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猫は何日留守番させるのが限界?留守番のストレスについて

豆知識029
どうしても外出しなくてはいけないとき、ペットを連れていけない旅行に出かけるとき、猫はどのようにお留守番させておけばいいでしょうか。
 
今回は、猫にお留守番させても大丈夫な期間、ストレスをなるべく減らしてあげるためのグッズの紹介、その他注意点などについて説明していきます。
 

猫はどのくらいの期間、留守番させても大丈夫?

猫はお留守番に対して、それほど苦には感じない傾向にあります。猫は基本的には気ままな性格で、一日の睡眠時間も長いので、飼い主が多少長い時間いなくなっても、気に留めることはないでしょう。
 
ただし、中にはさびしがり屋の子もいるでしょうし、猫だけ残しておくのは1日くらいまでにした方がいいです。飼い主不在によるストレスを感じさせてしまうだけでなく、餌、水、トイレの問題もありますし、急な病気、予期せぬトラブルが起こった際も1日を超えると対処が難しくなってしまうかもしれません。
 
外出が2日を超える場合は、家でお留守番でも、お知り合いやペットシッターにお世話してもらうなどの方法を考えましょう。また、まだ子猫のうちは1日でも空けておくのは避けておいた方がいいです。
 
 

お留守番させるときに気を付けること

猫をお留守番させる際には、以下のようなことに注意しましょう。
 

多めの餌と水を用意しておく

餌は多めに、傷まないドライフードを用意しておいてあげましょう。水入れ容器は、いくつかの場所に分けておいてあげます。
 

窓、ドアをしっかり閉めておく

全ての窓、入ってはいけない部屋へのドアは、きちんと閉めておきましょう。窓は鍵も閉めておかないと、万が一開けてしまって外に出られたら大変です。
 

誤飲してしまうような物を片付けておく

床はもちろん、猫は高いところにものぼりますから、上の方にも誤飲してしまうようなものがないか確認しておきましょう。
 
その他、室温調整をしておく、トイレをきれいにしておく、コンセントを抜いておく、お風呂のお湯を抜いておくといったことにも注意しないといけません。
 
 

留守番させる際にあると便利なグッズ

以下のようなグッズがあると、猫はより快適に、飼い主はより安心に過ごすことができるでしょう。
 

自動給餌器、自動給水器

設定した時間になったら受け皿に餌が足される自動給餌器、受け皿の水が少なくなったら自動で給水される自動給水器。多めに入れておくと食べ過ぎないか心配という方も、これなら安心です。きちんと動作するか、留守番の前にあらかじめタイマー機能は試してみましょう。
 
 
猫が快適に過ごせるよう充分に準備をしておいても、慣れないお留守番で、猫はストレスを抱えているかもしれません。
 
特にトイレが汚れていると、トイレ以外でおしっこしてしまったりすることが多いようです。比較的に長い時間外出する場合は、お知り合いやペットシッターの利用を考えることは大切かもしれません。また、物を倒してしまっていたりするかもしれませんが、怒らずに優しく接して安心させてあげることが必要です。体調が悪くなっていないか、便の状態なども確認してあげましょう。
 

気を付けたい犬の皮膚病

豆知識028
皮膚は、体の中で最も大きな臓器であると考えることができます。
 
犬も人間と同様に、皮膚病を発症する可能性は非常に高く、その主な症状としては「かゆみ」「脱毛」「できもの」の3つ。
 
見た目だけでなく、犬の行動によって飼い主が気づくことが多いため、発見したらなるべく早めに動物病院に行って相談しましょう。

犬の皮膚病で起こりうる事とは?

かゆみを感じることで、皮膚をかきむしったり擦りつけたりするため、症状が悪化して別の病気を誘発しやすいのが皮膚病の特徴。また、かゆみによるストレスで攻撃的になるなど、性格まで変わってしまうことがあります。
 
細菌による病気の場合は、他の犬、あるいは人間に移してしまう場合もあるため、放置すると危険です。
 

アレルゲン由来の疾患「アトピー性皮膚炎」

アトピー性皮膚炎は、花粉やハウスダスト、食品中のアレルゲンに免疫機能が過剰に反応することで、炎症を起こす病気です。目や口の周囲、前足の先端部分や耳などが赤くなり、強いかゆみを伴います。
 
3歳未満の若い犬に発症することが多く、外耳炎や結膜炎を引き起こす場合もあります。治療は炎症を抑えるステロイド剤の投与が基本。塗り薬で肌を保湿してあげることも大切です。
 

