2018年10月

猫の感情表現はしっぽの動きにあり!愛猫の気持ちを知ろう

猫の感情表現はしっぽの動きにあり!愛猫の気持ちを知ろう
 
猫は犬のようにしっぽをフリフリすることはありません。
 
しかし、猫のしっぽにはいろいろな感情が込められているのをご存知でしたか?
 
分かりづらい猫の感情を読むにはしっぽの動きをチェックすることが最大の近道!嬉しい、楽しいなどのプラスの感情から恐怖、イライラなどのマイナスの感情までその種類はさまざま。なかでも愛猫家なら知っておきたい、代表的なものをいくつか集めてみました。

プラスの感情

まず初めに、猫にとってプラスの感情を表すしっぽの動きを見ていきましょう。
 
◆しっぽを立てる…嬉しい、甘えたい、構ってほしい
◆先端を前に向ける…猫にとっての挨拶
◆ゆっくりと振る…機嫌がいい、リラックスしている
 
ぴんとしっぽを立てているのは友好の証!じっと目を見つめながら近寄ってきたらあなたに甘えたい証拠です。また、猫同士が挨拶する時もしっぽの先端を前に向けることがあります。野良猫が集会を開いていたらよく観察してみてください。

マイナスの感情

飼い主なら知っておきたい!猫にとってマイナスの感情を表すしっぽの動きは以下の通りです。
 
◆しっぽを逆立てる…驚きや恐怖、威嚇体制
◆足の間に巻き込む…怯えている、弱気になっている
◆ダラリと下げる…しょんぼり、元気がない状態や体調不良の可能性も
◆左右に大きく振る…闘争心が芽生えている、強さをアピールしたい状況
◆速く、バタバタ振る…イライラしている
 
猫はマイナスの感情の時ほどしっぽを大きく動かす傾向にあるようですね。毛を逆立ててしっぽを膨らませている姿は印象的なのですぐに気づくことができますが、その他はやや分かりづらいかも?知っているだけでも猫への理解度がぐっと深まりますね。

まだまだある!猫の感情表現

プラス・マイナス以外にも猫のしっぽには意外な感情が込められているんです。
 
◆抱っこされた時、お腹に付ける…不安や恐怖を感じている
◆抱っこされた時、小さく振る…落ち着かない、早く下ろしてほしい
◆先端を小刻みに振る…獲物を見つけたときや考え事をしているとき
◆声に反応して揺らす…聞こえてはいるが、反応するのが面倒
 
しっぽを見れば猫ならではの感情が何となく理解できますね。猫がひとりの時間を満喫しているとき、さりげなくしっぽの動きを観察してみれば面白い発見があるかもしれません。
 
代表的なものを挙げてみましたが、猫にとってしっぽは身体の中でも大切なパーツのひとつ。
親猫が子猫の狩りの練習にしっぽを使うこともありますし、猫同士のコミュニケーションとしても重要な役割をもっています。仲良しの猫同士、しっぽを絡ませて親交を深めることもあるほどです。
また、猫は信頼している人にしっぽの付け根を触ってもらうのが大好き。猫の性感帯であるという説もあるほどで、触ってあげればきっとゴロゴロと喉を鳴らして喜んでくれるに違いありません。ぜひ猫のしっぽをよく観察して、コミュニケーションを深めてみてくださいね。
 
 

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猫のオスとメスには違いがある

 
猫のオスとメスには違いがある
 
猫は性別によって全く違う性質をもっていることをご存知でしたか?
この他にも、毛の色や模様によって性格が違うことがあります。新しい家族として猫を迎え入れるときの参考にしてみてくださいね。

毛の色や模様によっても性格は違う

猫は毛の色や模様によって性格が少し違うといわれています。代表的なものは以下の通りです。
◆茶トラ…穏やかで優しい
◆白猫…神経質で気が強い
◆黒猫…争いを嫌い、フレンドリーで優しい
◆キジトラ…やんちゃで甘えん坊
◆サビ猫…マイペースで短気
 
もちろん全ての猫にあてはまるわけではありません。しかし、家の猫ちゃんや野良猫などをよく観察してみると納得できる気がしませんか?これらは遺伝によるものが多いと言われています。

オス猫の特徴と飼う上での注意点

オス猫は体格がよくて目が細く、いかにも“猫っぽい”顔つきの子が多いです。鼻が尖っていてシャープなのも特徴。性格は遊び好きでやんちゃ。飼い主さんが大好きな子が多く人懐っこいイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?
生後6ヵ月~1歳頃になると去勢をする飼い主さんも多いですが、去勢後のオス猫はとっても甘えん坊になります。時には赤ちゃん返りのような兆候がみられることも。逆に去勢をしないと発情期に「スプレー行動」と呼ばれるマーキングをして部屋を汚したり、飼い主さんに噛みつくなどの凶暴化、またメスを求めて脱走するなどの行動に出ることがあるので注意が必要です。

メス猫の特徴と飼う上での注意点

オス猫と正反対の性格で気分屋、プライドが高い子が多いです。何を考えているか分からない…と飼い主さんを困惑させる子もいます。猫らしい性格の子はメスに多いのが特徴。顔は全体的に丸みを帯びていて目もぱっちりと大きく、しなやかな体つきをしています。
メス猫は避妊手術を選択する飼い主さんが多いですが、オス猫と違って全身麻酔を必要とするので日帰り手術ができません。最低でも1泊の入院が必要となり、その分費用も高くなります。避妊をせずに発情期を迎えるとオス猫へのアピールをするためにとても大きな声で鳴きますので、集合住宅に住んでいる飼い主さんは少し困ってしまうかもしれませんね。

育った環境によっても変わる

猫も人間と同じである程度の性格は幼少期に形成されると言われています。特にしつけのしづらい猫においては生後2週間~3ヵ月頃に母猫や兄弟からたっぷりと愛情を受け、社会性を身につけることがとても大切です。
また、飼い主さんの性格や住環境によっても性格は変わってくるというから興味深いですね。生活リズムに関しても同じことが言え、飼い主さんが夜型の場合は猫も夜型になるといわれています。ベースは夜行性の猫ですが、現代で飼われている猫は必ずしも夜に活動するとは限らないものです。
普段知らん顔をして寝ているように見えても、案外飼い主さんの影響を受けている猫。この機会にじっくりと観察してみてはいかがでしょうか。
 
 
 

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