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ペットの豆知識

保健所の犬猫問題

豆知識290930
SNSの広がりによって、簡単に自分のペットの動画を公開することができるようになったため、現在インターネット上では可愛らしいペット動画が毎日入れ替わるようにして話題になっています。
そのおかげもあって、今は空前の猫ブームとなっており、多くの人が猫を飼い始めています。
 
そのような状況だからこそ考えるべき問題があります。それが保健所の問題です。
 
重い話ですが、誰もが考えるべき問題である保健所の犬猫問題に関して今回はお話ししようと思います。
まず、統計データを見てみましょう。
環境省によると、平成27年の引き取り数は犬が46,649匹で、猫が90,075匹です。そのうち殺処分されたのは82,902匹でした。
確かに犬猫の引き取り数は年々減少しており、同時に殺処分率も減少してきています。しかし、82,902という数字は少ない数字とは言えないでしょう。この数字を減らすには、一人ひとりの意識が変わっていく必要があります。
 
それでは、どのような理由で犬猫は保健所に行くことになり、最終的に殺処分へと至ってしまうのでしょうか。
先に挙げた引き取られた犬の46,649匹のうち、40,187匹は飼い主が不明の犬たちです。この犬たちは逃げて迷子になってしまった犬であったり、野良の犬であったりします。しかし、それ以外の6,462匹の犬は飼い主が飼育放棄して保健所に渡した犬ということになります。猫に至っては14,061匹に上ります。
 
飼い主が保健所にペットを持ち込む理由にはどんなものがあるのでしょうか?
まず、「転居先がペット禁止のため飼えなくなった」というものがあります。ペットがいるならば、一緒に居続けられるようにペットを飼える物件を探してほしいところです。また、「予定外の出産で子どもがたくさん生まれてしまった」というのもあります。そこは、大変ではありますが、里親を探す努力をしていただきたいです。はじめから選択肢として保健所を入れてしまうと、その子どもたちを殺すことにつながるかもしれないということを忘れないでほしいです。
 
ペットを飼うということには、命に対する責任を持つということです。ペットは家庭の癒しになってくれますが、癒しの道具ではありません。
ペットに対する知識をしっかりと持ち、家族の一員として大切にするのは飼い主の義務です。
先述した通り、数は減ってはいますが保健所には多くの犬猫がいます。ですので、ペットが欲しいと考えている方は、保健所から引き取るという選択肢を考えてみてください。
 
 
実際に保健所での殺処分数が減っているのは、世論として殺処分に反対する声が強くなっていることの現れかと思います。
そのような殺処分ゼロへと向かうために、自治体の引き取り拒否を求める声も強くなっています。確かに、無責任な理由で保健所へとペットを渡しに来る人々には、引き取りを拒否することがふさわしい対応の仕方なのかもしれません。しかし、引き取り拒否を促す風潮というのは本当に保健所の犬猫問題を解決してくれるのでしょうか?
少し考えてみましょう。
 
引き取り拒否というのは、確かに犬猫の殺処分の問題において数としては表れてくるでしょう。しかし、そこで拒否された犬や猫のその後に関してもう少し想像してみてください。
 
保健所に預けるしか方法がないので預けに来るという人もいます。そのような人々も含めてむやみやたらに拒否されてしまうと、ここで新たに問題が発生してしまいます。つまり、預けられないからということで捨てられるペットが増えるという問題です。
また、しっかりとした飼育意思がない飼い主を拒否し同じ場所に犬猫を返してしまっても、幸せな環境で彼らが暮らせるとは考えづらいです。その飼い主がいきなり意思を変え、長い間責任をもって彼らを世話するだろうという考えは、あまりにもご都合主義ではないでしょうか。実際に、ネグレクトや虐待的飼育という問題も起きています。
 
つまり、この犬猫の保健所問題というのは、引き取る犬猫の数を減らし殺処分数を減らすだけでは解決しない問題なのです。
 
この犬猫の保健所問題は、簡単には解決されないことだということを分かっていただけたかと思います。
 
だからこそ、ペットを飼うということがいかに責任が伴うことなのかを多くの人に知っていただきたいです。
そのような飼い主の意識の基準を社会全体で高めることが求められているのではないでしょうか。重い問題ですが、ペットブームの今だからこそ考えてほしい問題です。
 

ペットシッターを目指してみませんか?

