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2018年8月

猫のプニプニ肉球の驚くべき役割

豆知識300828
 
猫の肉球が大好きという人は少なくないですよね。
肉球マニア・肉球フェチもいるほどです。たしかに「萌え~」って感じになりますね。
 
プニプニした肉球はかわいいだけでなく、猫にとっては重要な役割を果たす器官の一つです。
 
知られざる肉球の豆知識と、肉球の役割についてまとめてみたいと思います。

肉球の正体

プニプニした肉球の正体は「ザ・脂肪」です。表皮は角質細胞から、真皮は主にコラーゲン、皮下組織は脂肪組織が層構造になって肉球を構成しています。
 
肉球は脂肪と弾性繊維でできているのでプニプニとした感触なのです。肉球の表面は1mmと分厚くできているので摩耗しにくい構造になっています。
 
犬の肉球の方が猫の肉球よりも分厚く、頑丈なので、雪道でもそりを引くことができるほどです。
 

肉球の役割

衝撃吸収
猫は高いところが大好き。肉球は高いところからジャンプして着地する時に衝撃を吸収し、負傷しないよう予防するクッションのような役割があります。Gショックよりスゴイかも。
 
滑り止め
木に登る時、獲物にとびかかる時に肉球は滑り止めの役割を果たします。
 
消音
猫は狩りをする時、そっ~と音を立てずに忍び寄り、待ち伏せし、チャンスが来たら一気に襲い掛かって仕留めます。肉球のおかげで音を消し、忍び寄ることができます。
 
グルーミング
肉球を手のひらのようにして使ってグルーミングすることがあります。
 
マーキング
足の指の間にも臭腺があり、猫は自分のテリトリーやお気に入りのものににおいを付けて回る習性があります。「私のものよ!」と肉球スタンプでも押しているつもりなのかもしれませんね。
 

猫の足の指の数と肉球の名称

猫は前足の指が10本、後ろ足の指が8本です。
 
指球(シキュウ)
前足の各指にある小さな5つの肉球のこと。
 
掌球(ショウキュウ)
掌(たなごころ)は手のひらのことを指しますが、猫の足の真ん中の大きな肉球のこと。
 
手根球(シュコンキュウ)
前足の付け根部分にだけ存在する肉球。
 
狼爪(ロウソウ)
前足にのみある親指に当たる肉球。
 
足底球(ソクテイキュウ)
後ろ足の中心にある大きな肉球。
 
趾球(シキュウ)
後ろ足の各指にある小さな4つの肉球のこと。
 

肉球だけは汗をかく

猫の体には汗腺がないので汗をかきませんが、肉球には汗腺があり緊張したり、びっくりしたりした時に汗をかくと言われています。この分泌物はマーキングの時や、木登りする時にも分泌されます。
 

肉球チェック

猫にとって肉球がどれほど大切な器官かお分かりいただけたでしょうか?肉球が腫れている、冷たい、ケガをしているなどが分かれば早く病院へ連れて行きましょう。肉球の病気は治りにくいので
 
寒い季節には人間と同じで猫の肉球も乾燥しやすくなります。カサカサになるとひび割れを起こしてしまうので、猫の肉球専用クリームで肉球ケアをしてやりましょう。飼い主も猫ちゃんもまったりできる時間になりそうですね。
 

犬は色を識別できるの?犬の色の世界を覗いてみよう!

豆知識300720
 
ペットショップに行くとポップなカラーのおもちゃがずらーっと並んでいます。見ているだけでも楽しくなりますし、愛犬と遊ぶのを想像するだけでワクワクしてきます。
 
さあ、どの色にしようかな?この子は何色が好きなのかな?そういえば、犬はモノトーンでしか見えないんだったかな?じゃ、飼い主の好きな色にしちゃっていいかな?いろんな考えが頭をグルグルと駆け巡ります。
 
最近の研究で分かった犬の色の世界を覗いてみましょう。

犬の目のメカニズム

人間の網膜には色を感じる細胞である錐状体(すいじょうたい)があるので様々な色を識別することができますが、犬にはその錐状体がほとんどないので色の識別能力には限りがあります。犬は色の識別できなくても、見えていないわけではありませんし、人間のようにカラーでテンションが変わったり、色を楽しんだりすることもありません。
 
犬が色をどのように認識しているかは、まだまだ研究中です。犬が話せるようになって教えてくれるといいですね。
 

犬には色がどう見える?

犬は色盲と考えられていましたが、全く色を識別できないわけではないと最近の研究では分かってきました。緑・黄色・オレンジはくすんだ黄色に見え、紫・青は青っぽい色として識別され、赤色はグレーに見えるという研究結果です。人間が赤と緑のきれいな景色に見えたとしても、犬にとっては赤も緑もほぼ同じくすんだ黄色に見えているということです。
 
ですから犬の色の世界はモノトーンではなく、黄色、青、グレーの色でなっているということが分かりますね。
 

人間より優れた犬の目の特徴

暗闇
犬には人間は持たないタぺタム層というわずかな光を反射して視神経に伝える細胞を持っています。この層があるおかげでわずかな光があれば暗闇の中でも対象物を見ることができるのです。
 
紫外線
2014年の研究によると犬は人間には見えない紫外線を見ることができるのではないかという可能性が示されました。犬がどのように脳内で紫外線を色として処理しているのかはまだ不明です。
 

おススメの色は青と黄色

犬は赤と緑を見分けるのが苦手です。それで、外でボール投げをする時に、赤や緑のボールなら芝生の色と見分けられないことがあります。目の前にあるのに、探し回っているワンちゃんを見かけたことはありませんか?この研究結果からするとボール遊びのベストカラーは青と黄色です。犬にとってくっきり見える色を選んであげるなら、楽しく遊べますよね。また、ボールに匂いを付けておくのもいいかもしれませんよ。
 
よく観察してみるとお気に入りのおもちゃって同じ色かもしれませんね。でも、愛犬のお気に入りのおもちゃは色だけでなく、素材や形にもよりますからお気に入りの傾向が分かるといいですね。
 

結びに

犬の色の世界はいかがでしたか?人間とはずいぶんと異なることが分かりましたね。
私の飼っている犬は黒だったので赤いものがよく似合うと思っていましたが、単に飼い主の好みだけだったという悲しい事実も分かりました。犬には色が分かりにくいので着色料たっぷりのドッグフードもおいしそうに見えるのは人間だけだという悲しい現実も分かってしまいましたね。この情報を活用してワンちゃんと楽しい時をいっぱい過ごしてくださいね。