再発が起こりやすい病気「表在性膿性皮症」

皮膚に常駐するブドウ球菌が、傷から侵入したり不衛生な環境で増殖したりすることで起こる炎症です。皮膚に赤いぶつぶつが広がり、かゆみを伴います。膿疱やかさぶた、脱毛の症状を起こす場合もあります。
 
抗生物質の投与による治療が一般的ですが、薬用シャンプーで皮膚を清潔に保つことも大切です。根気よく治療を行えば完治させることができますが、再発しやすい病気でもあります。
 

人間に感染する恐れも!?「皮膚糸状菌症」

カビの一種が原因となる感染症であり、円形状に脱毛を起こします。顔や耳、足などに赤く隆起したできものが現れ、毛が抜けてその周りにフケやかさぶたができます。
 
他の犬からだけでなく人間からも移ったり、逆に人間にも移ったりするため、感染した犬については隔離が必要です。抗菌効果のある塗り薬や飲み薬、また薬用シャンプーが効果的。長期的な治療に取り組みましょう。
 

強いかゆみをもたらす「ノミアレルギー性皮膚炎」

ノミに刺された場所だけでなく、ノミの唾液によるアレルギーで別の場所(主に腰やしっぽの付け根などの下半身)に強いかゆみをもたらす病気です。
 
ノミの多い春や秋に多く見られます。かゆみが強烈なため自分で噛んで悪化させてしまうことも多く、早急な対応が必要です。塗り薬や内服薬で治療を行いますが、ノミの駆除も同時に行ってください。成虫だけでなく卵やサナギを徹底的に消滅させる必要があります。
 

犬の皮膚病との付き合い方は?

犬の病気皮膚病には、長期的に治療に取り組む心構えが必要です。数週間で済むものから何か月、あるいは何年もかかるケースもあるため、長い目で根気よく取り組みましょう。また、完治する病気もあれば一生付き合わなければならない病気もありますので、最初に獣医さんとどういう方向性で治療を行うのかをよく相談してください。
 
基本的に犬の皮膚病については、かゆみなどを抑える治療の他に、愛犬の体や暮らす環境を清潔に保つ努力が必要になってきます。また、病気以外にもストレスによる脱毛やかゆみも多いため、なるべく犬のストレスを取り除いてあげてください。
 

犬が糖尿病になった際の対処法

豆知識027
犬は、昔に比べてかなり長生きするようになりました。
 
それは自体は非常に喜ばしいことなのですが、同時に食事をはじめとする生活習慣が人間に近くなったことから、様々な病気が心配されるようにもなりました。
 
その代表的な例のひとつが糖尿病です。
 
近年増加傾向にある病気でもあるため、正しい知識を持って、愛犬がかからないように注意してあげるようにしましょう。

糖尿病ってどんな病気?

糖尿病は、内分泌系、つまりホルモンの働きが悪くなることで、すい臓のインスリンを生成する能力が低下し、血液の中の糖が多くなってしまう病気です。
 
肥満が原因になることが多いですが、遺伝的要因や年齢・性別、犬種などによって発症のしやすさが変わります。特に、メスはオスに比べてかかりやすく、未避妊のメスがおよそ全体の6割を占めています。
 
また、8歳以上になると発症しやすくなると言われており、特に小型犬に多く見られる病気でもあります。血糖値が上がって体全体の具合が悪くなるばかりか、白内障など他の重大な病気を引き起こす可能性もあるため、早めに治療を行いましょう。
 

こんな症状が出たら糖尿病を疑いましょう

糖尿病を発症した犬には、以下のような症状が見られます。愛犬に、このような症状が出たら要注意です。
 
・やたら水を大量に飲んだり、食事をたくさん食べたりする
・おしっこの量や回数が増える
・未避妊のメスの場合は、黄体期に肥満気味になる
 
また、たくさん食べているのに体重が減少し続ける場合もあります。悪化すると「糖尿病性ケトアシドーシス」という状態になって嘔吐や下痢を引き起こしますし、さらに最も重い症状になると昏睡状態に陥ってしまいます。合併症を引き起こすケースもあり、白内障や膀胱炎、皮膚炎の原因になることも少なくありません。
 

インスリンの投与治療を一生涯行うことに

犬の糖尿病の治療法としては、食事の改善による体重コントロールや、避妊手術によるホルモンバランスの調製を行って症状の回復を目指します。
 
それで効果がない場合は、一生インスリン治療を続けることになります。飼い主が毎日決まった時間に、自分で愛犬に定量のインスリンを注射してあげるのが一般的です。さらに、効果が出やすいように食事療法や運動も取り入れることになるでしょう。
 
症状が重い場合は入院治療が必要になる場合もありますが、日本では糖尿病にかかった犬の9割が飼い主のもとでインスリンの投与による治療をしていると言われています。
 

糖尿病を予防するためにはどうすればいいの?