豆知識290915
動物のことが好きで将来は動物に関わる仕事をしたいと思っている人は多いと思います。しかしながら、動物に関わる仕事と言ったら獣医さんやトリマー、ペット販売といったものを一番に想像するのではないでしょうか?
今回は、様々な種類の動物と関わることのできる仕事として最近増えているペットシッターというお仕事をご紹介しようと思います。
もしかしたらペットシッターという言葉を聞いたことがあったとしても、実際にどうすればその仕事に就けるのか魅力がいまいちわからないという人がいるかもしれません。そういう人にこそ、この記事を読んでペットシッターの魅力について知ってもらいたいと思います。
■ペットシッターとは
ペットシッターという仕事は、そのペットの飼い主に代わって世話をするというものです。具体的には、ご飯やお散歩、トイレといった日常のお世話をします。そして、そのペットが快適に過ごすことができるよう環境を整えたりする仕事です。
 
■ペットシッターのやりがい
ペットシッターについて興味を持っているあなたはきっと動物が好きなのではないでしょうか?
ペットシッターをやる上で一番嬉しいことはやはり、多くの種類の動物と触れ合うことができるということです。更に、短い時間のなかでもペットが信頼を寄せてくれたときや甘えてきてくれたときは、動物好きとしてとても嬉しい気持ちになります。それは「この仕事をやっていて良かったな」と感じられる、幸せな瞬間でもあるのです。
またこの仕事は飼い主にも大きく感謝されるものです。ペットシッターに依頼をする飼い主の多くは自分の力だけでは世話をすることができないという人です。例えば、外出をしなくてはいけないがペットが一匹で留守番できるか不安な場合や、手を離せない作業があるときは勿論、ペットに注意を引かれて集中できない時にペットのお世話を依頼してきます。こうした忙しい人たちにとって、愛するペットの世話をしてくれるペットシッターの存在はとても大きなものです。こうして依頼者から信頼や感謝の気持ちを向けられることは仕事へのモチベーション維持にもつながるのです。
 
■必要な資格
ペットシッターとして独立開業する場合には、第一種動物取扱業の「保管」の種別で登録申請・認可を受ける必要がありますが、ペットシッターとして雇われる場合は、資格が必須という訳ではありません。しかし、依頼者との信頼関係を築き、動物に喜んでもらうためには多くの知識が必要となります。もしも時間があれば資格取得に挑戦するのも良いでしょう。
 
■フランチャイズ加盟店として
株式会社日本ペットシッターサービスでは、ペットシッターのフランチャイズオーナを募集しています。
ペットシッターになりたいけれど、仕事として生計を立てられるか不安…そんな方々に運営のノウハウを提供して、ペットシッターとして独立できる応援をしています。
ご興味がある方は、是非見てみてください。
 
 
いかがでしたか。今回は動物に関わるお仕事「ペットシッター」について紹介しました。将来を決める上で1つの手がかりになったら嬉しく思います。
 

犬に大人しく留守番してもらうためには?

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「犬を飼い始めたはいいが懐いてくれない…。」
「愛犬を一匹で留守番をさせるときに大人しくしていてくれるか心配!」
「愛犬が大きな声で何度も吠えるのをやめてほしい。」
 
このようなお悩みを抱えたことはありませんか?犬を飼い始めてすぐの頃はどの飼い主さんも愛犬が可愛くて仕方がありません。そのため時間を割いてでも愛犬と一緒にいるという飼い主さんも多いと思います。しかし、どうしても愛犬を一匹で留守番させないといけない時ってありますよね。
今回は、ペットだけでの留守番について紹介したいと思います。これを実践すれば今まで不安だったペットだけでの留守番が安心して出来るようになると思います。是非、しつけのコツを知ってペットの不安を解消してあげましょう!
 
