ペット図鑑

ミニチュアプードル【Miniature Poodle】

ミニチュアプードル/ペット図鑑

原産国 フランス
体重 5kg~8kg
体高 28cm~35cm
グルーブ 9G

特徴

体長と体高がほぼ同じのスクエアな体型で、細い手足と小さな頭を持ち、とても優雅な印象です。独特のカールを持つ被毛に覆われており、慣例となっているクリップ(刈り込み)が特徴的で、その容姿は高貴で気品に溢れています。
JKCが認めているプードルのサイズは、スタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイの4種類ですが、サイズを除いて犬種標準は同じです。公認以外にもタイニープードルやティーカッププードルなど、トイよりも小さなサイズのプードルもいます。

性格

プードルは全般的に、非常に賢く、好奇心旺盛で運動能力の高い犬種です。飼い主には従順で、家族に対しても愛情深く、他人や他犬にもフレンドリーです。一方で、非常にデリケートな面があり、小型犬になるほど警戒心が強くなる傾向があるようです。

毛色

毛色はブラック、シルバー、ブラウン、アプリコット、ホワイト、ブルー、グレー、クリームなど様々な色があります。プードルの毛色は単色が理想とされていますが、濃淡は認められています。また、毛色によって性格に違いがあるとされています。

育て方

活発で運動能力の高い犬種です。欲求不満でいたずらしないよう、しっかり運動させてあげてください。毎日の散歩以外にも、ドックランなどで自由に走らせたり、ボール投げでレトリーブさせたりするのもおすすめです。
非常に賢く記憶力もいい犬種なので、大変しつけやすいと言われています。たくさん褒めてやる気を引き出してあげてください。
シングルコートのため抜け毛は多くありませんが、くるっとカールした被毛が絡まりやすいので、毎日のブラッシングは欠かせません。頭や手足、胸の被毛を丸く大きく残すプードル独特のクリップ(刈り込み)はある程度長さが必要なので、伸ばす時は毛が絡まらないよう特に注意が必要です。

気をつけたい病気

プードル全般において内分泌器官の病気が好発するとされていますが、ミニチュアプードルは、特にクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)の好発犬種です。元気がなく、多飲多尿などの症状が見られたら、獣医師に診てもらってください。
また、プードルは骨折や関節炎の多い犬種としても知られています。手足の細さの割に体ががっちりして体重があるため、高い所から飛び降りるなどして起きることが多いので、無理のない運動を心がけましょう。

歴史

非常に古い歴史があり、紀元前30年頃のローマ皇帝の記念碑にスタンダードプードルと思われる犬の姿が彫刻されているほどですが、起源について、はっきりしたことはわかっていません。
もともとは鳥獣猟犬に使われた犬で、さまざまなタイプがヨーロッパ各地にいたようです。ドイツを経由してフランスに入った後に、改良と小型化が進められ現在に至っていると思われます。16世紀までのプードルは、現在のスタンダードプードルくらいか、それよりも体が大きかったようです。おもに水猟犬として鴨狩の際に仕留めた獲物を水に入って回収する回収犬として大変重宝されていました。現在では装飾のためになされるクリップですが、水猟犬として活躍していた頃に、水中での動きを容易にするために心臓などのある胸の毛を残して、あとはカットしていたのが始まりと言われています。
16世紀頃から、その容姿を貴婦人たちに愛されるようになり、愛玩犬としても人気となりました。特に、フランスでは王侯貴族の寵愛を受け、のちにフランスの国犬にまでなりました。17世紀頃には、スタンダードプードルを基準に様々なバリエーションのプードルが誕生し、愛玩犬としての人気がより高まっていきましたが、ミニチュア化の経緯についてははっきりとわかっていません。近年では、トイプードルよりさらに小さいタイニープードルやティーカッププードルも登場しています。
ミニチュアプードルは、現在でも愛玩犬として世界中で愛され続けていますが、災害救助犬やセラピー・ドッグとしても活躍しています。

ミディアムプードル【Medium Poodle】

ミディアムプードル/ペット図鑑

原産国 フランス
体重 8kg~15kg
体高 35cm~45cm
グルーブ 9G

特徴

体長と体高がほぼ同じのスクエアな体型で、細い手足と小さな頭を持ち、とても優雅な印象です。独特のカールを持つ被毛に覆われており、慣例となっているクリップ(刈り込み)が特徴的で、その容姿は高貴で気品に溢れています。
JKCが認めているプードルのサイズは、スタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイの4種類ですが、サイズを除いて犬種標準は同じです。公認以外にもタイニープードルやティーカッププードルなど、トイよりも小さなサイズのプードルもいます。

性格

プードルは全般的に、非常に賢く、好奇心旺盛で運動能力の高い犬種です。飼い主には従順で、家族に対しても愛情深く、他人や他犬にもフレンドリーです。一方で、非常にデリケートな面があり、小型犬になるほど警戒心が強くなる傾向があるようです。