とにかく、肥満にさせないことが重要です。食事の内容を見直し、適度な運動をさせるように心がけましょう。欲しがるからといって油っこいものや塩分の高いものなど、人間と同じ食べ物を与えてはなりません。メスの場合は、ホルモンバランスの調整のために避妊手術を行うことも効果的です。
 
また、摂取する水の量や食事の量をチェックしておき、急激に食欲が増えていないか常に確認すると良いでしょう。少しでもおかしいと思ったら、早めに獣医さんに相談することが大切です。
 
糖尿病は、発症すると一生涯に渡って付き合わなくてはならない病気です。発症リスクも比較的高いですが、普段の生活から愛犬の健康管理に気を使ってあげることで防ぐことができます。
 
また、たとえ発症してしまっても、きちんと対処することで元気なまま長生きさせてあげることができるので、正しい知識を得て獣医さんと相談していきましょう。
 

高齢の猫がかかりやすい病気

豆知識026
人間と同様、猫も年をとると、病気にかかりやすくなります。
 
少しでも長く同じ時を過ごすためにも、高齢猫がかかりやすい病気や老化による行動の変化について学んでおきましょう。
 
今回は、老化に伴って現れる猫の行動と、老猫がかかりやすい病気についてご紹介します。

老化してきたことがわかるのはどんなとき?

猫が歳を重ねると、これまでにはなかった行動をとるようになります。よくあるのが、爪とぎの頻度の減少。また、歯が抜けたり、毛づやが悪くなったりといった症状も見られます。その他、動きが鈍くなったり、今まで関心を持っていたことに無関心になってしまったりなどがあげられます。
 
これらの症状が見られる年齢は、猫によって個体差がありますが、10歳前後(猫の10歳は、人間の50代後半だと言われています)であることが多いようです。老化のサインが現れたら、これまで以上に猫の行動に注意を払うとともに、健康面にも一層配慮する必要があります。
 
次項では、老猫によく見られる病気についてご紹介しますので、愛猫に該当する症状がないか、しっかりとチェックしましょう。
 

老猫がかかりやすい病気 その1「慢性腎不全」

高齢の猫によく見られる病気の一つ。初期症状がほとんどないことから、気づいた時にはかなり進行していることが多い恐ろしい病気です。猫の死因に比較的多い病気としても知られています。
数少ない初期症状としては、多飲多尿が見られます。症状が進むと下痢や便秘、毛づやが悪くなったり、体重が著しく低下したりするようになります。その後、尿毒症や激しい嘔吐、体温の低下などが見られます。
 
原因は加齢や感染症、急性腎不全などさまざまですが、厳密な原因を探るのが難しく、完治がほぼ不可能な病気です。
 
慢性腎不全を予防するためには、普段から食事のバランスに気を配り、いつでも新鮮な水を飲めるように配慮することが大切です。
 

老猫がかかりやすい病気 その2「心筋症」

心臓に異常をきたし、その機能が低下する病気です。この病気は原因が未だ詳しくわかっていないため、根本的な治療法は見つかっていません。
 
心筋症は、その症状によって肥大型・拡張型・拘束型の3つのタイプに分けることができますが、中でもよく見られるのが肥大型です。また、左心室での発症が多い傾向にあります。
 
初期症状はほとんどみられませんが、食欲不振や運動を嫌がる、ぐったりするなどの症状がまれにあります。進行すると、血栓ができやすくなり、血栓塞栓症や呼吸困難などを起こすことがあります。
 
原因不明のため、予防法は確立されていませんが、老猫に多く見られることはわかっていますので、少しでも気になることがあれば、動物病院を受診したほうが良いでしょう。
 

老猫がかかりやすい病気 その3「悪性腫瘍類」

一般的に、「がん」と言われる病気です。猫のがんにはさまざまな種類があり、代表的なものとしては、乳がんが挙げられます。
 
乳がんの場合は、人間同様乳腺にしこりができるほか、食欲不振や貧血などの症状が見られるようになります。乳がんは避妊手術をすることで、ある程度予防できると言われています。早期発見により、治療法の幅が広がりますし、良性の場合は手術で取り出すこともできますので、普段から老猫の様子をしっかり観察しましょう。
 
