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2017年12月

猫がキャリーに入ってくれない!そんな時どうする?

豆知識291226
動物病院に行く時やちょっとしたお出かけの時、飼い主さんなら猫をキャリーに入れる機会が必ずありますよね。
 
すんなり入ってくれればよいものの、猫が暴れて手を焼いている飼い主さんも多いはず。引っかかれたり噛まれたりしてケガをするだけでなく、猫にとってもストレスがかかってしまっては意味がありません。
 
そこで猫と飼い主さん、お互いがストレスなく済むように対策方法をまとめてみました。

キャリーケース選びを見直してみよう

キャリーにも色々な種類のものがあります。まず素材が柔らかいソフトタイプや、プラスチックでできたハードタイプの2種類に大きく分けることができます。大型の猫や活発な子には頑丈なハードタイプがおすすめです。もちろん、タイプを問わず扉がしっかり閉まるものを選びましょう。
その中から猫に合った種類のものを探す必要があります。例えば、飼い主さんに抱っこされるのが好きな猫ならリュックタイプなど密着度が高いものがおすすめ。外を眺めるのが好きならキャリーの中から外が見えるメッシュなどがついたもの、その逆で静かで暗い場所が好きなら完全に扉が閉まるもの…などなど、猫の性格を踏まえた上でキャリーを選ぶことが大切です。
 

常に部屋に置いて慣れさせよう

「キャリー=病院に行くためのもの」と猫が認識している場合、嫌なことをされた経験から入るのを拒むことがあります。この場合は思い切って新しいものを買うのも一つの手です。
そして何より大切なのは、キャリーを常に部屋などに置いて安全な猫の居場所として認識させてあげることです。基本的に猫は狭い場所が好きなので、部屋に置いておけば勝手に入ってくつろいでいることも。中で寝てくれるまでになれば完璧です。初めはおもちゃやおやつを使って慣れさせてあげるのもよいですね。
中にはキャリーが大好きな子もいます。普段から落ち着く場所として慣らしてあげましょう。病院などから帰ってきたら定位置に戻してあげるのも忘れずに。
 

最終手段!?洗濯ネットを活用しよう

色々と試してみたけど効果がない…。そんな時は洗濯ネットを使ってみましょう。猫に引っかかれることもなく、脱走防止にも役立ちます。また、視界が遮られるため猫が落ち着いて過ごすこともできるのです。見た目は少し可哀想に思えるかもしれませんが、この手法は獣医さんも行うほどメジャーなもの。猫の安全を考えると、意外にも洗濯ネットが役に立つのです。
猫の体格に合わせた大きさのものを選ぶことも大切ですし、使い古したものよりは新品で耐久性のあるものを使いましょう。猫にとって初めて目にするネットは怖いかもしれません。できるだけ落ち着ける環境で、猫をなだめながらネットに入ってもらう訓練をしてください。
 
 
私たちが思っているよりも警戒心が強く臆病な猫ですが、その子の性格や習性を理解してあげることですんなりキャリーに入ってくれるようになります。もちろん、念のため飼い主さんは長そでを着用するなどして思わぬケガの対策も万全にしてくださいね。
 

犬も寝ているとき夢を見るの?

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愛犬が寝ているとき急に足をばたつかせたり、うめき声のようなものを上げて驚いた経験はありませんか?実はこれ、犬が夢を見ているのかもしれません。
 
犬が夢を見るのかどうかは科学的にははっきりと解明されていませんが、その説は非常に濃厚。寝ている犬の脳波にしっかりとした反応がみられたという研究結果もあるほどです。
 

犬も「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を繰り返している

犬の睡眠の仕組みは意外にも人間と全く同じ。レム睡眠とは、身体が休んでいて脳が活動している状態のことをいいます。ノンレム睡眠は深い眠りのことをいい、脳の休息が最も優先される状態です。睡眠中はこの2つの眠りを交互に繰り返しているのです。
犬は1日に平均12~18時間ほど睡眠をとります。元々野生で暮らしていた時の名残から浅い眠りであるレム睡眠が8割を占めるので、人間よりも夢を見やすい状態が長く続いているのです。
 
 