 
■留守番時のしつけの重要性
飼い犬にとってご主人様がいない状況を少しずつ作って慣れさせれば、ほとんど問題はないと思います。しかしながら、急に一匹で長時間に渡る留守番をさせた場合は、いつもの状況と違うことによる不安からゲージや家具の破壊行動を起こしたり、大きな声で吠え出してしまったりするかもしれません。もしもそうなったら、あなたは大切にしていた物を失ったり、近隣住民からの苦情が出て最悪の場合そこに住めなくなってしまったりするかもしれません。犬が一匹でも大人しく留守番できるように日頃から慣れさせておくことが大切ですよ。
 
■留守番を慣れさせるためにやること
・愛犬をハウスに入れる
日頃から愛犬を犬のハウスであるケージに入れてその環境に慣れさせましょう。これは一番原始的なやり方ですが、留守番時に起こりうる破壊行動を防いでくれるのです。また、ケージ内に愛犬の好きなおもちゃやおやつを置くことで、快適で居心地のいい場所であることを覚えてもらいましょう。慣れるまでは扉を開けっ放しにしておき、慣れてきたら少しの時間扉を閉め、それでも静かにしていたら扉を開けてご褒美をあげましょう。長時間留守番させる場合はトイレの問題もありますので、クレート(犬を運搬する際に用いるケース)ごと囲める少し大きめのサークルを用意しておくとよいでしょう。
 
・愛犬の視界からご主人様が外れる
実際の留守番時、飼い犬は長い間ご主人様を見ることができません。その際に不安から吠えることがあります。そのような状況に陥らないように愛犬がハウスでの生活に十分慣れたと感じたら次にあなたがやることは愛犬の視界から外れることです。訓練手順は犬の視界から外れて、隠れます。ここで愛犬は吠えるかもしれませんが、鳴き止んだら部屋に戻って褒めてあげます。そのときにご褒美を与えましょう。愛犬の視界から外れても吠えなくなったら、見えない時間を長くします。これを繰り返しながら徐々に離れる時間を長くして、必ず戻ってきてくれるということを愛犬に教えてあげます。必ず戻ってくるということが分かり、一人でいる時間に慣れてくれば、じっと緊張して飼い主を待つこともなく一人でのんびり過ごせるようになります。
 
いかがでしたか?
今回は犬が大人しく留守番できるようにするためのしつけについて紹介しました。記事で取り上げたのは犬についてでしたが、他のペットでも効果があります。留守番時のしつけで最も重要なのは、急にご主人様がいなくなるという状況を作るのではなく、慣れさせることです。少しでもこの記事が参考になったらうれしく思います。
また、おかげさまで昨今、、ペットシッターをりようしていただけ利用して頂けるお客様が格段にふえまし増えました。しかしながらペットシッターも1日中ペットの側にいるわけではありません。ペットシッターが来るまでの間にきちんとお留守番できることが必要です。
是非、留守番時のしつけ…してあげてくださいね。
 