 
老猫の病気は、治療法が確立していないものもありますし、年齢的に治療が困難なものもあります。少しでも長く健康でいてほしいと願うのであれば、愛猫が幼い頃から食事や水、健康状態に気を配ってあげることが大切です。
 

気を付けたい犬の耳の病気

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大きめのタイプ、垂れ耳タイプ、穴に毛が多いタイプなど、犬種によってさまざまな耳の形がありますが、総じて耳は犬にとって非常にデリケートな箇所です。
 
病気になりやすい部分でもあるため、飼い主は犬の耳の病気についてよく知っておく必要があります。
 
こちらでは、それぞれの病気についてご紹介していきます。

犬の耳に関連する病気で起こりうる事とは?

犬の耳の病気で一番多いのは「炎症」です。原因は細菌や真菌による感染や食事アレルギー、高温多湿による機能低下、ミミヒゼンダニの寄生など実に様々。一般的にはまず外耳炎からはじまって中耳炎、内耳炎へと進行していき、最終的に耳が遠くなり、歩行困難になってしまう可能性もあります。
 
かゆくなったり悪臭がしたりするだけでなく、かなりの痛みを伴うため早めに治療をしてあげましょう。
 

慢性化するとやっかいな「外耳炎」

耳の入り口から鼓膜までの部分に炎症が発生する病気です。慢性化すると皮膚がゴワゴワしてきて穴が塞がれ、耳が聞こえにくくなることも。雨の日やシャンプーをした際などに耳の中に湿気がたまり、細菌やダニが繁殖しやすい状況になるのが主な原因です。抗生物質を使い、清潔に保つよう治療してあげましょう。
 

外耳炎が悪化するとなる「中耳炎」

中耳の炎症です。外耳炎が何度も起こって慢性化すると中耳にまで炎症がおよび、この症状になります。外耳炎と混同されることもありますが、痛みを伴うため、愛犬の元気がなくなり、撫でられるのを嫌がったりします。
 

さらに悪化すると…「内耳炎」

こちらは内耳の炎症を指します。外耳炎・中耳炎を経ても治らずに更に進行した状態ですが、腫瘍が原因で起こる場合もあります。鼓膜へのダメージが大きいため、悪化するとフラフラとした足取りになって転んだり、眼球が回転したりすることもあります。耳の内部の炎症であるため、診断にはCTやMRIなどが必要となります。
 

初期症状を知って早期発見を!

外耳に炎症を起こすと、黒っぽくて臭いのきついベトベトした耳垢がたまってきます。見た目にもわかりやすく、犬がかゆがったり頭を振ろうとしたりするため、注意していれば比較的発見しやすいでしょう。進行すると耳だれや出血が起こり、痛みを伴います。吐き気や食欲の低下を起こす場合もあるようです。
 

耳炎にさせない為のポイント

耳炎を防ぐためには、普段から耳の中を清潔に保つことが大切です。雨の日の外出は避け、海やプールに連れていく際は濡れないように注意してあげましょう。シャンプーの際も耳に水が入らないよう気を付けてください。
 
また、こたつなど高温になる場所も注意が必要です。耳が垂れているタイプや毛が多いタイプの犬は湿気がこもりやすくなっています。さらに、子犬のうちに食べ物にアレルギーがないかの確認も怠らないようにしましょう。
 
犬の耳の病気には様々な原因が考えられますが、いずれも目に見える症状であるため、日頃からチェックしてあげると良いでしょう。炎症が奥に進むほど治療が困難になっていくため、早期に発見して手を打つことが大切です。
 

気を付けたい猫の耳の病気

豆知識024
「うちの猫、最近耳が臭くて……」、「黒い耳アカができるようになった」そんな悩みを抱えている愛猫家の方は、すぐに動物病院を受診してください。もしかすると大変な病気かもしれません。
 
猫は通常、人間にあまり耳を触らせませんので、耳の様子を観察しない飼い主さんが多いようです。
 
そのため、飼い主さんが耳の異変に気がついた時には、病気がかなり進行してしまっていることも珍しくありません。
 
そこで今回は、猫の耳に関する代表的な病気4つをご紹介します。

猫の耳の病気 その1「外耳炎」

しきりに頭を振ったり、後ろ足で耳を掻いたりする場合、外耳炎の可能性があります。外耳炎とは、耳の入口付近から鼓膜に向かって伸びる、外耳と呼ばれる器官が炎症を起こす病気で、耳アカが臭くなったり、耳ダレを起こしたりすることがあります。
 