夢を見る理由と内容

人間はその日の出来事や得た情報を頭の中で整理し、記憶として定着させるために夢を見るといいます。これは犬の場合もほとんど変わらないのではという意見が多いです。
いつもより長く散歩をした時や遠出した時、多くの人や犬と触れ合った日は特に夢を見やすい傾向にあります。その日に起きた出来事を夢の中で思い返し、さまざまな感情が夢を見させているのではないでしょうか。
 
犬の場合は視覚よりも嗅覚・聴覚が優れているのは多くの方がご存知ですよね。そのため、「見る」というよりは「嗅ぐ」「聴く」といった感覚を多く抱いているのではといわれています。つまり、人間が見る夢の感覚とは少し違うようです。犬にとって、夢を「見る」という表現は少し間違っているのかもしれませんね。
 
 

犬が夢を見ているか確かめる方法

犬は眠りについてから20分程度で最初の夢を見るといわれています。
規則的だった呼吸が不規則になっていき、瞼の下で眼球が動いていたらそれは夢を見ている可能性大。まるで走っているかのように足をばたつかせたり、吠えるような仕草で何か寝言を言っている時もあるでしょう。飼い主さんと遊んだ楽しい記憶を思い出しているのかもしれませんね。
 
 

犬の不眠症

犬は一緒に生活する人間の生活リズムに影響されます。飼い主さんが不規則な生活をしていると、犬も一緒になって夜遅くまで起きていてしまう。元々深い眠りにつく時間の割合が少ない犬ですから、結果的に不眠症のような状態になってしまうこともあります。
とくに思い当たる節がないにも関わらず、毎日のように夢を見ているようなら要注意。愛犬がゆっくりと落ち着ける寝床を用意してあげることも大切なのです。
 
 
愛犬が夢を見ているとすれば、その内容がどんなものか気になってしまいますね。直接聞くわけにもいきませんが、寝ている時の不思議な仕草にはさまざまな種類があり、その子によって個性が出る興味深いもの。じっくりと観察して内容を想像してみてはいかがでしょうか。
 

猫におすそ分けしたい! 猫にとって危険な食べ物があることを忘れないで!

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ほとんどの飼い猫は総合栄養食であるキャットフードを食べているでしょう。でも飼い主さんが食べている時に「ニャー、ちょっとちょうだいよー」と言わんばかりにスリスリしてきたらどうされますか?
 
あるアンケートによると、おかずを時々おすそ分けする飼い主さんは30%以上いることが分かりました。
猫が食べても大丈夫なのかな?ちょっとならいいかな?といろんなことを考えるかもしれませんね。
 
そんな時に覚えておきたい食べ物に関する豆知識のご紹介です。

猫にとって危険な食べ物

〇ネギ類
 
ネギ類には玉ねぎ、長ネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウなどが含まれます。
玉ねぎに含まれるアリルプロピルジスファイドなどの成分が赤血球を破壊するため、貧血の原因になります。ねぎの中毒症状には胃腸障害、心拍数の増加、嘔吐、ふらつき、下痢などがあります。この毒性は加熱しても破壊されない上に、猫の体調によっては重度の貧血から死に至るケースもあるので軽く考えないようにしたいものです。ねぎを使った料理の残り汁、小さい刻みねぎの入ったおかず、ニンニク料理などネギのエキスが出ているものは特に注意が必要です。
 
 
〇コンソメ
 
うっかり忘れてしまいがちなのがコンソメのような調味料です。コンソメには玉ねぎが含まれているため非常に危険です。コンソメを使ったスープや鍋物などを与えないようにしましょう。
 
 
〇チョコレート
 
おいしいケーキを愛猫にもペロッとさせてやりたいという気持ちは分かりますが、猫にはNGです。チョコレートに含まれるテオブロミンという物質を体内で分解できないために嘔吐や下痢の原因になります。最悪の場合は死に至ります。
 
 
〇生の魚介類
 
魚介類にも猫は反応してよくおねだり攻撃をしてきますよね。生の魚介類に含まれるチアミノーゼという酵素はビタミンB1を分解するので、欠乏症を起こし嘔吐、下痢、瞳孔が開く、痙攣、ふらつくなどの症状がでることがあります。でも、この酵素は加熱すると破壊されますし、魚介類には猫に必要なタウリンが豊富なので、加熱し適量を与える分には大丈夫です。
 