動物由来感染症とは

豆知識290814
 
「動物由来感染症」とは、動物から人に感染する病気の事をいいます。
 
人と動物に共通する感染症なので「人畜共通感染症」「ズーノーシス」とも言われます。
 
また、「動物由来感染症」には、人も動物も重症になるもの、動物は無症状で人だけが重症になるものなど、病原体によって様々な種類のものがあります。
日本で起きた症例
 
【狂犬病】
海外で犬に咬まれて感染した人が、日本に帰国してから発症。その後死亡しました。 
 
【オウム病】
展示施設の従業員や来場者の間で集団発生した事例があります。
 
【腸管出血性大腸菌感染症】
ふれあい動物園の施設に来場した人の間で集団感染しました。
 
【Q熱、パスツレラ症、猫ひっかき病】
犬、猫がふつうに持っている病原体です。過度の接触によって感染したことがわかっています。
 
【レプトスピラ症】
感染ネズミの尿で汚染された池や川で水遊びをしたことにより、感染。発熱等の症状があらわれた。
 
【サルモネラ症】
ミドリガメ等爬虫類のペットを飼育していた子どもが感染した。原因がわからずに重症になった事例があります。
 
【重症熱性血小板減少症候群(SFTS)】
野外でウイルスを持ったマダニに刺された人が感染した。
 
 
 
日常生活で注意すること
 
●ペットとの過度なふれあいは控えましょう
口移しでエサを与えたり、スプーンや箸の共用は止めましょう。ペットを布団に入れて一緒に寝ることも、濃厚に接触することになりますので、大変注意が必要です。
 
●ペットにさわったり、砂場や公園で遊んだら必ず手を洗いましょう。
犬や猫などが排せつを行いがちな砂場や公園はとても注意が必要です。特に公園などの、子どもの砂遊び、ガーデニングで草むしりや土いじりをした後は、十分に手を洗いましょう。
 
●糞尿はすみやかに処理しましょう
糞尿が乾燥すると、その中の病原体が空気中を漂い、吸い込みやすくなります。糞尿に直接触れたり吸い込んだりしないように、出来るだけ早く処理しましょう。
 
●室内で鳥を飼育するときは換気に注意しましょう
羽毛や乾燥した排せつ物等が室内に充満しやすくなります。ケージや室内のこまめな清掃は当たり前の事、定期的な換気がとても大切となります。
 
●野生動物の家庭での飼育や野外での接触は避けましょう
特に野生動物はどのような病原体を保有しているか分かりません。むやみに触らないよう、心がけることが必要です。
 
 
※詳細については、下記でご案内しています。是非ご覧ください。
 

犬が幸せであるための条件は?

豆知識290731
 
この記事を読んでいる皆さんは、自分の犬に幸せであってほしいとお考えの方がほとんどだと思います。
 
ただ、幸せの定義は人それぞれで、犬が幸せであり続けるために飼い主はどうすべきかイマイチ分からない方もいらっしゃるでしょう。
 
今回は、そんな犬が幸せであるための条件についてお話しします。
 
 
・まずはしっかりとしたコミュニケーションを取る
 
犬と飼い主との信頼関係が築けていることが、犬が幸せに過ごせる環境の前提条件になります。
そもそも、犬は群れを作って生活する生き物です。ですので、人間のみならず犬にとっても、家庭とはコミュニティの1つです。そして、飼い主は犬にとってのリーダーとも言えるでしょう。
もし、コミュニケーション不足で信頼関係が築けていなければ、飼い主が何をしてほしいのか理解できないでしょうし、そもそも言うことを聞こうとしません。そのような状態では、犬の心は満たされないでしょう。
以上のことから、犬とのコミュニケーションをしっかり取り、犬が安心して生活できるコミュニティを作ることは何より重要と言えます。
 
 
・健康であるための食事
 
犬は非常に活動的な生き物です。そのため、幸せに過ごすには健康な身体が必須条件です。
そして、その健康な身体に直結するのが、しっかりとした栄養のある食事でしょう。犬に対する愛情はあっても、正しい知識が無いために犬の食事が疎かになってしまうということはよくあります。
これを見て不安を感じたら、一度犬の食事を見直してみると良いでしょう。
 
