日頃より、ペットシッターサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
寒い季節や季節の変わり目になると、私たち人間と同様に、わんちゃんやねこちゃんも体調を崩しやすくなります。お客様がご不在の間、ペットシッターとして私たちが最も注意を払うのは、この「ご体調の変化」です。特に、ペットさんたちは御身体のお辛さを隠すことがあるため、サインをできる限り逃さないよう、ご様子をみさせていただいております。
特に「風邪かな?」と見過ごされがちな症状の裏に潜む、注意すべき病気と、私たちが現場でどのように観察しているかをご紹介します🐶🐱🐰🐭
1. 「風邪症状」で注意すべき主な病気
細菌やウイルスによる感染症がございます。
◯くしゃみ、鼻水😢
・猫風邪(FVR/FCV)、ケンネルコフ(犬)など
継続的な鼻水の量や色(透明か粘りがあるか)を観察し、記録いたします。
◯咳、呼吸が早い 😢
・肺炎、気管支炎、心臓病の初期症状など
咳の頻度や、安静時の呼吸数が増えていないか、注意深くチェックします。 お散歩や遊びの負荷の加減の参考にしご対応、ご報告させいただいております。
◯目ヤニ、涙
・結膜炎、猫風邪など😢
目元の清潔を保ちつつ、目の充血や腫れの有無を記録します。 お目元に触れることが難しい、触れない方が良い場合には、その状態をご報告させていただいております。
2. シッターが特に重視する「サイン」
私たちは、体調変化の判断が難しいシッティング中だからこそ、「命を守る」ためにペットの行動や状態を総合的にチェックします。
食欲と飲水量の変化: 食事やお水の摂取量が普段と比べて減っていないか。
元気・活発さ: いつもは遊ぶ時間帯に活動量が極端に落ちていないか。
排泄物の状態: 排泄物の回数や形、異常な色や臭いがないか。
体温の変化: 抱っこした際の体表の異常な熱っぽさがないか。
これらのサインを細かく記録し、異変があればすぐにご報告できる体制を整えています。
⚠️ 【重要】かかりつけ医へのご相談のお願い
私たちは、ペットシッターとして丁寧にご様子観察を行いますが、動物病院の獣医師ではないため、診断や治療は一切行うことができません。
少しでも「おかしい」と感じた症状や、このブログで挙げたような症状が見られた場合、必ずかかりつけの動物病院にご相談ください。
私たちは、お申込の際のお世話内容と合わせて、かかりつけ医や、既往歴や現病歴、アレルギー、性格等を細かくヒアリングし、シッティング中のご様子の観察に備えております。お客様ご不在中の急な体調不良の際も、迅速にかかりつけの獣医及び緊急時のご連絡先(お申込時に確認)にご連絡し、指示を仰ぐ体制を整えております。
◯緊急時のご対応について
緊急時のご対応については、お打ち合わせの際に細かく確認しております。
かかりつけ医の有無や、もしかかりつけ医が休診の際のご対応、中には、介護やターミナルケアの場合には、ご家族様のみご連絡することをご希望されているお客様もおられます。
今後とも、お客様の大切なご家族の安全を最優先に、丁寧なサービス提供に努めてまいります。
いつも当店のブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。
今後とも何卒宜しくお願いいたします🐶