原因は耳ダニやカビを含む細菌に感染することや、アレルギーなどで、外耳炎になると耳の内部が赤く充血し、初めは痒みを、ひどくなると痛みを引き起こします。
 
放っておくと、内耳炎や中耳炎を引き起こしたり、炎症部分が腫れて、耳がふさがってしまったりということもあるため、早期発見と早めの治療が大切です。
 

猫の耳の病気 その2「中耳炎」

外耳の炎症が、中耳まで広がると内耳炎を引き起こします。内耳炎にかかると、痒みではなく強い痛みが現れるため、症状の出ている耳の方に頭を傾けたり、頭を触られたりを嫌がるようになります。さらに症状が進むと、ふらつくようになるなど、平衡感覚に支障をきたすようになります。
 
場合によっては、ホルネル症候群や顔面麻痺などを引き起こしたり、骨髄炎を引き起こしたりして死に至ることも。
 
内耳炎は外耳炎によって引き起こされることが多いため、外耳炎の初期症状を見逃さないことが大切です。また、早期に治療を行えば完治の確率が高くなる病気ですから、日常から愛猫の耳をチェックするようにしてください。
 

猫の耳の病気 その3「耳ダニ症」

黒や茶色の耳アカが出たり、しきりに耳を引っ掻いたりするなら、耳ダニ症の可能性があります。耳ダニ症と外耳炎は特徴が似ており、外耳炎から耳ダニ症、もしくは耳ダニ症から外耳炎に至ることもあるため、注意が必要な猫の耳の病気の一つです。
 
耳ダニ症は、ミミヒゼンダニというダニの一種が猫の耳に寄生することで起こる病気で、耳の手入れをしていると、0.3mm前後の透明なダニが見つかることもあります。耳ダニの卵まで駆除しなければ、症状をおさめることができないため、治療には駆虫薬を塗布する必要があります。
 
猫同士の接触で感染することが多いため、多頭飼いをしているご家庭では、他の猫を近づけさせないことが大切です。また、親猫から子猫に感染する事例も多くなっています。
 

猫の耳の病気 その4「耳血腫」

猫の耳の尖って広がった部分「耳介」にある血管が内出血を起こし、耳介内部に血液などが溜まる病気を「耳血腫」と言います。
 
耳血腫になると患部が腫れ上がるほか、頭を振ったり痒がったりすることがあります。
主な原因としては、耳ダニや猫同士のケンカによる打撲などですが、外耳炎と関係していることも多いようです。放っておくと耳介が変形し、形が戻らなくなることもあるため、早めの処置が必要です。
 
猫の耳の病気はさまざまですが、日頃からしっかり愛猫の耳をチェックしておけば、早期発見が可能です。愛猫が膝に乗ってきた際などに、さりげなくの耳の内部をチェックするようにしましょう。
 

犬の下痢、嘔吐でわかる病気について

豆知識023
愛犬の病気を早期に発見する上で、下痢はひとつのサインとなります。
 
下痢や嘔吐は、食べ過ぎた時、刺激の強いものや腐敗したものを食べた時などにも起こります。
しかし、そこに重大な病気がかくれている場合もあります。
 
食べ物に異常が見当たらないのにこういった症状が頻繁に見られる場合は、注意が必要です。
その症状の原因を考え、愛犬の体を気遣ってあげましょう。

下痢・嘔吐に関連する病気で起こりうる事とは?

下痢や嘔吐に関する病気は、細菌やウイルス・寄生虫の感染によるものや、ストレスが原因で引き起こされるもの、消化器・泌尿器の異常によるものなど様々な原因が考えられます。ただの食べ過ぎだと思って放っておくと、時に命に関わるような重篤な症状に発展することもあるため、様子がおかしいと思ったらすぐに獣医師に相談するようにしましょう。
 
特に、一度だけでなく頻繁に下痢や嘔吐を繰り返す、発熱を伴う、血便が混じっている、ぐったりしているなどの時は、すぐに適切な処置を行ってあげてください。
 

致死率が高い強力な感染症「犬バルボウイルス」

犬バルボウイルスは非常に強い感染症であり、激しい下痢と嘔吐に見舞われて、発熱や脱水症状を起こします。発症から数日で症状が悪化し、ショック死してしまうことも少なくありません。特に抵抗力の低い子犬の場合は、治療が遅れると2日以内に9割が死亡してしまうと言われているため、早期発見が重要です。
 