 
・犬に関する正しい情報・知識を得る
 
SNSの普及により、可愛らしい動物の動画が流行するようになりました。
それに伴いペット人気というのは上昇し続けています。しかし、ペットを飼いたいという人々の気持ちが先行する一方、ペットと共存するための環境や情報が広まっているとは言い切れません。
犬に対して癒しを求める方は多いですが、それ以上に家族の一員として扱う大きな責任が飼い主にはあるのです。ですので、犬に関する正しい情報や知識を得る努力をすることは、犬が幸せに過ごす上で欠かせないことです。
先述した食事についてもそうですし、病気のことや犬の気持ちなどに関することを知っておけば、トラブルを未然に防ぎ、犬に快適な環境を提供できるでしょう。
 
いかがでしたか?
犬の幸せの条件は、「コミュニケーション」と「健康な体」、快適な環境を提供するための「犬に関する正しい知識」であるというお話でした。ぜひ、今回ご紹介した内容を覚えておいてください。

子猫を飼うにはどうすればいい?

豆知識290715
 
最近は猫ブームがきており、多くの方が猫を飼い始めています。
猫は犬に比べて飼いやすいと言われており、それも大きな要因になっているのでしょう。
もし、子猫を飼いたいとなったら、方法はいくつかあります。
 
近年はインターネットの質の上昇やSNSの普及によって、われわれの情報への感度も高まっています。まずはインターネットやSNSを利用して、様々な情報にアクセスしてみましょう。保護した子猫の里親を募集するボランティアや猫カフェなど、猫に関わる事業も増加傾向にあります。特に飼いたい猫の品種や特徴にこだわりがない場合は、そういったところに問い合わせてみるのがおススメです。また、動物愛護団体のイベントに参加してみるのも良いでしょう。
 
飼いたい猫の品種が決まっている場合は、ブリーダーから譲ってもらうか、ペットショップで購入するということになります。
ただ、実際に行くと分かりますが、猫を飼うのは非常に高い買い物です。価格で言うと数万~数十万はします。ですので、よく考えたうえで実行するようにしてください。衝動買いはダメです。
 
最近は野良猫も増えているので、公園で子猫を見つける、なんてこともあるかもしれません。周囲に母猫がいないようでしたら、保護するのもいいのですが、寄生虫やウイルスに感染している可能性は否めません。
すぐに動物病院に連れていき、適切な処置をしてもらいましょう。状況を説明すれば、病院側からも今後の動きについてアドバイスをくれるはずです。
 
子猫を飼い始めたら、まずはあまり近づかず、好きなようにさせておくのがベストです。というのも、子猫は新しい場所にいるので不安になっているのです。だからこそ、子猫が慣れてきたら、しっかりと遊んで可愛がってあげましょう。そうすれば、子猫もなついてくれるはずです。ただ、3週齢から7週齢は社会科期と言われており、この時期に飼い主だけと接していると臆病な性格になってしまうかもしれないので、飼い主以外の人にも会わせてあげることをおススメします。
 
猫はものすごいスピードで成長し、大抵の品種は1年で成長がストップします。この時期は免疫力が高くないことに加え、警戒心や注意力も低い為、体調を壊したりケガをしたりしやすい時期です。注意深く見守ってあげましょう。また、子猫にとって飼い主は母親のような存在です。ですので、なるべく一緒にいてあげるようにしましょう。
 

さみしさがストレスに?犬が感じるお留守番中のストレス

豆知識290630
 
仕事から疲れて家に帰ったら、愛犬が部屋を散らかして荷物がぐちゃぐちゃ。
 
うちの犬はしつけがなってないなあ、なんて思っていませんか?実はそれ、犬がお留守番にストレスを感じているサインなんです。
そして重度のストレスを感じると、犬の心身に悪影響を及すこともあるのです!
 
