ウェルシュコーギーペンブローク

ウェルシュコーギーペンブローク【Welsh Corgi Pembroke】

ペット図鑑/ウェルシュコーギーペンブローク

原産国 メキシコ
体重 11kg~14kg
体高 26cm~31cm
グルーブ 1G

特徴

体格は力強くがっしりとしていて、胴長短足で一生懸命走る姿が愛らしい犬種です。鼻筋の通ったキツネを思わせる顔立ち、ピンと立った大きな耳、断尾された尾が特徴的です。被毛は中くらいの長さで硬い毛が密生しています。ウェルシュコーギーカーディガンより新しい犬種で、犬種標準は毛や尾の形、耳の形を除いてほぼ同じです。嬉しい時だけでなく悲しい時も全身を使って感情を表現します。

性格

明るく活動的で遊びが大好きです。飼い主には従順で様子をよく見ています。
社交的な性格で他犬や他動物とも仲良くなれるので、小さい子供のいる家庭や多頭飼いでも安心して飼うことができます。ただし、牧羊犬としての気質を残しているため、他犬や小動物を見たときに吠えたり追いかけ回したりしてしまうことがあるのでしつけが大切です。

毛色

レッド、セーブル、フォーン、ブラック&タンに限ります。足、前胸、首、頭部の白斑は認められます。

育て方

活発で体力もあるので毎日の運動は大切です。頭を使った遊びも取り入れながら1日2,3回1時間程度の運動を目安にすると良いでしょう。アジリティやフライングディスクなどドッグスポーツで活躍する犬もいるようです。
食事好きなので肥満にならないように毎日の運動や食事に気を配ってあげてください。
牧羊犬として活躍していたため、他犬や小動物を見かけたときに吠えたり追いかけ回してしまうことがあります。無駄吠えしやすい犬種でもあるので、子犬のうちから飼い主の指示に従って行動できるようにしつけることが重要です。ほめられることが大好きなので、しつけはしやすい犬種です。
短毛ですがダブルコートでアンダーコートが密集していますので、喚毛期は抜け毛があります。普段は週に1~2回のブラッシングで十分ですが換毛期は毎日してあげると良いでしょう。

気をつけたい病気

椎間板ヘルニアは胴長な犬種がかかりやすい病気です。また変形性脊髄症は遺伝性疾患で、現代医学では治療することができないため事前の遺伝子検査が大切になります。どちらも最初に見分けるのは歩き方の変化です。おかしいと思ったら、早めに動物病院を受診してください。ほかに尿路結石症、てんかん、進行性網膜萎縮症にもかかりやすいと言われています。

歴史

12世紀のヘンリー2世から現在のエリザベス女王に至るまで英国王室で寵愛されてきたので、「ロイヤルドッグ」と尊称されているイギリスを代表する国民的犬種です。
祖先犬がどんな犬なのか、はっきりしたことはわかっていませんが、フランドル(フランスとベルギーの大西洋に面した地方)の織工がウェールズに移住した時連れてきたという説やバイキングが活躍していた頃にスウェーデンの犬がこの地に居残ったという説などがあります。初期の頃は牛追いの牧畜犬として、土着のスピッツなどと交配して改良されていました。その後、ヘンリー2世のペットとなってからは、繁殖家の手によって改良が進み、現在に近い形になったようです。
19世紀中頃以前はウェルシュコーギーカーディガンとの交配が行われていたこともあってこの2種類のコーギーは相似点が多く、長らく区別されることなく「ウェルシュ・コーギ」という同じ犬種として登録されてきていました。しかし1934年にケンネルクラブにより、別の犬種として登録されることが決定されました。
コーギーを断尾するようになったのは、牧畜犬として働く際に牛にしっぽを踏まれないため と言われていますが、家庭のペットとして飼うには必要がないため、動物愛護の観点から現在欧米では断尾を禁止している国も多いようです。
日本ではテレビ番組やCMにたびたび登場して知名度が上がり人気となりました。