2021年05月

猫にお水を飲ませよう!

猫にお水を飲ませよう!

水は人間にとっても猫にとっても大切です。水がないと生きていくことはできません。しかし、猫は意外と水を飲まない動物です。これは猫の祖先が砂漠原産であるため、水があまりない環境での生活に適応しているためです。しかし健康維持には水が不可欠。FLUTD(猫下部尿路疾患)予防のためにも、猫に水を飲ませる工夫をして、健康を維持しましょう。

水のメリット

猫が水を飲むメリットはたくさんあります。

尿路疾患予防

尿路結石症や特発性膀胱炎には、水分摂取が有効であるといわれています。特に気温が低下する秋や冬は、お水を飲む量が減るため、尿路結石が増える傾向にあるというデータもあります。

便秘予防

便器気味の猫には、水分を与えましょう。水分が排便を促します。

熱中症対策

体温調節のためにも水分補給は欠かせません。水を飲むことで、体内の熱を逃すことができます。熱中症予防のためにも、水を飲ませましょう。

体の弾力性を保つ

皮膚の弾力性を保ちます。また眼球、関節の軟骨がなめらかに動くようになります。

水を飲ませよう

「うちのコはあまりお水を飲まない」という飼い主さんは、水を飲ませる工夫をしてみましょう。

容器の好みを探る

猫には容器の好みがあることも。ヒゲが当たる容器は嫌うので注意してみてください。浅めの広いタイプがおすすめです。ガラス、陶器、セラミック、プラスチックなどさまざまな素材で用意して様子を観察してください。プラスチックは安くて軽く扱いやすいですが、傷がつきやすいので、定期的に容器そのものを取り替えるほうがいいでしょう。
流れる水が好きな猫には、循環して水が流れる容器で与えてみるのも手です。興味を持って飲んでくれることがあります。

容器はこまめに洗う

猫はきれい好き。ぬるぬるした容器や水に汚れがあると飲みません。「水だけだからそんなに汚れない」と油断せず、毎日きれいに洗ってくださいね。

器をあちこちに置く

猫がくつろぐベッドの近く、猫の通り道などあちこちに置いておきます。飲む回数がぐっと増えます。特に多頭飼いの場合は、必ず複数個所においてください。

トイレの近くに水を置かない

トイレ近くの水を、猫は大変嫌がります。トイレからは遠ざけておいてください。「臭い」と感じたらおそらく二度と飲まないでしょう。

餌の横もやめましょう

餌皿の横に水を置いている飼い主さんは、多いのではないでしょうか。しかし実は猫はなぜか餌の横にある水はあまり飲まず。むしろある程度離れているほうがよく飲む傾向があります。餌皿の横に水を置いている場合は、離しておいてみてください。

ぬるま湯が好きな猫もいる

冷たい水が嫌いで、ぬるま湯なら飲むという猫もいるので試してみてください。ただしアツアツのお湯は危険なので与えないでくださいね。

水に風味をプラス

なかなか飲まないという猫には、魚や鶏肉のゆで汁を混ぜてみてください。風味が増すので、喜んで飲む猫もいます。塩やしょうゆで味付けをする必要はありません。特に食欲の落ちやすいシニア猫にはおすすめです。

ウエットフードも水分補給になる

ウエットフードを与えることが、水分補給になります。絶対にカリカリじゃないとダメという猫以外は、ウエットフードを与えてみてください。ふやかしたドライフードは食べないけれど、ウエットフードなら食べるという猫も多くいます。ウエットフードはパウチや缶が多く、開封前は保存がききます。万が一災害が生じたときの食事プラス水分補給になるので、ストックしておくといいでしょう。ただし開封したウエットフードは傷みやすいので、食べ残しは放置せずすぐに片づけてください。

寝たきりになったシニア猫には

体を起こして水を飲むのが困難になったシニア猫には、シリンジ(注射器のようなもの。針はつけない)で少しずつ飲ませるようにします。なめらかになったウエットフードや、味付けしていない魚や肉の煮汁でもいいでしょう。
特に、薬を飲ませたあとの水分は欠かせません。尖った歯の後ろにシリンジを差し込んで、少しずつ飲ませます。このとき勢いよく飲ませると、むせてしまうので注意してください。

こんな場合は受診を

そもそも水を飲ませる工夫をするまでもなく「うちの猫は水をガブガブ飲む!」というケースは要注意です。糖尿病や腎臓疾患など、病気が隠れていることがあります。水を大量の飲む場合は、必ず受診してください。
また水を飲んでもすぐ吐く、という場合は無理に飲ませてはいけません。急いで動物病院を受診しましょう。重症の熱中症で意識がない場合も、水を飲ませず大至急動物病院に連れて行くようにします。

水は大切!猫に上手に飲ませよう

水分は猫にとって、大変大切です。健康維持のためにも工夫して飲ませるようにしましょう。
容器を見直す、水の置き場をチェックする、そして水置き場を増やす。これらの工夫だけでも飲水量は増えるはずです。ただし「水を飲みすぎる」「飲んでもすぐ吐く」という場合は、動物病院を受診してくださいね。

参考文献
徳本一義 「猫における水分摂取の重要性」ペット栄養学会誌16(2):96-98, 2013
猫の飲水療法について 三鷹獣医科グループ
http://www.pet-hospital.org/manyu-insui_cat.html

 

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犬と人が暮らすたくさんのメリットって?