毛色

毛色はブラック、シルバー、ブラウン、アプリコット、ホワイト、ブルー、グレー、クリームなど様々な色があります。プードルの毛色は単色が理想とされていますが、濃淡は認められています。また、毛色によって性格に違いがあるとされています。

育て方

活発で運動能力の高い犬種です。欲求不満でいたずらしないよう、しっかり運動させてあげてください。毎日の散歩以外にも、ドックランなどで自由に走らせたり、ボール投げでレトリーブさせたりするのもおすすめです。
非常に賢く記憶力もいい犬種なので、大変しつけやすいと言われています。たくさん褒めてやる気を引き出してあげてください。
シングルコートのため抜け毛は多くありませんが、くるっとカールした被毛が絡まりやすいので、毎日のブラッシングは欠かせません。頭や手足、胸の被毛を丸く大きく残すプードル独特のクリップ(刈り込み)はある程度長さが必要なので、伸ばす時は毛が絡まらないよう特に注意が必要です。

気をつけたい病気

プードル全般において内分泌器官の病気が好発するとされていますが、ミディアムプードルは、特にクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)の好発犬種です。元気がなく、多飲多尿などの症状が見られたら、獣医師に診てもらってください。
また、プードルは骨折や関節炎の多い犬種としても知られています。手足の細さの割に体ががっちりして体重があるため、高い所から飛び降りるなどして起きることが多いので、無理のない運動を心がけましょう。

歴史

非常に古い歴史があり、紀元前30年頃のローマ皇帝の記念碑にスタンダードプードルと思われる犬の姿が彫刻されているほどですが、起源について、はっきりしたことはわかっていません。
 もともとは鳥獣猟犬に使われた犬で、さまざまなタイプがヨーロッパ各地にいたようです。ドイツを経由してフランスに入った後に、改良と小型化が進められ現在に至っていると思われます。16世紀までのプードルは、現在のスタンダードプードルくらいか、それよりも体が大きかったようです。おもに水猟犬として鴨狩の際に仕留めた獲物を水に入って回収する回収犬として大変重宝されていました。現在では装飾のためになされるクリップですが、水猟犬として活躍していた頃に、水中での動きを容易にするために心臓などのある胸の毛を残して、あとはカットしていたのが始まりと言われています。
16世紀頃から、その容姿を貴婦人たちに愛されるようになり、愛玩犬としても人気となりました。特に、フランスでは王侯貴族の寵愛を受け、のちにフランスの国犬にまでなりました。17世紀頃には、スタンダードプードルを基準に様々なバリエーションのプードルが誕生し、愛玩犬としての人気がより高まっていきましたが、ミニチュア化の経緯についてははっきりとわかっていません。近年では、トイプードルよりさらに小さいタイニープードルやティーカッププードルも登場しています。
ミディアムプードルは、国内では数少ない珍しいサイズです。JKCの認定を受けたのが2003年と歴史が浅く、ミディアムを認めていない国もあります。

グレーハウンド【Greyhound】

グレーハウンド/図鑑

原産国 イギリス
体重 27kg~34前後
体高 68 cm~76cm
グルーブ 10G

特徴

全犬種の中で最も足が速く、時速70km以上のスピードを誇ります。四肢はとても丈夫で柔軟性があり、その歩幅は5m以上に達します。スラっとした無駄のない筋肉に優美な体の曲線が特徴的です。全身に密生している短い被毛は、美しくて滑らかです。

性格

とても優しく穏やかで、部屋の中でゆっくりくつろぐことが大好きです。愛情豊かで、飼い主に対しても従順です。動くものを追う衝動が強いので、しっかりとしたしつけが必要です。

毛色

毛色は、ブラック、ホワイト、レッド、ブルー、フォーン、ファロー、ブリンドル、これらにホワイトの混じったタイプも認められていますが、他にもさまざまな毛色が存在します。

育て方

運動量がかなり必要な犬種なので1日2回1時間ずつの散歩は欠かせません。走ることが得意なので、散歩に加えて定期的にドッグランで思いっきり走らせてあげると良いでしょう。
狩猟犬の気質が働いて小動物などの動くものを追う衝動が強いので、子犬の時から、しつけをしっかりと行うことが重要です。身勝手な行動をすることがないよう、特に「マテ」の指示に従えるようにしておきましょう。
被毛は、短毛のシングルコートです。抜け毛が少ないので、時々ブラッシングをしてむだな毛を取り除くぐらいで十分ですが、寒さに弱いので、冬場の散歩時は服を着せるなどの寒さ対策が必要になります。
大型犬なので体重が重く、足も長いので、フローリングなど床が滑りやすい場合、足の関節にかかる負担が大きくなります。絨毯や緩衝マットなどを敷くなど怪我のリスクや足にかかる負担を軽減する環境を作ってあげてください。