なかなか人も食べる機会のない高級なアワビを猫にあげたいと思う飼い主さんがいるのか分かりませんが、アワビに含まれるフェオフォーバイドという物質が皮膚炎の原因になると考えられており、この物質が耳の血管に入ると耳が落ちてしまうという通説があります。
 
 

おすそ分けのルール

〇主食の1割以下にする
 
キャットフードは猫の健康を考えてさまざまな栄養がバランスよく配合されています。ですからあくまでもメインディッシュはキャットフードで、おすそ分けを与える場合はこのバランスが崩れない程度の量にしましょう。主食の10%以下の量にとどめ、与えすぎに注意してください。おすそ分けする場合、主食を少し減らすことも必要でしょう。人間にとってはおいしい味付けでも、猫にとっては塩分や刺激が強すぎで身体によくないことも覚えておいてください。
 
 
〇毎日の習慣にしない
 
猫が喜ぶからといって毎日おすそ分けをしていると「おねだり癖」が付いてしまいます。煮干しや鰹節だからいいよね~と思っていても、与えすぎると尿結石になるリスクが高まります。

 

大型犬の躾に警察犬訓練所に預けるのは必要?

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私の父が、生後1週間のコリーをブリーダーから買ってきてくれました。
 
高校生の時です。名前を家族みんなで話し合って「ハナちゃん」と名付けました。
 
今回の記事は、大型犬を飼う際に警察犬訓練所に預ける必要性について、実体験を元にお話しします。
■大型犬の「ハナちゃん」が3歳の時に躾のために警察犬訓練所に預けた
本を読みながらトイレの躾も「お手」「お座り」「伏せ」「待て」もしっかりして、愛情いっぱいに育てました。
みなさんご存じですか?生後1年未満のコリーは、普通の犬とかわらず鼻がぺっちゃんこなんですよ。成長とともにコリーらしい鼻の長い顔になっていきます。
3歳の時のコリーの鼻はまだ中途半端な長さで変な感じです。
私とは違った意味で、両親には別の心配ごとがありました。
近所にはたくさんの犬がいます。お散歩の時にすれ違うことも多々あります。
今は、小さいのでリードをしっかり持っていることで制御がききますが、このまま成犬になって、散歩の時に制御不能になったら大変だという心配でした。
しかも、散歩は私の係です。
そこで両親は、どんなときも家族の言うことを守るよう、警察犬の訓練所に3ヶ月預けることになりました。
警察犬訓練所といっても、警察犬の訓練をするわけではなく、大型犬が絶対人間の言うことを聞くようになる徹底的な厳しい躾です。
ただし、3歳まで愛情いっぱいに育てたという条件付の訓練です。
初めは犬に里心がつくと、教育しづらいと言うことで、面会は1ヶ月に1度だけでした。
3ヶ月で、ハナちゃんは、立派に躾けられて優秀な犬になりましたが・・・
 
