2017年05月22日

猫がペットとして飼われるまでのルーツ

猫がペットとして飼われるまでのルーツ
 
 猫は今や、犬と並んでペットとして飼われている王道の動物です。
クリクリの瞳やプニプニの肉球、柔らかい毛並みのしなやかな身体を持っており、見た目が非常に可愛いです。
それと裏腹に、性格はマイペースで自由奔放、かと思いきや、急に甘えた声を出して飼い主にすり寄ってくるなど、ツンデレな性格が可愛いという魅力を持っています。
そんな猫が、一般的にペットとして飼われるようになったのは、いつ頃からなのでしょうか。
ここでは、猫がペットとして飼われるようになったルーツを紹介していきたいと思います。
猫の歴史はこんなに古い!
猫はもともと、農耕が始まった時代に、穀物の倉庫にネズミが大量発生した際の監視役として飼われたのが始まりだと言われていました。
その頃が、古代エジプトの、約5,000年前でした。
しかし、現在では、9,500年前に、現在の猫たちの祖先にあたるリビアヤマネコという動物がお墓から発見されたという新しい説もあります。
つまり、猫が人間と関わっていたルーツは、非常に古くからあるのです!
 
ペットとして愛された歴史
もともと穀物倉庫の監視役として活躍していた猫は、その見た目の可愛さから、ペットとして飼われるようになりました。
古代エジプトの貴族たちは、愛猫をとても大切に可愛がり、猫を自分の国以外に出すことを法律で禁止しました。
しかし、貿易を行っている商人たちが、その法律に反して猫を外国に密輸し、それから地中海の国やアジアの国々に広がっていったと言われています。
その後、ローマ人も最初は小麦を守るための家畜として猫を重宝しましたが、やはり猫の可愛さに魅了され、ペットとして飼うようになったそうです。
 
日本に来たのはいつ?
猫が日本に渡ってきたのは、仏教が伝えられた6世紀頃だという説が有力だと言われています。
この頃日本では、中国との貿易が盛んになり、仏教の経典などのさまざまな物が広がった時代でした。
中国人は、長い旅路に必要な穀物を守るためだけでなく、大切な仏教の経典も天敵のネズミから守るために猫を一緒に乗せてきました。
そして、日本にも猫が広まったと言われています。
日本の身分の高い人々にもやはり猫は気に入られ、平安時代の貴族たちにペットとして飼われていたという記録が残っています。
 
 

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