夫です。プラスチック製の上下が分かれるタイプは頑丈でおすすめ。猫を出すときも、上部を取り外して出すことができます。車に乗る際も、シートベルトに固定できるタイプなら安心です。

布製でも、倒れないしっかりした自立するタイプは使いやすいでしょう。くにゃっとするタイプは、猫の出し入れに苦労することがあるので注意してください。怖いと猫はどんどん奥に行ってしまうので、天井にも出入り口が付いていると猫を出し入れしやすくなります。

ファスナータイプは猫の毛を挟んだり、すき間から猫に逃げられたりしないように注意しましょう。

キャリーバッグはいつも部屋の中に置いておく

猫は新しいものを警戒します。部屋の中に置いて慣れさせましょう。買ったばかりのキャリーバッグにいきなり猫を入れて動物病院に行くと「キャリーバッグ=動物病院=痛い・怖い・嫌い」となりかねません。そうなるとキャリーバッグを見ただけで、どこかに逃げてしまうこともあります。

キャリーバッグの中でご飯やおやつを食べさせよう

キャリーバッグを好きにさせるには、猫が好きなことをキャリーバッグの中ですること。好きな敷物を入れておきましょう。また普段のご飯はキャリーバッグの中で食べさせます。猫の好きなおやつも、キャリーバッグの中で与えるようにすると「いい印象」を持ってくれます。他の場所でおやつを与えないよう、家族間で徹底しておくほうがいいでしょう。

慣れてきたらお出かけしてみよう

いよいよキャリーバッグに猫を入れてお出かけしてみましょう。いきなり遠出せず、近所を回るくらいにしておきます。

逃げられないように、扉をしっかりしめる

お出かけのときに猫が逃げては大変です。扉はしっかり閉めて確認してください。

キャリーバッグを覆うカバーや布も用意

猫は外が見えない方が落ち着きます。特に子猫はカバーで覆ってあげると安心するでしょう。夏場は中が暑くなりすぎないように注意してくださいね。

中をのぞいたり叩いたりしない

猫が中でおとなしくしているとどうしても「どうしているかな」とのぞきたくなるもの。またにゃーにゃー鳴くと「静かに!」とコンコンとキャリーバッグを叩きたくなるかもしれません。

しかし慣れない場所で、猫は不安を抱いています。余計怖がってしまうので、カバーで覆ったまま知らんぷりすることが重要です。たとえ途中で会った人に「猫を見せてください」と言われても断りましょう。

褒めたり応援したりもしない

「キャリーバッグに入って本当にいい子だね!!」「頑張れ!もう少しでお家だよ!」などの声掛けは、よけい不安を増すことになりかねません。そっとしておくことが大切です。

移動時はトイレシーツを敷いて、替えも持っておく

キャリーバッグの中で、おもらししてしまうこともよくあります。必ず中にはトイレシーツを敷いておきましょう。替えも必要です。また汚れたトイレシーツを入れるゴミ袋も忘れずに持っておいてください。

何もせず帰る

出かけたら何もせずにそのまま家に戻ります。キャリーバッグに入れられても怖いことがなく、家に戻れることを猫にわかってもらいます。そして何事もなかったように家の中にキャリーバッグを置いておきます。餌を食べるのはキャリーバッグの中というのも継続しましょう。

動物病院に協力してもらう

慣れたとしても、キャリーバッグで移動して動物病院で診察を受けると今までの苦労が水の泡になることも。動物病院で痛い処置をした、大きな犬に吠えられた、知らない人に声をかけられたなどでキャリーバッグに嫌な印象を持ってしまうことがあります。

これを避けるために、時々動物病院に行って何もせずおやつだけ食べさせたり、診察中も差支えなければおやつを与えたりしましょう。とっておきのおやつを用意しておくと効果的です。もちろん勝手な判断で行わず、あらかじめ動物病院で相談してからにしてくださいね。

猫が安心する「合成フェロモン」を使う

猫が安心する合成フェロモンが販売されています。不安を抱きやすい猫には、キャリーバッグのなかにあらかじめ撒いておくのも効果的です。スプレーしたら、しっかり乾いたのを確認して猫を入れてください。使い方がわからない場合は、動物病院で相談しましょう。