 
■訓練1ヶ月目の面会日顔つきの変わったハナちゃんを見て連れて帰りたくなった
ハナちゃんを訓練所に預けてから、初めての面会日。
家族揃っていそいそと出かけて行きました。
訓練所について、ハナちゃんに会わせてもらいました。
ハナちゃんは、私たちを見ると猛ダッシュでかけよってきました。
ところが、ハナちゃんの表情が別人(別犬)のように何とも冷たい感じになっていました。
飛びつくこともなく、頭をナデナデしてもらうために顔を押しつけてくることもありません。
私が学校から帰ってきたときのハナちゃんとの儀式は、飛びかかってくるハナちゃんの前足を私が捕まえて、ハナちゃんは後ろ足だけで立ってダンスをするのです。
しかし、ハナちゃんはダンスなんてしません。
私たちの前に来るとお行儀良くお座りしているのです。
訓練士さんを見て、訓練士さんが「良し」と言うと、何時ものように頭と喉をナデナデしてもらうために、しゃがんでいた私の腕の中に飛び込んできました。
でも、何時ものようにダンスをおねだりして後ろ足で立つことも、目をつぶって寝転んで、お腹を見せることもありません。
お行儀良く伏せをしたままでした。
私をじっと見つめています。
「どうしたの?訓練辛いの?」と問いかけながら首回りを抱きつくように撫で回してあげると、はじめて目をつぶって「くぅん」となきました。
お行儀が良すぎるハナちゃんは、冷めた目をしていました。
私は、訓練士さんを見て「訓練厳しいんですか?」と尋ねました。
訓練士さんは黙っていました。
面会は10分で切り上げさせられました。
その後面会は禁止になりました。
一度しっかりと訓練すると、それは身体で覚えることだから、一生身につきます。
今里心をつけさせたら、言うことを聞かなくなります。よほどかわいがられて育てられたんでしょうね。お嬢さんにもう助けを求めています。
でも、住宅街なので、無駄吠えをしたり、散歩中に吠えたり、噛みついたりしては、飼えなくなってしまいますよ。無駄吠えの苦情や子どもに噛みついたことで、で殺処分された犬もいます。
訓練が終わってから思いっきりかわいがってあげて下さい。3歳までに十二分に愛情いっぱいに育っているようですから、表情もすぐに元に戻りますから」
訓練士さんから両親はこう言われたそうです。
両親もハナちゃんの表情が冷たくなったのが気になったそうですが、ハナちゃんのためを思って3ヶ月辛抱することにしたそうです。
私は、ハナちゃんと別れ際に、ハナちゃんのクビに思いっきり抱きついて、「がんばってね。もう少しの辛抱だよ」と言って別れました。
あのときのハナちゃんの悲しそうな顔は忘れられません。
「犬は、人間の言葉なんてわからない」と言う人もいますが、言葉はわからなくても表情で気持ちは通じる、言葉はちゃんと通じていると、私は思っています。
私は訓練士さんに
「厳しい訓練のストレスで病気になったりしませんか?」
と聞くと、
「コリー犬はもともと狩猟犬だから、訓練のストレスを解消できるだけ十分にケアしています。私は獣医でもあるから、安心してね」と言われました。
 
 
■3ヶ月の訓練をがんばったハナちゃんの冷たい顔つきは元に戻るのか?
訓練を終えたハナちゃんを迎えに行く日がやってきました。
朝一でお迎えに行きました。
ハナちゃんは、表情がなくなったかのような、甘えることをしない賢い犬になっていました。
私は、ただただ悲しくなりました。
私は毎日、「ハナちゃん笑って」と思いっきり抱きしめ、一緒に遊んで可愛がってあげました。
毎日訓練士さんに言われたとおりに訓練は続けましたが、訓練の時間以外、私は3ヶ月の寂しさを生めるようにハナちゃんにべったりでした。
ハナちゃんの犬小屋は3畳あります。大きな軒の下で塀に囲まれているので、台風が来ない限り雨風にサラされることもありません。
訓練から帰ってきて1週間後の夜中、雷が何度もなりました。
悲鳴のようにハナちゃんが吠え始めました。
父がハナちゃんを玄関に入れてあげました。
ハナちゃんは、玄関から廊下に上がってくることはありません。
雷の音に脅えていたハナちゃんも、犬小屋よりもずっと広い玄関の中に入れてあげたことで安心したのか、すぐに眠りにつきました。
翌朝、私がハナちゃんの所に行くと、何と昔のように、お腹を丸出しに仰向けに大の字になって眠っていました。訓練から帰ってきて初めてのことです。
近づくと普通は起きるのにハナちゃんは眠ったまま起きません。
左の前足が玄関の鴨居に乗っかっていました。
私は「ハナちゃん朝だよ」と言って前足を揺すってみましたが身動き一つしません。
驚いて「ハナちゃん」と大きな声で呼びながら、前足をめちゃくちゃに揺すぶりましたが、起きる気配もありません。
私は、ハナちゃんが死んでしまったのかと思って、母の所に飛んでいきました。
父もビックリして、ハナちゃんの所に家族全員ドタドタ駆け寄りました。
するとその音にやっと何とハナちゃんは寝ぼけた感じで「くぅーん」と反応し、寝っ転がったまま頭を起こしています。
「もうー死んだかと思ったじゃない」と首に抱きつくと、ハナちゃんは起き上がりました。
その時ハナちゃんの顔は、訓練に出す前の、優しい顔に戻っていました。
「女の子なのに寝相悪いな!ハナちゃんは飼い主に似たのかなぁ」なんて父が安心したように言いました。
でも、両親もハナちゃんの表情に安心したのか、頭をなでたり、背中をなでたり、家族中でハナちゃんをさすっていました。
 
