わんちゃんは寒さは平気!は本当?

こんにちは、

日本ペットシッターサービス神戸西店amoです。

いつもありがとうございます!


​寒さも厳しくなってまいりました。

当店がございます兵庫県南西部はあまり雪は降りませんが、辺り一面が銀世界に変わるような地域に行かれるご予定の飼い主様は、愛犬との雪遊びを楽しみにされている飼い主様も多いのではないでしょうか。

雪の中を元気に駆け回る愛犬の姿は、見ているだけでも心が温まりますね。


​しかし、

「犬は毛皮があるから寒さには強い」

「雪は平気」

という話を聞いて、防寒対策をせずに雪の中へ連れて行こうとしていませんか?


​実は、これは大きな誤解です。

犬種や体質によっては、人間と同じかそれ以上に寒さに敏感な子もたくさんいます❄

ここでは、愛犬が雪道散歩を安全かつ心から楽しめますよう、「なぜ防寒対策が必要なのか」と「具体的な防寒のポイント」をペットシッターの視点から解説します。


​⛄️ なぜ「犬は寒さに強い」が誤解なのか?
​「犬は寒さに強い」という認識は、主に北方犬種(シベリアンハスキー、秋田犬など)に見られる、密集したダブルコートの被毛が分厚い脂肪層を持つことからきています。しかし、すべての犬がそうではありません。


​1. 寒さに弱い犬種や個体がいる
​🐶シングルコートの犬種: トイプードル、ミニチュアダックスフンド、イタリアングレーハウンドなどは、アンダーコートが少なく、寒さに非常に弱いです。
​🐶短毛種: ブルドッグやフレンチブルドッグなど、毛が短い犬種も、体の熱が奪われやすく注意が必要です。
​🐶小型犬・シニア犬: 体が小さいため体温を維持しにくい小型犬や、体力が低下しているシニア犬は、寒さが体調に直結しやすい傾向があります。
​🐶子犬: まだ体温調節機能が未熟な子犬も、寒さには十分な配慮が必要です。


​2. 低体温症のリスク
​人間と同じように、犬も体が冷えすぎると低体温症を起こす危険があります。

震えが止まらない、動きが鈍くなる、呼吸が浅くなるなどの症状が見られたら、すぐに体を温める必要があります。重症化すると命に関わることもあるため、決して軽視してはいけません。


​🧣 愛犬を守る!防寒対策と安全ポイント
​「うちの子は大丈夫かな?」と心配になった飼い主様もご安心ください。

適切な対策をすれば、愛犬も雪の中を安全に楽しく過ごすことができます。


​1. 賢い防寒着選びと着用

わんちゃん用ウェアやブーツの着用で、肉球等にアイスボールができたり、御身体が冷えたりすることの予防につながります!

2. 散歩の時間の調整と休憩

​短時間集中: 寒さ対策をしていても、長時間の散歩は避けましょう。短い時間で集中して遊び、体を冷やしすぎないようにします。

​こまめな休憩: 雪玉ができていないか、肉球に異常がないかなど、定期的にチェックする時間を設けます。

​活動的な時間帯: 日中の日が差して比較的暖かい時間帯を選んでお散歩に行くと、より安全です。

 

​3. 散歩後のアフターケア

​🐶体を温める: 帰宅後は、濡れた被毛をすぐに拭き取り、体全体をしっかり乾かして体を温めます

タオルドライだけでは不十分な場合もございますので、ドライヤーも活用してみましょう😊

​🐶肉球のチェック: 肉球の間に雪や氷が挟まっていないか、赤みや傷がないかを確認します。除雪剤が付着している場合は、必ずぬるま湯で洗い流し、乾燥させて保湿クリームなどでケアしましょう。

​🐶水分補給: 寒い時期でも、乾燥や運動で水分は失われます。暖かい室内で新鮮な水を飲ませてあげましょう。

 

​❄️ 雪景色は愛犬との特別な思い出に

​防寒対策をしっかり行えば、雪の中での散歩は愛犬にとって五感を刺激し、心身ともに充実した素晴らしい経験となります。

銀世界の中を歩く愛犬の姿は、きっと忘れられない思い出になるでしょう。