感染した犬の嘔吐物や便に触れると、二次感染してしまうので隔離と消毒が必要です。また、この病気には発症後の有効な薬がないため、事前にワクチンで予防しておきましょう。
 

けいれんやマヒも!「犬ジステンバー」

犬ジステンバーは、ウイルスの感染により高熱が出て、嘔吐や下痢、くしゃみや鼻水といった症状を引き起こす病気です。子犬や老犬は症状が重篤化することが多く、そのまま死亡する場合もあります。
 
感染している犬のくしゃみや咳によって感染する場合が多いので気をつけましょう。吸い込んだウイルスは最終的に脳に到達して神経系を圧迫するため、けいれんやマヒを起こす場合もあります。こちらも事前のワクチン接種が有効です。
 

原因がはっきりしない疾患「炎症性腸疾患」

消化管粘膜で激しい炎症を起こし、嘔吐や下痢が慢性化してしまう病気です。軽度の場合以外は、食事内容の変更や抗菌薬では改善せず、治療には免疫抑制療法が有効となります。様子を見ながら治療法を相談しましょう。
 

慢性腎不全、急性腎不全について

腎不全は腎臓の機能が低下し、体内の老廃物の排出に異常が出てくる病気です。慢性と急性に分けられますが、急性の場合は数時間のうちに急激に体調が悪化するのが特徴。下痢や嘔吐、食欲不振を起こし、元気がなくなります。最悪の場合そのまま命を落とす危険がありますが、早急に治療すれば完治させることもできます。
 
慢性の場合は、症状がゆっくりと進行します。そのため自覚症状が出る頃には既に腎機能の大半が失われることになります。尿の量がだんだん増えてきたり、嘔吐や食欲不振になったりするため、普段から注意深く観察してあげることが大切だといえるでしょう。
 
このように、下痢や嘔吐は、恐ろしい病気と直結している可能性もあります。愛犬の命を守るためにも、少しでも気になることがあったら、なるべく早く動物病院で診てもらいましょう。
 

嘔吐、血尿や下痢から疑われる猫の病気

豆知識022
猫は気まぐれな性格の子が多いため、犬に比べて病気の兆候や症状がわかりにくいと言われています。
 
嘔吐や下痢、血尿といった症状は、猫が示す数少ない病気の前兆行動です。
 
愛猫の健康を願うなら、前兆行動からどういった病気の疑いがあるのかを知っておきましょう。
 
ここでは、嘔吐、血尿や下痢から疑われる猫の病気についてご紹介します。

問題のない嘔吐と危険な嘔吐の見分け方

病気について詳しくご説明する前に、まずは問題のない嘔吐と病気の可能性がある嘔吐の見分け方について学んでおきましょう。猫は比較的嘔吐の多い動物です。例えばご飯を食べ過ぎたときや、空腹のとき、また毛玉を吐き出すためなどに嘔吐することがあります。
 
一方、猫の病気の中には、よく吐くといった兆候が見られるものもあることから、嘔吐した際はどんな風に吐いたのかを観察することが大切です。
 
問題のない嘔吐の場合は、嘔吐後の行動や健康状態に特に異変がありません。また、食後すぐの嘔吐や嘔吐物が黄色または白い泡、草、毛玉である場合も問題ありません。ただし、急に嘔吐の頻度が増えた場合は、動物病院を受診したほうが良いでしょう。
 
一方、下痢や痙攣を伴うものや、吐いた後にうずくまってしまったり、嘔吐物に血が混じっていたりで、何度も嘔吐を繰り返す場合などは、病気の可能性があります。
 
他にも、吐く仕草だけで嘔吐はせずに大量によだれを垂らす場合や、嘔吐物から便のような臭いがする場合も、猫の体が危険にさらされている可能性が高いと言えます。
 
こういった場合は、できれば嘔吐した時間や頻度などをメモしておくとともに、嘔吐物の写真(どんなものを嘔吐したかのメモでも可)を撮影し、早急に動物病院を受診してください。
 

疑われる病気の種類 その1「胃腸炎」

猫の胃腸炎には急性のものと慢性のものがあり、どちらも下痢や嘔吐などの症状が見られます。原因は、ウイルス性のものから異物の誤飲、お腹の中に毛が溜まってしまう毛球症までさまざま。
特に急性の場合は、何度も嘔吐を繰り返すため、ひどい場合は食欲をなくし、水を飲むことすらできなくなります。
 