 
■訓練所の厳しい訓練を忘れてしまったかのようなハナちゃんの予防接種姿
その日は、ハナちゃんの予防接種の日です。
「獣医さんに連れて行く=注射」なので、クリニックの前で既にハナちゃんは大暴れです。
それでも父に押さえつけ抱えられて、注射をする台に乗せられました。後は獣医さんに押さえつけられ、注射は難なく行われました。
ハナちゃんは、泣くわ、わめくは、大騒ぎでしたが、それは訓練前と全く一緒で、何だか私は安心しました。でも、両親は心配して、今朝の事情を話し、
「訓練の効果は、雷と共に消え去ってしまったのでしょうか?」
と質問しました。獣医さんの答えは、「安心しきったのでしょう。でも、訓練の効果がなくなったわけではありません。雷も恐いし、注射は痛いですから、これは犬の性格の問題ですよ。恐がりのこの性格は早々変わりません。」でした。それに加えて、
「厳しい顔つきは、緊張の表れです。よほど厳しかったのでしょう。でも、コリーが本気で人を噛みついて、大けがをさせたりしたら大変ですから、あまり甘やかせてはいけませんよ」
とも言われました。
 
 
■放し飼いはストレスになるって本当?
でも、ハナちゃんは穏やかな性格でしたので、近所の人気者です。庭に放し飼いにしていても門から手を伸ばした子ども達にも、噛みつくどころか、よく懐いています。
お米屋さんなんて、勝手に入ってきても、吠えもしません。ハナちゃんは番犬にならないみたいです。
放し飼いは犬にストレスを与えることもあると最近では言われています。
犬が「縄張り意識」で、安心して眠れなくなってしまうだけでなく、躾も入りにくいのだとか。
しかし、ハナちゃんは警察犬訓練所で顔つきが変わるほどの厳しい訓練を受けた後ですので、狩猟犬の本能のまま放し飼いにしても、自分を人間と思い、両親を親に、私をお姉さんだと思っています。絶対服従です。
散歩に連れて行っても、私がきつそうにしているだけで走るのを止めて歩行を合わせてくれます。6歳(成犬)になった頃は、自転車で散歩させるようになりました。
よその犬とすれ違いそうになると、自転車を止め「ハナちゃん止まれ」と念のために私は言います。ハナちゃんは走っていてもすぐに止まってお座りです。
よその犬が吠えても私がなでている限り無視しています。
そんな時、決まって近所の小さな子ども達が集まってきます。
ハナちゃんは、されるがままに、子ども達に触らせています。
父がハナちゃんを庭で放し飼いにしていますが、縄張り意識どころか、いつもやって来るお米屋さんやクロネコヤマトのお兄さんに懐いて、門を開けて入ってきても吠えもしなければ、逃げもしません。
父が庭で盆栽をいじったり、庭木の手入れをしているときは、父の周りをウロウロし、私が帰ってきたら、出迎えてダンスをします。
家の周りをぐるぐる走り回ったり、雑巾を持ってきて、何故かドヤ顔をしていたり、ハナちゃんは自由です。
何より、お腹丸出しで大の字に寝て、起こしても起きないなんて、獣医さんも認める「ストレス皆無状態」です。
確かに躾前の放し飼いは、犬に縄張り意識の緊張を与え、躾に耳を傾ける余裕をなくさせてしまうのでしょう。犬は、飼い主を守る忠実な動物ですから縄張りのボスと化し家屋を守る意識と緊張が優先し、しかもストレスになるほどのボス意識が何より優先していますので、飼い主の躾なんてできるはずがありません。
しかし、十分な愛情を与えるだけでなく、ちゃんとした躾をして、犬に「自分は家屋の一員」と思わせることは、信頼関係もしっかりと身につけさせるだけでなく、守ってもらえる信頼感を与えます。それが愛犬に安心感を伴った幸せを与えるのです。
 
