2021年06月

猫がじゃれすぎて困る!やめさせるコツは?

猫がじゃれすぎて困る!やめさせるコツは?

目次
  1. 猫の遊び、それは「狩り」
  2. じゃれつきの原因は「飼い主さん」?
  3. 早めに改善しましょう!
  4. おもちゃを与える
  5. 猫と仲良く、絶対に叱らないで…

「うちの猫は、かわいいのにちょっと狂暴で」「じゃれつきが本気で困っている」というお悩みはありませんか?じゃれつきも過剰になると、咬まれてケガをする恐れがあります。歩いているだけで飛びかかってくるのも危険です。じゃれつきを少しでも減らし、愛猫と仲良く暮らすコツを解説します。

 

猫の遊び、それは「狩り」

おもちゃに向かって飛びかかったり、前足で動かしたり。あるときは、猫じゃらしにジャンプして飛びかかる姿、見ているだけでもかわいいですよね。あるときは手を動かしただけで、猫が飛びかかってくるなんてことも。実はこれらの猫の遊びは、「狩り」であり、獲物を捕まえようとしています。どんなにかわいいしぐさでも、猫にとっては「狩り」なのだと認識しておきましょう。

遊びではなくて攻撃の場合も

「シャー」と言って人に飛びかかってきた場合は、狩りではなく攻撃をしています。「ウゥー」と唸ることもあり、強く咬まれる危険性があります。

 

じゃれつきの原因は「飼い主さん」?

猫が人にじゃれつく行動を強化しているのが、実は「飼い主さん自身」という可能性があります。
次のようなこと、知らず知らずのうちにやっていませんか?すぐに中止しましょう。

手や足で遊ばせている

特に子猫時代によくやってしまうのが、飼い主さんの手や足で遊ばせてしまうこと。大人の猫でも、反応が面白くてやっているかもしれませんね。
手を前足で挟んで咬もうとする姿がかわいいうえ、甘噛み程度だと、甘えているようにも見えてしまうのでついやらせてしまいがちです。実はこの行動、猫は飼い主さんの手足を「獲物」と認識しています。

猫と追いかけっこ

追いかけて来る姿がかわいくて、ついついやってしまいがちです。しかし猫に「私は獲物です、捕まえて食べて」と宣言しているようなものです。

噛まれると騒ぐ

猫に噛まれたあと「痛い!やめて!」と騒ぐと、猫はますます興奮してしまいます。思わず手足を引っ込めるのも、猫にとっては「獲物を逃した」と思わせてしまうため逆効果です。とはいえとっさのときは、なかなか難しいもの。まずは噛まれないようにしましょう。

頭を上から撫でる、手をひらひら動かす

頭の上から撫でられるのは、猫は得意ではありません。また目の前で手をひらひらされると獲物と見立て、飛びかかってくる可能性があります。小さなお子さんは特に注意したいですね。

 

早めに改善しましょう!

飼い主さん自身が猫に獲物と認識されてしまったり、攻撃対象になったりすることにメリットはまったくありません。何より飼い主さんがケガをする可能性が高くなります。また猫に触りにくくなるので、ブラッシングやマッサージ、爪切りもできずお手入れもおろそかに。体調不良のときも、動物病院に連れて行くことが困難になってしまう可能性が高くなります。

猫がじゃれすぎて困る!やめさせるコツは?2

改善する方法は「おもちゃを使う」

まずは遊び方を始め、日々の生活を見直してみてください。これは「猫と遊ばない」ということではありません。適切な遊びを提供してあげるということです。日中仕事で留守にする方は、帰宅後にたくさん遊べる工夫をしましょう。

手足では遊ばせない

手や足にじゃれさせるのをすぐに中止します。猫にとっては、獲物がひらひら舞っているように見えるので、頭の上から撫でるのもやめましょう。家族の誰かが、手で遊ばせてしまうと効果はないので、全員で中止することが大切です。

猫が追いかけてきても無視

足にじゃれついてきたり、追いかけてきたりしても反応しません。猫は飼い主さんの行動を観察して、じゃれつくタイミングを計っているときもあります。物陰に隠れているようでしたら、猫が隠れられないようにするなどじゃれつかせる環境をなくすことも大切です。