ということで、今回はお留守番中に感じている犬のストレスについてお話ししたいと思います。
そもそも犬は集団で行動する生き物で、一人になることに対して本能的にストレスを感じます。そして、お留守番の時のように寂しさを感じると、「分離不安」を起こしてしまうことがあります。
 
「分離不安」とは飼い主が側にいない事で感じる不安から起こる症状で、具体的な行動は、過剰に吠えたり、家具などを壊したり、トイレでない場所で排泄をしたりすることが挙げられます。
ひどい場合は過剰に吠えたせいで声が枯れてしまったり、下痢や嘔吐、更には、体に炎症が出たり、自傷行為をしてしまったりなどの症状もあるようです。
 
こういった行為を普段からするのではなく、お留守番の時だけするようであれば、もしかしたら愛犬が分離不安を起こしているサインかもしれません。変化に気づくためには日頃からの観察が必要不可欠です。
 
また、グルーミングという毛づくろいを過剰にしてしまう症状を起こす場合もあり、毛をつくろうために過剰に毛を舐め続けてしまったせいで、皮膚病になる可能性もあるのでグルーミングには要注意です。
 
もちろん、初めから甘えん坊な性格でお留守番ができない犬もいますが、中には昔はお留守番ができていたのに最近できなくなった、などのケースもあります。
 
例えば飼い主が病気になり、自宅療養していたとしましょう。そうすると、必然的に、毎日朝から晩まで犬と一緒に時間を過ごすことになります。そして、しばらくして飼い主の病気が治り、仕事に復帰しましたが、その日から犬が分離不安を起こし部屋は荒れ放題になってしまうのです。
 
このように、今まで飼い主とずっと一緒にいる環境から、突然独りぼっちになり、さみしさを感じてしまっているというケースもあります。
 
いかがでしたでしょうか?犬はとてもストレスを感じやすい生き物です。
もしも、これらの症状が長く続くようでしたら病院に連れていってあげたり、外出時はペットシッターに依頼するなど、すこしでも愛犬の不安を取り除いあげると良いですね。

犬の脱走について

豆知識290617
 
犬が逃げ出そうとしたり、脱走して顔面蒼白になりながら探し回ったという経験はおありではないですか?
そんなとき…
 
「戻ってきてくれるのだろうか?」
 
「事故に合ったりしてないだろうか?」
 
「誰か保護してくれてはいないだろうか?」
 
と、どんどん心配になりますよね。
でも、犬にも逃げる何かしらの理由があるはずです。
【犬が脱走しようとする理由】
 
①犬の持つ好奇心
散歩で外の世界を知っている犬は、外界への興味を持ちます。散歩に行くときも勢いよく飛び出していきますよね。もし、リードもなく外へと飛び出していける状況であり、加えて犬が興奮状態であったら遠くへ行ってしまうのにも頷けます。この好奇心が大きい犬ほど、隙あらば脱走しようとします。
 
②排泄のため
犬が脱走したとき、小屋の近くに糞がなかったり、前の散歩の時間がずれていたりすると、排泄のために脱走したということが考えられます。犬は、自分の寝床での排泄を嫌います。ですので、そのような場合はしっかりと排泄の機会を与えなかった飼い主側に責任があるといえます。
 
③大きな音に驚く
突然の大きな音に驚く犬はとても多いです。花火の音や雷の音に怖がる様子をよく見る方も多いのではないでしょうか?そのような音に反応しパニックに陥った犬は、安全な場所に行くために何としても脱走しようと行動に出ることがあります。例えば、リードを引きちぎってしまったり、扉を無理やりこじ開けたりなどが挙げられます。このとき、屋内なら遠くへの脱走は防げるかもしれませんが、屋外だとどういう行動をとるのか予測できません。ですので、花火や雷などの大きな音がすると分かっている状況では、散歩は控えるのが得策です。
 
④発情して別の犬を追っかけてしまう
発情期になると犬は当然、性別の異なる相手の匂いを嗅ぎつけ興奮するようになります。犬の嗅覚は非常に敏感であるため、数キロ離れたところにいる犬の匂いも認識できるといわれています。ですので、発情して本能のままに別の犬を追っかけてしまうことがあるのです。また、野良ネコに過剰に反応して追っかけてしまうというパターンもあります。
 