 
■まとめ
しっかり躾の訓練をした後の放し飼いは、犬の習性を守ってあげていることにもなります。
叱ることもありますが、信頼関係が築かれていますので大丈夫です。
散歩の後の毎日の訓練で、ハナちゃんは、コリークラブで毎年優勝する名犬となりました。
審査員の方々に「ハンサムなキレイな犬」と外見からの評価も高いのですが、ハナちゃんは雌です。「美人」と言われないのがもどかしいです。左右対称の毛の色が美しいのだとか。
ハナちゃんは3代前からの血統書付のコリーですですし、ハナちゃんのお母さんは美人犬だったそうで、美人の血統を持っているはずなのに。
こんなに賢いハナちゃんは、普段は頭が良いのか悪いのかわからない甘えん坊です。
でも、本能も満たし、しかも自分は守られている人間の家族と思い込める幸せ感も十分に味わえている最高な状態なのでしょう。
そのせいか、大型犬なのに、ハナちゃんは15歳という寿命を全うして天国に行きました。
ペットの葬儀屋さんが、ハナちゃんを連れて行くときに、「こんな優しい顔の犬は見たことがない。可愛がられていたんでしょうね」と言ってくれました。
一人っ子の私は、妹として本当に可愛がりましたから。
 

盲導犬に会った時はどうすればいいの?

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街中で「身体障害者補助犬」を目にしたことはありますか?
 
彼らは身体障害者の方の生活をサポートするため、特別な訓練を受けてきた犬たちです。
 
盲導犬・聴導犬・介助犬など、さまざまな身体障害者補助犬がいる中で、今回は盲導犬について詳しく触れていきたいと思います。
■盲導犬とは
正式名称を「盲人誘導犬」といいます。
ジャーマンシェパード、ゴールデンレトリバーなどの大型犬がメインで、現在はその愛くるしさからラブラドールレトリバーが一番多いです。
白いハーネスをつけ、基本的にユーザーの左側を歩きます。このハーネスの動きがユーザーに伝わることで、視覚障害者の方が安全に歩行することができるのです。
 
盲導犬をはじめとした身体障害者補助犬たちは「身体障害者保護法」という法律に守られています。これはどういう内容なのかというと、お店など不特定多数の人が利用する施設での身体障害者補助犬の受け入れを義務付ける、というものです。実はこの法律が正式に施行されたのは平成15年10月。それまでは努力義務に留まっていました。盲導犬が公共の場を自由に行き来できるようになったのが意外に最近であることが分かりますね。
 
 
■盲導犬としてデビューするまで
盲導犬は生後2か月~1歳頃までパピーウォーカー(ボランティアの一般家庭)の元で社会経験を積みます。パピーウォーカーの元で育った犬の実に90%が盲導犬としてデビューできたというデータが残っている一方、一般的な犬舎で育った犬は30%ほどしか盲導犬にはなれませんでした。このことから、パピーウォーカーの元で学ぶ社会でのルールや、家族から受ける愛情がとても重要であることが分かります。
 
パピーウォーカーの元を離れた盲導犬候補たちは盲導犬訓練士の元で訓練を受けます。厳しい試験に合格した犬だけが、盲導犬としてデビューすることができるのです。
 
 
■盲導犬を見かけたら
街でユーザーをサポートする盲導犬の姿を見かけることがあると思います。そんな時どうしたら良いのか、公益財団法人日本盲導犬協会では次のようにお願いをしています。
 
声をかけたり、じっと見たりしない
故意に音を立てない
食べ物を見せたり、あげたりしない
なでたり、ハーネスを触ったりしない
自分のペットを近づけない
 
盲導犬はユーザーの安全を守るため、常に集中した状態です。基本的には見守るにとどめましょう。もし声をかける必要があると判断した時は盲導犬とユーザーに触らないように気をつけてください。
また、盲導犬は色の識別が苦手です。信号が青に変わったにも関わらず立ち止まっている時などは、状況に応じて一言かけてあげましょう。
 
 
■大切なのは「見守ること」
ユーザーや盲導犬の手助けをしたい気持ちは分かりますが、基本的にはじっと見守ることが何よりも大切です。
また、盲導犬は10歳頃引退をむかえます。引退後はボランティアの元で一般のペットと同じように穏やかに暮らします。もしも盲導犬の活動に協力したいと感じたら、引退後の盲導犬を受け入れるボランティアに名乗りを上げてみてはいかがでしょうか。