 

おもちゃを与える

猫がよろこぶおもちゃを用意します。おもちゃは与えっぱなしではなく、一緒に遊ぶことが大切です。「獲物を狩りたい」という猫の思いをかなえてあげる遊びをしましょう。

いくつか用意しておく

猫じゃらしや蹴りぐるみ、ボール(猫のおもちゃとして売られているタイプ)などが適しています。飽きてしまわないようにいくつか用意して、日替わりや週替わりでおもちゃを変更してあげましょう。猫の好みや気分もあるので、遊ばないからといってがっかりせず、いろいろなおもちゃで試してみてください。

おもちゃは定期的に確認

おもちゃは定期的なチェックが必要です。もしおもちゃの飾りが取れかけていたら、猫がどんなに気に入っていてもすぐに処分してください。部品を飲み込んでしまう危険性が高くなります。ふわふわした羽などは、おもちゃからむしり取ってしまうこともあるので、十分注意してください。
また猫じゃらしなどひも状のものは、飲み込むと腸に絡むこともあり特に危険です。遊び終わったら必ず片づけ、猫だけで遊ばせないようにしてください。

フードも狩りの気分で食べさせる

ちょっと苦労しないとフードが食べられないようなおもちゃも、狩りの気分が味わえるのでおすすめです。穴をあけたペットボトルにフードを入れれば転がしてフードを食べます。普通にフードを与えられるよりも、満足が得られるようになります。

 

猫と仲良く、絶対に叱らないで…

しつこくじゃれてくる、咬みついてくるということがあっても絶対に叱らないでください。猫はおびえてしまい、飼い主さんとの信頼関係が崩れてしまいます。
いろいろ試したけれど、攻撃性が増してきた、咬まれてしまうという場合は、動物病院に相談しましょう。

せっかくの猫との暮らし、飼い主さんも猫も楽しく暮らしたいですよね。手や足で遊ばせず、おもちゃを使うことでも改善されることがあります。根気よく接してあげましょう。

 

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愛犬も飼い主さんも、散歩をたくさん楽しもう!

愛犬も飼い主さんも、散歩をたくさん楽しもう!

目次
  1. 散歩の大切さ
  2. 散歩もメリハリを付けると、犬も飼い主さんもワクワク
  3. 散歩の注意点
  4. 散歩を楽しもう!

毎朝毎夕の愛犬のお散歩。いつも同じ時間、いつも同じコースを歩いていませんか?愛犬との散歩はそれだけでは、ちょっともったいない!メリハリを付けて楽しみましょう。運動不足解消やストレス解消にもなります。飼い主さんも一緒にリフレッシュしましょう!

 

散歩の大切さ

犬にとって、なぜ散歩が大切なのでしょうか?

刺激と社会性

散歩はリフレッシュする時間であり、刺激を受ける時間です。社会化にも欠かせません。他の犬や人に出会ったり、鳥のさえずりを聞いたり、風の匂いを嗅いだり。そしてなにより「大好きな飼い主さんと一緒に歩ける」ということは犬にとって大きな喜びです。

運動不足解消・ストレスの発散

若い犬なら散歩でエネルギーを発散することができるため、家で暴れたり興奮したりということが解消されます。シニア犬にとっても、脳の刺激になるでしょう。
人間でも元気なのに「じっと家にいなさい」と言われるとストレスが溜まってしまうのではないでしょうか?犬も同じように退屈になってしまいます。人間はまだテレビやネットを楽しめますが、犬はそれすらできません。

飼い主さんもリフレッシュ

散歩をすることで、飼い主さんも気分転換ができます。またデスクワークの多い方にとって、運動の機会にもなるでしょう。散歩をすることで飼い主仲間ができ、町内の人と顔見知りになるというメリットもあります。災害のときなど、心強いでしょう。

 

散歩もメリハリを付けると、犬も飼い主さんもワクワク

散歩の工夫は、とても簡単なので今日から実践できますよ。

いつもと違う道を歩く

何も長距離を歩く必要はありません。いつもと違う道を歩くだけでも大丈夫です。今日はここで曲がってみよう、もう少し先に行ってみようという方法で十分。逆コースを歩くだけでも刺激になります。飼い主さんにとっても、いつもと違う道を通ることは、刺激的で新しい発見があるはずです。

時間も変えてみる

散歩の時間も日によって変えてみましょう。飼い主さんのお出かけだと思っていたら散歩だった!なんて愛犬へのサプライズはいかがでしょうか?

