猫が狭い場所が好きなのはなぜ?習性を生かすコツと注意点

猫が狭い場所が好きなのはなぜ?習性を生かすコツと注意点

目次
  1. 狭いところが好きな理由
  2. 狭いところを環境に取り入れる
  3. 猫が狭い場所に入るときの注意点
  4. まとめ

猫は狭いところが好きです。猫の飼い主さんなら、紙袋や段ボールの中、押し入れやクローゼットなどに入り込む愛猫を見た経験があると思います。

実は、猫が狭い場所に入りたがる習性を生かすと、爪切りや診察も楽になるのです。しかし狭い場所に入りっぱなしは体調不良の可能性もあります。この記事では、猫が狭い場所が好きな理由と、習性を生かすコツや注意点を解説します。

狭いところが好きな理由

猫は狭いところに入ると安心します。単独行動をする猫ならではの理由です。

安全安心な狭いところ

猫にとって狭いところは、安全で安心できる場所なのです。邪魔も入らないので安心して眠れるのですね。

狭いところに入れば、外敵から襲われる可能性も少なくなります。猫はネズミなどを食べる動物である一方、大型肉食動物には襲われる動物でもあるのです。

単独行動をするため、自分だけで身を守る必要があります。体がすっぽりおさまる穴などに入って身を隠しつつ、外の様子を伺うのです。そして、異変があればすぐに逃げ出せる体勢を整えています。

室内で飼われている猫は、大型肉食動物に襲われる危険はありません。しかし見慣れないお客さんが来たときなどは、安全な狭い場所に入って自分の身を守るのですね。

隠れている獲物を探す「狩猟本能」

猫の祖先リビアヤマネコは、穴などの狭いところで暮らすネズミ類や昆虫などの生き物を襲っていました。そのため、穴のような狭い場所には「何か獲物がいるのかも?」と確認したくなるようです。勢いよく袋や箱に入って遊んでいる場合は「何かいる!」と思っている可能性があります。

狭いところを環境に取り入れる

狭い場所に入るのは、猫の習性です。猫が過ごす部屋には、箱やクレート、体がすっぽりおさまるベッドなどをいくつか置いてあげましょう。

このように、動物が持つ習性に合わせて環境を整えることを「環境エンリッチメント」といいます。環境エンリッチメントは動物が幸せに暮らすために欠かせません。

隠れる場所を作って安心

いつでも好きなときに狭い場所に入れる環境なら、猫は安心して暮らせます。段ボールやかご、ベッドなどを部屋のあちこちに置いてあげましょう。

中には、猫の好きな敷物を入れておきます。クレートやキャリーバッグなら、猫を入れたまま持ち出せるので通院や災害時の避難にも使えます。

猫は高い場所も好きなので、隠れ家付きのキャットタワーもおすすめです。見慣れないお客さんが来たときでも落ち着けるでしょう。

遊び場にも

段ボールの中におもちゃなどを隠して、猫の狩猟本能を刺激しましょう。転がすとフードが出てくるおもちゃなどは特に喜びます。室内で過ごす猫にとって、運動やストレス解消になるでしょう。

触るとガサガサ音がする紙袋もおすすめです。紙袋や段ボールをつなげてトンネルを作ると、猫はワクワクして遊ぶでしょう。

猫には狩猟本能があります。狩りや狩りのような体験ができないと、猫はストレスがたまってしまうのです。実際に狩りをさせるのは困難ですが、狭い場所やおもちゃを利用すると狩猟本能を満たせます。いたずらや過度のじゃれつきなど問題行動の予防にも役立つのでおすすめです。

通院や診察にも利用

多くの猫が苦手なのが動物病院。通院時はクレートやキャリーバッグに入れ、布などをかけて外が見えないようにします。診察時は、洗濯ネットや布袋に猫を入れるといいでしょう。

大きなバスタオルでくるむだけで落ち着く猫もいます。暴れて袋に入れるのが困難な際は試してみてください。

爪切りやお手入れのときも

体をバスタオルで包んで落ち着かせてから、前足だけ出せば爪切りも楽です。1人では大変なので、2人でやるとやりやすいでしょう。歯磨きや目薬をさす際も、バスタオルですっぽり包んでみてください。

猫が狭い場所に入るときの注意点

安全に暮らすためにも、次の点に注意してください。

無理やり入れない

猫を無理に箱やクレートやキャリーバッグに入れないでください。怖がって二度と入らなくなる可能性があります。猫の好きなようにさせましょう。入ってほしい場合は、おやつや好きなおもちゃを入れて誘ってみてください。

紐に注意

紙袋についた紐は必ず取り除いておきましょう。首が引っかかったり、紐を噛んで飲み込んだりする恐れがあります。糸がほつれた袋や敷物も危険です。ビニール袋を好む猫もいますが、誤飲の危険性があるので与えないようにしましょう。飲み込むと腸閉塞などの原因になるので、紐や糸、ビニールには十分注意してください。

押し入れの奥に行かない工夫を

押し入れが好きな猫もいますが、奥や天井などには行けないようにしておきましょう。震災や雷などで驚くと、どんどん奥に入り込んで出てこない場合もあります。避難をしなくてはいけないときに、猫を出すのに時間がかかる可能性もあるのです。

隠れたままのときは受診を

体調不良のとき、猫は安心できる場所で過ごしたがります。狭いところから出てこない、隠れたまま食事もとらない場合体調が悪い可能性があります。引っ張り出さずにトイレなど出てきたところを捕まえ、動物病院を受診しましょう。

まとめ

箱など狭いところに入りたがるのは、猫の習性です。猫が安心して暮らせるように、部屋には箱やクレートなど猫が入り込める狭い場所を用意してあげましょう。狭いところが好きな習性は、遊びに利用するとストレス解消にもなります。通院や受診、お手入れにも役立つので、取り入れてみましょう。

誤飲や事故を避けるためにも、紐やほつれた糸は必ず取り除いてください。狭い場所に入ってなかなか出てこない場合は、体調不良の場合もあります。動物病院を受診しましょう。

 

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