キャリーバッグに慣れさせるといいこといっぱい

キャリーバッグに入るといいことがある、と覚えさせることがポイント。「動物病院に行っても、何もしないこともあるし好きなおやつも食べられる」と覚えてくれれば成功です。キャリーバッグが苦手になったとしても、餌やおやつでまた好きになってくれることもあります。フェロモン剤なども上手に使って、焦らずにキャリーバッグ好き猫にしていきましょう。

 

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犬の体を触ろう!スキンシップを嫌がらない犬にするコツ

犬の体を触ろう!スキンシップを嫌がらない犬にするコツ

犬の体を触ってスキンシップしましょう。スキンシップのメリットはたくさんあります。日頃のお手入れがやりやすくなるだけでなく、万が一病気やケガをしたときも診察しやすくなります。なにより犬と飼い主さんの絆が深まるというのが大きなメリット。焦らず怒らず少しずつトレーニングすることがポイントです。

犬がスキンシップを嫌がらないメリット

犬とスキンシップを取るメリット、スキンシップを嫌がらないメリットはたくさんあります。具体的にみてみましょう。

お手入れがしやすい

スキンシップに慣れているとブラッシングやシャンプー、歯みがきや爪切りなど日頃のお手入れがしやすくなります。特にシニアになって介護が必要になると、犬の体を触ることが増えます。今のうちに触れるようにしておきましょう。

体の異常をみつけやすい

毎日犬の体を触ることで、異常があった場合も見つけやすくなるのもメリット。外から見ただけではわかりにくい腫瘍や傷、皮膚の病気、寄生虫などにもいち早く気付いてあげられます。

動物病院で獣医さんが診察しやすい

万が一体調不良になったり、ケガをしたりしたときに獣医さんが診察しやすくなります。健康診断やワクチン接種なども、比較的落ち着いてできるでしょう。スキンシップは健康維持のためにも大切です。

トリミングも安心

家ではお手入れが難しいカットやシャンプーなど、トリミングサロンでのお手入れが必要な場合もあります。スキンシップに慣れていれば、安心して連れて行けます。

犬の体を触るトレーニングは焦らない

なるべくなら子犬のうちにトレーニングするのがベストですが、成犬でも可能です。コツは焦らないこと、怒らないことです。すでに苦手な場所がある場合は、無理に何度も触ると唸ったり威嚇してきたりすることがあります。まずは獣医さんに相談しましょう。

犬にとって苦手な場所があることを知っておく

基本的に犬は触られると苦手な場所がある、ということを理解しておくことが大切です。例えば足の先、鼻の先、肛門周辺など敏感な場所が苦手な犬が多いようです。最初から苦手な場所を触らず、首の下など犬が気持ちいいと感じる場所から徐々に触っていきましょう。

真上から触らない

犬は真上から手が近づいてくると、怖がったり嫌がったりします。頭の上を真上からいきなり触らないように注意しましょう。体を覆いかぶさるようにすることを怖がる犬が多いので、気を付けてください。

おやつを使う時は食事量を調節

トレーニングに欠かせないごほうびのおやつ。肥満を防ぐためにも、与えすぎないように注意しましょう。もし与えすぎた場合は、食事量を調節してください。食事用のフードをごほうびとして使用すると、量の調節がしやすく便利です。

抱っこができるようにしましょう

抱っこは、さまざまなシーンで役に立ちます。ちょっとした移動や診察のとき、災害での避難の際も抱っこができれば安心です。

いきなり立ち上がった状態で抱っこをすると、暴れて嫌がる犬もいます。最初のうちは飼い主さんはしゃがむか、膝をついて抱っこしましょう。下に落としてケガをさせるリスクも減ります。

おやつなどのごほうびを用意し、少しずつ抱っこに慣れさせましょう。抱っこをしたら、犬の首の下などをなでてみてください。慣れてきたら、今度は椅子に座って抱っこします。このとき犬を落とさないよう、首輪に親指を引っかけておきましょう。