気をつけたい病気

かかりやすい病気も少なく、基本的に健康な犬種ですが、胃捻転になりやすいので、食後はしっかり休ませるようにしてください。
骨肉腫は骨と軟骨にできる悪性腫瘍で、大型犬に発症しやすい病気の1つです。原因ははっきりと分かっていませんが、発症してからの進行が早いので、様子がおかしいときは早急に動物病院を受診しましょう。早期に発見し治療をすることで、転移などのリスクも減らせます。
水晶体脱臼は、遺伝的素因や打撲などの外傷、他の眼の疾患によって誘発されるなど、さまざまなケースがあります。水晶体脱臼も健康診断の際に、眼の検査をしてもらうなどして予防しましょう。

歴史

その歴史はとても古く、紀元前5000年の古代エジプトの墓壁に、グレーハウンドのような犬の姿が描かれています。当時のエジプトでは、上流階級の人だけがウサギ狩りなどをするために、グレーハウンドの飼育・繁殖が許されていたと言われています。
やがてエジプトからギリシャ、ローマを経てヨーロッパに渡り、イギリスにおいて標準化されました。そのため、原産国はイギリスとされています。イギリスでは、狩猟(追跡)能力が注目されて、鹿狩りなどの獣猟犬として盛んに飼育されていました。16世紀にイギリスでウサギを追うドッグレースが娯楽として始まると、レースに欠かせない存在として大活躍します。同じ頃、スペイン人の探検家の手によってアメリカ大陸に渡り、ドッグレースで活躍、その名はアメリカでも拡がっていきました。
現在では家庭犬として愛好飼育している人が多く、世界的に動物愛護の風潮が高まっているため、ドッグレースを引退したグレーハウンドたちを保護するボランティアが盛んに行なわれています。
犬名の由来は、毛色のグレー(灰色)からと言う説、グレイト(偉大)であると言う説、グリーク・ハウンド(ギリシャの犬)が転じた説など多種多様ですが、定かなものはありません。グレーハウンドは、ほかのグレーハウンド種と区別するために「イングリッシュグレーハウンド」と呼ばれることもあります。

ブリュッセルグリフォン【Brussels Griffon】

ブリュッセルグリフォン/図鑑

原産国 ベルギー
体重 3kg~5kg
体高 18cm~20cm
グルーブ 9G

特徴

体長と体高がほぼ同じ長さのスクエアな体型です。体の割に大きく丸い頭部と短いマズルが特徴的です。断耳や断尾をされていた時期がありましたが、現在は動物愛護の観点から行われなくなっています。被毛は、粗くて硬い針金のようなラフ・コートと、短くまっすぐなスムース・コートの2種類があります。

性格

陽気で明るく、温和な性格です。プライドが高く頑固な一面もあります。飼い主には忠実で愛情深く、指示を理解する頭の良さもあります。知らない人に対しては警戒心を持つことがありますが、基本的には人なつこい性格なので、きちんとしつけをすれば他の犬やペットとも仲よくできます。

毛色

基本の毛色は、ジンジャーと呼ばれる赤みのあるブラウンです。頭部の飾り毛にブラックなどが少し混じっていてもよいとされています。

育て方

小型犬なので、1日に20分程度の散歩を1~2回程度で十分です。家族と遊ぶのが大好きなので、ゲームなどで一緒に遊んであげると喜びます。また、他の犬と遊ぶことも好きなので、社会性を身につけさせるためにも積極的に遊ばせてあげると良いでしょう。
基本的には落ち着いていて友好的な性格ですが、頑固な面があるので、しつけはやさしく根気よく行ってください。
被毛はシングルコートのため抜け毛が少ないので、ブラッシングは週に2~3回程度で良いでしょう。下毛がないので冬の寒さは苦手です。寝床に毛布を敷いたり洋服を着せるなどして、寒さ対策をしてあげてください。
短頭種のため夏の暑さはつらいので、室温の調整が大切です。

気をつけたい病気

遺伝的にかかりやすい疾患は少ないと言われていますが、短頭種なので、軟口蓋過長症などの呼吸器疾患や熱中症にかかりやすいと言われています。呼吸器疾患の引き金となる肥満にならないように食事や運動の管理も大切です。また、小型犬がかかりやすい膝蓋骨脱臼など関節の疾患にも注意が必要です。