犬と人が暮らすたくさんのメリットって?

犬を飼うと毎日の散歩が必要ですし、ご近所迷惑にならないように気をつけなくてはいけません。旅行に行くのも大変な時があります。家の中が、毛だらけになることもあれば、クッションがバラバラにされる日も。しかしどんなに手間がかかったとしても犬が一緒にいるメリットの方が上回る、そう思っている飼い主さんは多いのではないでしょうか。

規則正しい生活ができる

毎日のお世話や散歩があるため、生活が規則正しくなります。特に朝の散歩は必須。会社帰りに外で一杯飲んだとしても、「明日の朝、散歩があるな」「ご飯あげなくちゃ」と早めに切り上げることもあるのではないでしょうか。必然的に早く起きるようになり、早く寝るようになり、結果規則正しい生活をするようになります。

散歩の効果

何といっても散歩の効果は絶大。健康面だけにとどまらず、たくさんのメリットがあります。

運動ができるメリット

歩くのが健康にいいといわれても、手ぶらで近所を歩くのはどこか気が引ける、という方も犬が一緒なら安心です。犬を飼っていない人よりは、確実に歩く時間が長いでしょう。気分転換にもなりますね。

散歩で発見

散歩で住んでいる町を歩くことで、思いがけない発見をすることがあります。「もう○○の花が咲いている」とか「新しいカフェができた」などは、ささやかながら心弾む発見ではないでしょうか?季節の移り変わりも実感できますね。

知り合いが増える

同じように犬を連れている人に出会うことが多くなります。話題も犬のこと中心で、気が楽です。犬が高齢になった場合など、介護経験者がいるとアドバイスが貰えるというメリットもあります。1人暮らしで犬を飼っている方にとっては、犬仲間はやはり心強い味方になってくれるでしょう。

家族の会話が増える

犬がいることで、「今度あそこのドッグランに行こう」とか「そろそろフードを買わないとね」など家族の会話が自然と増えていきます。反抗期のお子さんも、犬のことなら話すということもあるようです。

夫婦喧嘩の仲裁をする犬もいるので、仲良くなっていくのも必然ですね。たとえ険悪なムードになっていても、愛犬のユーモラスなしぐさや表情につい笑いが起きて、一転なごやかになるというメリットもあります。

オキシトシンホルモンの効果

温かい愛犬の体、ふわふわとした毛を触っているだけで、つらいことがあった日でも、どことなく落ち着くという飼い主さんも多いのではないでしょうか。実際、犬に触れると心拍数や血圧が安定するという研究結果がでています。ストレスが減少したり、気持ちが落ち着いたりする効果も実際に証明されています。

これは「オキシトシン」というホルモンの働きが大いに関係しています。オキシトシンは、犬を撫でたり、またアイコンタクトを取ったりすることで、犬と人双方に分泌されることが分かっています。オキシトシンはしあわせホルモンとも呼ばれ、心を落ち着かせ、絆を深めるという作用があります。

病気の回復が早い

犬を飼っている人は、飼っていない人より病気の回復が早いというデータがあります。風邪や胃腸炎も治りやすいそうです。また心臓疾患で入院した人も、生存率が高くなっています。
散歩で歩くことや、撫でることで気持ちが落ち着くのも関係しているのかもしれません。

子どもへの影響

犬がいると、子供たちの相手を思いやる気持ちがはぐくまれると考えられています。心の支えになり、癒しにもなるでしょう。

子供が犬に本を読み聞かせるという「READプログラム」という活動があります。犬は子供が読み聞かせの最中つかえても間違えても決して笑ったりなじったりしません。クラスメイトに笑われて自信をなくしていた子供も安心して読むことができるため、自信を取り戻すという効果があります。アメリカで始まった訓練を受けたセラピードッグへの読み聞かせですが、日本でも最近実施するところが増えています。

読み聞かせまでいかなくても、黙って話を聞いてくれる犬の存在は大きいものです。話しを聞いて「なんだそんなことか」なんて決して言わずじっと見つめてくれる、顔を舐めてくれるでしょう。とてもありがたく心強い存在ですね。

高齢の方へのメリット

高齢の方へのメリットもたくさんあります。犬がいることで、気持ちが前向きになり、外にも出かけるようになります。また生活そのものにもメリハリができるのも大きなメリットでしょう。寝たきりの予防になるということもあります。

ある老人ホーム施設の認知症が始まっている高齢女性。記憶も途絶えており、ほとんど周囲の人と口も利かなかったそうです。ところが犬と同居することで、話をするようになりました。また、自分が昔やっていたことを思い出したり、先の楽しみができてきたりと活発になったという研究結果があります。

犬と暮らす日々を大切に

犬と一緒にいる毎日は、かけがえのないもの。私たちにたくさんの喜びを与えてくれます。残念ながら、寿命の長さが違うため多くの場合は犬を見送ることになります。愛犬との1日1日を大切に過ごしたいですね。

参考文献
「オキシトシンによるヒトとイヌの関係性」
菊水健史 動物心理学研究 2017 年 67 巻 1 号 p. 19-27

笑顔あふれる、ペットとの幸せな暮らし 一般社団法人ペットフード協会 

「痴呆老人に対するコンパニオンアニマルの役割」
横田広夫他 順天堂医学1994 年 40 巻 3 号 p. 355-358

 

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