愛犬に声をかけて

いつも無言で歩いていた飼い主さんは、歩きながらときどき犬の名前を呼んで、アイコンタクトをとってみましょう。犬にとって大変うれしいはず。目があったら、ほめてください。絆もぐっとふかまります。
また犬が入ってもよい公園や広場があれば、「おすわり」「お手」など簡単なことをやってみるのもおすすめです。元気な犬なら、おもちゃで引っ張りっこ遊びをするのもいいですね。安全性を確認したうえで、ロングリードを使った「とってこい遊び」をするのも楽しいでしょう。

 

散歩の注意点

散歩中にトラブルのないように、注意したいことがあります。

散歩のペースは犬それぞれ

犬の大きさや種類、年齢によって散歩の時間やペースは異なります。大切なことは無理をしないことです。チワワなど超小型犬なのに、毎日1時間も2時間も歩かせる必要はありませんし、秋田犬のような大型犬なのに、毎日10分程度ではストレスがたまります。適切な時間や運動量がわからないときは、かかりつけの獣医さんに相談してください。

飲み水を忘れずに

真冬でも興奮すると犬は喉が渇きます。人間も脱水する危険性があるので飼い主さん用、犬用の飲み水を持って行きましょう。またおやつを持っておくと、しつけの練習にも便利です。

真夏の日中は避ける

真夏はアスファルトが高温になっているため、肉球をヤケドする危険が高まります。早朝か、日の落ちた夕方に散歩しましょう。夕方でも熱いままになっていることがあります。必ず飼い主さんの手で確認してください。

悪天候や体調不良では無理をしないで

立っていられないほどの強風、滝のような雨、カミナリ。こんな日にわざわざ散歩に行く必要はありませんし、危険です。また犬の具合が悪い、病気治療中やケガをしているという場合もお休みしましょう。さらに飼い主さんが体調不良の場合も、無理はせず休んでください。

散歩前に、リードや首輪、胴輪のチェックを

リードや首輪、胴輪にほころびはありませんか?弱くなっているところはないでしょうか。首輪は胴輪のサイズは合っていますか?散歩中にちぎれたりすっぽ抜けたりしては大変です。傷んでいる場合は、すぐに新しいものに変えてください。サイズもきつすぎずゆるすぎないものを選び、ちゃんと調節できているか確認しておきましょう。

リードは離さないで

「お前ひとりで好きなところに行ってこい」とリードを放すのは大変危険です。交通事故や他の犬、人とのトラブルの元。リードは離さず必ずしっかり持って歩いてください。

新しい道は下調べしておくと安心

いつも違う道を歩いたら、思いがけない危険な場所だったという可能性もあります。意外と近所のことでも知らないことが多いもの。夕方になると真っ暗になってしまう、交通量が増えて危険、ということもあります。まずは飼い主さんだけで、下調べしておきましょう。

ワクチン前の子犬は抱っこで

かわいい子犬と一日も早く歩きたいと思いがちですが、ワクチンが済むまでちょっと我慢。それまでは、抱っこで庭や玄関先に出て外の匂いを嗅ぐ散歩にしましょう。

歩けないシニア犬はカートが便利

シニア犬にも散歩が必要です。カートやバギーを使って外に連れ出してあげましょう。小型犬なら抱っこでも大丈夫です。ただし飼い主さんが転ばないように注意してくださいね。
日の光を浴びて、風を体で感じ、外の匂いを嗅ぐことで刺激を受けることができます。昼寝が少なくなり、夜泣きもぐっと減るでしょう。

 

散歩を楽しもう!

犬と一緒に楽しく、メリハリのある散歩をしましょう。犬のストレス解消になりますし、飼い主さんもリフレッシュできます。何より一緒に散歩することは、絆を深めることにもなります。いつもと違う道、いつもと違う公園に出かけてみてください。

 

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