歴史

15世紀に描かれた絵画の中に記録されていますが、はっきりしたことはわかっていません。基礎になった犬は、アーフェンピンシャーやグリフォンと名が付くベルギーの土着犬ではないかと考えられています。ネズミなど食物を荒らす害獣駆除のために一般家庭で飼われ、地元ブリュッセルで大人気でした。19世紀になるとパグの血統が取り入れられ、さらにヨークシャーテリアやキャバリアキングチャールズスパニエルの血が混じり、現在の原型が整えられたと推測されています。19世紀末には、ベルギー国内のドッグショーに頻繁に登場するようになり、20世紀初頭には上流階級の家庭でも飼育されようになりました。マリー・アントワネットがペットとして飼っていたのは有名な話です。第一次世界大戦で個体数が激減したものの、戦後は順調に人気と数を回復しています。
19世紀以降、ヨークシャーテリアやパグとの交配により、さまざまな個体が登場しました。原産国ベルギーとFCI国際畜犬連盟の方針で、人気のあった長毛で茶色のブリュッセルグリフォン、長毛で黒毛のベルジアングリフォン、短毛のプチブラバンソンが別々の犬種として扱われるようになりました。日本でも2003年以降は別々の犬種として扱われています。しかし、現在でも同じ犬種の毛色・毛質違いと扱う国も少なくありません。

スタンダードダックスフンド【Standard Dachshund】

スタンダードダックスフンド/図鑑

原産国 ドイツ
体重 9㎏~12kg
体高 牡23cm~27cm、、牝21cm~24cm
グルーブ 4G

特徴

胴長短足の体型が特徴的で、体長は体高の約2倍あり、胴長犬種の中でトップです。がっしりとした骨格で筋肉もよく発達しており、マズルがやや長めで耳は大きくて垂れています。被毛は、短くて光沢のあるスムースヘアード、長くて柔らかなロングヘアード、長くて粗いワイヤーヘアードの3種類があります。
ダックスフンドは胸囲のサイズによって3種類に分けられています。成長が落ち着いた生後15カ月を超えてから、胸囲を測って35cm以上ならスタンダード、30~35cmならミニチュアダックス、30cm以下ならカニンヘンダックスということになります。従って、サイズを除き犬種標準はほぼ同じです。

性格

明るく活発で、好奇心旺盛です。家族に対しては愛情深く接しますが、他の人や犬に対しては警戒心が強く神経質になることがあります。また、もともと狩猟犬だったこともあり、大胆で物おじせず、負けず嫌いな面があります。交配の影響で、被毛の種類によって性格に違いがあると言われています。スムースヘアードは遊び好きで、ロングヘアードは人懐っこい甘えん坊が多く、ワイヤーヘアードは気が強い傾向があるようです。

毛色

毛色は、バリエーション豊かで、被毛の種類によって異なります。
単色ではレッド、レディッシュ・イエロー、イエロー(クリーム)などがあり、2色ではブラック&タン、ブラウン&タン、ブラック&イエロー、ブラウン&イエローなどがあります。混色ではダップル(大理石模様)やブリンドル(縞目)などです。
ワイヤーヘアードの場合は、この他にワイルドボア(イノシシ色)、枯葉色の単色も認められています。

育て方

とても活発なので、少なくとも1日1時間以上の散歩は必要です。遊びも大好きなので、ボール遊びやゲームなどでたくさん遊んであげると良いでしょう。
狩猟犬としての特徴をもっているので、吠えやすく喧嘩っ早いところがあります。子犬の時からしっかりとしつけをしたり、他犬や他人に接して社会性を育むことが大切です。狩猟犬の場合は特にしつけや訓練を怠ると、手が付けられなくなってしまうこともあるので、子犬の時から責任を持ってしつけを行ってください。
被毛はダブルコートで、特に換毛期はよく抜けますので、定期的なブラッシングが必要です。ロングヘアードとワイヤーヘアードは週に2~3回以上が望ましいです。スムーズヘアードの場合は、冬の寒さに弱いので、衣類を着せるなどの工夫をしてあげると良いでしょう。

気をつけたい病気

胴体が長く腰や股関節などへの負担が大きいため、椎間板ヘルニアなどの関節疾患にかかりやすいことはよく知られています。成長期には運動でしっかり筋肉をつけ、中年齢以降は肥満にならないように食事管理が大切です。
また、足が短いことから、地面と腹部が近いため、腹部を傷つけてしまったり、暑い時期は熱中症に注意が必要です。
この犬種は毛色の掛け合わせにより、てんかん、股関節形成不全、進行性網膜縮症(PPA)などの遺伝性疾患を受け継いだり、障害をもって生まれてくることも少なくありません。