慢性の場合は、下痢や嘔吐の症状は急性ほどひどくありません。ただし、徐々に体重が減少したり、毛づやが悪くなったりなどの症状が見られるため、気づいたら動物病院に連れて行くようにしましょう。
 

疑われる病気の種類 その2「ネコ伝染性腸炎」

名前の通り、ウイルスの感染によって引き起こされる病気です。主に下痢や吐き気、ひどい場合は脱水症状や発熱などの症状が現れます。
 
特に注意したいのが、猫汎白血球減少症という病気で、猫パルボウイルスというウイルスに感染することで引き起こされます。猫パルボウイルスは非常に感染力の強いウイルスで、人間が外出中に猫パルボウイルスに感染した猫に接触してしまうと、帰宅後に自宅にいる愛猫に感染することもあります。
 
感染後は下痢や嘔吐とともに、ぐったりしたり、ひどいときには胆汁などを吐き出したりすることもあります。また名前の通り、白血球が減少するため、病気に対する抵抗力が低下してしまう恐ろしい病気です。
 
ただし、この病気はワクチン接種によって防ぐことができます。前述した通り、感染力が強いウイルスですので、完全室内飼いであっても、ワクチン接種を行うことが大切です。
 

疑われる病気の種類 その3「肝炎」

吐き気や下痢とともに、食欲不振や発熱、多飲多尿やお腹の膨らみなどが確認されるようであれば、肝炎の可能性があります。ひどくなると、肝硬変に至ることもありますが、軽度では症状が出にくい病気ですので、発見が難しいと言えるでしょう。
 
原因はウイルスなどによるものから、薬物によるものなどさまざま。中には駆除剤で弱ったネズミを食べて発症することもあります。前述したとおり、肝炎は症状が出にくい病気のため、定期的に健康診断を受けることが、病気の予防につながります。
 
猫の病気はさまざまですが、注意深く観察することで早期発見できる場合があります。日頃から猫の様子をしっかりと観察し、異常があれば動物病院に連れて行くようにしましょう。
 

犬がかかる目の病気について

豆知識021
犬はもともと視力が弱い動物です。
 
しかし、目に病気が発生した場合でも、犬は嗅覚が鋭い上に物の位置をよく覚えているため、生活への支障がすぐには出にくいのです。
そのため、飼い主が病気の進行に気が付かないことも少なくありません。
 
早期発見と適切な治療を行うためにも、犬の目の病気についてしっかりと知識を得ておきましょう。

目の病気で起こりうることとは?

犬の病気には様々なものがありますが、特に目に関する病気は多く見られます。ケンカによる外傷が原因となるほか、目が大きかったり飛び出ていたりするタイプの犬は細菌に感染しやすいもの。また、老化による疾患も考えられます。
 
放っておくとどんどん視力が悪くなり、愛犬の生活の質を著しく下げてしまいます。最悪の場合失明する危険があるため、早期に発見して手を打ちましょう。
 

白内障について

白内障は、多くの犬に見られる病気です。主な症状は以下の通りです。
 
・眼球が白く濁る
・目がかすむ
・過度な眩しさを感じ、大量の涙が出る
・徐々に症状が進行して視力が落ち、物にぶつかりやすくなる
 
治療法としては点眼薬で進行を抑え、外科手術を行うのが一般的です。薬では完全に治すことができないため、早期発見が鍵となります。愛犬の元の目の色を覚えておくことと、おかしな行動がないかをチェックすることが重要です。
 

ドライアイについて

ドライアイは、涙腺に何らかの異常が出て涙の分泌が少なくなり、目が乾いてしまう病気です。角膜や結膜に炎症を起こしてしまうばかりか、ここから様々な別の疾患にかかってしまう原因にもなるため、早期に治療を行いましょう。眼球が赤くなっていたり、逆に涙が出過ぎて目の周りに涙焼けを起こしたりしている場合は要注意です。
 
治療としてはこまめな洗眼や薬の点眼が中心となるでしょう。改良型内眼角形成術(MMC)を行って、正しく瞬きをできるようにすることで、改善を促す場合もあります。瞳を温めてあげることも有効です。
 

進行性網膜萎縮症について

徐々に網膜が委縮してゆっくりと視力が低下していき、最終的に失明してしまう恐ろしい病気です。犬が見えない状態に慣れていくため、飼い主も異変に気づきにくいのが特徴。遺伝性の病気のため、残念ながら治療法も予防法も確立されていません。
 
