2020年10月

猫の多頭飼い「平和に仲良く暮らす」ポイントは?

猫の多頭飼い「平和に仲良く暮らす」ポイントは?

猫を飼っていると「もう1匹飼うとうちの子が喜ぶのでは」とか「保護した子猫を見捨てられない」と、複数の猫を飼う機会があるかもしれません。多頭飼いで猫たちが仲良くくっついて眠る様子は、幸せそのもの。しかし猫同士にももちろん相性があります。すでに多頭飼いをしている方も、これから多頭飼いをしたいと思っている方にも多頭飼いのポイントを解説します。

猫同士をいきなり一緒にしない

猫は環境の変化が苦手です。今まで1匹で過ごしていた猫に「新しいお友達だよ」といきなり新しい猫を会わせることは避けましょう。

会わせる前には避妊・去勢手術をしておく

多頭飼いをする際は、猫が増えすぎることを避けるためにも必ず避妊・去勢手術をしておきましょう。避妊・去勢をしておくと、おだやかに過ごせるメリットもあります。子猫の場合は、いつ手術をするか獣医師に相談しましょう。

新しい猫は別の部屋でケージに入れる

最初は別の部屋に新しい猫をケージに入れて様子をみてください。ワンルームの場合は大きめの布でケージを覆っておくといいでしょう。猫は慣れない場所では怖がることもあるので、外が見えない方が落ち着きます。

新しい猫の姿を遠くから見せる

なんとなくお互いに存在を感じ始めたなと思ったら、姿を見せてあげます。できれば少し距離を置いた場所で見せてあげると安心です。その際にどちらの猫にもほめながら「とっておきのおやつ」を食べさせます。するとどちらの猫も「この猫といるといいことがある」と思ってくれるようになります。
威嚇せず落ち着いているようでしたら、ケージから出してみてください。そのときも「とっておきのおやつ」を与えましょう。

猫グッズは猫の数だけ揃える

猫同士仲良く使ってほしいと思うかもしれませんが、トイレ・食器・おもちゃ・ベッド・爪とぎ・キャリーバッグなど猫グッズは猫の数だけ揃えてください。猫それぞれのリラックスできるグッズと空間を与えてあげることが、猫のストレスを減らすことにもつながります。

くつろぐスペースも猫の数だけ用意

特に相性があまりよくない猫たちの場合は、それぞれの猫たちが適度な距離を置いて過ごせる場所を確保してあげたいもの。そこにはお気に入りのベッドを置いてあげましょう。部屋の広さに余裕があれば、キャットタワーも複数あるといいかもしれません。

トイレは特に重要

1つのトイレを複数の猫で使うと、清潔を保つのも難しくなります。猫たちもストレスが溜まるでしょう。また血尿が出ている、下痢をしているなど体調不良の猫を見つけにくくなることもあるので、猫の数プラス1個は用意してあげましょう。それでも人気のあるトイレが出てきやすいようです。猫たちに人気のないトイレは、何らかの原因があるので置き場所などを見直してください。

飼い主さんと遊ぶ時間もとる

猫同士が遊んでいるから一緒に遊ばなくてもいいと思わず、飼い主さんも一緒に遊ぶ時間をとりましょう。

仲良しはくっついて寝る?

身体をくっつけて寝ていれば、かなりの仲良し。相性も抜群といったところでしょう。
ただ飼い主さんご自身、いくら家族で仲がよくても四六時中しょっちゅうくっついて過ごすことはほとんどないでしょう。猫も同じように考えてみるとわかりやすいです。ケンカはしないけれど寝るときは別々、という猫同士でも決して相性は悪くありません。お互いが快適な距離をとって過ごしていると理解してあげましょう。

仲が悪い場合は…

猫同士で威嚇してしまう、本気でケンカを始めてしまいそうなどという場合、残念ながら相性はよくないと言えます。お互いの存在がストレスになってしまうと、被毛を舐めすぎたり、食欲が落ちたりしてしまう危険性もあります。次のような対策をとってみてください。

猫同士が過ごすスペースを離す

相性があまりに悪い場合は、なるべく猫同士が顔を合わせないよう環境づくりをしてあげましょう。複数の部屋がある場合は、別の部屋で過ごすようにスペースを作ります。

1階と2階で過ごす場所を分けるのもいいでしょう。ワンルームなど別の部屋で過ごすのが困難な場合では、ケージに布をかけるなどして落ち着くスペースを作ります。

行動にくわしい獣医師に相談する

いろいろ環境づくりをしてもストレスが溜まっている、体調不良になったという場合は動物病院を受診しましょう。隠れた病気がある可能性もあります。また猫の行動学にくわしい獣医師に相談することもおすすめです。

猫たちに過度な期待をしない

猫同士がくっついて寝たり、一緒に仲良く遊ぶ姿には癒されます。しかし猫は犬と異なり、もともと単独行動をする生き物。相性が悪いのは、どちらかの猫が悪いのではありません。

猫たちに過度な期待をかけないようにしましょう。ぴったりくっつかなくても、猫同士があまりケンカもせず、楽しく元気に暮らすことができれば十分と思っておくと意外とうまくいきます。多頭飼いではどの猫にも飼い主さんがたっぷり愛情を注ぐこと、責任をもってしっかり飼うこと、これが最も大切なことです。

犬に薬を飲ませるコツは?

犬に薬を飲ませるコツは?