歴史

歴史が古く、その起源は定かではありませんが、スイスのジュラ・ハウンドが祖先犬で、ドイツやオーストラリアの山岳地帯にいた中型ピンシャーとの交雑によって現在のダックスフンド(スムースヘアード)の基礎犬が作られたのではないかといわれています。アナグマ狩りに使うため、巣穴に入り込めるような体型になるよう選択交配することによってこのような体型が生まれました。当時は、現在のスタンダードサイズよりやや大きかったようです。のちにワイアーヘアードのテリアが交配されたり、スパニエルが交配されたりと他犬種との交配の中で、ワイヤーヘアードやロングヘアードのダックスフンドが生まれることになったとされています。
現在でも、特徴的なアンバランスな胴長短足の体型が可愛いとして、狩猟犬としての激しい性格を持っているにもかかわらず、家庭犬としても世界で人気の犬種です。
日本では20~30年前に人気でしたが、日本の住宅事情の関係で、小さなミニチュアダックスフンドやカニンヘンダックスフンドのほうが人気を得るようになり、日本国内ではあまり見られなくなってしまいました。

スムースフォックステリア【Smooth Fox Terrier】

スムースフォックステリア/図鑑

原産国 イギリス
体重 8㎏前後
体高 39㎝以下
グルーブ 9G 愛玩犬

特徴

バランスの良いスクエアな体型で、筋肉質で引き締まった体つきをしています。頭部の形は楔形、マズルが長めで、まっすぐな前足とすらりとした長い首が特徴的です。滑らかで光沢のある被毛は硬めのスムースコートです。剛毛のワイアーフォックステリアとは、毛の違いを除いて犬種標準はほぼ同じです。

性格

明るく活発で、好奇心旺盛です。飼い主や家族に対しては愛情深く、一緒に遊ぶのも大好きです。テリア犬種特有の気性も持ち合わせており、頑固で攻撃的な一面もあります。

毛色

ホワイトが主体で、ブラック、タン、ブラック&タンのマーキングが入ります。

育て方

とても活動的なので毎日十分な運動量が必要です。毎日30分程度の散歩を2回程度、ほかにドッグランで自由に走らせてあげるのも良いでしょう。
典型的なテリア気質で、気が強く負けず嫌いで頑固な面があるため、しつけのしやすい犬種ではありません。上手にほめながら根気よくトレーニングを続ける必要があります。
被毛は滑らかなスムースコートなので、こまめにブラッシングを行ってください。抜け毛が多いので、しっかりとムダ毛を取り除くことも大切です。

気をつけたい病気

皮膚疾患の多い犬種と言われています。ブラッシングやコーミングの時に皮膚の状態をチェックしてあげてください。
肩脱臼や膝蓋骨脱臼など、関節の疾患も起きやすいと言われています。高いところから飛び降りたり、全力で走ったりした後、様子がおかしい時は早めに受診するようにしてください。
そのほかに、まぶたの内側にもまつ毛が生えてしまう二重睫毛や白内障、水晶体脱臼のような眼病にも注意が必要です。

歴史

非常に歴史の古い犬種だと言われていますが、その起源や歴史についてはよくわかっていません。18世紀頃、貴族のスポーツとしてさかんだったキツネ狩りに用いられ、フォックステリアと呼ばれるようになりました。その頃のフォックステリアの毛色はキツネ色だったらしく、キツネ狩りの猟では誤って撃たれてしまう可能性がありました。優れた追跡力を持つハウンドのようなテリアが求められていたこともあって、ハウンドと交配してスムースフォックステリアが誕生しました。
歴史的には、剛毛のワイアーフォックステリアよりも古く、1862年にはドッグショーに出展されています。20世紀に入ってからは、猟犬としてだけでなく家庭犬、愛玩犬としても世界的に人気犬種となり、スポーツドッグとしてアジリティなどに使われることも多いようです。

カニンヘンダックスフンド【Kaninchen Dachshund】

カニンヘンダックスフンド/図鑑

原産国 ドイツ
体重 3.5kg以下
体高 15cm~25cm
グルーブ 4G

特徴

特徴的な胴長短足の体型で、体長は体高の約2倍あります。がっしりとした骨格で筋肉もよく発達しており、マズルがやや長めで耳は大きくて垂れています。被毛は、短くて光沢のあるスムースヘアード、長くて柔らかなロングヘアード、長くて粗いワイヤーヘアードの3種類があります。
ダックスフンドは胸囲のサイズによって3種類に分けられています。成長が落ち着いた生後15カ月を超えてから、胸囲を測って35cm以上ならスタンダード、30~35cmならミニチュアダックス、30cm以下ならカニンヘンダックスということになります。従って、サイズを除き犬種標準はほぼ同じです。

性格

明るく活発で、好奇心旺盛です。家族に対しては愛情深く接しますが、他の人や犬に対しては警戒心が強く神経質になることがあります。また、もともと狩猟犬だったこともあり、大胆で物おじせず、負けず嫌いな面があります。交配の影響で、被毛の種類によって性格に違いがあると言われています。スムースヘアードは遊び好きで、ロングヘアードは人懐っこい甘えん坊が多く、ワイヤーヘアードは気が強い傾向があるようです。