ブラッシングはおやつを食べさせながらやると〇

ブラッシングなどお手入れは、おやつを詰めることができるおもちゃを利用します。おもちゃに入ったおやつを食べている間に、足先を触ったり、ブラシをかけたりと体のお手入れをしましょう。おもちゃを誰かに持ってもらうと楽です。

もし犬がお手入れを嫌がったら、飼い主さんは無言で知らんぷりをします。叱らないことが大切です。ブラシを使っている場合、ブラシが嫌いにならないよう隠すことがポイント。犬がおとなしくなったら、再びおやつを食べさせてお手入れをします。最初は1分~2分で切り上げ、少しずつ時間を伸ばします。

おやつを詰めるおもちゃがない場合や1人で行うときは、冷蔵庫の表面に犬用のおやつペーストを塗って犬に舐めさせると便利です。犬が立ち上がって舐めやすい高さに塗ってあげましょう。あとで拭き取ることを忘れないでくださいね。

口周辺のタッチは大切

歯周病予防のためにも、口周りは触れるようにしておくと安心。しかし口の周りは敏感なので、嫌がる犬は多いです。すぐにあきらめず、時間をかけて練習しましょう。始めのうちは丸めた手の中におやつをいれて犬を誘導して食べさせ、人の手が口に当たる感覚に少しずつ慣れさせます。

慣れてきたら「口周りを触っておやつ」を繰り返します。口周辺のタッチに抵抗がなくなったら指に犬の好きなペーストを付けて、歯ぐきに少しずつ触ってみましょう。上から鼻を押さえつけるマズルコントロールは、犬に恐怖感や嫌悪感を与えることが多くおすすめできません。

急に嫌がる場所ができたら受診する

いままでは大丈夫だったのに、急に嫌がる場所がでてきたらその周囲に痛みや不快があるのかもしれません。見た目では特に変化がなくても、動物病院を受診することをおすすめします。

愛犬と飼い主さんとのコミュニケーションに欠かせないスキンシップ

スキンシップを取ることは、愛犬と飼い主さんとのコミュニケーションにも欠かせません。犬を触ることで気持ちが落ち着いて血圧が下がるなど、飼い主さん自身にもよい影響を与えます。

さらにスキンシップの際に見つめ合うことで、犬と人双方に「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンというホルモンが分泌されることもわかっています。オキシトシンは気持ちを穏やかするだけではなく、お互いを信頼し、絆を深める役割をします。絆を深めるためにも、焦らず少しずつ優しい気持ちで犬を触るようにしていきましょう。

 

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夜中の運動会、朝の大騒ぎ。ちょっと困った猫の行動には意味がある!

夜中の運動会、朝の大騒ぎ。ちょっと困った猫の行動には意味がある!

愛猫のちょっと困った行動、ありませんか?夜中に大運動会、朝は顔を引っかいて起こしに来る、大切な壁でバリバリ爪とぎ…かわいいけれどちょっと困る猫の行動には原因があります。今回は猫のちょっと困った行動の原因と対策について解説します。

夜中に開催される猫の運動会の原因とは?

夜中に繰り広げられる猫の大運動会で、寝不足になっていませんか?猫は夜行性だから仕方ない、とあきらめがちです。しかし猫は完全な夜行性動物ではありません。獲物が活動的になる、夜明けと夕暮れに活動的になる動物です。

夜中に遊んだり運動会をしたりする猫は、昼夜逆転している可能性があります。昼間飼い主さんも家族も仕事や学校で不在、となるとどうしても退屈になりがちです。そのため昼間は寝て過ごし、夜になると目が覚めることになります。

昼間たくさん遊ばせることで、夜の運動会を減らすことができます。なるべく猫と遊ぶ時間をとってみてください。昼間外出してしまうお家では、次のような対策をとってみてください。

フード探しゲーム

猫はハンター。フード探しはテンションがあがります。空いたペットボトルに穴をあけ、転がすとフードが出て来るおもちゃを数個作ってみましょう。おもちゃにフードを入れたら、部屋のあちこちに置いて出かけます。