犬が脱走する理由をいくつか挙げてみました。飼い犬が脱走した経験がある方は、もしかしたらここで挙げた理由のどれかにあてはまるかもしれません。このような犬の脱走を防ぐには、やはり対策が必要です。
 
 
【犬の脱走を防ぐための方法】
 
①寄り添うしつけ
当たり前ですが、脱走しないためにはしつけをいかに行っているかが問われます。ここでいう犬のしつけというのは、生後1年までに行われるような教育とは異なります。しつけというのは、飼い主と共に犬の生活環境にあわせて行われるものです。この段階で、犬は真の社会性を身につけるのです。
ここで大切なのが、犬にしつけを楽しいと思わせることです。そのためには、飼い主は犬に寄り添うことが求められます。よくいる飼い主が、犬が言うことを聞かずイライラすると、普段とは態度を変えて怒鳴ったり手を出したりする飼い主です。そのような飼い主のしつけは本物のしつけとは言えません。それ犬がしつけを苦痛に感じてしまうと、やりたいことをするために脱走してしまい、かえって逆効果になることがあります。ですので、自分の感情に任せて態度を変えたりせず、しっかりと時間を使って、褒美もあげるという、寄り添うしつけが必要なのです。
 
②十分な散歩
散歩の量が足りてないと、犬は散歩への執着心を高め、ストレスを感じるようになります。前回の記事でお話しした、好奇心ゆえの脱走や排泄のための脱走へと繋がりかねません。そのため、犬には十分な散歩時間を与えてあげる必要があります。特に、散歩時間以外はゲージ内で過ごす犬などはストレスがたまりやすいです。その犬が若ければなおさら、散歩への執着心を高めるでしょう。ですので、毎日の散歩は欠かさず行いましょう。加えて、定期的な運動をさせると尚よいです。疲れるくらい動かした方が散歩への執着をなくし、脱走を考えなくなるようになります。
 
③物理的な対策
やはり物理的な対策は不可欠でしょう。扉を二重ロックにしたり、柵の中でもリードをつけたりなど様々な対策ができます。
 
私たちペットシッターは毎日たくさんの犬のお世話をしています。
そんな中で感じることは、①のしつけ、そして②のお散歩は本当に大切だと感じています。
それは、脱走防止のためだけではなく、長く家族の一員として一緒に生活していくうえで、飼い主様とペットの信頼関係は本当に必要な事だからですね。
 

猫がペットとして飼われるまでのルーツ

豆知識290522
 
猫は今や、犬と並んでペットとして飼われている王道の動物です。
クリクリの瞳やプニプニの肉球、柔らかい毛並みのしなやかな身体を持っており、見た目が非常に可愛いです。
それと裏腹に、性格はマイペースで自由奔放、かと思いきや、急に甘えた声を出して飼い主にすり寄ってくるなど、ツンデレな性格が可愛いという魅力を持っています。
そんな猫が、一般的にペットとして飼われるようになったのは、いつ頃からなのでしょうか。
ここでは、猫がペットとして飼われるようになったルーツを紹介していきたいと思います。
猫の歴史はこんなに古い!
猫はもともと、農耕が始まった時代に、穀物の倉庫にネズミが大量発生した際の監視役として飼われたのが始まりだと言われていました。
その頃が、古代エジプトの、約5,000年前でした。
しかし、現在では、9,500年前に、現在の猫たちの祖先にあたるリビアヤマネコという動物がお墓から発見されたという新しい説もあります。
つまり、猫が人間と関わっていたルーツは、非常に古くからあるのです!
 