毛色

毛色は、バリエーション豊かで、被毛の種類によって異なります。
単色ではレッド、レディッシュ・イエロー、イエロー(クリーム)などがあり、2色ではブラック&タン、ブラウン&タン、ブラック&イエロー、ブラウン&イエローなどがあります。混色ではダップル(大理石模様)やブリンドル(縞目)などです。
ワイヤーヘアードの場合は、この他にワイルドボア(イノシシ色)や枯葉色の単色も認められています。

育て方

とても活発なので、サイズが小さくても、特に若犬の頃は1日1時間以上の散歩は必要です。遊びも大好きなので、ボール遊びやゲームなどでたくさん遊んであげると良いでしょう。
狩猟犬としての特徴をもっているので、吠えやすく喧嘩っ早いところがあります。子犬の時からしっかりとしつけをしたり、他犬や他人に接して社会性を育むことが大切です。狩猟犬の場合は特にしつけや訓練を怠ると、手が付けられなくなってしまうこともあるので、子犬の時から責任を持ってしつけを行ってください。
被毛はダブルコートで、特に換毛期はよく抜けますので、定期的なブラッシングが必要です。ロングヘアードとワイヤーヘアードは週に2~3回以上が望ましいです。
サイズが小さく冬の寒さや夏の暑さの影響を受けやすいため、特にスムーズヘアードの場合は衣類を着せるなどの工夫をしてあげてください。

気をつけたい病気

胴体が長く腰や股関節などへの負担が大きいため、椎間板ヘルニアなどの関節疾患にかかりやすいことはよく知られています。成長期には運動でしっかり筋肉をつけ、中年齢以降は肥満にならないように食事管理が大切です。
また、足が短いことから、地面と腹部が近いため、腹部を傷つけてしまったり、暑い時期は熱中症に注意が必要です。
この犬種は毛色の掛け合わせにより、てんかん、股関節形成不全、進行性網膜縮症(PPA)などの遺伝性疾患を受け継いだり、障害をもって生まれてくることも少なくありません。

歴史

スイスのジュラ・ハウンドが祖先犬といわれ、ドイツやオーストラリアの山岳地帯にいた中型ピンシャーとの交雑によって現在のダックスフンド(スムースヘアード)の基礎犬が作られたといわれています。アナグマ狩りに使うため、巣穴に入り込めるような体型になるよう選択交配することによってこのような体型が生まれました。のちにワイアーヘアードのテリアが交配されたり、スパニエルが交配されたりと他犬種との交配の中で、ワイヤーヘアードやロングヘアードのダックスフンドが生まれることになったとされています。
19世紀頃に獲物の大きさに合わせてダックスフンドを小さくする繁殖が進み、ミニチュアダックスフンドとカニンヘンダックスフンドが誕生しました。カニンヘンダックスフンドは、小さいアナウサギ狩りの手伝いをするために作出されたことから、原産国のドイツ語で「ウサギ」という意味の「カニンヘン」が名前となりました。
現在でも、特徴的なアンバランスな胴長短足の体型が可愛いとして、狩猟犬としての激しい性格を持っているにもかかわらず、家庭犬としても世界で人気の犬種です。
日本では20~30年前はスタンダードダックスフンドが人気でしたが、現在では日本の住宅事情の関係で、小さなミニチュアダックスフンドやカニンヘンダックスフンドのほうが人気を得るようになっています。

エアデールテリア【Airedale Terrier】

エアデールテリア/図鑑

原産国 イギリス
体重 21㎏~27kg
体高 56cm~61cm
グルーブ 3G

特徴

テリア種の中で最もサイズが大きく「キングオブテリア(テリアの王様)」と呼ばれています。筋肉質でスクエアな体型で、足はすらりと伸びています。軽量で大型、鋭い嗅覚と力強いアゴを持ち、狩猟犬に最適です。被毛は短毛のダブルコートで、粗く固いトップコートと、柔らかく密度の高いアンダーコートに覆われています。

性格

明るく活発ですが、プライドが高く独立心が強い一面もあります。猟犬の気質から飼い主には忠実で、家族との絆もとても大切にします。知能が高く勇敢なので、警察犬としても活躍しています。

毛色

毛色は、ブランク&タン、グリズル&タンが認められています。頭部、耳、顎ひげはタンのみです。生まれた時はブラックが多いですが、成長するにつれてタンが多くなります。

育て方

活動的な犬種なので、毎日朝晩30分程度の散歩は欠かせません。知能が高く、訓練やトレーニングも得意なので、アジリティなどのスポーツに挑戦するのもいいでしょう。
しつけの入りやすい犬種ですが、頑固な面があるので強引なしつけには反抗的になることがあります。しっかりと信頼関係を築き、褒めながらしつけることが大切です。
抜け毛は少ない方なので、お手入れは週に3回程度のブラッシングやコーミングで大丈夫です。但し、ショードッグのような剛毛を維持するには、プラッキングというプロのトリマーによるトリミングが必要となります。

