2021年03月15日

子犬お散歩デビュー!少しずつ慣れさせてお散歩大好きに

子犬お散歩デビュー!少しずつ慣れさせてお散歩大好きに

子犬が家に来たら、「一緒に散歩をすることが楽しみ」という飼い主さんも多いでしょう。散歩に出ることは、子犬の社会化期にも大変重要です。とはいえいきなり連れ出してあちこち歩き回ると、散歩が苦手になってしまうことも。お散歩大好き犬にするためには、きちんと手順を踏んで少しずつ慣れされることが大切。今回は、子犬のお散歩デビューについて解説します。

お散歩デビュー前にやること

子犬はワクチンプログラムが終了してから、外に出すことになりますが、その前からでも散歩の準備は可能です。

抱っこして外を見せる

抱っこして、ベランダから外を眺めます。犬が小鳥を見たら「いい子だね」木を見つめていたら「いいこだね」とほめてあげましょう。抱っこの状態で、庭を歩くのもおすすめです。ただし下に落とさないように注意してくださいね。

首輪やハーネス、リードを用意

子犬にぴったりな首輪やハーネス、リードを用意しておきます。散歩に行く日に初めて付けるのでは、犬も飼い主さんも戸惑います。犬によっては嫌がって暴れてしまうかもしれません。あらかじめ慣れさせて練習しておきましょう。

首輪やハーネスリード選びのポイント

子犬にはバックルタイプの首輪や、ハーネスが向いています。ハーネスは1日中つけっぱなしにはできないので、注意してください。いずれも成長に伴って合わなくなったり、傷んだりしてきたら、すぐ取り換えるようにしましょう。

引っ張ることで首が締まるチョークタイプの首輪は、衝撃で首を傷めることもあり、子犬には大変危険です。またスパイクが付いた首輪も、ケガの恐れがあるので使用しないようにしましょう。

リードは、革製や布、ナイロン製などが手頃で使いやすいでしょう。手元で調整して伸びるタイプは広々とした場所で使うもの。道路での散歩では、拾い食いや交通事故などトラブルの元になることもあり、子犬の散歩には向いていません。

首輪やハーネス、リードに慣れさせる

いきなり首輪やハーネス、リードを見ると、子犬は驚いてしまうかもしれません。子犬の目に付く場所に置いて、「怖いものではない」と認識させておきます。匂いを嗅ぐなど、興味をもったらほめてあげましょう。

子犬が首輪やハーネス、リードに慣れたら装着して家の中を歩いてみます。装着する際は、子犬におやつを与えながら練習をしましょう。おやつを詰められるコングなどのおもちゃを使いながら、練習するのもおすすめです。

たとえうまくいかなくても決して怒らず、ほめながら楽しく練習することがコツ。首輪やハーネス、リードをつけるとうれしいことがある、ということを子犬に覚えさせることが大切です。

最初は家の近くから

さて、いよいよ外にお散歩に行けるようになりました。張り切ってあちこちに連れて行きたくなりますよね。しかし最初は、家の周りを歩く程度にしておきましょう。子犬にとっては、突然遠くに行くことは不安です。

見慣れないものが多く、大きな音がしてびっくりすることもあります。他の犬に会って、怖がる子もいるかもしれません。すると散歩が苦手になることもあるので、十分注意しましょう。

家の周りが平気になったら、少しずつ距離を伸ばします。しばらくは人や犬が少ない、交通量も少ない時間を狙って出かけてください。その後徐々に騒がしいところにも連れて行きます。

歩いている時は、子犬をリードで無理に引っ張らないでください。子犬が興奮して引っ張ったときは、引っ張り返さず立ち止まって戻ってくるのを待ちます。

しばらくはおやつを持って

散歩の練習で役立つのが「おやつ」。そのため、散歩には少し空腹のときに出かけるとさらに効果的です。子犬が飼い主のそばをリードがゆるんだ状態でちゃんと歩けたらおやつ、リードがゆるんだ状態で立ち止まり、飼い主と目があったらおやつなど、「リードがゆるんだ状態」になるとおやつがもらえると覚えさせます。そうすると、散歩で無理やり引っ張らないようになるでしょう。

注意したいのが、地面におやつを置いて与えないこと。地面に落ちたものを食べる癖をつけると、拾い食いをする可能性が高くなります。必ず、飼い主さんの手からもらうようにしてください。またおやつを食べた分は、食事の量を調節して食べ過ぎにならないようにしてください。

持っておくと便利なもの

水を持って行きましょう。ペットボトルの水が飲めるように折り畳みのコップがあると便利です。犬の散歩の携帯に便利な水入れも販売されています。水があればおしっこをしてしまった際、洗い流すことにも使えます。

ペットシーツ

ペットシーツでおしっこを受け止めると、道路を汚さずにすみます。ペットシーツでおしっこをする癖をつけておくと、家の中でもおしっこができるようになります。

ビニール袋

うんちをした場合は、ビニール袋に入れて必ず持ち帰ります。

おやつケース

おやつを入れておくケースやウエストポーチがあると、便利です。

外で遊べるおもちゃ

犬を遊ばれてよい広場があれば、おもちゃで遊びましょう。ただしリードを放して勝手に遊ばせるのは危険です。リードの範囲内で遊びましょう。

パピークラスに入れるのもおすすめ

動物病院では、子犬と飼い主さんを対象にしたパピークラスを開催しているところがあります。正しい散歩の仕方も教えてもらえるので、ひとりでやるのは自信がない場合はパピークラスを受講してみましょう。

まとめ

犬と散歩することは、犬の運動や気分転換になるだけでなく、飼い主さんにとっても歩く機会になりメリットがいっぱいです。だからこそ、子犬のうちから散歩が好きな子にすることが大切です。

いきなり子犬を外に連れ出すのではなく、徐々に外に慣れさせるようにします。動物病院のパピークラスを受講すると散歩の方法も教えてもらえるのでおすすめです。散歩して、犬も飼い主さんも散歩を楽しんでくださいね。

 

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