ペルシャ

ペルシャ【Persian】

ペルシャ/ペット図鑑

原産国 イギリス
公認団体 CFA ・ TICA ・ FIFe ・ GCCF
毛種 長毛種

特徴

顔の形はまん丸で、短くつぶれた鼻に大きな丸い瞳は離れていて表情を可愛らしくみせています。長くて艶やかな被毛が印象的で気品にあふれています。体格は短胴で骨太、足は短めです。古くから高い人気を誇り「猫の王様」とも呼ばれます。

性格

温厚でおおらか、従順な性格なのでしつけはしやすい猫です。しかし自由気ままにくつろぐことを好むので構われすぎるのを嫌がる傾向があります。
足が短いこともあり、高い所に上がったり活発に体を動かすことがあまり得意ではありません。
興奮したり大きな声で鳴いたるすることが少ないので集合住宅でも心配ありません。ひとりで過ごすのも苦にならない性格なので、頻繁に構ってあげられない人でも安心して飼うことができます。

毛色

毛色は多種多様で、全ての色が認められています。その色の豊富さから、ソリッド、シルバー&ゴールデン(チンチラ)、スモーク&シェーデッド、パーティーカラー、タビー、キャリコ&バイカラー、ヒマラヤンの7グループに分けられています。瞳の色も毛色によって変わります。チンチラとヒマラヤンは独立して有名ですが、専門的にはペルシャ猫の毛色の一部門を指します。

育て方

長毛種の中でも特に被毛が厚くびっしりと生えているので、放置すると毛玉だらけになり皮膚炎や毛球症をおこしたりすることがあります。できるだけ毎日ブラッシングまたはコーミングをしてあげましょう。
運動量が少ないため太りやすい傾向にあります。また、特徴である美しい毛並みを保つためにもバランスのよい食事は欠かせません。体質や特性に合ったフードを選びましょう。
運動を好む猫ではありませんがストレス解消や肥満防止のために毎日の遊びは大切です。猫じゃらしのようなおもちゃを使って、毎日短時間ずつでも遊びの時間を作ってあげると良いでしょう。
厚い被毛に覆われているため、夏の暑さに弱い猫種です。熱中症対策のため、夏場はクーラーを付けるなどして温度管理を行ってください。

気をつけたい病気

遺伝性疾患が多い猫種で、特に多発性のう胞腎は治療法のない病気で、両親のいずれかが発症していれば50%の確率で遺伝的に受け継がれていると言われています。
また肥大型心筋症にかかりやすいと言われています。この病気にかかると最悪の場合呼吸困難に陥る場合もありますが、定期的な検診で予防することが出来ます。
尿石ができやすい傾向があり、尿路閉鎖になると命にかかわりますので、ふだんからよくお水を飲むように工夫し、おしっこの量や色には日頃からよく注意してあげましょう。
他に流涙症などの眼病や、短頭種気道症候群などもかかりやすいと言われています。予防と早期発見のために日頃から健康管理を十分に行ってあげてください。

歴史

猫のなかで最も古い歴史を持つ猫種の一つとされています。起源については16世紀頃のトルコ経由でイタリアに渡った猫がペルシャまたはターキッシュアンゴラの祖先であるという説や、現在の西ヨーロッパを起源とする説などがありますが、はっきりしたことはわかっていません。
18世紀頃にはヨーロッパの貴族階級のペットとして愛好されていました。その後イギリスで開催されたキャットショーへの出陳や、19世紀アメリカへの輸出を経て、世界中に広まり人気の猫種となりました。
20世紀に入ると、より鼻が短くなることを目的にした選択交配がなされました。 伝統的な容貌のトラディショナルタイプに対して、極端に鼻ぺちゃなエクストリームタイプと呼ばれるペルシャが生み出されました。
後発の猫種を作り出す基礎になっており、ヒマラヤンやエキゾチックショートヘアは、ペルシャとほかの猫との掛け合わせにより生まれました。