気をつけたい病気

基本的には丈夫で、他の犬種に比べて遺伝性疾患は少ないと言われていますが、股関節形成不全、自己免疫性甲状腺機能低下症には注意が必要です。また、進行性網膜萎縮症や角膜ジストロフィー、結膜炎などの眼病が起きやすいとされています。そのほか、胸が深い犬に起こりやすい胃捻転がおきやすい体型なので、ドカ食いをさせないなど、食事や水の与え方には日頃から注意してください。

歴史

17世紀頃、イギリス・ヨークシャー州のエア川流域ではオッターハウンドを用いてのカワウソ猟がさかんでした。19世紀になり、狩猟犬としての性能をさらに高めた犬を作出するため、イングリッシュ・ブラック&タンテリア、ブルテリア、オッターハウンドなどを交配してエアデールテリアが誕生しました。当時は、ピングレーまたはウォーターサイドテリアという名で呼ばれ、キツネ・アナグマ・イタチ・カワウソなどの狩猟だけでなく、水猟犬としても大活躍していました。19世紀半ばにイギリスのケンネルクラブによって、犬種が誕生したイギリス・ヨークシャー州エア渓谷にちなんでエアデールテリアと名付けられ、犬種登録されました。その後、第一次世界大戦ではイギリスやドイツの軍用犬として活躍、現在も警察犬として高い評価を受けています。ルーズベルト大統領をはじめ歴代のアメリカ大統領や俳優ジョン・ウエインが飼育したことでも知られています。日本では、昭和5年頃から軍用犬として活躍しました。現在でも、家庭犬、警察犬、ショードッグとして世界中で飼われています。

エキゾチックショートヘア【Exotic Shorthair】

エキゾチックショートヘア/図鑑

原産国 アメリカ
公認団体 CFA ・ TICA ・ FIFe ・ GCCF
毛種 短毛種

特徴

「短毛のペルシャ」と呼ばれるほど、被毛の長さ以外ペルシャによく似ています。筋肉質でずんぐりした体型で、丸くて大きい目、短くつぶれた鼻、丸い頭部、短い足が特徴的です。やや長めの短毛は艶やかで弾力性があります。

性格

ペルシャ同様、性格が穏やかで静かに過ごすことを好みますが、アメリカンショートヘアの影響でペルシャよりも活発で好奇心旺盛な一面もみせます。家族が好きで、甘えん坊ですが、依存心はそれほど強くありません。社交的なので他の猫や他のペットとも上手につきあうことができます。

毛色

毛色は、ホワイト、ブルーなどのソリッドカラー、各色のタビー(縞模様)やバイカラー、キャリコ(三毛)など、あらゆるパターンや毛色が見られます。

育て方

賢くしつけがしやすい猫です。
アメリカンショートヘアの影響で活発な面がありますが、体型的にペルシャを引き継いでいて運動能力は高くないので、特に活発な若猫のうちは事故が起きないように注意が必要です。
ペルシャ同様、太りやすい傾向がありますので、食事管理はしっかりと行いましょう。
短毛なので被毛の手入れは難しくありません。スキンシップのためにも定期的なブラッシングやコーミングを行ってください。

気をつけたい病気

ペルシャの好発疾患である多発性のう胞腎は、エキゾチックショートヘアでも起こりやすく、発症すれば治療法はありません。また、尿石ができやすい傾向があり、尿路閉鎖になると命にかかわります。日頃からよくお水を飲むように工夫し、おしっこの量や色によく注意してあげてください。
その他、流涙症、白内障などの眼病や、肥大型心筋症などの心臓病などが知られています。予防と早期発見のために日頃から健康管理を十分に行ってあげてください。

歴史

まだ歴史が浅く、固定の猫種として認定を受けてから50年ほどです。
1950年代、手間のかからない短毛種のペルシャを飼いたいという要望に応えてペルシャを基礎にアメリカンショートヘアと交配が行われました。なかなかうまく行かなかったのですが、アメリカの繁殖家ジェーン・マーティンは、この2種のあいだに生まれた短毛の子猫たちに注目して新しい猫種なるよう働きかけた結果、1966年アメリカのCFAに登録されました。当初は、スターリングという名前で、銀の毛色のみとされていましたが、他の毛色も生まれることからエキゾチックショートヘアという現在の名前に変更されました。
同じ時期のアメリカで、茶色い毛のペルシャを作るという目的で、キャロライン・バッセイという繁殖家が、ペルシャとバーミーズを交配させていました。この2種の間に生まれた子猫は、黒っぽい毛色ばかりで茶色のペルシャを作ることには失敗しましたが、その子猫たちの可愛らしさ魅了され、正当に新しい品種として登録したいと働きかけました。その際、バーミーズとペルシャから生まれた子にアメリカンショートヘアをかけあわせることをエキゾチックショートヘアの血統の条件とし、この考え方が広まっていきました。
まだ新しい猫種であるため、現在もまだ長毛の猫が生まれてしまうことがあります。この長毛の猫は、エキゾチックロングヘアとして認定している団体や、ペルシャとして認定する団体などさまざまで、それぞれ規定が異なっています。
日本では都心部を中心に猫ブームが始まった2010年前後から見られるようになりました。新種の猫などがSNSを中心に話題になり、エキゾチックショートヘアも注目を集めましたが、現在でもまだ国内での飼育頭数は少なく、繁殖家の数も限られています。コミカルな表情が写真映えするところから、TVコマーシャルやSNSでスター猫が生まれたりもしています。

