マンチカン

マンチカン【Munchkin】

マンチカン

原産国 メキシコ
公認団体 TICA
毛種 短毛種・長毛種

特徴

突然変異的に発生した猫種で、短い足で歩き方がかわいいということで人気です。しかし短足の猫同士のかけ合せは死産する可能性が高く、短足と通常の足長猫をかけ合わせるため、短足猫が生まれる確率は全体の2割程度です。ですから、短足、中足、普通の猫と変わらない長さの種類があります。
短毛種長毛種どちらも存在し、瞳の色もアンバー、グリーン、ヘーゼルなど、さまざまな色のタイプがあります。

性格

穏やかな性格で、他の猫や別の動物種と一緒でも問題なく飼育できます。
大変陽気で好奇心が旺盛です。おとなになっても衰えずに、おもちゃなどにも興味を示して元気に走り回ります。
人間に慣れやすく、初めて会う人にもなつくことが多いです。

毛色

歴史上さまざまな猫種と交配されてきたために全カラーが公認されており、バリエーションが多いところが魅力でもあります。

育て方

体は小さいですが、非常にパワフルでスピードにあふれているので、遊ぶためのおもちゃやスペースは十分に準備してあげましょう。また活発なので、留守番をさせる時は、入ってほしくない場所には行けないように制限したり、誤飲を起こさぬよう細かいものなどは片づけておくことも大事です。
足が短いので一般の猫に比べて跳躍力が劣る傾向があります。体格に合わせてキャットタワーの高さを調整してください。
長毛種は週2~3回、短毛種も定期的にブラッシングまたはコーミングしてください。

気をつけたい病気

マンチカンは現在も雑種猫との交配が認められていることもあり、遺伝的な疾患は少なく丈夫です。一般的な寿命は10~13歳とされていますが、両親とも短足タイプで短足の子猫は、原因不明の突然死などにより寿命が短くなる傾向があります。
短足ですが、ダックスフンド犬のように極端に胴長ではないため、脊椎についての問題は少ないようです。
高齢期、運動量の低下により肥満になることがありますが、糖尿病やヘルニアの原因となるので注意が必要です。また慢性腎不全が起こりやすいことが知られています。多飲多尿の症状があれば腎不全の可能性があるので、気になったら動物病院で血液検査を受けると良いでしょう。

歴史

他猫種に比すれば歴史は浅いものの、突然変異体としての短足猫の存在は古くから確認されてきました。1944年にイギリスのジョーンズ博士によって初めて報告されたと言われています。
本格的な繁殖が始まったのは、1983年に米国ルイジアナ州で突然変異の短足猫が発見されてからです。車の下で暮らしていたところを保護されたその猫は、様々な研究対象とされ、遺伝学上の検査結果健康体であることが確かめられました。以降、通常の足を有する個体との交配を試みたところ、同様の短い脚を持つ子猫が誕生しました。その後ブリーダー主導による突然変異体を用いた異種交配の計画が始まり、これが論争を巻き起こしました。交配を積極的に肯定する人々と、遺伝的な異常であるから公認は避けるべきとする人々との衝突となったのです。
1980年代から北アメリカの地にて繁殖が続けられた末に、1995年、ザ・インターナショナル・キャット・アソシエーション(TICA)から新種として認定されました。