留守番中はフードを探すのに夢中になって、寝ている時間も少なくなります。酸化防止のためにも、帰宅したら落ちたフードや食べ残しフードを片付けてください。

キャットタワーなどで外を眺められるように

窓辺にキャットタワーを置いて、留守中は外を眺められるようにしておくと退屈が紛れます。猫が昇り降りしても倒れない、しっかりしたものを置いてあげましょう。出窓があれば、そこにくつろぎスペースを作ってあげるのもおすすめです。

安全なおもちゃを置いておく

猫の好きなおもちゃを置いておきます。後ろ足でキックして遊ぶぬいぐるみなどがおすすめです。いつも同じでは飽きてしまうので、ローテーションでおもちゃを変えてあげましょう。ただし小さなおもちゃ、紐がついたおもちゃなど、誤飲や首に絡まる危険があるおもちゃは置かないでくださいね。

猫用DVDを用意しておく

猫が観るためのDVDが販売されています。普段からテレビに反応する猫なら、喜んで観る可能性があります。買うのはちょっと…という方はまずYouTubeにアップされている猫用の動画で試してみてはいかがでしょうか。猫が前足でテレビやパソコンを触る可能性もあるので、しっかり固定して出かけてください。

朝大騒ぎして起こされる

大声でにゃあにゃあ鳴く、飼い主さんの顔を引っかきにくる、大切な家具の上に乗って騒ぐなどで朝しぶしぶ起きる方もいらっしゃると思います。夜の運動会と朝の猫の行動で寝不足になっている飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。

猫はどうすれば飼い主さんが起きるか、さまざまなことを試しながら学習しています。起こすときだけでなく自分に注目してほしいときにも、作業中のパソコンに乗ったり、読んでいる新聞紙の上で寝そべったりして反応を伺っています。

一番いいのは、反応しないこと。ひたすら無視をする方法です。とはいえ、顔を引っかかれたら飛び起きないわけにはいきませんよね。次のような対策をしてみましょう。

お腹がすく猫に

ご飯が食べたくて起こしに来る猫は結構います。早朝に起こされないよう、ご飯を用意しておきましょう。おすすめはタイマー式の給餌器。わざわざ起きなくてもフードを与えることができます。

トイレを掃除してくれという猫に

夜中に排泄して汚れたトイレ。いちいち起きて掃除するのは大変です。朝もきれいなトイレが使えるように、複数用意しておきましょう。複数あれば留守番中も安心です。

壁で爪とぎ!困ってしまう

ちらちらこちらを見ながら壁や家具で爪とぎ。困ってしまいますよね。せっかく爪とぎを用意しても、使わないこともあります。壁や家具での爪とぎには次のような対策をとってみましょう。

爪とぎの種類を変える

段ボールや麻紐を巻いたものなど、爪とぎにはいろいろな種類があります。いくつか用意をして好みを探ってみましょう。爪をとぐたびに動くのがいやな猫もいるので、動きにくいタイプを使うか固定してみてください。

壁に爪とぎを設置

立ち上がって壁で爪を研ぐときは、体を伸ばしながら爪を研ぐのが好きなのかもしれません。猫が立ち上がって爪をとげるように、高さを付けて壁に設置してみましょう。爪とぎをされたくない場所には、猫の嫌いな匂いのスプレーを付けたり、爪とぎ防止のシールを貼ったりして予防します。

葛藤やストレスなら原因を探る

なんらかのストレスを感じているため、爪をといでいることもあります。ストレスの原因を探ってみましょう。猫が増えた、犬を飼いだした、模様替えをしたなども猫にとってはストレスになりやすいものです。意外なところでは、外から聞こえる近所の犬の鳴き声が原因になることも。どうしてもわからないときは、かかりつけの動物病院に相談してみましょう。

困ったことをしても叱らないで

猫を叱ったり怒鳴ったりしないようにしましょう。猫にはなぜ叱られているかわかりません。また叱られることで、恐怖を抱くこともあります。まずは困った行動の原因を探りましょう。

昼間たくさん遊べるようにする、フードを早朝に食べられるようにするなど対策をとってみてください。なかなか改善されない、エスカレートするという場合は、かかりつけの動物病院で相談してくださいね。

 

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