最初は、夜に物が見えにくくなる夜盲症の症状から始まります。愛犬が夜の外出を嫌がったら要注意です。不安やストレスを取り除き、いつも傍にいてあげるようにしましょう。
 

ぶどう膜炎について

ぶどう膜とは、虹彩・毛様体・脈絡膜などの総称。ぶどう膜炎はこの膜が炎症を起こしたり、瞳孔が縮んだりする病気です。かなりの痛みを伴うため早目に治療してあげたいところです。目ヤニが多くなり、目に充血が見られしょぼしょぼしてきます。やたら目をこするようになったら気をつけましょう。
 
外傷やウイルス感染、アレルギーなど様々な原因があるため、原因に沿った治療を行うことが大切ですが、ステロイドの投与により炎症を抑える治療が一般的です。
 
目の病気はとても起こりやすい上に、愛犬にとって生活を左右する重大な障害になってしまいます。いずれの病気の場合もとにかく早期発見が重要。普段から異変がないか気にかけ、少しでもおかしいと感じる部分があったら動物病院に相談しましょう。目の様子は肉眼でチェックすることができるため、注意してしっかりと確認してあげてください。
 

猫の目の病気の症状

豆知識020
猫にとって、目はとても大切な器官です。
 
他の器官に比べて、目の異変は分かりやすいため、普段から愛猫の様子に気をつけていれば、大きな病気を未然に防ぐことができます。
 
そこで今回は、猫の目に関する代表的な病気とその特徴、原因などについてご紹介します。

猫の目の病気 その1「結膜炎」

猫がよく目をこするようになったり、目ヤニや結膜(眼球の周り)の充血がひどかったりする場合は、結膜炎の可能性があります。結膜炎はその名の通り、結膜が炎症を起こす症状で、人間にも見られる目の病気です。ひどい場合は、目ヤニでまぶたが開かなくなる場合もあります。
 
結膜炎の原因はさまざまですが、主に猫ウイルス性呼吸器感染症や、カリシウイルス感染症といった、いわゆる猫風邪が原因の場合と、目にホコリが入るなどし、結膜が傷ついて起こる場合などがあります。
 
市販の点眼剤などで様子を見る飼い主さんもいますが、多頭飼いしているご家庭では他の猫に感染してしまう場合もありますので、動物病院で治療したほうが良いでしょう。
 

猫の目の病気 その2「角膜炎」

目をこするだけでなく、光を眩しがったり、目を瞬かせたりが多いようであれば、角膜炎の可能性があります。角膜炎は結膜炎同様に起こりやすい病気の一つで、ウイルスや細菌が原因の場合と、猫同士のケンカなどの外傷によって引き起こされる場合があります。
 
治療は主に目薬の点眼などですが、ウイルスが原因の場合は、抗生剤などが用いられることもあります。また、重度の場合は手術が必要なこともあります。角膜炎は愛猫を観察することで早期発見できる病気ですので、気がついた際には早めに動物病院を受診しましょう。
 

猫の目の病気 その3「緑内障」

明るい場所でも瞳孔が開いたままになっていたり、黒目が灰青色に見えたりするなら、緑内障の疑いがあります。緑内障は、何らかの原因により眼圧が高くなる病気で、ひどい場合は角膜にヒビのようなものが見られたり、牛のように目が飛び出したり、最終的に失明に至ることもあります。
 
猫の緑内障の原因は、猫伝染性腹膜炎やトキソプラズマ症といった、他の病気によるものが多いようです。治療は進行を遅らせるものと、失明後の痛みを取り除くものがあり、予防は難しいと言われています。
 
ただ、早期の治療によって眼圧を抑えられる可能性が高くなります。
 

猫の目の病気 その4「白内障」

これまでご紹介した病気に比べて、早期の発見が難しいのが白内障です。猫が白内障にかかることは稀だと言われていますが、目の外傷や他の病気の影響により白内障を患うことがあります。また、ペルシャなど一部の猫種の中には、先天的に白内障を患う個体がいることも分かっています。
 
白内障は片目のみに見られることが多く、目が白っぽくなったと感じたときには、すでにかなり進行している状態です。白内障の治療は、初期の場合は進行を遅らせるため点眼治療が主ですが、かなり進行している場合は、外科手術が必要になることもあります。
 
猫の目の病気は、早期発見による治療が大切です。普段から愛猫の目をよく観察し、異常が見られた場合は速やかに動物病院を受診し、獣医師の指示を仰ぐようにしましょう。