犬の散歩だけが、誰にも相談できなかった——私がペットケアを始めた理由

介護、病気、家族、そしてペット。
どれも大切なのに、同時に起きたとき、どこに助けを求めればいいのか分からなくなることがあります。

私はその渦中で、ケアマネさんの前で泣いたことがあります。

 

📅 2020年、突然の「介護と病気の同時発生」

2020年12月1日、私は突然、左足が麻痺しました。
翌日には、父の介護をしていた母が骨折し、即日入院。

父は頑固で、ショートステイもデイケアも拒否。
母の入院が決まった瞬間、「俺の昼飯はどうするんだ」と言いました。

私は泣きながら会社に電話し、介護休業を取りました。

 

🚶‍♀️ 自分の足も不安、父の介護も不安

左足は動かない。
でも「介護する側」でいなければならない。

スーパーまで歩けず、コンビニで食べ物を買う毎日。
検査に通いながら、「このまま歩けないのだろうか」と不安が募りました。

そんな中、父のケアマネさんと話していると、涙がこぼれていました。

 

🐶 そして、誰にも相談できなかった「犬の散歩」

父にはケアマネがいました。
母には病院がありました。
私の足には医師がいました。

でも、犬の散歩だけは、誰にも相談できませんでした。

10匹のトイプードルが、私を見ていました。
散歩に連れていけない日が続き、「ごめんね」と思うことしかできませんでした。

 

🧭 私が気づいた“制度の隙間”

この経験が教えてくれたのは、
制度はあっても、届かない場所があるということ。

ケアマネがいても、入れない場所がある。
そして、ペットのことだけは、どこにも相談できない。

そういう人が、確かにいる。

 

🏡 私が「誰もいなかった場所」に立つと決めた理由

ペットシッターは、自然に家の中に入れます。
キッチンも、トイレも、玄関も。

「わんちゃんのついでに」という理由があるから、
プライドの高い人でも受け入れてくれる。

生活の小さな変化に、誰より早く気づける場所に、私はいます。