スタンダードプードル【Standard Poodle】

スタンダードプードル/図鑑

原産国 フランス
体重 16㎏~25㎏
体高 45cm~
グルーブ 9G

特徴

体長と体高がほぼ同じのスクエアな体型で、細い手足と小さな頭を持ち、とても優雅な印象です。独特のカールを持つ被毛に覆われており、慣例となっているクリップ(刈り込み)が特徴的で、その容姿は小型のプードルに比べても高貴で気品に溢れています。
JKCが認めているプードルのサイズは、スタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイの4種類ですが、サイズを除いて犬種標準は同じです。公認以外にもタイニープードルやティーカッププードルなど、トイよりも小さなサイズのプードルもいます。

性格

プードルは全般的に、非常に賢く、好奇心旺盛で運動能力の高い犬種です。飼い主には従順で、家族に対しても愛情深く、他人や他犬にもフレンドリーです。一方で、非常にデリケートな面があり、小型犬になるほど警戒心が強くなる傾向があるようです。
スタンダードプードルは、プードルの中で一番落ち着いていて、大らかな性格をしているといわれています。

毛色

毛色はブラック、シルバー、ブラウン、アプリコット、ホワイト、ブルー、グレー、クリームなど様々な色があります。プードルの毛色は単色が理想とされていますが、濃淡は認められています。また、毛色によって性格に違いがあるとされています。

育て方

活発で運動能力の高い犬種です。欲求不満でいたずらしないよう、しっかり運動させてあげてください。毎日の散歩以外にも、ドックランなどで自由に走らせたり、ボール投げでレトリーブさせたりするのもおすすめです。スタンダードプードルの場合、大きくても身のこなしが軽いので、ドッグスポーツやアジリティも楽しめます。
非常に賢く記憶力もいい犬種なので、大変しつけやすいと言われています。たくさん褒めてやる気を引き出してあげてください。
シングルコートのため抜け毛は多くありませんが、くるっとカールした被毛が絡まりやすいので、毎日のブラッシングは欠かせません。頭や手足、胸の被毛を丸く大きく残すプードル独特のクリップ(刈り込み)はある程度長さが必要なので、伸ばす時は毛が絡まらないよう特に注意が必要です。

気をつけたい病気

プードル全般において内分泌器官の病気が好発するとされていますが、スタンダードプードルは、特にアジソン病(副腎皮質機能低下症)の好発犬種です。元気がなくておかしいと思われたら、獣医師に診てもらってください。
また、プードルは骨折や関節炎の多い犬種としても知られています。手足の細さの割に体ががっちりして体重があるため、高い所から飛び降りるなどして起きることが多いので、無理のない運動を心がけましょう。

歴史

非常に古い歴史があり、紀元前30年頃のローマ皇帝の記念碑にスタンダードプードルと思われる犬の姿が彫刻されているほどですが、起源について、はっきりしたことはわかっていません。
もともとは鳥獣猟犬に使われた犬で、さまざまなタイプがヨーロッパ各地にいたようです。ドイツを経由してフランスに入った後に、改良と小型化が進められ現在に至っていると思われます。16世紀までのプードルは、現在のスタンダードプードルくらいか、それよりも体が大きかったようです。おもに水猟犬として鴨狩の際に仕留めた獲物を水に入って回収する回収犬として大変重宝されていました。現在では装飾のためになされるクリップですが、水猟犬として活躍していた頃に、水中での動きを容易にするために心臓などのある胸の毛を残して、あとはカットしていたのが始まりと言われています。
16世紀頃から、その容姿を貴婦人たちに愛されるようになり、愛玩犬としても人気となりました。特に、フランスでは王侯貴族の寵愛を受け、のちにフランスの国犬にまでなりました。17世紀頃には、スタンダードプードルを基準に様々なバリエーションのプードルが誕生し、愛玩犬としての人気がより高まっていきましたが、ミニチュア化の経緯についてははっきりとわかっていません。近年では、トイプードルよりさらに小さいタイニープードルやティーカッププードルも登場しています。
スタンダードプードルは、現在でも愛玩犬として世界中で愛され続けていますが、災害救助犬としても活躍しています。