この手は私の「覚悟」の証です

こんにちは、

日本ペットシッターサービス神戸西店amoの元砂です。

いつもありがとうございます。

 

本日は、再びではございますが、私の「手」のお話をさせてください。

今の私の手は、あかぎれや内出血、噛み跡が複数あります。

実は、この傷には理由があります。

2年弱前になりますが、あるお客様からネットのクチコミで、

「長袖で対応された。汚いものを触るような仕草だった」

という言葉を投げかけられたことがあります。

 

正直に申し上げます。

 

私は、命を預かるこのお仕事において、動物を「汚い」と思うような感性は持ち合わせておりません。

日常的にそんな仕草をすることも、あり得ません。

むしろ、その逆です。

 

しかし、その一言が、私の心を深く縛りました。

 

「袖を伸ばしたら、また誤解されるかも」

「手を引いたら、また『避けた』と思われるかも」

 

それ以来、私は長袖を全て処分、長くても7分袖を着ていました。

今年からは長袖を着ていますが、無意識に袖をまくり、自分を守るための「反射」さえ止めて、すべての傷を「素手」で引き受けるようになってしまいました。

その迷いから避けるのがコンマ数秒遅れるたびに、手には新しい傷が増えていきました。

 

しかしながら、シッターが噛まれそうになった時に距離を取る、手を引くという行為には、実は「もう一つの大切な理由」があります。

興奮しやすいペットさんや持病のあるペットさんにとって、過度な興奮はチアノーゼ(酸欠)や心臓への負担を招く恐れがあるからです。

サッと身を引くことは、ペットをパニックから守り、その命を守るための「技術」なのです。

ネット上の批判を恐れて反射を止めることは、結果としてペットさんを危険に晒すこととなってしまいます。

 

ボロボロになったこの手は、誤解を恐れ、痛みをすべて自分が引き受けてでも、誠実でありたいと抗い続けた元砂の「覚悟」の証です。

 

私はペットシッターです。

これからは、自分を守るための長袖を着用し、咬傷予防の動きも、ペットの命を守るための「安全管理」として行います。

それは、愛情が足りないからではありません。

シッターが安全で、心の底から余裕を持って接することこそが、大切なペットさんたちへの「最高の愛情」に繋がると信じているからです。

 

私が誠実であるかどうか、愛情の無い冷徹な人間か。

それは、実際にお会いしてお話しさせていただいた時の印象や、日々お送りしているシッター報告書を見て、判断していただければ幸いです。

人間なので、時には勘違いをしたり、失敗をしたりすることもあります。しかしながら、私は、すべてのお客様とペットさんに対して、常に誠実な対応を心がけております。

 

不器用かもしれませんが、私はこれからもこの手で、一軒一軒、一匹一匹と真剣に向き合い続けます。

今後とも何卒宜しくお願いいたします。