2018年02月08日

犬だって寒いんです!冬に気を付けたいこと

犬だって寒いんです!冬に気を付けたいこと

犬は寒いのが大好き!だって昔から「雪やコンコン~犬は喜び庭駆け回り~」って歌ってるし、上等の毛皮をまとってるし、犬は寒いのなんてへっちゃらだって思っている人って結構いますよね。

 「うちの子はこたつが大好きで、寒がりなんですけど」と言う飼い主の皆さんは多いですよね。
 
本当のところ犬は寒がりなんでしょうか。

本当に寒がりなの?

生物学的には犬は人間よりも寒さに強いと言われています。犬の体温は小型犬でも38.6~39.2度、大型犬では37.5~38.6度と人間よりも高いことから寒さに耐性があるといえます。
一般に5度を下回ると寒がってプルプルと震え始めるようです。
 
室内犬は外の冷たい空気にさらされることが少ないために体温調節がうまく機能できなくなり、寒さに弱くなってきているという事実もあります。室内犬は冷暖房完備の部屋で年中過ごしているので寒さだけでなく暑さにも弱くなっているようです。
 
柴犬などの日本犬は比較的寒さに強いと言われています。日本犬は中型以上なので外で飼われていることがほとんどですよね。童謡「雪」に出てくる犬は間違いなく日本の犬でしょう。
 

寒がりな犬

小型犬
5㎏に満たない小型犬は非常に寒がりです。なぜなら身体の表面積に対して容量が小さいために体温の維持が難しいからです。例えば、チワワ、ヨークシャーテリア、パグ、ミニチュアピンシャー、ミニチュアダックスフンドなど。
スムースコート・南国原産犬
被毛がないので寒がりです。スムースコートの犬は大型でも寒がりです。例えば、、スムースチワワ、ミニチュアピンシャー、ミニチュアダックスフンド(スムース)、イタリアングレーハウンド、ドーベルマン、フレンチブルドッグ、パグ、マルチーズ、ボクサーなど。
子犬やシニア犬、病気の犬
人間と同じですね。子犬は体温調節機能が未発達ですし、シニア犬や病気の犬は体温調節機能が弱って調節しにくくなっているからです。体温を上げるためには多くのエネルギーを使うので、体力のないこれらの犬にとって体温が下がることは致命的です。
 

犬が寒いと感じる時に出すサイン

吠える
外で飼育されている犬に多く見られる行動です。深夜から早朝にかけての一番冷え込む時間に「家の中に入れてよ~」と要求吠えするケースがあります。近所迷惑にもなるので冬の夜はせめて玄関に入れてやりましょう。
温かい場所に移動
室内犬であれば、毛布やカーペット、陽の当たる場所を求めて移動します。室外犬の場合も同様に風の当たらない場所、陽の当たる場所で体温を維持しようとしています。
震える
犬も寒さで小刻みに震えることがあります。寒さが理由の震えであれば温かくすれば震えは治まるでしょう。緊張、恐怖、病気などで震えている場合もあるので愛犬の様子を注意深く観察してやってください。
水をあまり飲まなくなる
寒いと水分の摂取量が減り、膀胱炎や尿結石などの泌尿器系疾患のリスクが高まります。フードをお湯でふやかす、ウェットフードに切り替えるなどの工夫が必要かもしれません。
 

犬の寒さ対策

ケージの置き場
壁や床から寒さが伝わらないように壁とケージの間に段ボールを挟む、ケージの中に毛布やフリース素材のものを入れてやるだけで防寒対策になります。
最近では犬の服にもウインドブレーカー、ダウンウェア、セーター、フリースなど寒さに耐えられる素材のものが数多くあります。
 
 

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