ペットとして愛された歴史
もともと穀物倉庫の監視役として活躍していた猫は、その見た目の可愛さから、ペットとして飼われるようになりました。
古代エジプトの貴族たちは、愛猫をとても大切に可愛がり、猫を自分の国以外に出すことを法律で禁止しました。
しかし、貿易を行っている商人たちが、その法律に反して猫を外国に密輸し、それから地中海の国やアジアの国々に広がっていったと言われています。
その後、ローマ人も最初は小麦を守るための家畜として猫を重宝しましたが、やはり猫の可愛さに魅了され、ペットとして飼うようになったそうです。
 
日本に来たのはいつ?
猫が日本に渡ってきたのは、仏教が伝えられた6世紀頃だという説が有力だと言われています。
この頃日本では、中国との貿易が盛んになり、仏教の経典などのさまざまな物が広がった時代でした。
中国人は、長い旅路に必要な穀物を守るためだけでなく、大切な仏教の経典も天敵のネズミから守るために猫を一緒に乗せてきました。
そして、日本にも猫が広まったと言われています。
日本の身分の高い人々にもやはり猫は気に入られ、平安時代の貴族たちにペットとして飼われていたという記録が残っています。
 

ペットの住みやすい家

豆知識290516
一般的に「住みやすい家」と聞くと、私たち人間の暮らしやすさを追求して建てられた家を想像するでしょう。
家については、ペットのことを後回しにしてしまっている場合も少なくありません。でも、覚えておいてほしいのは、人にとっての「居心地良さ」と犬猫にとっての「居心地良さ」は、全く違うという事なのです。
 
人は、より良い暮らしのためにリフォームやインテリアの好み…家具の位置等多くのことに少しずつ手を加えて“住みやすい我が家”に近づけていきます。しかし、残念ながらペットは、自分たちで”住みやすい我が家”に改善しようにも改善できないですし、それを誰かにお願いする手段もありません。
ペットのことを一番に知っている飼い主だからこそ、ペットの思いに気づいて、素敵な家を用意してあげましょう。
 
 
・居場所づくり
 
まずは、「居場所づくり」です! 例え家が安心すると言っても、一人ひとりに家の中でも「ここは自分の場所だ!」「一番安心して落ち着ける…」という場所があると思います。
それは、自分の部屋だったり、ベランダだったり…人それぞれですね。
実はペットにもそういう場所があるのはご存知ですか? 
 
「あれ!?どこにいったんだろう…」と思った時に「やっぱりここか!」と、ペットが定位置にいたりする経験…あるのではないでしょうか? 
そういった場所はペットのお気に入りの場所であることが多いようです。例えば夏であれば、涼しく感じるタイルの上にいることはありませんか? 
逆に寒い日は毛布の近くにいるかもしれません。こういった場所の特徴を掴んで、ペットの落ち着けるスペースを作ってあげてください。
また、私たちにとって、天井との距離は特別に気にしたことがないとは思いますが、ペットにとっては部屋は広い方が良いのではなく、ぴったりとしたサイズを好むことが多いようです。
実際ペットにとっての天井との距離は、私たち人と体育館の天井の距離と同じ感覚だと言われています。確かにそれでは、あまり落ち着けませんよね。
 
ただし、犬は人と違い独りでいるのを寂しがることが多いので、リビングの一角にスペースを作るのをおすすめします。
 
・整理整頓も大切です
 
居場所は、きちんとかたずけられている方が良いですね。食器など置きっぱなしにしておくと、いいことがありません。
これは普段からいえることですが、“収納”には特に気を付ける必要性があります。犬や猫も人と同じく心を持っていて、好奇心旺盛な生き物です。
だからこそ、家のコンセントやトイレットペーパー等に興味を示し、いたずら心で飼い主の怒りをかうことがあります。
そうならないためにも、予め、トラブルの原因である要因を片付け、目に触れさせないというのが一番です。そのためにはガード等の設置をすることも一つの方法となります。
 
いかがでしたか?
このようにして、少しでもペットに、住みやすい家を提供できるように気配りすることも、飼い主さんにとっては必要なことかもしれません。