犬に薬を飲ませるのに苦労していませんか?薬を出すところを見ただけで逃げたり、おやつに仕込んでも薬だけを吐き出したりするともあるのではないでしょうか。犬は感染症予防薬などを飲む機会も多いため、薬をうまく飲ませることは重要なことです。犬への薬の飲ませる方法やコツをお伝えします。

錠剤やカプセルを飲ませるコツ

錠剤やカプセルをそのまま飲ませるには?

片手で犬のあごを持ちながら、そっと上を向かせてあげます。犬の後ろに回ると、やりやすいでしょう。次にもう一方の手で口を開けて、薬を入れます。そのあとは数秒上を向いたままにさせながら、喉を上下に優しく撫でてください。犬が薬をごくんと飲んで、ぺろぺろと口を舐めたら大丈夫です。

オブラートに包む
ペット用のオブラートもおすすめです。オブラートに包むと薬の嫌な味を感じることなく、すんなりと服用できる可能性が高くなります。オブラートには犬が好きな甘みがほんのりと付いています。

薬をフードやおやつに埋め込む
ウエットフードや犬が好きなおやつをお団子状にし、中に薬を埋め込む方法もやりやすいでしょう。動物病院で売っている「投薬用おやつ」もおすすめです。与えるときには、ちょっとしたコツがあります。

・薬を入れるところは犬に見せない
薬を入れるところは犬に見せないようにします。「飼い主さんがソワソワしながら、おやつを触っている、なんだか変だぞ」と警戒されてしまいます。
犬は飼い主さんが思っている以上に、飼い主さんのことを見ているもの。「飼い主さんの様子がいつもと違う」と悟られないようすることが大切です。

・薬を入れる団子は小さめに
犬が噛まずに丸呑みできる程度の小さなお団子にします。大きいお団子を作って中に薬を入れると、犬が噛んでしまう可能性があるためです。

・最初はダミーのおやつやフードお団子を与える
最初は薬を入れていないお団子を与えます。そのあと薬を入れたものを与えると、警戒されにくくなります。投薬用おやつも最初は何も入れていないものをあげましょう。

・薬を仕込んだことを知らない人に与えてもらう
さらに効果的なのが、おやつやフードに薬が入っていることを知らないご家族などに頼むこと。飼い主さんはどうしても「薬を飲んでくれるかな」「吐き出したらどうしよう」と思いがち。こうした飼い主さんの不安や心配は犬に伝わりやすいものです。その点薬が入っていることを知らない人から与えられると、犬は警戒しないで食べてくれます。

粉薬を飲ませるコツ

粉薬をそのまま与える方法

口周囲を触ることに抵抗のない犬なら、口の端をそっと横にひっぱり、ほほと歯の間に粉薬を入れます。ほほを外から軽くもむと、唾液と混ざるのでそのまま飲ませることができます。

子犬や老犬、病気治療中の犬など飲み込む力が弱い犬の場合は、このあと口の端からシリンジやスポイトで少し水を入れて飲ませてあげましょう。

少量の水で溶く
粉の状態では難しいようでしたら、少量のお水に粉薬を溶かしてシリンジやスポイトで飲ませます。犬歯(尖った歯)の後ろに空間があるので、そこに差し込んで少しずつ飲ませましょう。あまりお水の量が多いと、飲ませるのが大変です。水の量はほんの少しにしてください。

ウエットフードに混ぜる
大好きなウエットフードがあれば、混ぜるのもいいでしょう。ただ粉薬の味が苦いと、ウエットフードそのものも食べなくなる可能性があるので注意してください。

投薬ゼリーを使う
犬用の投薬用ゼリーがあります。粘度か高めで混ぜやすく、犬が好きな味で作られているので与えやすいでしょう。

オブラートに包む
粉薬もペット用オブラートに包んで与えることができます。

シロップ薬の飲ませ方

シロップ薬をシリンジやスポイトに入れて、犬歯の後ろにあるすき間に差し込んで飲ませるとうまくいきます。気を付けたいことはほんの少しずつ飲ませること。一気に入れるとむせたり、気管に入ったりする恐れがあります。

犬に薬を飲ませるときに気を付けたいこと

犬に薬を飲ませる際は獣医師の指示に従うことが重要です。勝手な判断で飲ませる前に、わからないことは獣医師に聞きましょう。

おやつやフードに混ぜていいか、獣医師にまずは確認

大好きなおやつやフードに埋め込んだり混ぜたりする前に、獣医師に確認してからにしましょう。食べ合わせなどが影響することがあります。

薬を砕いたり、カプセルを割ったりする場合も確認

薬を砕いたり、カプセルを割ったりすることで、期待している薬の作用が変化する可能性があります。事前に確認しましょう。

うまくいかなくても叱らない

せっかくいろいろと工夫したのに、吐き出されてしまった…ショックですよね。しかし大きな声で怒ったり叩いたりしないようにしましょう。薬を飲まなくなることはもちろん、飼い主さんと犬との信頼関係も崩れてしまいます。

飲み忘れたときは2回分与えず獣医師に相談

薬を飲み忘れたときは、どうしたらよいか獣医師に相談します。朝飲ませるのを忘れてしまったから、昼に一度に2錠与えようなどとするのは大変危険です。

どうしても飲ませられないときは

いろいろ試しても抵抗される、吐き出してしまうというときは早めに獣医師に相談しましょう。犬の健康を守るためにも大切な薬。犬も飼い主さんもストレスになりすぎないよう、リラックスして服用できるようにしたいですね。